公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

ヒラリー・クリントン氏の信念

2015-10-09 14:59:16 | ジョージ・ソロスのワンワールド
FT翻訳記事より(一部)
『ヒラリー・クリントン氏は政治キャリアを通じて、巧みであいまいな言葉遣いで包み隠しながら原則の戦術的転換を頻繁に行うことで有名だが、残念ながらそう言われても仕方がない。

 今週、民主党の大統領選の最有力候補であるクリントン氏が変節したのは、環太平洋経済連携協定(TPP)についてだ。TPPはアジア太平洋の12カ国が参加する最も重要な貿易協定で、今週大筋で合意した。同氏は完全な反対姿勢を鮮明にしないよう用心しながらも、同氏が理解するところのTPPについて不支持を表明した。

「ハーメネイー師は、シリア危機が始まった当初、反体制派の中にアメリカの大使がいたことや、シリアの政治的な対立を内戦に発展させるための動きに触れ、「彼らは政治的な対立を同胞の殺し合いに変え、その後、資金や武器を供与し、不当な石油収入により、各地からシリアとイラクに戦闘員を集め、地域に現在の混乱や情勢不安を生じさせた」と述べました。

アサド=シリア政府の転覆を指示していた証拠が出てきている。転覆とは偽の反政府勢力に武器情報、リクルート人材などを提供して廃墟にするという指示が実際にメールに残されている。ヒラリーの信念は邪魔者は消してでもこの世の一番高いと思われている地位に就くこと。




遊説先のクリントン氏(7日、アイオワ州)=AP
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遊説先のクリントン氏(7日、アイオワ州)=AP
 ばかげた姿勢だ。同氏は国務長官時代に自身が今反対しているまさにその協定の交渉に深く関わった。このことは、同氏に大統領候補者としてもっと大きな問題、つまり、信頼感の欠如を浮き彫りにしている。多くの有権者にとって、クリントン氏の信念が、もしあるなら、何なのか分からない。

 同氏の政治的打算の根拠を見極めるのは難しくない。同氏はバーモント州選出の左派、バーニー・サンダース上院議員に意外にも追い上げられている。サンダース氏は民主党の大勢や、クリントン氏が支持取り付けのために骨を折ってきた労働組合と反貿易協定の姿勢を共有する。』
(2015年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
CBS

「クリントン氏の信念が、もしあるなら、何なのか分からない。」なんというFTの”おためごかし”か。読者のためと見せかけて実は中共と角を合わせたくない自分の利益を優先した一流ジャーナルの判断。誰が見てもヒラリー・クリントンの信念=金=中共に決まっている。罵ってみたところで、やってる事、これまでやってきたこと=金のための人殺し<間接的にジョージ・ソロス氏らから1,000万ドル(10億円)以上の資金提供を受けている。>のほうが真実だということは見識ある人々はちゃんとを取って承知している。安倍さんが20分会ったというアメリカ進歩センター〈CAP〉所長タンデン氏とはどのような人物なのか?

6月12日 岡田克也代表記者会見より
『ニーラ・タンデンCAP(アメリカ進歩センター)所長との会談について

【神戸新聞・小西記者】
 今朝ヒラリー・クリントンさんの側近のニーラ・タンデンさんと話をされたと思うが、どんな話だったのか、可能な範囲で紹介いただきたい。

【代表】
 今日、蓮舫さんと一緒にお会いいたしました。先方はグレン・フクシマさんが同席されました。
 もともと彼女の上司でもあったジョン・ポデスタさんとは確か2007年に初めてお会いして、この時もグレンさんにご紹介いただいたのですが、私が外務大臣だった時、副総理だった時も含めて、何回もポデスタさんとはお会いをしてまいりました。今、(タンデンさんは)クリントンさんの選対本部長というか、総責任者をやっておられます。いろいろなご縁があって今回来ていただきましたが、彼女は非常にやり手というか、はっきり物を言う人ですね。声も大きいのですけれども。
 議論した中心はお互いの政治課題で、特にクリントンさんが、今日か明日かに、新しい政策を発表されると、格差の問題、それから家族に着目した政策ということです。格差論がお互い、アメリカの格差と日本の格差は中身が違うのですが、それに政治がどう応えていくかということで議論が盛り上がりました。蓮舫代表代行もだいぶ発言されていました。』

Neera Tanden is the President of the Center for American Progress and the Center for American Progress Action Fund. Tanden has served in both the Obama and Clinton administrations, as well as presidential campaigns and think tanks. Most recently, Tanden served as the Chief Operating Officer for the Center, where she oversaw strategic planning, operations, and fundraising.
Tanden previously served as senior advisor for health reform at the Department of Health and Human Services, working on President Barack Obama’s health reform team in the White House. In that role, she developed policies around reform and worked with Congress and stakeholders on particular provisions of the legislation.
Prior to that, Tanden was the director of domestic policy for the Obama-Biden presidential campaign, where she managed all domestic policy proposals. Tanden had also served as policy director for the Hillary Clinton presidential campaign, where she directed all policy work, ranging from domestic policy to the economy to foreign affairs, and managed day-to-day policy announcements. In that role, she also oversaw the debate preparation process for then-Sen. Clinton (D-NY).
Before the presidential campaign, Tanden was Senior Vice President for Academic Affairs at CAP. Prior to that, she was one of the first senior staff members at the Center, joining as Senior Vice President for Domestic Policy when CAP first opened its doors. In between, Tanden was legislative director for Sen. Clinton, where she oversaw all policy and legislation in the Senate office. In 2000, she was Hillary Clinton’s deputy campaign manager and issues director for her Senate campaign in New York. Tanden also served as associate director for domestic policy in the Clinton White House and senior policy advisor to the first lady.
Tanden has appeared on NBC’s “Meet the Press,” ABC’s “This Week,” CBS’s “Face the Nation,” “The NewsHour with Jim Lehrer,” MSNBC, CNN, and Fox. She was named one of the “Most Influential Women in Washington” by National Journal and received the India Abroad Publisher’s Award for Excellence in 2011. Tanden was recently included on Elle magazine’s “Women in Washington Power List” and recognized as one of Fortune magazine’s “Most Powerful Women in Politics.” She received her bachelor of science from UCLA and her law degree from Yale Law School.

岡田にとっては米国版蓮舫ということだなw。
まずCAPの正体は、ジョージ・ソロスの別働隊‐グラスルーツ・ポリティックス団体‐ということ。
The center's future was far from certain in 2003, when wealthy donors such as Soros and film producer Stephen Bing gave $10 million or more to fill what they believed was an intellectual void in the Democratic Party and create a vehicle to produce an agenda for the party's eventual return to power.
(Soros-Funded Democratic Idea Factory Becomes Obama Policy Font, November 18, 2008 , Bloomberg)

民主党側からオバマの政策を仕切っているCAPのタンデンがTPPを持ち上げすぎると中国利権を貪るジョージ・ソロスの機嫌を損ねるばかりでなく、あまりうまく実現していないAIIBの完成に向け、ここは中共に時間的猶予を与えるべきと助言しているに違いない(真実に近い推測)。人権問題以外は頭が空ポンで金勘定だけ勘所よく理解しているヒラリーは絶好のソロスの傀儡なのだが。。どうも調子が上がらない。大統領上級顧問ジョン・ポデスタは今年の2月にホワイトハウスを去っている。このときはどの新聞もヒラリー大統領候補支援に集中するという観測だったが、親中国派がオバマに反旗を翻したというのが真相だろう(真実に近い推測)。2月のオバマの何がそうさせたのか観測して見るには面白いところだ。おそらく1月21日の一般教書演説の論調がソロスの逆鱗に触れたのだろう(真実に近い推論)



参考
世界海洋委員会は、ピュー・チャリタブル・トラスツのイニシアチブ、オックスフォード大学サマーヴィル・カレッジ、アデシウム基金、オーシャンズ 5、とのパートナーシップで誕生した。委員会は、ピュー、アデシウム基金、オーシャンズ 5から支援を受けているが、いずれの団体からも独立している。本部はサマーヴィル・カレッジに置かれている。
アメリカ進歩センターは、進歩的なアイデアと行動を通じてアメリカ人の生活を改善することに献身的に取り組む独立した無党派の教育研究機関である。テディ・ルーズベルトやマーチン・ルター・キングなどの進歩の先駆者の功績に依って立つ同センターは、エネルギー、国家安全保障、経済成長とその機会、移民、教育、健康ケアなどの21世紀の課題に取り組むために活動している。


ちなみにCAPの創設者ポデスタ氏は、『「世界海洋委員会に参加でき光栄です。委員会は、各国の管轄外にあるがために共有財産となっている地球の表面の45%のエリアを、十分管理するための賢明な方法を提案する最も力強いイニシアチブの1つです」と語った。』という。

このポデスタの行動を観察していると、中国と海洋を分け合う戦略がCAPの基本戦略ということがよく分かる。電話してみるか。

世界海洋委員会:
リチャード・ブラック(Richard Black) +44 7912 583328
イネス・デ・アグエダ(Inés de Águeda) +34 667 01 94 75

アメリカ進歩センター:
Anne Shoup ashoup@americanprogress.org (+1) 202 481 7146

王毅外相、ポデスタ米大統領顧問と会談

2014-10-31 09:49:44
『 中国の王毅外相は30日北京で、アフガニスタン地域協力に関するイスタンブール・プロセス第4回外相会合に出席するために中国を訪問中のアメリカのポデスタ大統領顧問と会談しました。
 王外相は「中国はオバマ大統領が来月北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議に出席することを歓迎する。アメリカと共に努力して、両国元首の会談で積極的な成果をあげられるよう確保し、また、中米の新しい形の大国関係の発展を推進し、二国間や多国間の協力、世界的な協力を強化していきたい。アフガニスタンが一日も早く恒久的平和と持続可能な発展を実現することは中米両国および国際社会の共同利益に合致する。中国はアメリカと意思疎通と協力を強化し、アフガニスタンの政治的和解と国家再建のために共に建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。

 ポデスタ大統領顧問は「アメリカは中国と連絡を密にし、オバマ大統領の来月の訪中を成功させ、米中の新しい形の大国関係の発展を積極的に推進するよう確保したい。これは米中両国さらには世界にとって非常に重要なことである。アメリカは、中国がアフガニスタン新政権に提供した支援や、今回のイスタンブールプロセス外相会合の開催のために払った努力を賞賛している。中国と協力を強化し、アフガニスタンの平和と安定、繁栄を共に促進していきたい」と述べました。(玉華、小山) 』
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