公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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世界がアベ化理論から見たオリンピック訪問決断はどう解釈されるのか

2018-01-24 13:59:52 | 意見スクラップ集
『自民党が24日に開いた「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」と外交部会の合同会議で、平昌冬季五輪開会式への安倍晋三首相の出席について反対意見が噴出した。特命委の中曽根弘文委員長らは首相側に訪韓反対を申し入れることを検討する。
 出席者からは「国民の多くが慎重論なのに首相が訪韓すると、国民の支持が離れていく」「訪韓の成果が見込まれない。国民を説得できない」との声が上がり、出席した約40人から訪韓を支持する意見は出なかった。 』


それでも行くというのは、勝算があるからこそ。

個人的には行っても行かなくてもどうでもよい(非核化拒否=北朝鮮攻撃は決定事項だから)。

『--平昌五輪開会式に出席する予定か

 「事情が許せば、平昌五輪の開幕式に出席をしたいと考えています。2020年東京五輪があります。同じアジアで開催される平昌五輪の開幕式に行き、そしてまた選手団を激励したいと考えています。

 同時に首脳会談を行い、日韓の慰安婦合意について日本の立場をしっかりと伝えていきたいと思いますし、北朝鮮の脅威に対応していくために日韓米でしっかりと連携していく必要性、圧力を、最大限まで高めたこの圧力を維持していく必要性について伝えていきたいと思っています」』
産経

それよりもこの決断に対する世界がアベ化理論家達の言い分を聞いてみたい。この決断も「幼児的自己愛による」反撃「自己都合」抗弁「批判を受け付けない攻撃的」政治「嘘つきの常習化」国民蔑視なのか?参加しない國の首相クラスがアベ化して、本家のアベは超アベ化しているのかね?《世界の基本的な方向性が安倍首相の考えるベクトルとマッチしている》《それはズバリ「子供」である》から、なのか。

世界アベ化理論家達(実に6億円もの科研費がこの研究者の代表山口二郎に使われている)(文科省も売国奴の集まりなのか?)の言い分の一部。つまり頭が悪いということらしい。頭が悪いから世界の主要国が参加しない式典にわざわざ行くことにした。

『正確には世界はアベ化しているのでなく、世界の基本的な方向性が安倍首相の考えるベクトルとマッチしているから「世界はアベ化している」との指摘も成り立ってしまうのだが、では、このアベ化なる特徴はどのようなものだろうか。

(1)自己愛が極めて強く、自分を正しい・美しいと思い込んでいる。
(2)自分に対する批判や責任追及に対しては一切耳を閉ざし、欠点を直そうとする意欲を持たない。
(3)自分を攻撃するものに対し、過度に攻撃的になる。
(4)敵を攻撃する際には嘘、ねつ造も平気で行い、それらがバレても恥じることがない。

山口教授の指摘は以上の4点に集約されるが、要素が4つというのは何とも締まりが悪いので、教授の指摘にもなかった重要な要素を5番目としてつけ加えたい。

それは──、

(5)基本的に頭が悪いが、それを克服するために勉強しようとする意欲を持たない。

どうだろうか? 安倍首相のキャラクターが端的に5点にまとまったかと思われる。それにしても、こういったキャラクターは普段我々が頻繁に接している人間の“ある典型” を象徴しているように思われる。それは、一体どのような人間と言えば、それはズバリ「子供」である。』不破利晴


仮に行かないと決断していたら、幼児的自己愛のために世界に背いた。とこうなるわけだ。そこには戦略も分析もない。行動の典型に合わなければ《頭が悪い上に勉強しない》から予測不能と評論していればいい。世界の基本的な方向性に合っていなければ頭が悪く、合っていればアベ化。

こういう思想をスキーム(図式)選択全体主義という。つまり自分たちの用意した図式の総和が世界の全体である。という原理主義の一種である。党派の運動方針によくみる二分法の一種である。原則に対する忠実性を求める判別の緻密化である。チャート式受験勉強と同じ。
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