公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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今読んでる『クーデター入門』 エドワード・ルトワック

2018-09-26 06:46:51 | 今読んでる本
『ルトワックの"クーデター入門“』芙蓉書房出版

【この本は、1972年に失敗したモロッコ政府転覆計画の首謀者、モハメド・ウフキル将軍によって研究されたと伝えられている[5]。
2006年、フィリピンのグロリア・マカパガル・アロヨ大統領は、彼女を退陣に追い込むための民衆の大規模デモは、専門家エドワード・ルトワックが『クーデター』の中で述べていることだと述べた: 実践ハンドブック』[6][要出典]。
2013年、エジプトの混乱期に、フィナンシャル・タイムズのジャーナリストであるジョセフ・コッテリルは、ルトワックの著書から引用したクーデターの実行方法に関するチャートを掲載した。 このチャートには、革命派が必要とする3つのグループと、重要人物の住居、テレビ局、それから交通の要所など、彼らが押さえるべき標的が示されている[7]。
1978年のスリラー映画『パワープレイ』は、この本に基づいている。 この映画では、理想主義的な軍人が、政府の無能と腐敗が助長したテロを鎮圧するために超法規的殺人や拷問を行うことに嫌気がさす。 彼は国のために、政権を転覆させ、混乱を終わらせなければならないと決意する。 大佐は、慈悲を期待できないことを知っている憎き内務省保安局長のエージェントによる侵入だけを心配し、陰謀を成功に導いたが、クーデター勢力内の徒党の危険を見落としていたことに気づくのが遅すぎ、自分が退陣させた者たちとともに銃殺刑に直面することになる。】

準備さえ肝を押さえてさえいれば、東部方面だけでできそうである。読みたいのはそこではなく、あまりにも多いクーデターの失敗。

ルトワックは軍事にのみ頼る(軍隊内連絡)ことが失敗の要因と言っているが、外交承認が抜けている。大国の後ろ盾のないフランスのアルジェリアの四人将軍クーデターなどは良い前例となる。1958年のド・ゴールのクーデターは成功し1961年は成功しなかったのか?軍事的には圧倒的に優位だった。権力の集中も十分だった。しかし共産党が植民地アルジェリアの固定を求めた。

ルトワックはクーデター派の浸透が軍事部門が統合されるほど起こりやすいと述べている。全 斗煥(チョン・ドゥファン、韓国語:전두환、これが変換で出てこない→日本語読み: ぜん とかん 1931年1月18日 - )の反乱がこの先例であるという。

クーデターの条件 権力集中と腐敗の進行があれば 浸透 計画 実行までは誰にでもできそうだが、そういう認識をメディアを使って広めなければ不可能である。反安倍のメディア偏向はクーデターの準備段階である。米国のハンドラーと米軍の承認さえあれば、文化的に均質で大きな地方勢力のない日本は意外とクーデターがやりやすい。その場合余程の腐敗と政情不安定が必要であろう。

故にメディアの根拠のない発信を監視する必要がある。不正直な政権という印象操作で、石破茂がやってみたようなレベルではなく、巨大な官僚機構の腐敗と特権化した公務員を標的とすれば、国民が一時的無政府状態をすんなり受け入れるかもしれない。

『長年にわたって 、中国ではナショナリズムが共産主義にとって代わるものであると恐れられてきた 。そのような人の中には 、民主主義が危険であると述べた (さらにはそう信じていた )人もいたほどだ 。なぜなら民主主義が侵略的な軍事ナショナリズムを湧き上がらせてしまうからだ 。実際のところ 、われわれが現在目撃しているのは非民主的な軍事ナショナリズムであるが 、これでさえ芝居じみたパフォ ーマンスでしかない 。自国のために死ぬのは気高く素晴らしいことであると本気で信じている中国人は少ないように見えるからである 。ここでの良い知らせは 、世界の文化と人道的な徳の受容が 、中国国内で着々と進んでいるということだ 。中国の人々は現在の共産党政権よりもはるかに進んだ存在である 。したがって 、われわれが心配すべきは 、短期的な展望だけ 、ということになる 。二〇一六年二月八日メリ ーランド州チェビ ー ・チェイスにてエドワ ード ・ルトワック』中国4.0より

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