公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

今読んでる 「元CIAスパイ養成官 キヨコ ヤマダの対日工作」

2019-09-27 07:54:38 | 今読んでる本
「まずはスピーキング (会話 )に集中して学んでもらう 。リーディング (読み )やライティング (書く )は 、またべつの習慣が必要になるため 、まずは口語をある程度マスターしてから学ぶのがベストである 。日本語を書きたいという人でも 、まずは会話をそれなりに学んでからにすべきである 」さらに 、言語を習得するための興味深いテクニックを 、いくつか提示している 。 「常に 、通常の会話スピードを使うこと 。指導員よりもゆっくり話さないように心がけるべきだ 。指導員に対して普段使うスピードよりゆっくり話すよう求めるべきではない 。授業の外で耳にしないようなスローまたはゆったりとした話し言葉は 、あまり実用性がない 。日本人が話す言葉を学ぶことが目的であり 、授業の環境で言葉に慣れるべきではない 」 「言語を学ぶ際に注目すべきは 、理屈ではなく 、慣用こそが受け入れられるということ 。それを忘れてはいけない 」




このようにしてCIA要員の日本語指導者キヨはザ・ファームで訓練された要員に日本語と日本人の習慣 文化を教えた結果、米国は旧敵国日本を味方に引き込むことに成功した。今こういう要員が養成されているかどうかはわからない。しかし確実に日本のR研究所にはCIA要員が入っている。元R研究所にいたというベルギー人で🇧🇪であった時、R研究所にいたことさえ明かさずにじっとわれら調査団の様子を伺っていたが、4日目くらいにわれわれを乗せる車を運転しながら突然後ろを振り返り流暢な日本語で『疲れたでしょう?』と声をかけてきた。その注意深い様子からたぶん彼女はCIAエージェントだったのだろうと思った。







CIAも、局員のやっていることの多くはペーパーワークで、あとは現地のスパイたちに情報を集めさせたりしている。集まった情報を局員がまとめて上にあげる。JICAで働く人たちが既にやっているようなことだ。JICAはコバートアクションと呼ばれる秘密作戦や工作はやらないが、情報収集に関しては既に行っている。

コバートアクション

米国の法律では、大統領が他の機関が行うべきだと判断し、適切に議会に報告しない限り、中央情報局(CIA)が秘密活動を指揮しなければならない。通常、CIAは法的に隠密行動を行うことができる米国政府機関である。CIAの隠密行動の権限は、1947年の国家安全保障法に基づくものである。ロナルド・レーガン大統領は、1984年に「米国の諜報活動」と題する大統領令12333を発令した。この命令では、隠密行動とは、政治的、軍事的なものを問わず、米国政府が合法的に拒否できる「特別な活動」であると定義された。また、CIAは1991年の情報認可法と米国コードのタイトル50の413(e)項で唯一の権限者と指定された。1991年情報認可法のヒューズ-ライアン修正案に基づき、CIAがこれらの活動を行うためには、米国大統領が発行する「大統領認定書」が必要である。そして、これらの所見は、米国上院と下院の両方の監視委員会によって監視される。このような枠組みの結果、CIAは「連邦政府の他のどの機関よりも議会からの監視を受けている」のである。特別活動部(SAD)は、CIAの作戦本部の一部門で、隠密行動と「特別活動」を担当している。

ニクソン大統領は「パキスタンの内政問題だ」と関与を否定したが、パキスタンの敗北が確実視されると、ニクソン大統領は空母エンタープライズをベンガル湾に派遣し、インド人に核の脅威を感じさせた。エンタープライズが着任したのは1971年12月11日。ソ連海軍は、12月6日と13日に核ミサイルを搭載した2隻の船団をウラジオストクから派遣し、12月18日から1972年1月7日までインド洋で米タスクフォース74を尾行した。

ソ連は、バングラデシュの独立が、ライバルであるアメリカや中華人民共和国の立場を弱めることになると考え、戦時中、バングラデシュ軍やインド軍、ムクティ・バヒニを支援した。バングラデシュの独立は、ライバルである米国や中国の立場を弱めることになると認識し、米国や中国との対立に発展した場合には、ソ連が対抗措置を講じることをインドに保証した。1971年8月に締結された印ソ友好条約にもそのことが明記されている。ソ連はまた、インド洋でのUSSエンタープライズの脅威を追い払うために原子力潜水艦を派遣した。

終戦後、ワルシャワ条約加盟国はいち早くバングラデシュを承認した。ソ連は1972年1月25日にバングラデシュを承認した。米国は数ヶ月間承認を遅らせた後、1972年4月8日に承認した。


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