公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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3ヶ月に一回の国際革命の時代 Amazon Goとダボスマンという貴族

2016-12-06 21:01:54 | 意見スクラップ集
BREXITについて『ホーキング氏は、「この投票の原因となっている問題は、グローバル化による経済的影響と科学技術の進歩の加速にある。これは工場の自動化が、昔ながらの工場の仕事を奪い、人工知能の開発が、それと同じ中産階級を脅かしているということで完全に理解できる。仕事は、最もクリエイティブで眼識があり、やる気のある人々のために残されているだけだ」と説明した。ホーキング氏は、それを避けるのは難しいと指摘し、これは進歩であると同時に、社会的には破壊的だと指摘している。

続きを読む: https://jp.sputniknews.com/life/201612033079367/』

と解説している。社会を壊してでも利益を出したい国際金融はグローバルに統一されたプラットホームをまた一つ追加した。Amazonのキャッシュレス小売店も決済手段の単一化を推し進めて、人間は棚の欠品を機械に指示されて動き回るロボットと競争するロボットの一種へと貶められる。

この変化をホーキング氏は避けがたいと絶望しているが、創造的な仕事だけが無限に収入を吸い上げる。平凡な仕事を望む国民は見捨てられる。かつての共産主義の原理国際主義ではない。歴史上一度きりの革命ではなく3ヶ月に一回の国際革命が何十年も続く。こんな社会はいつか感情の限界を迎える。人間による逆襲が始まる。


ダボスマン
ダボスは単に場所や人々の集団ではなく1つの理念だ。しかも、冷戦終結後の25年間の世界を実際に支配し、大きな成功を収めてきた理念なのだ。

 その本質はこうだ。世界は1つの巨大な市場であり、機会であり、政治形態である。世界的な経済活動への障壁は取り除くべきで、国境や国民感情、国家主権はグローバルな超国家機関に従属する必要がある。気候変動や世界的な貧困や病気といった難題に直面すると、国家は無力であるばかりかむしろ問題解決への危険な障害となり得る。

 ダボス会議のメンバーはこうした理念の主要な受益者であり、それは偶然の一致ではない。

 EUや国連といった超国家機関やWEF自身はもちろん、低コストの新興国地域に生産拠点を移転することで巨額の経済的利益を得てきた多国籍企業もそうだ
。』
ジェラルド・ベーカーはWSJ編集局長2017.1.17

人工知能が国境を越えて活動することはもはや避けられない、既に人工知能はは彼らダボスマンという正義原理主義者のものだ。




2016/12/5 15:30日本経済新聞 夕刊[有料会員限定]

 早期退職の募集やリストラと聞いた際、真っ先に思い浮かぶのは業績悪化や赤字転落といった状況だろう。だが、アステラス製薬は2017年3月期の連結純利益(国際会計基準)で過去最高の更新を見込むにもかかわらず、子会社解散と同社社員を対象とした早期退職の募集を決めた。最高益下のリストラには成長持続への強い決意と危機感がにじむ。

 11月末、製造設備や研究所の管理などを担当する子会社アステラスビジネスサービスを17年9月末に解散すると発表した。同社の社員は約200人。国内のアステラスグループへ転籍させるほか、一部は早期退職者を募る。8月には製剤・包装工場を運営していた米生産子会社も米医薬品受託製造会社に売却、約200人いた従業員の雇用は売却先が原則引き継いだ。工場をグループから切り離すことで固定費負担を軽減する。

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