公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

『綺堂むかし語り』 湯屋 岡本綺堂

2015-04-28 17:11:00 | 日本人
湯屋『 湯屋を風呂屋という人が多くなっただけでも、東京の湯屋の変遷が知られる。三馬の作に「浮世風呂」の名があっても、それは書物の題号であるからで、それを口にする場合には銭湯とか湯屋(ゆうや)とかいうのが普通で、元禄のむかしは知らず、文化文政から明治に至るまで、東京の人間は風呂屋などと云う者を田舎者として笑ったのである。それが今日では反対になって来たらしい。 湯屋の二階はいつ頃まで残っていたか、わた . . . 本文を読む
コメント

『アイヌ語学』 知里真志保

2015-04-28 05:25:10 | 日本人
『そこでは、アイヌ語の単語の意味もろくに知らず、アイヌ語の文法のブの字も分らないような人々が、バチラーさんの辞書と永田方正さんの『北海道蝦夷語地名解』を唯一の虎の巻として、アイヌ語のカムイは神様の意味で、コタンは村だから、カムイコタンは、神様の住む美しい里だなどと、まるでエデンの園を思わせるような解釈をぶっているのであります。しかし、アイヌ語のカムイは古くは悪魔の意味ですから、カムイコタンというの . . . 本文を読む
コメント