美しき首都③ 特別編

見事、列車に乗りおくれた。

仕方ないので北京滞在一日延長。そんで大連の学校は新学期始まるのに、間に合わないと報告しておいた。

その後、中国人でごった返すキップ交換所で命がけで『改票』に成功したので無事、翌日の深夜列車で帰れる事になった。ってか、中国人よ！ちゃんと列並べ！！！

まぁともあれ、翌日、無事、夜行列車に乗れました。よかった。ホントよかっ！

んが！！！！なんと席なし！！！！

北京から大連まで１０時間・・・。もう死ぬ。車両ん中、人だらけ。かなり臭い。キモチ悪い。地獄。貴重品をチラつかせると盗まれます。日本人だとバレるとどうなることか・・・。きゃしゃな人なら絶対、死にます。

しかしかなり危険だと分りつつも、こっそり車内撮影はやりました！通路にも人が座っております。日本じゃ考えられない光景です。

僕も日本人のプライドを捨てて、通路で普通に座り込んだ。隣のおばちゃんがやたらプレッシャーをかけてくるので、かなり窮屈でした。無論、寝れるワケもなく変な体勢で１０時間すごした。

途中、つらすぎて泣いたり笑ったり、今まで味わったことの無い不思議な感覚になっていました。もう僕はドコに行っても生きて行ける・・・。という変な自信がついてきた。

そして１０時間後、大連駅到着。不思議な達成感に包まれた。久しぶりに吸う外の空気がやけにうまかった。