抗日戦争博物館

北京郊外に「中国人民抗日戦争記念館」というトコがある(写真)

過去の日本軍を批判して「愛国教育」を行なっている施設です。

とりあえず、行ってみた。いや～、すごい！

ここは「日中戦争」関連の展示では中国最大の規模を誇るだけあって、広い広い。。しかも館内のトイレは「TOTO」です。メッチャ綺麗～！

まぁ～、僕も日本人であることがバレないように細心の注意を払いつつ、一つ一つの展示物をじっくり観察した。

もちろん日本叩きもすごいけど、中国共産党の偉大さを見せ付けるような展示が多々ありました。

っていうか、えげつない写真が多いので、ちょっとキブンが悪くなった。ホントにいろいろ考えさせられる。。

でも一応、最後に小泉元首相と胡錦濤国家主席が握手してる写真があった。その下には「日中共に良好な関係を築こう！」みたいな言葉も書いてある。

「反日デモ」の後に新しく新設された展示らしい。。

しかし残念ながら、そこの展示はあまり誰も見てないようでした・・・。

寒中水泳じーさん

川で溺れているじーさんの写真ではありません。

誤って用水路に転落しちゃったじーさんの写真でもありません。

池を優雅に泳ぎまわっている最中のじーさんの写真です。

まぁいわゆる、北京冬の風物詩「寒中水泳」というヤツです。

ちなみにこの日の最高気温は4度。パンツ一丁で外歩くだけでも死にそうなのに、このじーさんは何を思ったか池ん中。。

ついでにいうと、この池は水泳禁止。。なのにこのじーさんは池の中を我がもの顔で泳ぎ続ける・・・。

ってか、この近くにいた警備員も呆れ顔。もはやこのじーさんの暴挙を止めるものなど誰もいないといったカンジでした。

んでじーさんが池から出てきたときは、地元民からの「好！好！好！！！」の大喝采。そして外国人観光客から浴びせられるフラッシュの嵐。

しかしじーさんは人ゴミを避けるかのように、パンツ一丁のまんま、クールな表情を崩すことなくどこかに行ってしまった。

カッコ良すぎるよ。このじーさん。。この場に居合わせたすべての人間はそう思ったことでしょう。

「寒中水泳じーさん」はものの数分で北京市民の英雄になった。

ディズニーランド？

えぇ～、「石景山遊楽園」というトコに行ってみました。

そう！ここは中国の「偽ディズニーランド」という悪名で有名な遊園地である！！

もうこの遊園地、入場ゲートについた途端から、とにかく笑いがとまらん・・・。

まず明らかに場違いな感じのする園内の「メルヘンチックなBGM」が笑える。

いたるところで「これは本家のパクリか？」と思わざるえない建造物が多々ある。。

んで「ディズニーは遠い、(近くの)石景山遊園地に行こう！」のキャッチフレーズにも大爆笑。。

そして平日でお客さんが少なくてヒマなのか、従業員が縄跳びしたり昼寝してて、メルヘンなカンジを見事に台無しにしてる姿に、また爆笑。

おまけに「麦肯基」という素敵な名前のファーストフード店、発見！！

日本語に直すと・・・、マクタッキー・・・！で、いいのかな？　とにかく中国語で「マクド」と「ケンタ」を足して2で割った意味です。

とにかくツッコミどころ満載！もう笑いすぎて、腹が痛い。。

でも残念ながら、お目当てのミッキーさんに会えませんでした。どうやら休日にしかいないようです。

ってことで・・・、週末、懲りずにまた行ってみようと思う。報告は後ほど。。

忘れ物

先日、大連に行ったときに重大なミスを犯した・・・。

高校時代、ワンゲルで大活躍した「８０Lのバックパック(ザック)」を大連駅の荷物預かり所に忘れてきた・・・。

たしか最終日に仲の良かった友達と会う約束をしていて、「あんなにでかいカバンを持って行ったら邪魔になるだろう」と思い駅の荷物預かり所に預けた。

んで友達らと飲んだ後、駅の入り口まで見送りに来てくれて、ちょっと感動的なお別れをしてたら、バックパックの事などスッカリ忘れて列車に乗り込むんでおりました。

不覚・・・としか言いようがない。。

でも幸いにして、とくに大事なモノも入ってないので、まぁ、ええかと思います。

かつては、共に日本アルプスなどの山々、そして中国の西の果てまで行った、いわば旅の友・・・。

彼もまさか外国の一地方都市の駅の預かり所で放置されるという、「仕打ち」を受けるとは思ってもみなかった事でしょう。

まっ、あんな上等なカバンが捨てられれば、真っ先に貧しい中国人に拾われて、これかれも大事に使われ続けられることが容易に予想されます。

持ち主同様、彼もよく分らない道を辿りそうです。

まぁ、元気にがんばれよ！

写真→高校時代より。蝶が岳にて。手前の左から２番目のブルーのやつがぼくの愛号。

久々の大連

数日間、大連で「地元に帰った気分」を満喫しておりました。

やはり秋の大連は素晴らしい。。

勇ましい毛沢東の像(写真)を見ると、大連での１年を走馬灯のように思い出す。中国に来た初日に見たときは、なんじゃこりゃ！とえらく驚いたものです。

あと王将の餃子に涙し、アジアンビューティー(？)の笑顔に癒される。

「ゲスト」としていろんな人に迎えられ、お食事などはほぼ全部「おごり」でございました。ありがと。やはり年上はいいな。笑

なんだか毎日のように『飲む、寝る、頭痛』を繰り返してると、あぁ～懐かしいなぁ～、と感慨深い気分になった。

やっぱ、大連は親日な土地柄なのがなにより素晴らしい。。

正直、もうちょっと大連にいれば良かったとも思ったけど、ちょうど１年前の今ごろなんて「日本に帰りたい」とばかり考えておりました。

時間が経てばいろいろ変わるもんだなぁ～と、実感。

まぁ、北京もそのうち何年か暮らすうちに「居心地の良い場所」になるんだろうと思う。

ってか、そうでないと困る。。

とにかく、いい里帰りでした。

２ヶ月後、日本帰ったらどんな風になるんかな。と、ふと思った。

帰ってきた

大連に帰ってきました。

とは言っても、５日間くらいのただの旅行でございます。

いやぁ～、地元に帰ってきたかのような『癒し』を感じずにはいられません。

しかしやはりここは中国。経済発展を突き進むこの国は、３ヶ月の間にいろんなところが変わっていました。

９月に「ダボス会議」という国際会議をやったらしく、町のいたるところが美しくなってた。

なにより愛用してた『２３番の路線バス』の車両がが変わっていた。正直、ショックだった。。

緊急事態！！

パキスタンに非常事態宣言が発令されたらしい。

３ヶ月前にパキスタン(らしきところ)に行った者としては非常に興味深い出来事です。

写真は夏に行った中国とパキスタンの国境です(たぶん)。写真中央あたりに簡素な国境のゲートがあります。

僕はパキスタンのビザを持ってなかったので、警備隊に見つからないところで「２歩だけパキスタン入国」というくだらないことをしました。

ちなみに、この写真の山の向こうはパキスタンの首都「イスラマバード」らしいです。旅の途中で出会ったスペイン人がそぉ言っておりました。

いま確認してみたけど、このエリアは外務省海外危険情報で「渡航の是非を検討してください」になっております。危ない危ない。。

いやぁ～、のどかな風景が広がっておりますが、あのゲートの向こう側では、今まさに「緊急事態」になっておるというわけです。

２０M先は「緊急事態」なんです！！！

まぁ実際、この街は平和で人も優しくて、全く拉致されそうな気配も感じられなかったんですが・・・、

よくぞこんなトコまで行ったなぁ～と、つくづく思います。

寒い。。

１１月になりました。

北京の短い秋は終わりました。季節はもう完全に冬です。

ただただ、単純に寒いです。最低気温が１ケタです。もうすぐ雪が降りそうな勢いです。

いやぁ～、とにかくセブンイレブンの「おでん」が美味ぃ！！

熱カンの季節ですなぁ～。