ハイレッケ・サハール3世の奇行

適当に思いついたことを、好き放題かいてます。

電子ゴミの町

2011-09-13 | 中国にて駐在員
出張で仙頭という中国南部の地方都市に行ったついでに「グイユー」なる町に行った。

「グイユー」なんて町、日本では知名度ないですが、ここは世界最大の電子ゴミの町らしいです。


↑こんなカンジで街中に電子ゴミが散乱しています。

この町に来た瞬間から、プラスチックを焼いた毒々しい悪臭が漂っていました。

鼻を押さえない臭くてと歩けません。


↑電子部分を一つ一つ手で解体して、パーツ毎に分別します。

人間が手作業で解体するので、ここで働く大多数の人は鉛中毒になっているそうです。



↑これなんか日本語が書かれているので、日本から来た電子ゴミでしょう。

ここの電子ゴミは中国だけでなく、世界のいろんなとこからやってきたゴミらしいです。


歩いてるだけでキブン悪くなるのに、こんなところで生活している人がいるのが驚きです。

確実に人体に悪影響を及ぼすと思われます。


↑ゴミの山がずーっと続いてます。

何気なく出すゴミは、最終的にはこぉいう貧困地域の人が処理するんですね。

難儀なものです。

いびきが煩かった。

2011-09-05 | その他
こんなこといちいち書かなくてもいいのかもしれませんが、記録として残しておきます。

先日、高校時代の部活の親友が事故で亡くなった。

始め冗談かと思ってたら、帰国して彼の写真の前に線香が上がってるのを見て、あぁ本当なのだと思った。

ご両親からもいろんな話を聞いた。「親より先に死んだ最悪の親不孝者」と彼のことを言っていた。何回も何回も。涙、流しながら。

危険な業務を伴う仕事の関係上、彼は生前に遺書を書いていたようで、ちょっと見せてもらった。いろいろ書いてあった。

殉職ではないにせよ、自分と同い年の男が書いた遺書を読んでいると涙が止まらなかった。

そんなに遠くない昔。高校最後の夏、インターハイで全く結果が残せず、僕は夜ホテルで悔しくてしょうがなくて泣きじゃくって項垂れていたら、その彼が僕を慰めにやって来た。

そんで、ホテル上層階の窓から暗い木更津の海を二人眺めながら、将来のことをいろいろ話したのをすごく覚えている。

そん時、僕は初めて高校卒業したら中国行くと学校の友達に話した。彼もなんかいろんな事を言っていた。ただ今となっては、あの話ももう実現できない夢に終わったと思うと、悲しく思えた。

僕は彼のお葬式に行けなかった。

すでに火葬場で焼かれて、頭蓋骨だけが四角い木の箱に入ってる状態になってた。

あんなちっさい木の箱ん中に彼の頭蓋骨が入ってるなんて、ぜんぜん変なカンジで信じられなかったですが。。

だから僕はずーっとこのまま彼の顔を見ることもできず、なんかすごく申し訳ない事をしたような気持ちでいっぱいになった。

まさか去年、福岡で会ったのが最後になるとは思わなかった。。。