地域に根ざして頑張る中小業者の願い!

2015-10-20 19:56:38 | 活動報告
今日は群馬県商工団体連合会と高崎市の懇談会に立会いました。
全企業者数に対する中小企業者・小規模事業者数の占める割合は、なんと99.7%!
地域に根ざして頑張っている中小業者の皆さんが、その地域の経済を支えていることは疑いようがありません。
そんな中小業者の皆さんの願いである『助成制度の拡充』や『国民健康保険税の引き下げ』などについて、熱く議論が交わされました。
今回の懇談には、国会で消費税増税に反対する意見陳述を行なった、全国商工団体連合会の国分会長も駆けつけました。

※取材のカメラに緊張気味(?)の皆さん。


※かつて中小業者団体の事務局員だった私。ついつい真剣になりすぎて横顔がちょっと...


今回、群馬県商工団体連合会が高崎市に対して要請したのは、以下の5点です。

①住宅をはじめ、人の還流を促す商店や飲食店、更には工場等まで対象を広げた助成制度を創設してください。また、既存制度の充実をお願いします。

②国保・保険者支援制度を活用し、国保税の引き下げ、負担の軽減を図るようお願いします。

③「滞納が発生したら早期に差し押さえる方針」ではなく、行政手続を遵守し、納税緩和制度や減免制度を活用することで、生活と事業が存続できるようお願いします。

④創業・起業に対する金融制度の創設をはじめ、既存制度を含めて利子補給、信用保証料への補助作を講じ、地域経済を支える

⑤政府による信用保証協会「特別小口」の部分保証化への動きに反対を表明してください。

私の知り合いにも、まさに地域に根ざしてご商売をされている方がたくさんいらっしゃいます。
そんな皆さんも、「そうだ、そうだ!」とうなずかれる内容の要請ではないでしょうか。
もし足りない部分があれば、ぜひ私までお申し付けください(^_-)-☆

それぞれの要望に対して高崎市から見解が示されましたが、前向きな回答も見受けられました。
高崎市は、商店リニューアル助成制度などの先進的な中小業者支援施策で全国から注目されていますが、さらなる支援施策の強化に期待します!!

※懇談後、商工観光部長から、全国商工連合会の国分会長に『たかさき福だるま』の贈呈。


※これが『たかさき福だるま』!

原点

2015-10-14 21:43:11 | プロローグ
政治なんて嫌いだ!
なんで政治家なんかになったのか!?

こんなことを聞かれることが、しばしばあります。
そんな時、私は冷静でいられます。
なぜなら、かくいう私も数年前までは政治が大っ嫌いだったからです。

テレビから流れてくる国会中継...
平気で公約を破る。国民の大多数の意見に耳を傾けようとしない。そして、あたかも国民を支配しているかのような偉そうな発言。こういった様子が、私の目にはまるで茶番劇のように映りました。
政治は自分とは無関係。そんな風に思って、ずっと生きてきたんです。
そんな私が、どうして政治の世界に飛び込んだのか、ぜひ聴いていただきたいと思います。
少々長くなりますが、お付き合いいただけたら幸いです。


高崎市と私

高崎市に隣接する前橋市大利根町で生まれ育った私は、学習塾や予備校などで高崎市内に通っていた時期がありました。
そんな身近な高崎が、大手電機メーカー高崎事業所での勤務をきっかけに生活の拠点になります。大手電機メーカーでは、派遣労働者として9年あまり働きました。新設部署の立ち上げや正社員の教育、海外子会社の研修、そして大規模な製品開発プロジェクトのプロジェクトマネージャーなど、長年にわたって契約外の仕事をさせられましたが、正社員化を期待させる幹部社員の言動を信じて日夜仕事に没頭し、長時間過密労働にも耐えました。
ソフトウェア開発者として、この高崎に骨を埋めようと決意していました。


派遣先大企業とのたたかい

しかし、待ち受けていたのは突然の雇い止め。業績不振に陥った会社は、現場の声を無視して大幅な人員削減に踏み切ったのです。
派遣労働者を契約外業務で酷使したあげく、いとも簡単に使い捨てるやり方に納得できなかった私は、会社を相手にたたかうことを決意しました。複数の新聞社が「これはおかしい!」と何度も記事に取り上げてくれました。そして、1年に及ぶ団体交渉の末、会社は派遣法違反の事実を認めて謝罪し、再発防止を約束してくれたんです。
担当業務が海外に移管されたために職場復帰はかないませんでしたが、多くの人に支えられ、温かい励ましを受けて勝利和解を勝ち取ることができました。この時、見ず知らずの私に手を差し伸べて一緒にたたかってくれた政党が、ほかでもない日本共産党でした。そして、高崎市も実態調査に乗り出してくれました。
たたかいを通して得たものは、私にとってかけがえのない宝物です。


市民運動から政治の世界へ

その後、地域に根ざして頑張る中小業者の商売やくらしを守る運動、原発ゼロをめざす運動、平和な世の中の実現をめざす運動など、私は様々な市民運動にかかわり、世の中の不条理に直面して苦しむ人たちの怒りの声や悲鳴をたくさん聞いてきました。この世の中には様々な問題があちこちに転がっていることを知り、個々の努力だけではどうにもならない問題がたくさんあることも知りました。こういった問題を解決するためにも、今の政治を変えなければ!
それが、毛嫌いしていた政治の道に私を駆り立てた理由です。
そして、私は骨を埋めようと決意した大好きな高崎市の市議会議員を目指すことになりました。




私の大好きなパンクロックミュージシャンが、「未来は僕らの手の中」と歌っています。
失われかけている「国民主権」という言葉を僕らの手の中に取り戻すために、これからも理不尽な権力には絶対屈しません!



人生2度目の登壇

2015-10-08 23:39:54 | 議会報告
重い腰をあげて始めたブログでしたが、はじめての投稿から間もなく2ヶ月が経過しようとしています。この間、たったの一度も更新できませんでした。
これからは、あまり身構えずに身近な話題を出来るだけ頻繁に投稿していこうと、決意を新たにしたところです。

10日ほど前になりますが、高崎市議会9月定例会が閉会しました。
定例会では、希望する議員が40分の持ち時間の中で、市長や執行部に対して質問や要望を直接ぶつけることができます。これを『一般質問』というのですが、今回の定例会では、39名の議員のうちの27名が一般質問で登壇しました。
私も6月定例会に続いて、人生2度目の一般質問を行ないました。



今回の質問のテーマは、以下の2つです。

1)道路の危険箇所に対する安全確保措置について
2)身近な公園について

いずれも、市民の皆さまから直接伺った切実な訴えをもとに質問を組み立てました。

1つ目は、より安全な道路環境を求める質問です。
見通しの悪い交差点であるとか、雨や雪の日に滑りやすいマンホールなどが設置されている場所であるとか、そういった危険な場所を具体的に示して、今後の対策について問いただしました。
人命に関わる問題なので、市当局も真剣です。今後も道路の点検を強化して危険箇所の早期発見に努め、迅速な対応を行なうと約束してくれました。

2つ目は、気軽に立ち寄れる身近な公園の適切な管理や増設に関する質問です。
少子高齢化などの影響で公園の管理が難しくなっている実態や、新興住宅地で公園の増設が望まれている実態を示して、今後の対策について問いただしました。
公園の管理を地域に丸投げせず、地域からの要望に応じて公園の増設を検討するとの回答でした。

一般質問を終えて、少しだけ肩の荷が降りた感じがしました。
でも、もう既に肩の荷は担ぎきれないほど一杯になりつつあります。
これからも、市民の皆さまの声を議会に届けるために頑張ります!

一般質問の内容は、これから発行するニュースに出来る限り詳しく記載して、このブログでも公開しようと思っています。
また、高崎市のHPでは一般質問のやり取りが録画で公開されています。是非ご覧ください。

http://takasaki.gijiroku.com/voices/g08_Video_Search.asp?kaigi=143&Sflg=1
※リンクの貼り方がわからないので、とりあえず高崎市HPのURLを。ごめんなさい。