戦前に命懸けで闘った一人の女性

2017-08-20 19:43:20 | 活動報告
去る8月15日に72回目の終戦記念日を迎えました。
毎年この日が訪れると、皆さんの胸中に様々な思いが去来するのではないでしょうか。

昨日8月19日は、田口ツギさんの墓参会に招いていただきました。



田口ツギさんは、自由と民主主義を奪う軍国主義に命懸けで抵抗し、戦前の悪法「治安維持法」によって検挙され、苛酷で残虐な拷問を受けたことが原因で亡くなった高崎市出身の女性です。



私は地域の代表として挨拶をさせていただきました。



墓参会には、日本共産党副委員長の広井暢子さんも参加し、墓前で手を合わせました。



ほかの仕事を済ませてから、大急ぎで高崎市労使会館へ。
墓参会に引き続き開催された追悼の集いに途中から参加し、先ほど登場した広井さんの『ツギさんの志と今日の時代』と題した講演を聴きました。



かつてツギさんの半生を取材したことがある広井さんから、生い立ちや活動家としての姿がリアルに語られ、会場にいた誰もが固唾を飲んで聴き入りました。

戦前に命懸けで闘った彼女の意思を引き継ぎ後世に繋いでいくことが、自由と民主主義が保証された平和な世の中の実現を目指す我々の使命だと思います。
色々と考えさせられる充実した一日でした。

夏空と眩しい笑顔

2017-08-14 13:26:54 | 活動報告
昨日8月13日は、地元の鶴辺団地で2年に1度の夏祭りでした

設営は「おやじの会」が中心になって、断片的な記憶を呼び起こしながら行われます



祭り前日に、設営は概ね完了。
創意工夫が功を奏してイイ感じです



そして、祭り当日。
まずは元気に子ども神輿から始まります



続いて、流しそうめん。



これ、団地の裏で切り出した竹でこしらえるんです
竹を支える台は、おやじの会会長の渾身の作



大人も子どもも真剣な表情で、流れてくるそうめんと取っ組み合ってました

屋台の焼きそば。



この味は家庭でも店でも再現できないから不思議です

群馬の夏祭りには必ず登場する焼きまんじゅう



炭火で焼くので、それはもう絶品です

私が担当したのは焼き鳥。



焼き鳥いかがっすか~

夏空のもと、眩しすぎる子ども達の笑顔にたくさん出会えました

時空を超えて あの日へ

2017-08-08 18:07:32 | 議会報告
広島市平和記念式典に、高崎市議会を代表して出席してきました。

先月、人類史上はじめて核兵器を違法化する『核兵器禁止条約』が国連会議で採択されたばかり。
そんな歴史的なタイミングで開催される式典に出席できることの意義を噛み締めながら、核兵器の廃絶、二度と戦争を繰り返さない平和な世の中の実現... この思いを胸に広島の地へ向かいました。

広島市内の宿がとれなかったので、呉市のビジネスホテルに前泊。



ほんのひと時でしたが、ひとり潮風に吹かれながら原爆が投下された当時に思いを馳せました。



そして、式典当日。
広島市議会議長の式辞と広島市長の挨拶では、核兵器禁止条約が採択されたことの意義が語られ、国連会議への参加を拒んだ日本政府に対して、条約に署名するよう求める切実な訴えがありました。



核兵器が存在しない世の中を実現するために、日本政府は先頭に立って世界を牽引すべきだと強く迫る姿勢に感銘を受けたのは、私だけではないはずです。

これに対して安倍首相の挨拶は、あまりにも無様なものでした。



アメリカに気を遣って、核兵器禁止条約については一言も触れず。
唯一の被爆国である日本の長が、事もあろうに核保有国の傘下である立場を確固たるものにした瞬間です。
挨拶の中で「恒久平和の実現」という元来重厚であるべき言葉を口にしましたが、残念ながら薄っぺらなものにしか聞こえませんでした。

国連も世界各国も核兵器廃絶に向けて日本がリーダーシップをとることを期待していますが、過去の侵略戦争を賛美し、戦争する国づくりを推し進め、核抑止力という幻想にとらわれ続ける安倍自公政権のもとでは、期待に応えることなど到底不可能なのではないでしょうか。

原爆でお亡くなりになられた方、ご遺族、今も後遺症で苦しまれている方、未来を担う子どもたちのためにも、一刻も早く現政権を打倒しなければならないと改めて心に誓いました。

式典が終了したあと、平和記念資料館を見学してから原爆ドームへ。



そこで再び、原爆が投下された当時に思いを馳せました。

この夏最初の納涼祭♪

2017-08-05 00:05:30 | 祭・イベント
本日は、近所の特別養護老人ホーム高風園の納涼祭にお招き、楽しい一時を過ごさせていただきました



こちらは1972年に開園してから今まで、地域福祉に貢献してこられました。
改めて感謝です
私が生まれる前から脈々と受け継がれてきた福祉スピリッツは、これからも途絶えることなく続いていってくれると信じています
もちろん、行政が福祉をしっかりバックアップする体制を、今後はより一層強化しなければなりません



来賓の挨拶が終わると、祭ばやしにのせた樽叩きが始まり、会場は一気にお祭りムード
地元の小学生が、一生懸命がんばっていました



このプレートは、全部手作りです。
職員の皆さんが丹精込めてこしらえたからこそ、特別に美味しいと思えるんでしょうね



そして、上州名物の焼きまんじゅう
焼きたては絶品です

さて、いよいよ明日から高崎まつりですね