goo blog サービス終了のお知らせ 

功山寺決起

第162回 独立講演会(@東京)に応募しました。

たまに、こうやって雛壇に座ります。(2023/02/24)

2023-02-24 15:54:23 | On the Road
▼たまに、こうやって雛壇 ( ひなだん / 役員席 ) に座ります。
 きょう2月24日、ロシアのウクライナ侵略から1年の金曜日は、朝から自由民主党本部で、「経済産業部会・知的財産戦略調査会の合同会議」に出席しました。
 わたしは今、経産部会長代理なので、役員です。

▼この会議は、「不正競争防止法等の一部を改正する法律案」の法案審査でした。
 自由民主党が政権党である限りは、こうやって法案が部会にかけられ、部会の諒承がないと国会に上程されません。

『表の義務』も、唯ひとつの例外も無くきちんと果たし続けて初めて、水面下の交渉をやれます

『表の義務』も、唯ひとつの例外も無くきちんと果たし続けて初めて、水面下の交渉をやれます

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼議員となって7年目、こうした表の活動が1割、水面下の活動が9割です。
 ただし、これはあくまで比率です。
 表の活動も量としては、ありのままに申して非常に多いです。質としても、すべて国の施策に関わることですから、常に、重いです。

 1期目の6年間はすべて、予算委員会の委員を務めました。
 そんな議員は、同期議員の中でわたしひとりです。予算委員は、予算の審議中は、日中、予算委員会に出席する以外のことは何もできません。朝9時から夜7時まで座りっぱなしであることも、珍しくありません。

 わたしは無言の問題提起、すなわち国会審議が神聖なものであるということを発信するために、6年のあいだ、予算委員会の審議の途中でトイレに一度も立ちませんでした。
 ほかの議員がトイレに行かれるのは、当然、何の問題もありませぬ。
 わたしの勝手な生き方に過ぎません。

▼1期で議員を辞めて自由な立場に戻るつもりでした。
 しかし、やむを得ず予定外の2期目に入らざるを得ませんでした。
 なぜか。
 1期6年での成果について、官僚機構が、わたしが国会を去ると同時にほぼすべて元に戻して既得権益を守ろうと待ち構えていることが、官庁のなかに僭越ながら育てた良心派の行政官から、内部情報としてもたらされたからです。
 その2期目では、予算委員をさすがに辞退させてもらいました。

 それですこし時間が生まれるかと思ったら、逆でした。
 その分、表も裏も、どっとさらに入ってきて、座りっぱなしではないだけで、気を抜いても良い日が1日もありません。
 このごろ、前のように「異業種のひとよ、 ( 国会に ) 出でよ」と言いません。
 みずから手を挙げられるのは、もちろん、素晴らしい。
 ただ、この重荷を人にも背負えとは、とても言えなくなりました。
 精確な情報を発信すべきなのは、広く主権者に対してだけではなく、議員になることを考えているようなかたに対しても、同じだと考えるからです。

▼この部会でも、烈しい議論が、ぶつかりました。
 その結果、法案は諒承されず、次回以降の部会に持ち越しとなりました。

 わたしは、経産部会においては役員なので、原則、こうした平場で発言するのを控えねばなりません。
 その代わり、事前に、行政官・官僚と議論する充分な場があります。その場で、自分の疑問や意見を述べ、合意点を見つけてから、平場に臨むのがルールだからです。



▼ちなみに、自由民主党の党内で、箝口令が敷かれることがある、今も敷かれている問題があるということがインターネットに書き込まれているそうです。
 は ?
 自由民主党の議員になってから、箝口令など、ただの一度も経験したことがありません。

 役所の中ではあるでしょうね。
 しかし議院内閣制において、政権の片翼を担う自由民主党においては箝口令などありません。議員はひとりひとり、主権者の負託を背負っているのです。
 別にわたしに対してだけのことではありませぬ。
 衆参両院の自由民主党の現職議員84人を擁する議員集団、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表を務めています。
 党から箝口令など出て、わたしが気づかないことはありません。




安倍元首相の心臓に空いた穴の真相「挫滅があった」 自民・青山繁晴参院議員が明かす (2023/01/10)

2023-02-24 12:45:06 | 東スポ
 自民党の青山繁晴参院議員(70)が10日、自身のユーチューブチャンネルを更新。昨年7月に安倍晋三元首相(享年67)が殺害された事件で、謎とされていた病院の説明と司法解剖の結果が食い違っていたことで、警察庁から新たな回答を引き出していたことを明かした。

 安倍氏の死亡直後、奈良県立医科大学の救急診療科部長で、福島英賢教授は会見で「心臓の壁に大きな穴が開いていた。たぶん弾丸による損傷」と説明していた。ところが、同大の別教授による奈良県警の司法解剖では、心臓に銃創があったとの見解はなかった。これにより、山上徹也容疑者の単独犯ではなく、ほかにも共犯者がいたのではないかとの陰謀論を招いていた。
安倍元首相の心臓に空いた穴の真相「挫滅があった」 自民・青山繁晴参院議員が明かす | 東スポWEB

安倍元首相の心臓に空いた穴の真相「挫滅があった」 自民・青山繁晴参院議員が明かす | 東スポWEB

自民党の青山繁晴参院議員(70)が10日、自身のユーチューブチャンネルを更新...

東スポWEB


 事件直後から警察庁に対し、真相究明を訴えていた青山氏はこれまでヒアリングを重ね続けた。「何度も何度も警察庁と対峙している。司法解剖の結果では(心臓は)銃創ではないと。傷はないと言っている。言い合いになった。そしたら変わった。(警察庁は)挫滅があったと言った」(青山氏)

 挫滅とは外部から強い衝撃を受けて、組織が潰れる状態を指す。青山氏は「ただし挫滅が何かが司法解剖ではっきりわかっていて、銃でできた穴ではない。救命措置の中で、その時に力が強いと挫滅が起きることがある。もっと詳しく分かっているが、言わない。公判で具体的に公表されるかもしれないが、待つべきだ。全部を申し上げることはしない」とそれ以上は言及しなかった。

「挫滅によって、心臓に穴が空いたが死因じゃない。安倍さんが振り向かれたことで、2発の内1発が左の鎖骨の下の動脈に真っすぐ入って、右の鎖骨の下の動脈と2つを傷つけて、大量出血した。失血死であると司法解剖で出ている」と奈良県警による司法解剖で出した失血死の結果を受け入れるとした。

 その上で青山氏は「1発の銃弾が起こした失血死である。ただ、山上容疑者の身長とか台の上に乗っていた安倍さんが振り向かれた動作、弾道が一致しているかも含めて、解明しないといけない問題がたくさんある」として、山上容疑者の公判が始まる前に警察庁は改めて、すべてを公表すべきとした。





ほのかに光が射し (2023/02/23)

2023-02-23 17:11:59 | On the Road
 きのう2月22日、竹島の日は、多様な課題、問題について沢山のひとと議論しつつ、胸中は、いくらか孤独な日でもありました。

 日本がほんとうは直面している難題は、容易ではありませぬ。
 安全保障ひとつ取ってみても、北朝鮮とロシア、それぞれの独裁主義が、中国の独裁者の覇権主義と結託して、核ミサイル、領土領海領空へのあからさまな侵犯、日本の内部深くへの侵入という恐るべき脅威を及ぼしている事実があります。

 これに対抗するには、日米の同盟関係は依然、極めて大切ですが、それだけでは子々孫々の安寧を保つことが、もはやできません。
 防衛、エネルギー、食料の自律がどうしても必要です。
 そのことに政府も政党も国民の意識も、キャッチアップできていません。

 不肖わたしは、過去も、現在も、未来も、黙すべきは黙して、命の一滴まで努力を続けるほかありません。
 それは何も変わりません。
 みなさんへの約束は変わりません。
 ただ、それだけでは足りないのです。
 要望、要求は昼も夜も毎日、無限にやって来ますが、わたしの力と命は有限です。

 きのう2月22日に直接、議論した相手は、たとえば、経済産業省で、日本が国民を護れる武器をみずから充分につくれるようにするという一種のタブーに、省庁の垣根を越えて挑もうとする行政官たち、資源エネルギー庁で、資源無き国から脱却しようとわたしと見えざる連帯を深める良心派の行政官、こういう日本の官僚機構のなかの新しい芽と言うべきひとびとです。

 メディアの立派な経歴の記者がひとりいらっしゃいましたが、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) への無理解に、ちょっとだけ呆れました。
 ま、この記者だけのことでは、まったくありませぬ。
 日本の政治記者の大多数は、新しい動きが眼に入らないのです。会社からそんなことは要求もされません。
 おのれの記者経験に照らして、それがよく分かります。

 日本の本物の主人公である主権者のみなさんに、情報を真っ直ぐ伝えるために「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の本篇の収録と、ショート動画の収録も積極的におこないました。
 スポンサー料は一切、受け取りませんから、無償の自由な発信でもあります。

 その収録のとき、いわば日本の新しい母親像である三浦麻未公設第一秘書と、18歳にして謙虚でいながら強力な能力を発揮できる学生インターン、増野優斗くん、それぞれの姿に内心で勇気づけられました。
 そうした発信から、議員活動の細部までを支えてくれる入間川和美公設第二秘書と、行政官と記者の経験があり政策の理解力に秀でた出口太公設政策秘書、誠実そして有益にやるべきことををこなしてくれるもうひとりの学生インターン、鈴木杏理さん、この少数のチームで、よくぞ、戦っていると思います。

 わたしの魂の奥には、重い影と、垂れ込める雲間から射す光のような、かすかな救いが、交錯します。

 わたしは本来は、芸術の分野の人間だと客観的に考えます。
 しかし幼い頃から、世の中を良くする仕事もしたいという願いも強烈でした。
 だからこの道を、みずから選んでいます。
 責任はすべてわたしにあります。


胸のなかが昏くなり、ほのかに光が射し

胸のなかが昏くなり、ほのかに光が射し

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


 これもみずからの選択ですから、懊悩に耐え、動画で語り独立講演会で語り、主権者に発信しつつ、黙すべきは黙して耐えます。
 そのおのれを出し切るように「夜想交叉路」という小説を書きました。
 今は、小学生で原稿というものを書き始めてから初めて、断筆しています。実際に筆が止まってからは、もう、何か月にもなると思います。
 書くのは、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)のレポートだけ、小説も、ノンフィクションも、1字も書きません。
 このまま断筆が続くのか、再び、書くのか、まだ分かりません。
 おのれを出し切るとように「夜想交叉路」を書いたと、今、記しましたが、ほんとうは小学生の時から構想してすこし書いている長編小説や、ほかにも未完の小説群があり、書くべきノンフィクションがあるのも、おのれのささやかな事実です。
 自分の知らない自分が、白紙の原稿の奥にまだ居ます。
 ただ、自分をゴリゴリとすり減らす毎日ですから、せめて、本来の自分である芸術の分野では、休息を自然にとっているのかなとも思います。

 動画で発信するのは、国会議員で居る限り、責務のひとつだと理解しています。
 ゆうべ、バイデン大統領はなぜ今、ウクライナに入ったのかについて、最新の第474回の動画をここにアップしています。



 増野優斗くんが懸命に奮闘してくれているショート動画もここに最新分があります。




 みなさんにおかれては、今日の国民の祝日に、わたしたちの陛下と共に、深い安らぎがありますように。