功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

30階を超える昇り降り(2021-09-25 07:11:02)

2021-09-25 09:28:52 | On the Road
 いつも降りる階段の、ゴールの手前の一段に、シミがあります。
 ひょうたん型の、ちいさな染みです。
 これを見ると、こゝろからホッとします。
 あぁ、まもなく着くんだと。



 この頃は、階段を降りるとき、以前のように「人が居ないことを確認できたら、できるだけ速く、アルペンスキーが実は落下運動であることをイメージして、落ちるように降りる」ということをやめました。
 その代わり、膝を曲げて、スキーを滑るときの足の角度に近くして、逆にゆっくり目に降りています。こうすると、両脚に掛かる負荷がぐんと、格段に増えます。
 最初はすこし膝が痛みましたが、すぐに痛みは消えました。順応性は健在です。

 長い階段、その降りは、苦しい昇りと違って、軽やかに降りられる。それが、これで無くなって、昇りと同じく、かつ種別の違う苦しさとなりました。
 30階を超える昇り降りを、人類の素晴らしい発明品のエレベーターを使わず、いったい何をやっているのか。
 そのように、おのれに聴くときもあります。
 答えは簡潔ですね。
 なんのためでも、ないよ。それが生きることさ。




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