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にょほほ電鉄後記

にょほほ電鉄の取材・編集後記

夏は房総へ。

2017年07月21日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2017年7月21日

やっとこさ関東も梅雨明けしたものの、暑いだけでスッキリした晴れ方をしなくなりまし
た。近隣での未撮影のネタ車も少なくなり、大手私鉄では9月デビューの京王5000系
を待つばかりです。ただ活動しないのも何なので



東武亀戸線のリバイバル塗装シリーズ・昭和30年代試験塗装の第2弾を撮影しました。

さて、言っても「夏」です。都内でウロウロしているのも芸がないので、ちと遠出がした
い。ならば「撮りたい車両」の中に記載した

小湊鐵道

あたりにでも行って来ましょう。幸い、今日は「里山トロッコ」の運行日でもあります。
「里山トロッコ」は、首都圏近郊においてローカルな雰囲気を存分に味わえる小湊鐵道の
観光列車で、住宅地を離れた上総牛久〜養老渓谷間を時速30kmで走ります。2015
年にデビューし、冬期を除く土・日曜日と、夏休み中の一部平日に運行されています。

前回、春に赴いた際は「大銀杏のある上総久保駅あたりで・・・」と思っていたのですが
向かう途中でたまたま見つけたのが上総川間駅。山あいながら線路付近は畑などで比較的
開けており、典型的な「田舎の田園風景」となります。しかしこの時は、午前の「里山ト
ロッコ」の撮影を試みたものの雲に被られ、順光の関係で、結局当初の予定どおり午後の
「里山トロッコ」を上総久保駅で撮影いたしました。しかしアングルが悪かったのか、保
安装置や電線、奥には街道も写り、何より山が殆ど写らないと言う「田舎感」に乏しい画
像となってしまいました。それがこれ。



そこで今回は再度、上総川間駅で再撮影を試みます。ところが。チビ妹は今日から夏休み。
チビ姉は学校、カミさんは朝バイトなので、チビ妹だけを家において行くワケにはいかな
い。仕方ない、アニメDVDをしこたま積んで、チビ妹をクルマに乗せよう。幸いにもチ
ビ妹は言うコトを聞いてくれます。もっとも、幼稚園児のくせにファーストクラス並みの
くつろぎ方をしてくれていますが。

ただ、チビ妹が夏休みなのは吉と出て、幼稚園への送迎の時間を考えなくて良い分、早く
出られます。京葉道路〜館山道と走り、市原インターで降りると、上総村上駅付近の道路
から、遠くに送り込み回送の「里山トロッコ」を見るコトが出来ました。送り込み回送が
見れるとは、大分早く着いたのう。んで辿り着いたは



上総川間駅付近の側道。見事な夏の風景です。ただし雲が多いのが気がかり。こないだと
同じ目に合わなければイイけど。

しかし早く着き過ぎたので、一度、上総牛久駅へ。ローカル線訪問の際のお約束・乗車し
たと仮定した距離の切符を購入し、さらに駅付近のコンビニで、チビ妹のためにお菓子を
購入。程よく時間を潰せたので、再び上総川間駅へ。



あれは何の鳥だ?とか思っていると、10時30分、遠くから汽笛が聞こえて来ました。
「里山トロッコ」が姿を現しましたが、何だか太陽が雲に被りそう。こりゃ賭けじゃ。列
車と雲を交互にキョロキョロ見つつ、程よく近づいて来たところをパチリ。



っしゃ!撮影成功!

幸いにも、雲は太陽を除けてくれました。レールがガタガタで車両が波打っているのが気
になりますが、前回の写真に比べれば格段にイイのが撮れた。ついでに、走り去る「里山
トロッコ」もパチリ。



しかし、ここで太陽が雲に被った。一般列車も(海士有木駅で)撮影しようかと思いまし
たが、雲が増え過ぎて撮れそうもありません。でも収穫は充分過ぎます。チビ姉が帰って
来る時間に間に合うよう、撤収しましょう。

最後に、恒例のやつを。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

2017年に撮りたい車両

◎未撮影
京王電鉄5000系(9月デビュー)
横浜市交通局3000V形
箱根登山鉄道3100系

◎リベンジ系
東武鉄道70000系(順光下の撮影ではないため)
関東鉄道キハ5010形(薄日での撮影のため・9月以降更新予定)

◎気が向いたら
小田急電鉄30000形(EXEーα)
京王8000系TAKAO編成
東京メトロ9000系9103編成、9105編成(リニューアル車)

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

関鉄は太陽光の関係で、9月以降に敢行します。あとは箱根登山鉄道ですが・・・夏は避
けた方がイイかも・・・観光地ですし。となると、どこに行こうか・・・。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・東武鉄道
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何度目の守谷か?

2017年04月10日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2017年3月22日

先月「順光下での撮影は諦めよう」と思っていた関東鉄道の旧型気動車を、後追いながら
もキレイな順光下で撮影出来てニンマリな作者だったワケですが、時は流れ、春分の日を
過ぎ春本番となりました。しかし今年の春の目玉である東京メトロ13000系も、西武
40000系も、まだデビューしていません。そんな中

関鉄に新車?

関東鉄道にキハ5010形という新型車両が登場したとのコト。既存のキハ5000形に
ディーゼルエンジンの小型軽量化、灯具類のLED化の変更を施した車両で、外観も白・
黄・青という新塗装が施されています。キハ5000形のマイナーチェンジ型なので本来
はスルーしても良いのですが、外観が違うとあらば・・・撮りに行かなアカンな。

折角なので、もう一回、旧型気動車も撮影したいので、前回撮影した新守谷駅北側の踏切
に、10時前に到着。すると?10時09分、やって来たのは



キハ0形。パチリ。やはり春の日差しはスバラシイ。ただ、ちとシャッター切るのが遅か
ったかな? そして次なるターゲットはキハ5010形なワケですが、実は現地到着直前
に、取手へと走り去るキハ5010形を目撃しているので、ここで待っていれば(後追い
ですが)撮影出来るのは確実。待つコト20分、キハ5010形が新守谷駅に入線いたし
ました。そして、駅を出発したところを後追いでパチリ。



撮影成功。新車のため床下もピカピカです。ところが


●2017年3月24日

キハ0形はキレイに撮影出来ました。そしてキハ310形はリバイバル旧塗装が撮影済み。
ならばキハ310形の現行塗装車は?てなワケで再び新守谷。そして時刻は10時09分。
やって来たのは



キハ310形!これで関鉄の旧型気動車はコンプリート出来たワケ・・・ですが


●2017年3月28日

22日に撮影したキハ0形、やっぱりシャッター切りが遅かったのが気になって来た。て
なワケで、またまた新守谷。そして時刻は10時09分。



やって来たのはキハ0形!しかもシャッター切りもカンペキ!さぁさこれで撤収いたしま
しょう・・・しかし


●2017年4月10日

キハ5010形、後追いじゃないアングルで撮影したいなぁ〜・・・と、今度は守谷駅南
側の向原踏切。正午前後からが順光の場所です。ところが、この日は晴れながらも薄雲が
ずっとかかっている状態。そんな中、太陽が順光の位置になったばかりの11時33分

あっ、もう来ちゃった?

キハ5010形登場。もうちょい遅い時間の方が太陽光の関係で良かったのですが、仕方
あるまい。パチリ。



一応、撮影成功。撤収いたしました。

しかし今年の春は関鉄に通い過ぎた感があります。それでもキハ5010形は撮影し直し
たい。しかもあれだけ旧型気動車の写真が集まって来ると・・・キハ310形リバイバル
旧塗装車も撮り直ししたくなって来ました。何度目の守谷か・・・?

追伸:キハ310形旧塗装車は4月28日に定期運用を離脱いたしました。5月27日に
さよなら運転を行う模様です。


てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・関東鉄道

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シン・モリヤ。

2017年02月15日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2017年2月7日

年が明けてから一ケ月以上経ちましたが、ほぼ舞浜しか行ってません。そんな中、関東鉄
道のドアステッカー(ドアにご注意)が、永らく古〜いデザインだったのが何時の間にか
新しいデザインになったと聞き、然程ネタが無いこの時期、行ってみようかと思ったので
すが

旧型車を撮り直すか

と思い立った作者、チビ妹を幼稚園に送って行った脚で、そのまま守谷に赴きました。

茨城県南部に2つの路線を持つ関東鉄道は現在、白地に赤と青のラインの新世代気動車が
主力として活躍中ですが、うち常総線には朝のラッシュ時にのみアイボリー地に赤と茶色
のラインの旧型気動車が運行されています。この旧型車、ディーゼルエンジン自体は新世
代気動車と同等のものに換装されたはずなのですが、何故か日中に活躍してくれません。
そのため、なかなか程よい太陽光下で撮影出来る機会が無いのですが

あっ、後追いで撮ればいいじゃない

と気づく作者。すんごい早起きして稲戸井辺りで撮影する手もあるのですが、そもそも太
陽光が低過ぎて、変な感じになってしまう。ならば少し陽の高い時間に、後追いで守谷あ
たりで撮った方がキレイに撮れます。

以前にキハ2400形(守谷方面行き)を撮影した、守谷〜新守谷間にある新開踏切にて
線路を渡った反対側から水海道行き列車を後追いで撮影します。ところが、踏切には9時
過ぎに到着したものの、やってくる列車は新世代気動車ばかり。そして気がつけば時刻は
10時を過ぎています。そろそろ、撮影地到着時に取手に向かって行った列車が、折り返
して来る時間。以降の取手行きで旧型車を見かけなかったので、次の水海道方面行き列車
が旧型車でなければ、もう今日は遭遇出来ません。帰りましょう。時刻は10時06分。
遠くに見える守谷駅から、列車がやって来ましたが



出た!最古参!

旧型車がやって来ただけでもガッツポーズものですが、やって来たのは関東鉄道の最古参
キハ310形の、しかもリバイバル旧塗装車。走っている姿どころか車庫でも見たコトが
無かったので、誠にラッキー☆

しかし今日はイイ天気。ならば久々に関東鉄道のもうひとつの路線・竜ヶ崎線にでも行き
ますか。国道294号線を南下し、取手付近からは国道6号線を北上します。藤代駅に差
しかかるあたりで目に入ったのは



巨大なカップラーメン。正体は日清食品関東工場の煙突です。

さて、佐貫駅付近に到着。以前に竜ヶ崎線に赴いた際は、唯一の中間駅である入地駅にて
撮影したので、同じく入地駅に赴くも

順光ではない!

ならば今の時間(11時30分)で順光で撮影出来る場所を探そう!と辿り着いたは竜ヶ
崎駅に近い陸橋付近の踏切。ここでやって来たのは



まいりゅう号!

龍ケ崎市の市制60周年記念事業として、龍ケ崎市のキャラクター「まいりゅう」のラッ
ピングを施された「まいりゅう号」は、毎週日曜日の定期運行と、あと時たま平日に運行
されています。2014年から運行されていたものの、なかなか撮る機会が無かったので
すが、やっと撮れました。
(注:龍ケ崎市サイトによれば、運行期間は2017年3月までの模様です)

さて撤収しましょうか・・・と思ったものの、そう言えば、もう一つの目的であったドア
ステッカーを撮影していないではないか!と向かった先は佐貫駅。キップを買って車内に
入りパチリ。



では改めて撤収いたしましょう。

●2017年2月8日

ところが。撮影した関鉄の旧型車ですが、背景がだんだん気に入らなくなって来た。木が
もしゃもしゃだし、車体に何だか映り込みがあるし。そもそも太陽光低いし。どこか別の
撮影地を探そう、と赴いたは、常磐自動車道・谷和原インターを降りてすぐの踏切。新守
谷駅の北側にある第4種踏切(警報も遮断機もない踏切)で、名前もない踏切です。時刻
は10時すぎ。ここまでは前回と同じく新世代気動車のみが現れる状態でしたが、09分
になって



来た!旧型気動車!

今回はキハ0形。旧型気動車の中では比較的ベージックな車両です。もちろんこれも撮り
たかったのですが、それ以上に

ここの場所、当たりだ!

背景に青空が多く、映り込みも少なく、何より太陽光の位置が前回より抜群に良い!実に
良い場所を見つけた。しかも、どうも旧型車が現れる時刻は新守谷発10時09分ごろの
固定運用と判明。そうなると

この場所で、こないだのキハ310形を撮りたい!

となるのです。ところが、いざ休みの度に新守谷に行くも、なかなか遭遇出来ず。そりゃ
そうだ。そんな簡単に同じ運用に入ってくれないさ・・・と思ったのですが「その日」は
意外に早くやって来て

●2015年2月15日



撮れてしまいました。

ただし、人間というのは欲が出て来るもので「この場所で春先に撮影したいなぁ」と思う
ワケです。3月になったら、また通うかも?

※記事中の列車時刻は2017年2月15日現在。
 関東鉄道は2017年3月4日にダイヤ改正を行います。


てなワケで、次回へ続く。


→該当ページ「車両ページ・関東鉄道

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ムラサキ香る街へ。

2016年08月04日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2016年8月4日

関東は、やっとこさ梅雨が空け、いざ夏本番・・・なのですが、どうも雲の多い日々が続
きます。んで今日も、晴れ時々曇りというビミョーな天気なのですが、このままでは夏が
終わってしまいます。気分的には「やや遠出をしたいなぁ」と思っていた、その時!

そぉだ!銚子行こう!

パソコンでタカタカ調べていたところ、今日は銚子電気鉄道の新型・3000形が終日運
行をするという情報を仕入れた作者。

銚子電気鉄道3000形は、元々は京王5000系で、京王で廃車された後に、愛媛の伊
予鉄道へ譲渡され、さらに伊予鉄道で廃車になった後に、銚子に辿り着いたワケです。銚
子電鉄の懐事情ゆえ、買えるのは古々車しかありませんが、京王5000系は「名車」で
あるため、銚子電鉄の車両近代化には充分に役に立っているワケです。

そんな銚子電鉄3000形ですが、作者にとっては心にズッキュンと刺さるものがありま
して、今回の塗色は元々、過去に銚子電鉄で運転されていたトロッコ列車「澪つくし号」
の塗色を復刻した新塗装ですが、この塗装が元・京王5000系の車体に非常に似合って
おり、実に好ましい仕上がりとなっているのです。銚子電鉄は2000年代前半までは上
半分こげ茶、下半分が赤という、何だか暑苦しい塗色だったものの、全車両が塗色を統一
していました。しかし2007年、ゲーム会社とのコラボで水色に塗られた車両が出て来
たあたりから、塗装は迷走します。一時期は全車が譲渡元の電鉄カラーをリバイバルする
など、乗客誘致に躍起なゆえの施策なのは理解出来ますが、どうも銚子電鉄のオリジナリ
ティーが無くなってしまったような気がして、実はこの頃の作者は銚子電鉄に興味が無く
なっていました。しかし2015年に2000形の一部が旧標準色に戻され、そして今回
の「復刻」新塗色。相変わらず全車の塗装がバラバラなものの、ようやく独自色が出て来
た気がします。

前置きが長くなりましたが、銚子電鉄の「好ましい」独自カラーの新型車両が出たという
コトで、結構前から期待していたのですが、今日走っているとなれば、このタイミングで
行ってしまえ!と外出。時間の関係で、今日はやむなくクルマで訪問。東関東自動車道を
カッ飛ばしますが、空はなかなか雲が減らず、成田辺りでは小雨に見舞われるコトも。本
当に大丈夫なの?と思いつつ、間もなく終点の潮来インター。すると

うおっ!見事な青空!

利根川を渡った先には見事な青空。こりゃイイ写真が撮れるかも。潮来インターから銚子
までは一般道を延々と進みます。高速道路を走っている時間よりも長い。んで、やっとの
思いで、犬吠駅に到着。



犬吠までクルマで来てしまったので、これでは電鉄に一円も落としていないではないか。
鉄ヲタとしては、これはやっちゃイケナイので、キップはちゃんと購入しましょう。



弧廻手形という一日乗車券。銚子電鉄訪問の際には毎回買っているのですが、今回は掲載
画像が3000形に変わっています。さて、撮影をすべく次の列車は?と思い、撮影対象
である外川行き列車の時刻表を確認しますが、生憎1時間後。しかし?銚子行きの列車は
10分後に通過するので、「保険」のため後追い撮影でもイイので撮影しましょう。犬吠
駅南側の「ぎょうけい前」踏切へ。時刻は12時22分。踏切が鳴り、背後から列車が現
れました。3000形。程よく遠ざかって行ったところをパチリ。



一応、撮影成功。太陽の位置の関係で、側面にはまだ十分な光が当たっていない。こりゃ
1時間後の撮影くらいが、やはり丁度良いかも。んでも1時間もボーッと過ごすには辛い
ので、そういや駅名ネーミングライツの関係で駅名標に変化は無かったのかな?と、再度
駅まで赴き、駅名標を撮影。



左側にオマケのようについてますな。銚子電鉄では、増収策として、駅名に愛称を付ける
「駅名ネーミングライツ」を募集しました。ネーミングライツは球場とかでは実績があり
有名な所では東京スタジアムが「味の素スタジアム」、千葉マリンスタジアムが「QVC
マリンフィールド」などがあります。銚子電鉄の場合、幸いにも全駅において、地元企業
を中心に応募がありました。ちなみに外川駅の愛称「ありがとう」とは、スポンサーとな
った工務店会社のキャッチフレーズだそうです。



辛うじて受信するラジオを聞きながら時を過ごし、時刻は13時22分。先に見える犬吠
駅に、さっき銚子に向かって行った3000形が戻って来ました。程なく踏切が鳴り、列
車が向かって来ました。程よく近づいて来たところをパチリ。



っしゃ!撮影成功!太陽光の当たり方も完璧!さて、これで3000形は撮影出来ました。
しかし銚子電鉄は、日中は同じ車両が行ったり来たりしているので、あとの車両は全て車
庫に居ます。ならば仲ノ町の車庫に行きましょう。

んで仲ノ町駅。駅の南側にはヤマサ醤油の工場があり、醤油の香りが街中に広がっていま
す。車庫に目をやると



ちょうど2000形2002編成が、車庫内で試運転を行っていました。しかし逆光。反
対側へ行きましょう。車庫内を行ったり来たりしている2000形が、程よく近づいて来
たところをパチリ。



条件悪いながら、なかなか良く撮れた。さらに2001編成と並んだところもパチリ。



ちなみに2002編成は銚子電鉄の旧標準色が、2001編成は譲渡元の京王の旧塗色で
あるグリーンが塗られているのですが、その2001編成、現在は「走るお化け屋敷」と
して夏場の夜間に臨時運行されています。よく見ると正面窓に



ちゃんと「お化け」が乗っていますw

時刻は13時50分。車庫内で試運転を行う2000形をパチリパチリ撮っていたら、駅
に3000形が到着。おっ!銚子電鉄の全編成が揃うぞ!3000形が仲ノ町駅を出発し
たところをパチリ。



撮影成功。では撤収いたしましょう。

最後に、毎度毎度の「撮影したい車両たち」一覧です。

 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

【今年に撮影したい車両たち】

撮影完了☆

相模鉄道9000系「ヨコハマネイビーブルー」
東京都交通局10-000形
東京都交通局7700形
東京モノレール1000形新塗装車
東日本旅客鉃道E233系2000番台
銚子電気鉄道3000形

撮影したがリベンジ予定 orz

東京急行電鉄1000系「TKK塗装」(晴天ではなかったため)
富士急行8500系(順光ではなかったため)

未撮影 m9(^_^)

阪急1000系
阪神5700系

 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

ちなみに東急1000系、何回通っても、何回晴天時に撮っても、曇りの日っぽく映りま
す。背景の入道雲のせいなのですが、これは秋になったらリベンジしましょ。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・銚子電気鉄道

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里山トロッコ、復活。

2016年03月18日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2016年3月18日

昨年11月に小湊鐵道初の観光列車としてデビューした「里山トロッコ」号が、デビュー
数日で不具合を起こし、そのまま運転休止となってしまっていたのですが、不具合を起こ
した動輪ロッドを撤去のうえ試運転の結果、問題ないコトが確認されたため、3月18日
より運転が再開されるコトとなりました。

今週は金曜日も公休に当たったので、これは再撮影に臨まねば、と思ったのですが、週間
天気予報では生憎の曇り。ところが

あれっ!晴れてるじゃん!

いざ当日、空は見事な青空。念のため天気予報を見るも「晴れのち曇り」に変わっていた。
ただし午後は天気が悪いみたいなので、つまり午前中にカタをつければ良い。てなわけで
チビ妹の幼稚園送迎を、可能な限り早い時間に連れて行き、駅乃みちかによく似た担任の
先生に引き渡して、そのままクルマでGo! 理想は海士有木駅で、上総牛久まで送り込
まれる「里山トロッコ」の回送列車を撮影出来れば良いのですが、さすがにそれは間に合
わない。ならば上総川間駅付近が、午前中順光で撮影出来るっぽいので、そこを目指そう。
ところが。

げっ!渋滞だ!

京葉道路では花輪IC付近と穴川IC付近で渋滞。送り込み回送どころか「里山トロッコ」
定期列車すら間に合わない可能性が出て来た。カーナビの上総牛久駅付近の通過予定時刻
が「里山トロッコ」上総牛久駅発車時刻と同じ時間を示している。ヤバいなぁ。やっとの
思いで上総牛久駅付近を通過。同時に「里山トロッコ」のものと思われる汽笛が。あぁぁ
出発してしまったか。しかし?

あれ?ものスゴく低速?

「里山トロッコ」は観光列車なため、風景を見せるべくノンビリ走ります。なので充分に
先回りは可能。意外にも余裕で上総川間駅付近に到着。小道沿いから列車を撮影出来ます。
遠くから鈍足で「里山トロッコ」がやって来た。ところが!



あっ!雲に隠れた!

確かに晴天ながら、雲が多いのが気にはなっていた。んでも風が強く雲の動きが速いので
何とかなるだろう、と思っていたのですよ。何とかならなかった・・・

しかし!「里山トロッコ」は鈍足で走ります。次の上総鶴舞駅まで先回りしてまた撮影す
れば良い。んで上総鶴舞駅。意外に余裕で間に合った。駅構内に入ると、ちょうどカーブ
を曲がって「里山トロッコ」がやって来ました。すぐさまパチリ。



色々突っ込みどころ満載の画像ですが(窓から手を出してはいけませんよ)とりあえず撮
れた。こうなりゃ、さらに前回撮影した上総久保駅にも行こうかと思いましたが、今日は
一般列車も撮りたい。一般列車は半分以上が上総牛久駅止まりなので、ならば作者お気に
入り撮影地である海士有木駅で撮影したい。早速クルマで北上。んで海士有木駅に到着。
ところで今日は、2両編成って走ってるの?と、問合わせ先に電話。すると

午後からは2両編成が出て来ますよぉ

とのコト。てコトは午前中は単行か・・・まぁイイや。時刻は11時21分過ぎ。定刻3
分前に列車がやって来た。パチリ。



単行ですが、晴天時にキハ200形が撮れたのは初めて。しかも意外に良く撮れたじゃな
いの♪ そして「午後からは2両編成」ってコトは、早ければ次の列車からか? しかし
次の列車は海士有木発12時12分。んで次の「里山トロッコ」は上総牛久発12時48
分。ここが結構カツカツ。まぁ、何とかなるでしょ、と海士有木駅で50分ほどボケーと
する作者。まぁ、ここでボケーとしなければ良かったのですが。

時刻は12時11分。列車がやって来たのですが



やはり単行でした。さっ!上総久保駅に行かなければ・・・しかし

あっ!ガソリンが無い!

ヤバい!ガソリンランプが点滅し始めた!まずはガソリンスタンドを探さなければ!しか
し、海士有木駅付近では何軒かスタンドを見たものの、ランプが点いて以降、スタンドを
全く見かけない!ヤバい!何だよもぉ、さっき50分もボケーとせずに給油行けば良かっ
たよぉ!んでも上総牛久駅付近なら、もしかしたらあるかもしれない。てか以前に駅南側
で見たような気が・・・

あった!

街道沿いのマクド手前に発見!助かった!ここで給油。そういやマクドで思い出した。以
前にマクドナルドのCMで、小湊鐵道で山奥の駅に降り立った女性に、友達がグラコロを
差し出すシーンがあったような気がしますが、あれはここ上総牛久のマクドで買ったので
しょうか? ちなみに小湊鐵道沿線のマクドは、五井付近に2店舗と上総牛久だけなので
ネットでは「ここまでクルマでグラコロ買いに来たのなら、いっそ女性をクルマで迎えに
行ってやれば良かったのに」とか揚げ足をとった書き込みがありましたwww

さて、時刻は12時45分、思ったより早く上総久保駅に到着。「里山トロッコ」は12
時48分に上総牛久駅を発車。フツーの列車なら上総久保駅までは10分で到着しますが
「里山トロッコ」は鈍足なため、果たしてどのくらいかかるやら。上空には



ヒコーキが飛んでいます。そして午後になり雲が相当増えて来たので「こりゃ絶対に曇天
下での撮影だなこりゃ」と思っていたのが、はるか遠くから「里山トロッコ」の汽笛が聞
こえて来た頃から、強風で雲が異常に早い動きになって来た。そして上総久保駅に到着し
た「里山トロッコ」が出発すると同時に、薄雲も引いて来た!今だ!パチリ。



おりゃあ!撮影成功。最後部がホームに被っていますが、かまわんかまわん。あとは2両
編成のキハ200形を撮らねば。しかし海士有木駅は既に順光の時間ではない。となれば
似たような構造の駅は・・・馬立か。んで馬立駅に到着し、ホーム端でスタンバイ。やっ
て来た列車をパチリ。しかし



あれ?また単行だ。時刻は13時32分。カミさんに「3時に帰る」と言った手前、そろ
そろ帰宅の準備をせねば。てなワケで馬立駅から撤収。しかし2両編成はカメラに収めた
かったなぁ・・・

あれ?

京葉道路の蘇我ICに向かう途中、上総三又駅付近に差しかかると、カーナビを見る限り
線路が見事な直線。何かピンと来るものがあった作者、上総三又駅に乗り付けると!

ここ!イイじゃん!

ナント!駅前踏切から北方向が見事な田園風景。最後にここで撮影しよう。時刻は13時
48分、到着2分前。遠くから列車が見え隠れしてきました。そして程よく近づいて来た
ところをパチリ。



来た!2両編成!やはり重連は迫力がある!てなワケで撤収いたしましょう。

これにて小湊鐵道は、全車両が晴天下で撮影出来ましたが、小湊鐵道は沿線に植物が多く
今の時期は菜の花、また4月になればサクラの咲く場所もあります。季節感を前面に出し
た撮影も面白いかもしれません。

そして新型車両への置き換えが進む都電において、まさかの改造車・7700形の登場が
発表されました。最古参である7000形をインバータ制御化とレトロ風塗装に施したも
ので、5月に登場予定ですが・・・老朽化が進む7000形を、大改造を施してまで残す
コトに、ちと疑問を感じます。しかも本当の「レトロ」なら荒川線発足時の塗装が施され
た7022号だと思うのですが。

ともあれ、現物を見ないうちに批判するのも何なので、5月を待ちましょう。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・小湊鐵道

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天下の険を歩く。

2016年02月04日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2016年2月4日

前回もお話しいたしましたが、今年は3月以降は、撮りたいものが目白押しなので、今は
嵐の前の静けさなのですが、そういや新型車両が登場したにもかかわらず、もう1年以上
も放置している場所がある。今週は会社の制度で4連休を取っていて、うち1日はカミさ
んから「丸一日フラフラしててイイわよ」と言われているので、重い腰を上げて、その新
型車両を撮りに行くコトとします。その場所とは

箱根登山鉄道

箱根登山鉄道は、2014年秋に、25年ぶりの新型車両「3000形」が登場し、しか
もその3000形、鉄道友の会「ローレル賞」やら、グッドデザイン賞やら色々受賞して
いて、作者も一刻も早くお目にかかりたかったのですが、当時の箱根は大涌谷を含む一帯
の入山規制があり、登山鉄道沿線は規制地帯ではなかったものの、周囲からの「何かある
といけないから、やめなよぉ」という静止により、おあずけ状態になっていたのです。大
涌谷の入山規制は未だ解除されていませんが、噴火警戒レベルは1まで下げられ、大涌谷
以外を周遊するには何ら問題ない状態となっています。遠出ならまだしも、関東圏の鉄道
の新型車両を、1年以上も放置していてはイカン。

てなワケで、いざ箱根へ向かうワケですが、今日はクルマでは向かいません。前回、5年
前に箱根登山鉄道に赴いた際はクルマだったのですが、訪問自体は楽だったものの

駐車場が見つからない

という事態に陥り、宮ノ下駅付近の駐車場を探すまでに時間を無駄に潰すという愚行をや
っちまいました。しかも、クルマだと時間が読めない・疲労困憊の作者にとって長距離運
転は酷・海老名と首都高速谷町の渋滞が嫌い・・・という理由で、今日は電車で赴きます。
しかも時間短縮のために、これまた5年ぶりの

東海道新幹線

で赴きます。チビ妹を幼稚園に送迎する関係上、出発できる時間が決まってしまい、かつ
前回撮影した小涌谷駅の順光時間を考えた場合、どうしても時間は詰めたい。ちょうどイ
イ時間に小田原停車の新幹線があるので、これで参りましょう。ところが

あれ?曇って来たぞ。

新横浜に近づいて来たあたりから、太陽は雲に隠され、それどころかドンヨリしてきた。
待て!今日の予報、晴れやんか!しかし曇天のまま、小田原に到着。話が違うぞ。本当は
早々に登山鉄道の撮影を切り上げて、午後は東海道新幹線の撮影でも・・・というプラン
にしていたのですが、これは取りやめ。もうこれは天候関係なく、箱根登山3000形を
「記念撮影」して帰りましょう・・・トホホ。

小田原からは箱根登山鉄道に乗車いたします。と言っても、箱根湯本までは小田急の車両
しか来ないので、新宿付近で見るのと変わらない、小田急1000形に揺られます。今日
は事前に、3000形の運用の有無を確認し、走っているのは確定しているので(※作者
は痛恨のミスを犯しています)あとはどこで撮影するか・・・とか考えていたのですが。

あれ?3000形?

箱根湯本まであと1駅の入生田駅脇の車庫に3000形を発見。あれ?今日走ってるって
言ってたよね。何であそこにいるの?あぁ、きっと2両のうち1両がお休みなのだよ、と
あまり考えずに、箱根湯本駅に到着。ここからいよいよ、登山電車に乗り換えます。んで
電車は箱根の山をモリモリ登って行くワケですが

あれ?3000形は?

気がつけば終点の強羅駅。すれ違わなかった・・・よね。まさかガセだった!?いやいや
ちゃんとお問い合わせ窓口に電話しているので、ガセなワケがない。んでも念のため強羅
駅の改札で、再度「今日3000形って走ってますか?」と訪ねると

14時38分発の列車で来ますよぉ

あぁ、やはり走って・・・って

3時間後かよぉ!

そうです、作者は痛恨のミスを犯しました。時刻を聞くのを忘れていたのです。今思い出
せば、受付のお姉さんが「発車時刻とか大丈夫ですか?・・・大丈夫ですか?」と聞いて
来たっけ。それを「走っているならダイジョブですよぉ」と電話を切ってしまったのです。
つまり、入生田の車庫で見かけたのが、まさに午後から出庫する3000形。

そんなぁ〜、時間節約のために、ろくに朝飯も食べていないのにぃ〜。強羅駅前でガッカ
リする作者。しかし、そんな作者に一筋の光が。

晴れて来た!

ドンヨリ曇っていた空が、僅かながら青空が覗くように。てか折角の強羅駅前なのだから
踏切で登山電車を撮影しよう。まずは、乗車して来た1000形。



つづいて、もう少し青空が覗くようになって来た頃にやってきたモハ2形。



前回は強羅での撮影を「こりゃ無理」と早々に撤収していますが、踏切検知器が見切れる
のを目をつぶれば、悪い撮影地ではない。しかし、ここでは(数十分滞在したとは言え)
これ以上の滞在は無理。どうにかして時間を潰さねば。となると

歩くか。

最近の作者、運動不足を憂いているので、1〜2駅くらいの移動なら歩くようにしていま
す。前回のニューシャトル〜日暮里舎人ライナーの撮影の際も、大宮からの移動で乗車し
た高崎線が上野経由の列車だったので、あえて尾久で下車し、徒歩20分かけて舎人ライ
ナーの西日暮里駅まで歩いたり。

てなワケで徒歩開始。すると歩いて5分、早速、撮影に適した場所を発見した作者。やっ
て来た2000形を試しにパチリ。



悪くないけど、車体の撮影には不向きか。再び歩く作者。途中、以前は7時開店11時閉
店だったコンビニを発見し、食材を調達。しかし



やはり、さすがは天下の険。下りとは言え、結構キツい。そして1時間弱は歩いたでしょ
うか、やっとこさ宮ノ下駅に到着。強羅から、よくぞここまで歩いた。本当は、撮影場所
にと考えていた大平台まで歩きたかったのですが、この先の道のりが、意外に距離がある
のと、3000形が大平台駅に到着する時間まで1時間を切ったコト、そして何より疲れ
ましたわよ。もう電車乗ってもバチ当たらないっしょ。

宮ノ下から登山電車に乗って1駅、大平台に到着。時刻は13時16分。3000形の到
着予定時刻は14時08分です。それまで50分近く待つワケですが、やって来る電車の
頻度が意外に多いのと、時たま



こんな住人が現れたりするので飽きません。そして、ここ大平台駅も程よく順光になって
きた頃に



モハ1形登場。ここ大平台駅は午後からが順光の撮影場所で、強羅行き列車が撮影出来ま
す。この駅はスイッチバック駅なので、画像左側が箱根湯本方面、右側が強羅方面の線路
となっています。しかし列車交換が行われるにもかかわらず、両方向の列車の同時進入は
殆どないので、意外に被らずに撮影出来ます。ちなみに、振り返って撮った画像は



こうなります。ちなみにこの画像で先頭になっている車両は、ともに増結車で、元々2両
編成の列車に、繁忙期に増結して3両編成とするための車両です。ただし増結車は、ここ
大平台駅では最後部に連結された状態になるので、走行シーンだとカメラに収められない
のです・・・が。ここでイヤなコトを思い出す作者。

あれ?3000形って「増結車」だよねぇ。

そうなのです。元々3000形の登場経緯は、繁忙期の増結用途なのです。つまり既存の
2両編成の最後部に連結されてしまったら、ここ大平台駅では撮影出来ない、というコト
なのです。

えっ!ヤベェじゃん!

一度はあたふたする作者。しかし。箱根登山鉄道の列車ダイヤは、日中は2両編成、3両
編成、そしてまた2両編成・・・と交互にやって来るのです。この法則が正しいとすると
3000形で来るであろう、14時08分発の列車は

2両編成

なのですよ。つまり3000形+3000形の2両編成。これなら大平台駅でも問題なく
撮影出来ますし、何より3000形同士の2両編成だとすると、3000形狙いで訪れた
作者にとっては、この上ないシチュエーション。どうか法則が破られないでくれぃ。

時刻は14時05分。ついに3000形降臨!ですが!



あっ!シャッター早かった!

ナント痛恨のミス。シャッター早過ぎて、ドン詰まり感ハンパない画像になってしまった。
これはしくじった!となれば、やはりいつもの小涌谷駅で撮影か・・・と列車に乗るので
すが

あっ!逆方向乗っちゃった!

何を思ったか、強羅方面に向かわなければならないのに、目の前の列車に乗ってしまい箱
根湯本方面に連れてかれる作者。あ〜ぁ、これまた痛恨のミスだぁ。しかし!僅かながら
望みはある。次の塔ノ沢駅で反対方面の列車に飛び乗り、それで追いかければ、小涌谷駅
に着いたと同時に、向かいのホームに到着した3000形を撮影出来る。ただし塔ノ沢駅
の乗り換えは相当タイトで、しかも作者はモバイルSuicaで乗車しているので、その
短い乗り換え時間の間に、簡易改札にピピッとやらなければならない。こりゃ、成功率は
半々か、それ以下だわな。んで出山の鉄橋を渡り、その先のトンネルを越えたら、塔ノ沢
駅が見えて来ます。果たして結果は

強羅行き、まだ来てない!

降りて、急いで跨線橋を渡る作者、その間に強羅行きは到着し、今にも発車しそうな雰囲
気。簡易改札のタッチも無事済ませ、無事セーフ!間に合った!あとは小涌谷駅での撮影
をミスらなければ。

登山電車はゴトゴトと箱根の山を登り、小涌谷駅に到着。到着と同時にすぐさまホームの
端へ赴きスタンバイ。箱根湯本行きホームには既に3000形が入線。しかし先の発車は
強羅行きなので、強羅行きが走り去るのを今か今かと待ち続け、ちょうどホームから去っ
て行ったタイミングで、箱根湯本方面行きホームに停車中の3000形をパチリ!



やったぜ撮影成功。さすがに時刻は14時43分、車両の先頭以外は山の陰になってしま
ってますが、そもそも登山電車での完全順光は条件が厳しい。今回のような午後からの出
庫では、多少でも光が当たっただけでも良しとしましょう。撤収。帰りは、ちと贅沢に



小田急ロマンスカーVSEで帰宅いたしました。

さて、3月になると、常磐線〜千代田線〜小田急線の3社直通運転が始まり、常磐線の車
両が小田急線内を走ります。常磐線各駅停車は、実に撮影地に恵まれないので、常磐線の
E233系が小田急線内で撮れるとなると、これはウキウキせずにいられない。そしてデ
ビュー早々、故障で戦線離脱していた小湊鐵道の「里山トロッコ」も3月下旬に復活いた
します。小湊鐵道は、未だ晴天下での撮影を果たせていないので、キハ200形ともども
再撮影を試みたいですね。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・箱根登山鉄道

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千葉の、その先へ。

2015年11月20日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2015年11月20日

本日は生憎の曇天模様。何なら雨まで降って来るんじゃ?と思われる天候ですが、今日は
外出、しかも遠出しなければならない用事があります。その場所とは

小湊鐵道。

千葉・市原市の五井駅から、養老渓谷を経由し、房総の山中である上総中野駅を結ぶ鉄道
で、半世紀前に製造された気動車が山の中を行き交う姿は、実にノスタルジックな雰囲気
が漂います。この小湊鐵道に、実に半世紀ぶりに新車が登場するのです。しかも風貌は

蒸気機関車。

その名を「里山トロッコ」と言い、小湊鐵道の田園や山間の風景を「五感」で味わえるよ
う、オープンタイプのトロッコを製造し、その牽引をSLふう気動車が行う観光列車です。
見た目はSLですが、中身はクリーンディーゼルエンジン搭載という最新型仕様。つまり
SLではないのですけど。ちなみに実態は気動車なので、トロッコの最後部には運転台が
仕込んであり、方向転換せずとも双方向に走れるようになっております。

前回、ニューシャトル2020系を中途半端なまま撮影し終えたワケですが、今日はこの
「里山トロッコ」が運転される日。原則、金・土・日・祝日にしか運転されないので、撮
り残しがあろうと、天候が悪かろうと、金曜日である今日は、こちらを優先するのが自然
の流れ。

てなワケで、チビ妹を幼稚園に送り出し、その足で小湊鐵道へ向かいます。電車では時間
がかかるので、やむなくクルマで。京葉道路〜館山道を経由、大多喜街道をグイグイ進み
辿り着いたは、上総久保駅近くの踏切予定地。現在、新道建設中の場所ですが、立ち入り
は可能なので、ここで撮影しましょう。

既に先客は多く、見渡しただけでも十数人。通過予定時刻ギリギリに到着しましたからね。
ただし殆どが上総久保駅構内の大銀杏を絡めた風景画像を撮りたいらしく、やや離れた所
でカメラを構えています。作者の様な車両重視で撮影する人間は少数なので、互いに緩衝
しにくい状態。今日は気温が低いので、待ち時間が少ないとは言え、待つのが辛い。それ
でも、遠くから汽笛が聞こえ、ようやく「里山トロッコ」が姿を表しました。



やや広角気味にして撮影。これ、晴れの日だともっとキレイに撮れたのでしょうが、ただ
晴れたとしても順光の時間ではないので、果たしてどちらが良かったのか。時間の調整で
上総久保駅に小停車していた「里山トロッコ」は程なく出発、今度は倍率を上げてパチリ。



うむ、撮影成功。

さて、折角なので、小湊鐵道の「主」ことキハ200形も撮影したい。さて?定期列車は
何時に通過するのかしら?とスマホで調べると

あれ?2分前?

どうしたことか、2分前に通過したコトになってる。おかしいぞ。しかしダイヤ乱れでは
なさそう。んでも撮影者もわらわら撤収しているので、本当に来ないのであろう。これは
あとで気づいたのですが、作者が普段見ている某サイトの時刻表と、ヤフー時刻表とでは
表示されているダイヤが全然異なり、正しいのはヤフー時刻表のほう。何じゃこりゃ。某
サイトには後日、修正要望のメールを投げています。

どっちにしろ、ここで待ってても列車はしばらく来ない。しかも列車は半数が、3駅手前
の上総牛久駅で折り返してしまう。ならば上総牛久駅より五井寄りの駅に行こう。ところ
が、あと一歩で馬立駅に着くところで、上総牛久行き列車とすれ違う。引き続き某サイト
の時刻表の情報で動いていたので、あれ!やっぱりこの時刻表、違うじゃん!と、ひとり
激高する作者。こりゃ駅に掲載の時刻表がもっとも信頼できる!と馬立駅へ。



んで馬立駅。しかしここで小雨が降って来た。11時10分の五井行きがあるので、晴天
時なら逆光になるのですが、どうせ雨天だし、これを撮影して撤収しましょう。程なく踏
切が鳴り、遠くから列車がやって来た。程よく近づいて来たところをパチリ。



ちと暗くなったか。んでも仕方ない。

雨は強くなって来た。もう撮影は厳しいやね、撤収しましょう。

てなワケで、小湊鐵道は晴天時にリベンジを・・・と思ったのですが。「里山トロッコ」
は、作者が撮影した次の列車で、走行中に走行機器破損が生じて走行不能になってしまい
原因が判明するまでは運行休止になってしまったそうです。小湊鐵道初の観光列車という
コトで鉄道会社および地元の期待を受けて登場しただけに、誠に残念な事態となってしま
いましたが、一日も早い復帰を願いたいものです。

追伸:里山トロッコは2016年3月18日に復活いたしました。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・小湊鐵道

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実験も兼ねて。

2015年03月30日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2015年3月30日

春本番となり、撮影に最も適した季節となりましたが、携帯電話の研修のために休日出勤
となったり、クルマの法定点検で一日中クルマが使えなかったり、と何だか撮影の機会を
逃している作者。しかし!今日は公休日でかつ晴天。チビさんたちは午後から用事がある
ので、今日は作者ひとりで出かけましょ。

ただしカミさんが薬局に開店と同時に行きたいらしいので、また10時過ぎの外出。なら
ば、またまた関東鉄道に行きましょうか。

サイト内の関東鉄道の画像は、新塗装車は全て春先の撮影となりましたが、旧塗装車は未
だ冬場の撮影の画像となります。しかしここ最近の訪問時に、旧塗装車は全く見ていない。
なので、半ば再撮影は諦めているのですが、せめて2両編成であるキハ2100形の旧塗
装車か、全車が旧塗装のキハ2300形の、どちらかは撮影したい。

ところが、前回訪問日の翌日から関東鉄道はダイヤ改正が行われたため、果たして2両編
成が何時やって来るのかが判らなくなってしまった(関鉄ホームページには両数が記載さ
れていないため)なので、クルマで守谷の先の向原踏切に赴く前に、常磐道の谷和原イン
ターを降りてすぐの所にある、新守谷駅に立ち寄り、時刻表をパチリ。



駅の時刻表でないと両数の記載が無いですからね・・・って、次の2両編成、11時12
分やないけ。てコトは

あと5分しかないじゃん!

すかさずクルマに戻り、守谷方面へGo!ササッと向原踏切へ到着。果たして、やって来
た車両は



キハ2300形!これを待っていた!パチリ。撮影成功・・・ですが。

本当に待つのはこれから。

あくまで、この撮影は車両確認のためと、保険のため。今通り過ぎて行ったキハ2300
形が一旦取手に行って、折り返して水海道に行って、さらに折り返して、この場所を通過
するのが12時48分。その頃が最も良い日差しとなっているはずなので、1時半後に再
訪いたしましょう。

ちと早い昼飯を・・・と、谷和原インター先の吉野家へと向かいましたが、その手前にあ
った蕎麦屋さんを見て、こっちにしよう、と入店。盛りそばをじゅるる。しかしそれでも
時間が余るので、前回、キハ2400形を撮影した、新守谷〜守谷間の、パチンコ屋さん
裏の踏切にでも参りましょう。

んで、パチンコ屋さん裏の新開踏切。実はこの場所、後追い撮影(水海道行き列車)なら
午前中の早い時間に撮影出来るので、ラッシュ時に運用されやすい昭和生まれの旧型車両
なんかは撮れるのではないか?と思い、アングル確認と練習を兼ねて、水海道行き列車を
撮影しましょう。んで何本か撮影し大体コツは掴めた。んでも、もうちっと時間があるな。

流し撮りでもしてみようか。

実は作者、長年にわたって車両撮影をして来て、まだ「流し撮り」ってやったコト無いん
ですよね。流し撮りとは、車両にピントを当てたまま列車を追い、背景が流れるような感
じで撮影する撮り方で、スピード感溢れるカッコいい仕上がりになるのですが、撮影が非
常に難しいため、撮り鉄にとってはある意味、これができればステータスものです。作者
のカメラには「流し撮りモード」なるモノがあるので、次の列車で試してみるか。遠くか
ら、キハ2200形がやって来た。カメラのダイヤルを「流し撮りモード」にして、いざ
パチリ。



あれっ!白飛びした。

どうやらこのカメラの「流し撮りモード」は、背景を流すためにホワイトバランスを敢え
て上げるらしく、それで白飛びしたような仕上がりになってしまったらしい。んでもそれ
じゃ使い物にならんわな、このモード。まぁイイや、そろそろ時間なので、いつもの向原
踏切に参りましょう。

んで再び向原踏切。最初に目撃したキハ2300形が、一往復して再びやって来る時間で
す。踏切が鳴り、遠くに見える守谷駅からキハ2300形がやって来ました。程よく近づ
いて来たところをパチリ。



っしゃ!見事な順光じゃ。んでは帰宅いたしましょう。

帰りは水戸街道で帰るのですが、そういや桜は満開宣言が出され、あちこちでキレイな桜
が咲いていますな。作者も桜と列車を絡めた撮影は好きで、過去には鬼越駅付近での京成
線や、廃線となった貨物線の北王子駅構内とか、撮影して来ましたが、この近辺では

流鉄か。

ならば寄り道して、流鉄に参りましょう。新松戸付近の、新坂川沿いの桜並木脇を走る流
鉄を撮影すべく、幸谷〜馬橋間の第4踏切へ。列車を待つワケですが



頭上を轟音とともに、こんなのがやって来た。自衛隊機?

程なく踏切が鳴り、遠くから水色の「流馬号」がやって来た。新坂川の対岸から、桜と列
車を絡めてパチリ。



良かでしょう。撤収。

さて、春本番です。本来ならば撮影三昧と行きたい所ですが、チビ姉が小学校へ、チビ妹
が幼稚園へ入学・入園となり、しかも入学したてなので帰りが早いらしく、作者はあまり
外でフラフラしていられないコトが発覚。ただしチビさんたちは、5月頃から通常の帰宅
時間になるので、その頃に活動再開いたしましょう。ただし、抜け目なく撮影しているよ
うな気もしますが。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・関東鉄道

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押してもダメなら。

2015年03月13日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2015年3月11日

本日は、あの地震からちょうど4年経った日です。本日は新京成線のみのり台駅に訪問い
たしましたが、駅には弔旗が掲げられておりました。改めまして、被害に遭われた皆さま
には、心よりお見舞い申し上げます。

その新京成ですが。本日は春の日差しが眩しいイイ天気なのですが、実にツイていない。
本日もピンク編成を狙ったものの、やって来た8800形ピンク編成に



広告がラッピングされていたり。広告ラッピングは会社の収益のためなので、外野が兎や
角言う権利は無いのですが、それにしても稀少車両にやらないでよぉ、アイボリーのヤツ
だったらワンサカいるから、そっちにやってよぉ、と愚痴りたくもなるワケです。しかも
これまた稀少車両である、ノーラッピングのN800形旧塗装車を発見し、こりゃあ来た
甲斐があった!と撮影を試みるも、直前に曇り



こんな写真になっちゃったり。踏んだり蹴ったりですな。途端に機嫌が悪くなる作者、一
緒に連れていたチビ妹が何だか色々話しかけて来るのですが、答える気力も無いわい。ん
で、終始イライラしながら、乗って来たクルマに戻り、帰ろうとするのですが。

千葉は「晴れ時々曇り」・・・あれ?茨城は「晴れ」だ。

クルマのレディオから聞こえて来た天気予報によれば、今現在いる千葉県内よりも茨城の
方が、天候の条件は良さそう。茨城・・・茨城・・・

そぉだ!関鉄行こう!

関東鉄道は、ほぼコンプリートしたはずですが、そういや関鉄って撮影時期が年末年始に
集中しておりますな。作者自身が、寒い時期の中距離ドライブが好きなので、程よい距離
の関鉄が、それに該当してしまうワケです。んでも、春〜初夏と晩夏の日差しの下での撮
影が最も写真映えします。関鉄は(守谷付近なら)最も太陽光の高い正午前後が順光時間
なので、今の時期でも写真映えしそう。ならば関鉄も良い条件下で撮影してみましょうか。
なお新京成は、もう少し日差しが強くなる4月に入ったら、再撮影しましょう。

水戸街道を北上、辿り着いたは、守谷〜南守谷間の向原踏切。どちらかと言えば(失礼な
がら)田舎っぽい沿線風景の中で、背景に守谷駅周辺の高層マンションやつくばエクスプ
レスの線路が見える向原踏切は、ベッドタウンの雰囲気漂う場所です。時刻は11時48
分、遠くに見える守谷駅から列車がやって来ました。程よく近づいて来たところをパチリ。



うおっ!こりゃスバラシイ! 前回の真冬の撮影も満足いくものでしたが、やはり春先の
太陽光は格別だわな♪ 新京成を早々に諦めたのが反って吉と出た。この調子で、やって
来る車両を片っ端から撮影しましょ・・・と言いつつ

早速この場所を離れる作者。

次の次の列車は、守谷着12時09分の列車で、しかも守谷折り返しなので向原踏切は通
過せず、さらにこの守谷折り返しの列車には、キハ2400形という、守谷以南には現れ
ない車両が充当される確率が高いのです。キハ2400形は、是非とも写真に納めたいの
で、早速クルマを走らせ、守谷駅を越えてその北側、所要時間5分程の、パチンコ屋さん
の駐車場裏へ。この裏側に立地する新開踏切で待機します。ここは被写体の奥が広い教習
所のため、背景がほぼ青空しか写らないという見事すぎる場所です(もっとも作者は、都
会的な雰囲気の写真となる向原踏切の方が、撮影場所としてはお気に入りです)そんな場
所で、遠くから列車がやって来るのを発見。

ただしこの場所は、下り列車も同時にやって来るので、まずが下り列車を逃がし、絶妙の
タイミングで、すれ違ってやって来た守谷行き列車をパチリ。



うおっ!こりゃスバラシ過ぎる!背景、青しかない。実にゾクゾクする出来だわな(別に
風邪を引いたワケではありません)しかも前回は撮影出来なかった新塗装車だ。ところが
間もなく撤収の時間。でないとチビ姉の幼稚園送迎に間に合わない。最後にもう一回、当
初の向原踏切に戻って、守谷発12時18分の列車を撮影してから帰りましょう。程よく
近づいて来たところをパチリ。



うむうむ、上等上等。んでは撤収いたしましょう。

●2015年3月13日。

日付が変わって翌々日。この日も公休日です。当初は天気が悪いだなんて言われてました
が、何のコトは無い、見事な青空です。今日は幼稚園の保護者会がある関係で、チビ姉も
帰りが遅い。しかもチビ妹は最近、付き合いが悪いので、今日は独りでガッツリ関鉄を撮
りに行きましょう。

それにしても、前回の訪問時には、1両編成の列車ばかりで、関鉄の主力車両であるはず
の2両編成を全く見なかった。比較的住宅の多い取手〜水海道間の複線区間では、本来は
2両編成が活躍するはずなのですが、つくばエクスプレスの開業により、取手まで乗って
いた乗客が、途中の守谷で降りてしまい、時間帯によっては、本来は閑散区間用の1両編
成の列車で間に合ってしまうのだそう。なので以前よりも2両編成を見る機会は減ってし
まっています。そして関鉄ホームページなどの時刻表では、どの列車が2両編成か、記載
が無いので、いつ2両編成が来るのか、知る術が無いのです・・・が。

ネットの画像で発見。

たまたま守谷駅構内を撮影した画像がネット上に挙がっており、その中に、駅構内に掲示
されている時刻表を撮影した画像もあったのですが、そこには、2両編成の列車の時刻に
赤い四角が囲ってあるのです。こりゃ非常に参考になるわい。それを参照すると

11時18分の列車・・・だけか。

どうやら順光時間に現れる列車のうち、2両編成は11時18分の列車ぐらい。本っ当に
少ないのね。んでもこの列車の通過時刻に標準を合わせて出かけま・・・

カミさんが帰って来ない。

ちょっと買い物に行ったはずのカミさんが帰ってこない。どうすんのよ、チビ妹置いて行
けないじゃない。しかもチビ妹本人も「家にいる」って言ってるし。しばらく家で待機し
ていたのですが、このままでは11時18分の列車が撮影出来ないではないか。ええぃ!
やむを得ない、チビ妹には泣いてもらおう、と強制的にクルマに乗っけて出発。そして普
段は水戸街道で赴く所、これまたやむを得ず、常磐道でササッと到着。何とか通過10分
前には到着出来た。んで撮影開始。ネット情報を信じていないワケではないけれど、果た
して本当に11時18分の列車が2両編成で来るのか・・・と半信半疑でカメラを構える
作者。すると

2両編成だ!

明らかに編成長が長い。しかもあれは新塗装だからキハ2100形だね。程よく近づいて
来たところをパチリ。



・・・順光には違いないですが、側面が些か暗い。しかも運転席側のブラインドが閉めら
れていて(運転士さんの安全運転のためには仕方ないのですが)妙なアクセントがついて
気になる。んでも、2両編成がこの時間にしか来ない以上、仕方がない。他の車両も撮り
たいので、もう少し撮影しましょ。

列車待機中はクルマを停めている駐車場に戻り、クルマの中には「最新兵器」ことポータ
ブルDVDを積んだので、チビ妹はその間、アニメを鑑賞。んで列車通過時刻の2分前に
モゾモゾと出て来て撮影をする・・・という行程を繰り返していたのですが、いざ撮影す
るも、何だか一昨日撮影した車両ばっかりが来る。例の、12時09分着の守谷止まりも
一昨日と全く同じ車両だったし。そんな中、水海道方面へと2両編成であるキハ2300
形が通過して行ったのを目撃。「これが折り返して来たところを捕らえよう!」と思うも
どうもその列車は水海道駅到着後に車庫に入ってしまったらしく、結局撮影出来ずじまい。

さて、撮影開始から約1時間。ポータDVDのおかげで、チビ妹は然程飽きていない模様
ですが、作者の方が飽きて来た。もう帰ろうか。すると!

さっきのが戻って来た!

一度は取手へと向かって行った(11時18分列車)キハ2100形新塗装車が、水海道
へ向けて走り去って行きました。実は、太陽光がやや西側へずれて来たおかげで、車体側
面にも充分な日差しが当たるようになり、恐らく今の時間なら、相当な好条件で写真に収
められるハズなのです。それが証拠に、守谷発12時33分の列車では



4月中旬じゃないかと思うくらいの日差しを受けたかのような仕上がりになりました(注
釈:もっともこの日は、実際に気温は高かったのですけどね)あとはあの2両編成が帰っ
て来てくれれば。予想では守谷発12時48分の列車で戻って来てくれると思うのですが
さっきのキハ2300形みたいに、車庫に入ってしまうなんてコトも無くはない。果たし
て、やって来た車両は

2両編成だ!

キハ2100形が戻って来てくれました。しかもさっき(11時18分)の列車では運転
席側のブラインドが閉められていて「ちと気になるなぁ」と思っていたのが、今回はそれ
が上げられた状態なので、非常にスッキリした外観で撮れる!程よく近づいて来たところ
をパチリ。



全くもって文句なし!では撤収いたしましょう。

大人しくしていたチビ妹へのご褒美として、チビ妹の好物である餃子と、作者の大好きな
王将の、双方の欲求を満たせる、某中華料理店に赴き(答え出とるやんけ)たらふく食っ
て帰りました。

今回の、この2日間で関鉄の新塗装車をコンプリートしたワケですが、惜しむらくは、旧
塗装で残るキハ2300形が、現在の気候の条件下で撮影出来なかったコト。単行列車は
ほぼ、新塗装へと移行し、2両編成は活躍の場を狭められている、とすれば、この結果は
仕方ないのでしょうか。もっとも関鉄の新塗装は好感が持てるので、新塗装が増えるのは
喜ばしいコトではあります。あと、できればキハ0形などの旧型車両も押さえたいですが
これはそもそも朝ラッシュ時のみの稼働で、しかも走っていないコトも多いため、運に任
せるしかありません。

対して、新京成はまだまだ旧塗装車が幅を利かせております。新京成の新塗装発表のプレ
スリリースでは「何を血迷ったか」とさえ思ったものの、いざ撮影対象とすると、まだま
だ登場頻度の少なさに「何故に増えないのか?」と無茶苦茶な思考回路となっている作者
であります。

ともあれ、今年の春は、どちらも「通う」コトになりそうですなぁ。

※注意:表記の列車時刻は2015年3月13日現在のものです。関東鉄道は3月14日
 にダイヤ改正を行っておりますので、現在の列車運用は異なります。


てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・新京成電鉄
→該当ページ「車両ページ・関東鉄道

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初冬に関鉄 〜Chasing the 2400〜

2014年12月02日 | 撮影記:北関東・房総・西湘地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2014年12月2日

ここ最近は、関東鉄道目当てで守谷ばっかり訪問しております。以前にも申しております
が、寒い時期は地方私鉄の撮影を行うのが定番になってます。ヒンヤリする時期の中距離
ドライブは、格別なのですよ。

前回、前々回と、関鉄常総線の車両を撮影したのですが、平成以降に登場した車両のうち
キハ2400形だけが唯一撮影出来ていません。どうも運用上、守谷以南には現れないら
しく、つまりは作者お気に入りの撮影地には現れないのです。なので、キハ2400形が
現れそうな場所で、イイ撮影地は無いかしら?とパソコンで探してみると

ここ良さそうかも?

守谷〜新守谷間の直線区間の、小さな踏切付近で撮影したと思われる画像を発見。地図で
確認すると、目印は自動車教習所とパチンコ屋さん。パチンコ屋さんの駐車場が広いので
建物の影がかかるコトは無さそう(注:実際は後述)守谷以南に現れないキハ2400形
を狙うならば、守谷止まりの列車に賭ければ良い。新守谷発12時07分の列車が、順光
時間唯一の守谷止まりなので、それを目指して、いざ外出しましょう。

本日は作者独り。気楽なドライブ。時間も充分にあるので、本日も一般道で参りましょう。
んで、新利根大橋を渡って茨城県に突入、国道294号線を北上し、守谷駅を過ぎた先に
パチンコ屋さんを発見。到着。ところが、パチンコ屋さんの駐車場の先に、関鉄の線路が
チラッと見えているのですが、あれ?駐車場と線路の間が谷っぽい。おかしいなぁ、本当
にあそこに踏切があるのかなぁ? それでも恐る恐る、駐車場の端まで赴くと



あっ、あった。

パチンコ屋さんの駐車場の北側に小っさい踏切を発見。結構起伏の激しい土地なのね。こ
の踏切は「新開踏切」で、遮断機も警報機も無い、いわゆる「第4種」踏切であります。
障害物が無い分、撮影には有り難いですが、反面、背後からの列車接近に気づきにくい。
幸い付近には、別の警報機付きの踏切もあるので、列車接近は、そちらの踏切の音で気づ
けますけどね。

そして、確かに高い建物が皆無の撮影地ですが、一部の森林が線路に覆い被さるようにな
っていて、これが影を出すので、実際は順光の時間は思いのほか短かそうです(1両編成
なら影が被る心配は無さそうですけど)そして何より、前回の「ベッドタウンっぽい」背
景に比べると、ここはいかにも田舎っぽ・・・(以下自重)

守谷止まり列車の通過予定時刻は12時07分過ぎですが、さすがにぶっつけ本番は自信
が無いので、直前の新守谷発12時00分の取手行き列車で試し撮りをしましょう。やっ
て来たのは関鉄の新型車両・キハ5000形。パチリ。



おっ、撮影成功。連写で撮影した画像のうち、前回に向原踏切で撮影した画像に近い角度
のものを選び、これを見本にして、本番に臨みましょう。

時刻は12時07分。遠くに見える新守谷駅には、警笛とともに列車が入線した模様。と
ここで急に「ハッ!」と不安になる作者。今からやって来る列車は守谷止まり。そして作
者が狙っているキハ2400形は、守谷止まりの運用に就きやすい。んでも!今からやっ
て来る守谷止まりの列車が

キハ2400形とは限らない

ワケですよ。それに気づいた途端、カメラを超望遠にしてファインダー越しに新守谷駅を
眺める作者。あれがキハ2400形か、急に確認したくなって来た。まぁ眺めたところで
キハ2400形でなければ、撤収決定。この次の守谷止まりは14時過ぎで、こんな時間
までは待ってられないですからね。今日の訪問が無駄になりませんように・・・果たして
やって来た車両は

キハ2400形・・・だな!

車体右上には「2402」の番号。間違いない、キハ2400形だ。まずは一安心。後は
焦って撮影ミスをやらかさなければオッケー。程なく列車は新守谷駅を出発、こちらに向
かって来ます。カメラの倍率も確認し、あとはシャッターを、と思ったその時!

プァ〜ン!

思いもよらないコトが!警笛を鳴らしながら背後からも列車が接近中!うわっ!ここまで
来て被ってしまうのか! 確かに上り列車ばっかり気にして、下り列車の確認をしなかっ
たのは作者のミス。んでも、高頻度運転とは言えない関鉄で、被るとは思わなかったんだ
もん(泣)それでも微かな希望を持ちつつ、カメラを構える作者。すると?下り列車のほ
うが若干早めの接近だったため、上り列車が接近する前にスタコラサッサと通過、そして
遠ざかる下り列車とすれ違って、上り列車が近づいて来たところを、パチリ!



っしゃ!撮影成功!しかし危なかった〜。

さて、お目当ての車両は撮影出来ました。しかし?片道1時間以上かけて新守谷にやって
来て「10分で撤収」では、実に勿体ない。もう1本くらい撮影して行きますか。その間
ヒマつぶしに



頭上を通過した飛行機とか



パチンコ屋さんの駐車場をうろつく犬とかを撮影。さて、時刻は12時15分。新守谷駅
から列車がこちらに向かって来ます。この列車は取手行きなので、キハ2400形ではあ
りませんが、キハ5000形ですね。程よく近づいて来たところをパチリ。



うむ、よかでしょう、撤収。

関鉄(常総線)は、これで平成以降登場の気動車は全車再撮影完了いたしました。欲を言
えば、2両編成の最古参であるキハ0形、310形も再撮影したいのですが、これらは朝
ラッシュ時のみ運用される車両で、順光で撮影出来る場所が稲戸井に限られてしまうので
(稲戸井でなら過去に撮影済)このままにしておきましょう。

そういや、箱根、忘れてました。いつ行こう?

てなワケで、次回へ続く。

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