にょほほ電鉄後記

にょほほ電鉄の取材・編集後記

なが沼と、ため池。

2017年10月26日 | 撮影記:東京・埼玉・下総・京浜地区

こんにちは。私は「 にょほほ電鉄 」の作者です。

●2017年10月3日

いよいよ京王電鉄の「注目の新車」5000系が登場いたしました。しかし?勤務先のシ
フトの関係で、しばらくは見に行けなさそう。やきもきしつつも、一体どんな運用で走っ
ているのかしら?と運用調査サイトをちょいちょい確認していたのですが

どうも朝しか走っていない模様。

しばらくは慣らし運転なのか? そして本日は、やっとこさ公休日。生憎の曇天なのです
が、折角の新型車両、撮影出来ないまでも、一度は拝んでみたいもの。運用調査サイトに
よれば、今日も朝のみの運用ですが、現在時刻は8時。んで京王5000系が高幡不動の
車庫に入ってしまうのが10時04分。逆算すると、あと20分くらいで家を出ないと走
行する姿を拝めない計算となる。しかしチビ妹を幼稚園に連れて行かなければならないの
で、とりあえずチビ妹を叩き起こして、強制的にゴハンを食わせ、有無を言わさず着替え
させて幼稚園へGo!しかし

まだ幼稚園が開いていない!

あまりに早く来過ぎて幼稚園の門が開いていないではないか!あぁ〜予定が狂う。しかし
門の外で頭を抱えている作者を見るに見かねたのか、幼稚園の先生が門を開けてくれたの
で、チビ妹をポイと投げ入れ、そのまま駅へGo!電車に乗り込み、乗り換えでは人波を
かき分け、笹塚駅9時13分発の準特急に乗車。乗ったはイイけど、どの駅あたりで京王
5000系を拝めるのかしら?と時刻表サイトで検索。すると

あれれっ?撮影出来るかも!

今日は姿だけでも見れればイイや、と思っていたのが、このまま行けば、有名撮影地のひ
とつである長沼駅で、撮影が出来るかもしれない。しかも高幡不動駅で各駅停車に乗り換
えた頃には奇跡的に、太陽が顔を出して来た。んで9時55分、長沼駅に到着。しかし

同業者、居たか・・・

やはり注目の新車、ビミョーな天候とは言え、カメラに収めたい方々は多いワケでホーム
端には3名程が待機中。仕方ない、やや下がったところで待機。高幡不動行き5000系
は、手前の北野駅を9時56分に出発するので、時間に余裕はありません。とか言ってる
間にもうやって来ました。程よく近づいて来たところをパチリ。



思うところは多々ありますが、一応撮れました。しかし運用調査サイトでは、このあとに
8000系「高尾山ラッピング」車が来る模様。少し待機。そして



パチリ。こっちの方が良く撮れたかもしれへん。んでは撤収。

●2017年10月12日

そして今日も見事な晴天です。しかし!こういう日に限って京王5000系は車庫でお休
み。何ともツイていない。そこで今日は、西武多摩川線で突如登場した「伊豆箱根鉄道」
カラーの電車でも見に行きましょう。伊豆箱根鉄道は静岡県と神奈川県に路線を持つ西武
グループの地方私鉄ですが、創立100周年を迎えます。そこで、同じく開通100周年
を迎える西武多摩川線の101系に、伊豆箱根鉄道1300系のカラーを施し、コラボし
ちゃおうという企画が行われています。なお伊豆箱根1300系は、もと西武101系な
ので、方向幕や、両数(3両か4両かの違い)のほかは、見分けがつくワケがありません。
武蔵境駅まで赴き、ホームから伊豆箱根カラーの101系をパチリ。



ついでに



通常の101系もパチリ。

しかし晴天の今日は、これだけに留まらず、そのままJR中央線で都区内まで戻り、秋葉
原駅で、つくばエクスプレスに乗り換え、一気に守谷まで赴きます。ここで関東鉄道キハ
5010形を撮影。関東鉄道は、運用調査サイトになかなか運用が載りにくいので、ある
意味「賭け」ですが、12時48分、待ちこがれたキハ5010形が登場!しかし



床下が汚れまくって、もはや「新車の香り」がいたしません。

●2017年10月26日

本当は、京王5000系の再撮影を、すぐにでも行いたかったのですが、雨に祟られるわ
台風が来るわで、気がつけば10月も下旬。太陽光の光量的に、そろそろ撮影に向かなく
なります。幸い今日は5000系が走っている模様で、しかも前回よりも車庫入りする時
間が40分ほど遅い運用。家を出る時間も若干遅くなり、時間に余裕が生まれますが太陽
の位置的にはビミョー。ギリ順光なレベル。果たしてキレイに撮れるか。

んで長沼駅。前回とは異なり、同業者は少なめ。ただしその理由は、作者が早めに長沼駅
に着いたからであり、5000系登場予定時刻が近づくと、わらわらと同業者が増えて来
ました。長沼駅は、北野駅方向に向かって上り坂となっているので、向かって来る列車を
バランスよく撮影するには、かなりのローアングルで撮影する必要があります。そのため
作者はしゃがんで撮影したいのですが、先客の方たちは立ったまま撮影するみたい。なの
で先客の股ぐらの間からカメラを構え、いざやってきた5000系をパチリ。



ほら来た!アングル的には見事!

際っ際までしゃがんで撮影した甲斐がありました。しかし太陽光的には満足していません。
ただし理想の太陽光下での撮影となると、再び太陽光が強くなる来春まで待たねばならな
いので、京王5000系は、今年はもう撮り納めとします。

しかし時刻的に、まだ帰るのは惜しい。どこか撮影したい場所はないか・・・と、オツム
をぐるんぐるん回転させて考えるのですが

あ、銀座線。

そういや、銀座線1000系が、最終増備車だけ仕様が異なるのを忘れていた。最後に投
入された2編成だけは、昭和2年に登場した初代1000形のイメージをより色濃く出し
たデザインの、特別仕様となっています。

しかし銀座線は現在、ホームドアの設置が進み、前回撮影した田原町も設置完了のため撮
影が不可能となっています。ただ、外苑前駅は確かまだ設置されていなかったはず、と思
い、設置されてしまう前に1000系特別仕様車を撮影せねば。てなワケで八王子の山の
麓から一気に都心の地下へ赴きます。

運用調査サイトでは、12時49分頃に外苑前駅に到着する渋谷行き列車が特別仕様車の
模様。先回りしてホームで待ちます。しかし完全に撮影失敗。困った。このまま折り返し
て来る列車を待ってても良いのですが、そもそも外苑前駅でキレイに撮れる自信がない。
作戦変更、同様の駅構造である、虎ノ門駅で撮影しよう、と浅草行きに乗車します。んで
青山一丁目、赤坂見附を経由し「あと2駅で虎ノ門・・・」と思った矢先

あれ?ここ良くね?良くね?

思わず降り立ったのは、虎ノ門のひと駅手前の、溜池山王駅。銀座線で最も新しい駅です。
銀座線は、溜池山王を除く全ての駅が戦前に作られ、そもそも現在のような6両編成を想
定していない駅構造なので、改築に改築を重ね、しかもライフラインなどの埋設物を除け
ているので、ホームも6両編成ギリギリまでしか伸ばせない状態となっており、さらに乗
客も多く、およそ駅撮りなんぞ不可能に近いのです(それ故、田原町は「我ながらよくぞ
見つけた!」と自画自賛に値する撮影地だったのです・・・現在は撮影出来ませんけど)

ところが、溜池山王駅は平成になって出来た駅。最初から南北線との乗り換えを想定して
建設されたので、駅ホームにも余裕があるため、停車中の銀座線車両も撮影可能。停車中
に撮れるというコトは、撮影条件の悪い地下区間において、ブレずに撮影出来るというコ
トです。

あまりにイイ撮影条件の駅を見つけて、撮影前にも拘わらず武者震いする作者。それと同
時に「何故に01系が健在の時に、この場所を見つけなかったんだ!」と意味不明な後悔
の念に苛まれる作者。情緒不安定・・・

1000系特別仕様車が現れるのは13時11分。その前に通常仕様車が一本来るので練
習とばかりにパチリ。



こりゃスバラシイ!

撮影してみると、こりゃ予想以上に撮影に適した場所だった。嬉しい誤算なのは、思いの
ほか乗降客がホームから捌ける時間が早く、列車の出発直前には、ほぼ無人の状態で撮影
出来たコト。都心の真ん中の駅なのに捌けるのが早いのは、乗客の動線に対して理想の位
置に階段が配置されているからなのでしょう。そして時刻は13時11分。他車とは異な
る、オレンジ色がかったライトの列車がやって来ました。1000系特別仕様車。客扱い
が終わり、ドアが閉まったところを見計らってパチリ。



っしゃ!撮影成功!

言うコトはありません。しかし「勝利の美酒に酔いしれる」場合じゃありません。チビ妹
の幼稚園送迎がギリギリ。とっとと帰りましょう。

最後に、撮りたい車両一覧。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

2017年に撮りたい車両

◎未撮影
相模鉄道20000系(12月デビュー)
箱根登山鉄道3100系

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

箱根、行きたいですね。んでも箱根登山鉄道3100系は、見た目が3000系と大差な
いので「撮らなくてもイイや」的な気持ちになっているのも事実。相鉄20000系登場
まで、しばらくは大人しくしてましょうか。

てなワケで、次回へ続く。

→該当ページ「車両ページ・京王電鉄
→該当ページ「車両ページ・東京地下鉄

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営・三セクへ