孜孜日
2023-07-04 | 花
引っ越して一週間の隠居。両親が建てて、長いこと住んだ家です。この家で両親は両方の親四人を看取りました。ちなみに両親は次男次女です。
さて、寝ている目の前にある 壁の額。なんかキラキラして後光が差しているよう。
●字の読みは『し』
これまで 興味もなく、読み方さえもしらず、寝起きの目でぼ~っと見て
『なんて読むのかなぁ⁉️』
夫に聞くと『わからん😵🌀』
『攻めるの字では ないな』
『なんか人の名前であったな、総理大臣で』
『羽田孜(はた つとむ)だ』
『つとむ』 で調べたり、『こへん(子編)』で調べたりして わかったのは
●字の読みは『し』
●意味は『つとめる /はげむ/ 精を出す』でした。
額の字の読みは『ししのひ』でしょうか。
いや 違う。右から読まねばいけません。
『ひはしし』でしょうか?
ネットで調べて 最後にわかったのは この書の文字は父が尊敬する方の書で、読み方は
『ひびしし』でした。父は まさに『ひびしし』の人でした。
『慈悲寛大・自己反省』がモットーで 商売はもちろん、多趣味で、地域への奉仕、貢献、環境整備 などなど 今の若い人が知らない業績を私は知っています。
したことをあげれば きりがありません。体が「 いつつ 」くらいあった気がします。そのぶん 母は一人で商売と留守番で大変だったと思います。
昔、朝早くから選別した椎茸を持って来ました。玄関の閉まった玄関をガチャガチャと激しく動かして開けて(昔の鍵なので それが出来た)まだ開店していない店の椎茸の桶に補充するのです。
パジャマ姿で寝ぼけまなこの私を 唖然とさせた父です。この秋で27回忌を迎えます。
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