ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

孜孜日

2023-07-04 | 

引っ越して一週間の隠居。両親が建てて、長いこと住んだ家です。この家で両親は両方の親四人を看取りました。ちなみに両親は次男次女です。


さて、寝ている目の前にある 壁の額。なんかキラキラして後光が差しているよう。

これまで 興味もなく、読み方さえもしらず、寝起きの目でぼ~っと見て

『なんて読むのかなぁ⁉️』

夫に聞くと『わからん😵🌀』

『攻めるの字では ないな』

『なんか人の名前であったな、総理大臣で』

『羽田孜(はた つとむ)だ』

『つとむ』 で調べたり、『こへん(子編)』で調べたりして わかったのは

●字の読みは『し』
●意味はつとめる /はげむ/ 精を出す』でした。

額の字の読みは『ししのひ』でしょうか。

いや 違う。右から読まねばいけません。

『ひはしし』でしょうか?

ネットで調べて 最後にわかったのは この書の文字は父が尊敬する方の書で、読み方は
『ひびしし』でした。父は まさに『ひびしし』の人でした。

『慈悲寛大・自己反省』がモットーで 商売はもちろん、多趣味で、地域への奉仕、貢献、環境整備 などなど 今の若い人が知らない業績を私は知っています。

したことをあげれば きりがありません。体が「 いつつ 」くらいあった気がします。そのぶん 母は一人で商売と留守番で大変だったと思います。


昔、朝早くから選別した椎茸を持って来ました。玄関の閉まった玄関をガチャガチャと激しく動かして開けて(昔の鍵なので それが出来た)まだ開店していない店の椎茸の桶に補充するのです。

パジャマ姿で寝ぼけまなこの私を 唖然とさせた父です。この秋で27回忌を迎えます。


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