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※長々と更新が滞っておりましたが、またぼちぼち再開したいと思います。

まずは前回までのエピソードをお読みくださると嬉しいです♪
今後もゆっくりのんびり更新となる可能性が大きいですが、頑張って(思い出して)参りますので、よろしくお願い致します。

ようやく焼肉屋さんに向かって出発した私たち。
行きつけの焼肉屋さんはKの実家から車で5分ほどのところにありました。
車内は姪っ子のはしゃぐ声と、それに答える義妹とその旦那 I の声が妙に明るく響いていましたが、それ以外の私たちにはどこか微妙な空気が流れているようでした。
(どうしよう・・・なにか話しかけたほうがいいかな?)
と、そんな空気に焦る私。
しかしそんなことを考えているうちに、あっという間に焼肉屋さんについてしまったのでした。
狭い駐車場に入る前に、Kは義両親に声を掛け先に降ろしてしまうと、隣でぼ~っとしている私に
「何してんだよ?お前もさっさと降りろよ。」
と、声を掛けてきました。
私は足元に置いてあった荷物をつかみ、慌てて車から出ると、先にお店の中に入っていった義父母や義妹達の後を追う気になれず、駐車場の脇に立ってKが車を停めるのを待っていました。
ようやくKがエンジンを止め、車から降りてロックをし、私の立っているところに戻ってくると、
「どうした?気持ち悪いのか?」
と言いながら私の顔を覗き込んできたのでした。
私が静かに頭を振ると、Kは私の背中に手を置き、ゆっくりとお店の方に押し出すようにして歩き始めました。
お店に入ると、予約してあった奥の座敷の方に、義両親と義妹夫婦が一つのテーブルについていました。
4人が座ったらもうめいっぱいのテーブルなので、その隣のテーブルまでが私たちの席として予約の札が出されていました。
後から来た私たちは必然的に隣のテーブルに座ることになりました。
その時、義両親のまわりをチョロチョロと歩きまわっていた姪っ子が、
「Kちゃんと食べたいの。」
と言い出しました。
そして、私の向かい側に座ったKの隣にちょこんと座り、にこにこしていました。
Kもそんな姿に目を細め、
「そっか、じゃあ一緒に食うか。」
と言ってにこにこしていました。
そんな事をしているうちに、店員さんがおしぼりとメニューを持って現れました。
義母がメニューを受け取ると、それが義父の手に渡ったかと思うと、そのままKの手元に渡ってきました。
いつもこの焼肉屋さんに来る時は、Kが必ずオーダーを決めていました。
Kは慣れた手つきでパラパラとメニューをめくると、ぶつぶつ言いながらオーダーする品を選んでいました。
そして目の前に座る私に、突然
「お前大丈夫か?肉食えるか?」
と言ったのです。
その言葉に反応した義母が、すかさず
「何?あんた具合悪いの?」
と眉を上げながら聞いて来たのです。
私はもうその表情を見ているだけで緊張してしまい、
「あ・・・あの・・・つわりみたいで・・・。でも今は大丈夫です。」
と、しどろもどろになりつつ答えると、義母は
「ああそう。でもつわりならあんまり食べられなくてちょうどいいんじゃない?」
と言い、義母の目の前に座る義妹に目をやりながらにやりと笑いました。
そして、
「ほら、あんたはもうあんまり栄養摂らないほうがいいからね。もう少し(体型を)何とかしないと、出産に障るよ?」
と言って、またにやりと笑いかけて来たのでした。
その義母の言葉と表情が私にとっては気分のいいものではありませんでしたが、もう何も考えないことにして、にこにこしながらその場をやり過ごしていました。
Kが頃合を見計らって店員さんを呼びつけ、注文をした後、しばらくして飲み物が運ばれてきました。
Kの家族はKを含め、ほとんどお酒が飲めない人たちだったので、飲み物といってもソフトドリンクがテーブルの上にずらりと並べられました。
とりあえず皆でグラスを持ち、Kが
「じゃあ、お母さん、いつもありがとう・・・乾杯。」
と声を掛けると、皆が一斉に義母に向かってグラスを高く上げ、グラスを口にしたのでした。
その後、お肉が出てくるまでの間、その場所にKと姪っ子の話し声だけが響く中、何とな~く気まずいような雰囲気になって来たので、私はこの場で義母に渡すために 車から持って降りていたプレゼントを手渡そうとテーブルの下でごそごそしていました。
すると、Kがすばやくそれに気がついて、
「そんなの後でいいんだよっ!!」
と急に大きな声を出したのです。
その場にいた誰もが私に視線を向けたので、私は焦って動かしていた手を止めました。
するとKが私に向かって眉間にしわを寄せながら少し小さな声で
「こんなとこに持って来たら荷物になるだろ?肉の臭いだってついちゃうのに。
どうせ後で(実家に)寄るんだからそん時でいいんだよ!」
と言ったのです。
私はKのその言葉にうつむいていた顔を思い切り上げました。
(え?実家に寄るの?今日私 気分が悪いのに・・・。ここが終わったらすぐに帰りたいのに・・・。)
そんな気持ちを込めてKを見つめた私でしたが、Kはもう既に隣にいる姪っ子の方に視線を向け、ニコニコと相手をしていました。
いつもならそこでため息をつきたい気持ちを我慢しつつ、仕方がないこととして何とか気持ちを治めようとする私でしたが、気分が悪いのを我慢して来ていたというのもあり、私は次第に悶々とした気持ちになってきたのでした。
(早く帰りたいからこそ、実家で渡さなくてもいいようにわざわざ車からプレゼントを降ろして来たのに・・・。
Kだって私がプレゼントを手にしながら降りたのを見ていたはずじゃない。
だったらもっと早く教えてくれたらよかったのにっ!!)
そんな風に考え始め、何だか凄く腹が立って来てしまったのです。
一瞬ぶすっとした顔になってしまったのが自分でも分かり、私は慌てて隣のテーブルに座っている義母のほうをチラッと見ましたが、義母は義妹と楽しそうに話をしていて私のことなど全く気にする様子がなかったので、少しホッとしつつも目の前に座るKに目をやると、依然 姪っ子と楽しそうに戯れるKの姿に、イライラし始めたのです。
そんな時に
「お待たせしました!」
という声と共に、Kが頼んだお肉が席に運ばれてきたのでした。
久しぶりに更新してみて・・・なんかどうやって書いていたかすらも忘れている自分にびっくりです。

何か、前に書いたことも書いてしまったりしそうな気がします。

そんなことがあったら・・・すみません。

久々なので皆様の反応が怖いところですが、温かく見守って頂けると嬉しいなぁと思います。

で、読んだついでにこちらもお願いします。




