Story
ランボーがベトナムへ戻って大暴れ!
パート1の後、刑務所に収監されたランボーだが、トラウトマン大佐にベトナムのMIA(戦時中行方不明者)の情報収集を依頼される。協力を条件に保釈されたランボーはベトナムへ乗り込む。しかし、ランボーは命令に反して捕虜の救出を試みたため、司令部に見捨てられる。作戦の本当の目的はMIAが存在しない事を明らかにして世論を鎮めることであり、捕虜の存在が公になると困るからであった。司令部の裏切りで敵に捕らえられたランボーであったが、現地の娘(ジュリア・ニクスン)に助けられて脱出、壮絶な大反撃を開始する。
1985年/アメリカ/ジョージ・P・コスマトス監督作品
評価 ★★★☆☆
「ランボー4 最後の戦場」公開記念。パート2もレビューしてみました。
某ジャーナリストの指摘ですが、冒頭の石切り場で強制労働させられているランボーのところへトラウトマン大佐が訪ねて来る場面で、ランボーが「今度は勝ってもいいんですか。」と聞いているそうです(字幕ではどう訳されていたか分かりませんが)。このセリフがベトナム戦争の本質を表しているそうで、つまり、あの戦争は勝つ事よりも戦争を出来るだけ長引かせる事が重要だったと。どういうことかというと、戦争が長引いた方が武器弾薬の消費量が増えるので、軍需産業がうるおうからです。
実際に、戦時中司令部に攻撃要請を出しても却下されるような事が多々あったようです。この辺の攻撃したくてもできないジレンマは「イントルーダー怒りの翼」(1990年、ジョン・ミリアス監督作品)でもちらっと描かれていました。当時も今も軍需産業はアメリカ経済に大きなウェイトを占めているのがこんな不可解な事態を生む背景にあるんでしょうね。
映画の方は、パート1に比べてアクションが大幅にパワーアップ。ヘリコプターの空中戦まで出てきます。ランボーがソ連兵(当時)をあの手この手でやっつけるのがギャグと紙一重のもの凄さ。ランボーの怒りは最後に司令部にまで及び、これでパート1で描かれた鬱憤も少しは晴れたかと思わせられるものがありました。
しかし、アクションが派手になった分、ドラマ性が稀薄になってしまったのは残念でしたね。
アクションはパート1に比べるとド派手で、更にパワーアップしたという感じでした。でも、衝撃的だったパート1の内容と比べると、私もwancoと同じく今作はドラマ性が稀薄のような感じがして、ちょっと物足りないような気がしましたね。
(「ランボー 怒りの脱出」1985年 8月 仙台市 にて鑑賞)
ランボーがベトナムへ戻って大暴れ!
パート1の後、刑務所に収監されたランボーだが、トラウトマン大佐にベトナムのMIA(戦時中行方不明者)の情報収集を依頼される。協力を条件に保釈されたランボーはベトナムへ乗り込む。しかし、ランボーは命令に反して捕虜の救出を試みたため、司令部に見捨てられる。作戦の本当の目的はMIAが存在しない事を明らかにして世論を鎮めることであり、捕虜の存在が公になると困るからであった。司令部の裏切りで敵に捕らえられたランボーであったが、現地の娘(ジュリア・ニクスン)に助けられて脱出、壮絶な大反撃を開始する。
1985年/アメリカ/ジョージ・P・コスマトス監督作品
評価 ★★★☆☆
「ランボー4 最後の戦場」公開記念。パート2もレビューしてみました。
某ジャーナリストの指摘ですが、冒頭の石切り場で強制労働させられているランボーのところへトラウトマン大佐が訪ねて来る場面で、ランボーが「今度は勝ってもいいんですか。」と聞いているそうです(字幕ではどう訳されていたか分かりませんが)。このセリフがベトナム戦争の本質を表しているそうで、つまり、あの戦争は勝つ事よりも戦争を出来るだけ長引かせる事が重要だったと。どういうことかというと、戦争が長引いた方が武器弾薬の消費量が増えるので、軍需産業がうるおうからです。
実際に、戦時中司令部に攻撃要請を出しても却下されるような事が多々あったようです。この辺の攻撃したくてもできないジレンマは「イントルーダー怒りの翼」(1990年、ジョン・ミリアス監督作品)でもちらっと描かれていました。当時も今も軍需産業はアメリカ経済に大きなウェイトを占めているのがこんな不可解な事態を生む背景にあるんでしょうね。
映画の方は、パート1に比べてアクションが大幅にパワーアップ。ヘリコプターの空中戦まで出てきます。ランボーがソ連兵(当時)をあの手この手でやっつけるのがギャグと紙一重のもの凄さ。ランボーの怒りは最後に司令部にまで及び、これでパート1で描かれた鬱憤も少しは晴れたかと思わせられるものがありました。
しかし、アクションが派手になった分、ドラマ性が稀薄になってしまったのは残念でしたね。
アクションはパート1に比べるとド派手で、更にパワーアップしたという感じでした。でも、衝撃的だったパート1の内容と比べると、私もwancoと同じく今作はドラマ性が稀薄のような感じがして、ちょっと物足りないような気がしましたね。
(「ランボー 怒りの脱出」1985年 8月 仙台市 にて鑑賞)
実は脚本、「タイタニック」の、とあえて書きますが、ジェームズ・キャメロンなんですよね。スタとシュワに人殺しまくらせていた男が「愛の映画」でアカデミー賞受賞。
映画史って面白いです。
あと「2」はジェリー・ゴールドスミスの男汁ぐちゅぐちゅのアクション音楽が大好きっす
スゴいね
こちらにもコメントありがとうございます。
強い女性(ジュリア・ニクスン)が出てくる所が、すでにその後のキャメロンの片鱗を窺わせますね。
キャメロンもようやく新作に取りかかっているようで、公開が楽しみです。
すみません、ゴールドスミスの音楽って、全然憶えてません。どんなのでしたっけ?(笑)
ブログのハンドルネームはnyancoです!
早速、見て頂いてありがとうございました。
これからも新作映画など、続々とアップする予定ですので、良かったらまたぜひ遊びに来て下さいね。