国際交流のススメ

舞台芸術・海外公演に関する情報をニューヨークから発信します。

淡路の懐の深さを実感するゆるキャラ・わたる君って

2010年01月23日 | アメリカ徒然日記
 
こちら2Dバージョンのわたる君。        そしてこちらが実写バージョンのわたる君。



ゆ、ゆ、ゆるいっすね、先輩。
タイトルでは淡路の奥深さと書いたけど、
本当は本州四国連絡高速道路公団のキャラクターなんすよねっ!!
つまりゆるいのは道路公団なんすけどねっ!!

しかし、このゆるキャラ“わたる”君。
なんとTVチャンピオン2「ゆるキャラ王選手権」にて優勝してるんすね。
つまりキング・オブ・ゆるキャラ。
なんでも一等は偉いです!!


またまた、ウィキペディアによると、「ゆるキャラ」の提唱者であるみうらじゅんは、
「ゆるキャラ」として認められるための条件として、以下の三条件を挙げているそうな。

1. 郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
2. 立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
3. 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている事。

これに加えみうらは「原則として着ぐるみ化されていること」も条件に挙げているんだそうな。

ウィキペディアでもちょっと触れていたけど、ゆるキャラって行政というか、
公務員的体質をどこかで引きずっていますよね。
徹底してないというか、採算ど返しというか、市場競争にさらされていないというか・・・
でも、それがゆるキャラの魅力なんですけどね。

わたる君、実写バージョンも平たいよ!!

淡路が生んだ高級和牛・淡路ビーフって

2010年01月23日 | アメリカ徒然日記
 


いやねえ、知らない人のほうが多いのでしょうが、淡路島は食材の宝庫なんですよ!!
鱧(はも)、鯛、そして福良産「三年ふぐ」と魚介類は当然ながら、淡路島はそれだけじゃない!!
忘れてはいけないのが「玉葱」と「水仙」。
もっとも水仙は食べられませんが。それどころか水仙の球根は猛毒なんですけど・・・。

そして意外に知られていないのが、そう、今回登場する「淡路ビーフ」なんです。
「淡路ビーフ」、地域起しのために急ごしらえで作り上げられたブランドではありません!
(いや、そういった側面もあるのですが、それはむしろ“純”な発想からなんです・・・)
なんと、松坂牛や神戸牛のルーツであり、実は高級黒毛和牛の但馬牛として出荷されている牛肉としては
今や但馬地方よりも淡路島からの出荷のほうが多いんだそうな!!

ここはウィキペディアに頼ってみると・・・

「純血統の但馬牛の多くが淡路島で生育されており、松阪牛や神戸牛などの素畜になっている。従来は知名度はほとんど無かったが、淡路島の観光振興などもあって少しずつ知られるようになった。但馬牛は、元来は兵庫県の但馬地方を原産とする黒毛和種であるが、今日では最高品質の純血統の但馬牛は、原産地の但馬よりむしろ淡路島での出荷数が多い。淡路島の但馬牛の子牛は出荷されて松阪牛や近江牛の素牛になるし、淡路島の但馬牛は神戸に出荷されて神戸で商品化(解体処理)されると神戸牛(神戸ビーフ)ブランドになって市場価格が高価になる。それに対して、淡路島で商品化されて淡路ビーフまたはあわじビーフとして販売されると市場でのブランド競争力が弱いため割安な価格で取引されていた。」

おお、なんと奥ゆかしい!
フランス・シャンパーニュ地方の境界線からほんの少し外れてしまったため、
同じ土壌、同じ気候風土で育てたにも関わらず「シャンパン」を名乗ることができない
「スパークリングワイン」のような悲哀があるじゃないですか。
つまり質実剛健ということですにゃ!!

で、今回訪問したのは、淡路ビーフの里「レストラン大公」
http://www3.ocn.ne.jp/~taico/


僕は3150円だったか?石焼ステーキ定食を頂きましたが・・・
美味い!!
お肉が柔らかい!!!
タレも出てきますが、僕はお塩と胡椒でいただきました。
お塩も味塩じゃなく、ちゃんとしたお塩が置いてあって親切です!!

 



神戸淡路鳴門自動車道の津名・一宮インターを降りてすぐです。
洲本温泉や南淡路に向かう途中で簡単に立ち寄れます。
ドライブがてら、立ち寄られてはいかがでしょうか!!
お店の前に駐車場もありますよー!!









淡路人形浄瑠璃座北米ツアーって(6:最終回)

2010年01月22日 | 海外公演
 
http://awajiningyoza.com/index.html 淡路人形浄瑠璃座のウェブアドレスです。



淡路人形浄瑠璃北米ツアーの第6回目。
いよいよ最終回です。
前回はマサチューセッツ大学での公演とワークショップ、そして子供向け特別公演の様子をレポートしました。
http://blog.goo.ne.jp/nyadosu/e/e54d23d054ae33e75a34d4fe6919e0d6

マサチューセッツ大学での公演を終えた一行は雪降るなか、バスで陸路次の目的地、
同じくマサチューセッツ州にあるウィリアム・カレッジへと移動しました。

主催はウィリアム・カレッジ付属の非営利の芸術法人である'62 Center。
大学機関の一部ですが、独立して舞台公演の主催事業も行っている団体です。
アメリカの大学にはこういった付属でありながら、独自に主催事業を行っているところが多数あり、
特に地方の文化拠点としての役割を果たしていることが多いです。
劇場学部やダンス学科などがあり、学生のプロダクションや、学生がスタッフとして参加することもありますが、
学生にはメインステージは使用させず、招聘した団体の主催事業のみ行うところもあります。

大学の施設というと、古びた講堂を思い浮かべる人も多いですが、
実際、マサチューセッツ大学の劇場などはかなり年季の入ったものでしたが、
この'62 Centerでは劇場施設を2003年にリニューアルしたばかりで、かなり新しく劇場機能も充実しています。

下記アドレスで'62 Centerの劇場施設が見れます。
http://62center.williams.edu/62center/venue_explore.cfm

今回、淡路人形浄瑠璃座が上演を行ったのは、3つある劇場のうちのCenter Stageと呼ばれる劇場。
キャパ150席と、ちょっと小さめですが、キャパ550席のMain Stageとどちらが良いかと聞かれて
Center Stageの方を選びました。
Main Stageはちょっと大きすぎると感じたのでそうしたのですが、
正直言うと、今から思えばMain Stageでも良かったか、との思いもあります。


 
ツアー中、最もプロの劇場スタッフが揃っていた    前手すりを仮設するためのキット
'62 Centerの劇場スタッフ。仕事が速くて        これがなかなかの優れもの。
知識も豊富。めっちゃ助かりました。           軽いし高さも調節可能でツアー向きです。



 
完成した前手すり用の仮設バー。右上の写真は劇場のバルコニーから撮影した
舞台の様子。人形浄瑠璃を上から撮影する機会はあまりないですよねー。
ちょっと見難いかもしれませんが、こんな感じで演じています。




真剣にリハーサルに臨む座員の皆さん。松井似の元ヤンキー座員同様、
ぱっと見は怖いけども、実は淡路人形浄瑠璃座で最も人の良い田村さん。
淡路に遊びに行ったら生キャラメルを買ってくれました。
淡路になぜ生キャラメルが売っているのかは不問に付しましたが・・・。



  
ウィリアムズ・カレッジでも学生に向けてのワークショップを開催しました。



 
上演中、演者たちはこの高下駄を履いて人形操作を行っています。
この下駄、重くて高いので、ただでさえ安定が悪いのに、人形遣いたちは
さらに爪先立ちで人形を扱うのだそうな・・・。卓越の技ですね。



 
山台の右手側に光っているのが字幕(プラズマ・モニター利用)と、もはやお馴染みとなった満席の客席。
雪降るなか、大勢の観客が来てくれました。



 
そして公演は無事終了。これまたお馴染みとなった人形使いによる客だしです。
どこの会場でもそうでしたが、人形が間近に見れて観客は大喜び。
めったにない、というか、この先、こんな体験ができるかどうか分からないですもねえ。
公演後の疲れをものともせず、毎回送り出しに出てきてくれる人形使いの皆さんに感謝です!



 
公演の後は、やはりばらし。そして搬出。雪の中オンボロトラックに荷物を積み込みます。



一行はこの後、いよいよニューヨーク公演となるのですが、淡路人形浄瑠璃北米ツアーのレポートは一応、これにて終了です。
以下、ツアーの日程のまとめです。

2月10日(火)   バンクーバー着
2月11日(水)   Firehall Arts Centreにて仕込
2月12日(木)   リハーサルと公演(1)
2月13日(金)   公演(2)
2月14日(土)   公演(3)とバラシ・搬出
2月15日(日)   空路ロサンジェルスに移動
2月16日(月)   REDCAT Theater にて仕込
2月17日(火)   リハーサルと公演(4)
2月18日(水)   ワークショップと公演(5)その後、バラシ・搬出
2月19日(木)   空路ニューヨークへ移動、その後陸路バスにてコネチカット州ミドルタウンへ移動
2月20日(金)   ウェズリアン大学・World Music Hallにて仕込
2月21日(土)   リハーサルと公演(6)
2月22日(日)   公演(7)、その後バラシ・搬出
2月23日(月)   バス(5時間)でコーネル大学へ移動、コーネル大学・Bailey Auditoriumにて仕込
2月24日(火)   リハーサルと公演(8)バラシ・搬出
2月25日(水)   コーネル大学・Barns Hallにて仕込と公演(9)バラシ・搬出
2月26日(木)   マサチューセッツ州アムハーストへバスで移動(5時間)・Bowker Auditoriumにて仕込
2月27日(金)   子供向け公演(10)、その後、ワークショップ
2月28日(土)   公演(11)、その後バラシ・搬出
3月1日 (日)   マサチューセッツ州ウィリアムズタウンへバスで移動(2時間)・'62 Center内のCenter Stageにて仕込
3月2日 (月)   ワークショップ、公演(12)、バラシ・搬出
3月3日 (火)   バス(3時間45分)にてニューヨークへ移動
3月4日 (水)   ジャパン・ソサエティにて仕込
3月5日 (木)   公演(13)
3月6日 (金)   ワークショップと公演(14)
3月7日 (土)   マチネ公演(15)とソワレ公演(16)、その後、バラシ・搬出
3月8日 (日)   日本に向けて出発
3月9日 (月)   日本着


今回のツアーでは、28日間で8会場、合計16公演+ワークショップを3回やったんですね。
国際渡航を除いて、ツアー中の移動は6回あったんですねえ。
どうもお疲れ様でした!!

ブログを読んだ知人から、「淡路のツアーは余程楽しかったんですね。文章からにじみ出てますよ。」と言われました。
そうなんです。めっちゃ楽しかったんです!!ツアーオーガナイザーがお仕事で同行してめっちゃ楽しむなんて!!
不謹慎な!!プロ失格!!なんて言われそうですが、いいんです。楽しかったんですから。

ツアーが楽しかったのは、もちろん同行した淡路人形浄瑠璃座の座員の皆さんが素晴らしい人たちであったからですが、
やはり舞台が素晴らしく、どの劇場でも気持ち良く、胸を張ってお仕事できたというのが一番です。
交流が大事だと、なんども書きましたが、やはり舞台あっての交流ですからね。
肝心要の舞台がいまいちでは、付随する交流にも力が入りません。
そういう意味では、非常にバランスの取れた良いプロジェクトだったと思います。
またいつの日か、淡路人形浄瑠璃座の皆さんとツアーに周れる日が来ることを祈っています!!


最後のおまけは、人形の髪を結う淡路人形座の松井こと、元ヤンの記虎さん。
どうも、お疲れ様でした!!



セサミストリートのオリジナル・マペットが作れるお店って

2010年01月18日 | アメリカ徒然日記
  



ブログの写真を整理していて、この話題のために写真を保存してあったことを思い出しました!!
そう、セサミストリートでも使われている、ジム・ヘンソン・カンパニー社のオリジナル・マペットのレプリカというか、
あなた自身のオリジナル・マペットを作れるお店がNYにあるんです!!

そのお店はジム・ヘンソン・カンパニー社が運営していて、NYの老舗おもちゃ屋・FAOシュワルツの中にあります。
FAOシュワルツはマコーレ・カルキン君主演の映画「ホーム・アローン」にも登場したNYで最も有名なおもちゃ屋さんで
5番街と58丁目の角、プラザ合意で有名なプラザホテルの向かいにあります。

お店に行くと、まずマペットのデザインを考えるためのパンフレットが貰えます。
貰えるというと御幣がありますね、このパンフレット自体がすでになかなかのものなので
マペットを購入する意思、つまり支払いが済んでからでないと貰えません。
そういう意味では、このパンフレットも価格に入っていると言えます。

ちなみに以下のアドレスで、この工房のサイトに行けます。
そこにパンフレットと同じように、組み合わせが試せるコーナーがあります。
これはウェブ・オーダーの人用のものですが、面白く遊べますよ!!
http://www.fao.com/whatnots/index.jsp



  



お店では、上記写真にあるパンフレットから以下のパーツを選びます。

・ボディ(3種類の色と形から選びます)
・目 (めがね付きなど13種類から選べます)
・鼻 (16種類から選べます)
・髪とヒゲ (23種類から選べます)
・洋服 (18種類から選べます)

ブログ用にウェブをチェックしたのですが、お店で貰えるパンフレットよりも、
ウェブショップのほうが選択肢が多いですね。新しく追加されたのかもしれませんが。

そして、僕がデザインしたマペットはこちら!!







じゃじゃじゃーん!
かわいいでしょ?

この図面を元にお店のお姉さんたちがマペットを製作してくれます。
気になる料金ですが、本体価格が$129.99
これにパーツによって追加料金が必要となります。
ちなみに僕のチョイスだと、たしか総額で$145ぐらいだったと思います。



 



まだパーツの付いていない、プレーンなボディー。
これは僕の選んだのではないのですが、写真が撮り易かったので掲載です。
このプレーン・ボディにまずは衣装を着せます。



  



次に目と鼻の位置を決めます。
このとき、目のタレ目具合や、位置も聞いてくれますので、好みに仕上げてもらうことができます。







こうして徐々にキャラクターに命が吹き込まれていきます。
このお店、知人から紹介されて知ったのですが、
うちの奥様の誕生日プレゼントにぴったりじゃないかー!と思い昨年8月に購入。
ちょっと大きいので、スーツケースに入らず、手持ちで奥さんの元に運びました。
でも、めっちゃかわいいので、NYの街中でも、空港でも注目を浴びることに!!

仕上げは操作用の棒の取り付けです。
この時にも、右利きか左利きかを確認して棒を取り付けてくれます。
セサミのマペットは、聞き手で顔を操作し、もう一方の手で手を操作しますからね。

なんだかんだで待つこと20分。
ついにオリジナル・マペットの完成です!!!







やったー!!
にゃー!!かわいいー!!

そして超本格的!!!
このまま、セサミ・ストリートに参加できそうです!!


ボディの選択は3種類ながら、かなり違ったキャラクターを作ることができます。
1種類しか作れないのが歯がゆくなるほど。
以下、様々な組み合わせのキャラクターたち。

どうですか?
旅の思い出に1体、オリジナル・マペットを作ってみては?



 




オフィスをお休みしての韓国料理って

2010年01月17日 | アメリカ徒然日記

ソウルガーデンの人気料理“スンドゥブ・チゲ”



一昨日、コンプデーと呼ばれる代休制度を利用してオフィスを休みました。
アメリカは基本、ホワイトカラー・イグゼンプション。
つまりオフィス労働者には残業手当というものが支給されません。
数年前に日本でもこの制度を取り入れるかどうかで、議論になったことがありますよね。
この制度とはコンプデーではなく、オフィス労働者には残業代を支給しないという方ですが。

アメリカのオフィス労働者は基本、残業代もなければ、定額の決まったボーナスというのもありません。
営業なんかのセクションでは、インセンティブとして、ボーナスなんかがあたりしますが、
非営利団体では当然ながら、ボーナスは存在しません。

では、個人の能力とは関係なく、会社事情で残業をしなくてはならない場合に、
会社が従業員にどうやってその分の埋め合わせをするのか。
それがコンプデーという制度だったりします。

劇場で働く場合、朝から劇場入りし、公演やレセプションが終了するのが真夜中なんてことも多々あります。
通常の勤務が午後6時までだとすると、6時から真夜中までの6時間は会社都合の残業ということになります。
本来であれば、この6時間にも給与が支払われなければなりません。
しかし時給ではなく、年俸で働くオフィス労働者で、残業代という制度がない場合、どうすれば良いのか??
コンプ制度では、その残業分を別の日の労働時間を6時間減らすことで労働時間の調整を行います。
この残業時間を消化するために取るお休みのことをコンプデーと呼びます。
正式にはcomplimentary day(コンプリメンタリーデー)と言いますが、
complimentaryとは“無料の”とか“招待の”という意味の言葉です。
ちなみに、アメリカでは招待券のことをcomplimentary ticket、略して comp ticket(コンプチケット)と呼びます。

コンプデーは、残業のあった日のすぐ後に取ることを奨励されますが、
そうも行かない場合が多く、使えなかったコンプデーがどんどん溜まってしまうなんてこともあります。
そして結局全部を消化し切れなかったなんてこともありますが、まあ、この辺りはバランスの問題ですよね。
どのタイミングで、どのぐらいの日数コンプデーを取るかは、やはり職場の状況によります。
あまり取らないと溜まってしまうし、忙しいときは取れないので、ちょっとしたプロジェクトの終わりなんかに取ったりします。
当然ながらコンプデーは有給休暇と同じです。
取らなかったからといってお金でもらえる訳ではないですが、取ったからといって給与や評価に影響はありません。

ということで、先日、コンプデーを1日取りました。
朝寝坊をして、それから本屋やビデオショップに行き、お昼にコリアンタウンに韓国料理を食べに行きました!!

ご存知の方も多いかと思いますが、マンハッタンの32丁目、5番街とブロードウェーの間は
韓国系レストランや食材店、カラオケなどが集中するコリアンタウン。
いくつかお気に入りのお店があるのですが、その日選んだのは、32丁目でブロードウェーに程近いレストラン「ソウルガーデン」

この「ソウルガーデン」で最も人気の料理が冒頭写真の“スンドゥブ・チゲ”。
僕がオーダーしたのは、コンビネーションと呼ばれる種類でお肉と海鮮の両方が入っています。
辛さの段階が4-5段階ほどあり、お好みで選べます。
僕が選んだのは、上から2つめのスパイシー。やや辛と言ったところでしょうか。
“スンドゥブ・チゲ”には生卵が付いてきますので、混ぜるとさらにマイルドに。
「ソウルガーデン」では、“スンドゥブ・チゲ”と下写真の“カルビ焼肉”とをセットメニューとして出していて、料金はランチタイムで$13ほど。


 


さらに韓国ビールのOBビールを注文。スパイシーなチゲと甘い味付けのカルビ肉に良く合います!!
平日の昼間に飲むビールって、どうしてあんなに美味しいのでしょうねえ。
おお、そして韓国料理で忘れてはならないのが、前菜です。






いつも冗談で、この前菜にご飯だけ注文したら怒られるかなあ、と話すほど、前菜が充実しています。
辛くない小皿もあるし、さらに野菜たっぷりで栄養のバランスも良いのが嬉しいですね。
日本の韓国料理店でもこの小皿の前菜は出るみたいですけど、NYほど充実している店は少ないんじゃないかなあ。
NYの場合、この前菜小皿はお変わり自由だし、別の小皿が欲しければ、言えば変えてもくれます。
そして当然、この前菜小皿は料理代に混みだし、僕みたいな一人客にも6皿出してくれます。素晴らしい!!

よく海外で日本食が食べられない状況の時に、どこにでもある中華料理屋さんが非常に助かる、
なんて話を良く聞きますが、僕は断然韓国料理ですねえ。中華料理ほどどこにでもある、とは行きませんが、
洋食が続いた後に韓国料理を食べるとホッとしたりしますね。

NYでは、東京同様、世界中の料理が食べられますが、NYの方がオリジナルに近い料理を出してるんじゃないかなあ??
日本のほうが日本人向けを意識してるんじゃないかなあ? 
と思うんですけど、どうでしょうかね?

もしNYに来られて、日本食ではなく、でも西欧料理にも飽きたら、コリアンタウンに来て、
韓国料理にトライしてみてはどうでしょうか?美味しいですよー!!