国際交流のススメ

舞台芸術・海外公演に関する情報をニューヨークから発信します。

NY、今年3日目? 4回目?の大雪って

2010年02月26日 | アメリカ徒然日記

アパートの玄関前のアプローチ。


にゃー!
玄関出たら大雪でした。
今年3回目?4回目?の大雪です。
NYは気温がマイナス7度とかになることもざらで、逆に氷点下にならないと
「そんなに寒くないね」な場所ですが、雪が積もるってことは、そう多くありません。
しかし今年は偏西風だっけ?の影響でドカ雪が!
前回はNY市内の学校は全部休校になったし、ピッツバーグなんかでは大学すら休校になったらしい。
ワシントンでも政府関係機関が全部お休みになるなど、結構雪が降ってます。


 
アパート前の通りをでて、ブロードウェーに。雪まみれですにゃ。


地下鉄も雪の影響を受けます。
なんで地下なのに・・・うーん、なんででしょう。
それを考えると、また夜も眠れなくなっちゃう・・・(追悼春日三球・照代)
まあね、地下鉄も地上走っている部分もあるし、水とかね。大変なんでしょうきっと。
そして郊外はもっと大変です。
ニュージャージー州やコネチカット州の郊外からマンハッタンへ通勤している人も多くいます。
そういう人は、郊外電車を利用したり、郊外バスを利用したりしますが、彼らの通勤の足もストップ。
前回はオフィスも閉鎖になりました。
明日は閉鎖ではないですが、半分も出てこないでしょう。
いいでしょ?アメリカって。




近所の公園も雪景色。
踏み荒らされるまでは綺麗ですね。
その向かいに地下鉄への入口が・・・。
NYの地下鉄の入口には屋根がありません。
なので雪が降ると、まるでぽっかり地面に穴が開いたよう・・・。




デモなんか綺麗ね。


にゃふー!!両手首骨折って

2010年02月26日 | アメリカ徒然日記
 
向こうに見える山の頂にスキー場が!         寒さ対策完全武装のにゃあどす君とおかん・山本君。



2月15日のプレジデント・デー祝日を利用してバーモント州のマウント・スノーにスキー合宿に出かけました。
にゃー!久々のスキー!今年はスノボにも挑戦したい!
ドレッドヘアにして、ブレザー着崩して、シャツをズボンから出して

“ちっ、うっせーな”

と小声でつぶやきたい!
そして行ってきました・・・・


 
アメリカの高速は走り易い!そして安い!       バーモント州の田舎道もなかなかです。
高速道路300kmほど走っても1000円ほど。
しかも半分はマンハッタンを出るときにかかるもの。
1000円高速にはかないませんけどね・・・。




バーモント州と言えば日本では「りんごと蜂蜜」ですが、アメリカでは大自然。
そして牛と“Ben & Jerry's”とスキー場!今回はNYから車で4時間のMount Snow Ski Resort に決定!!
もうちょっと走るとキリントンという大きなスキー場もあるのですが、そこはNYから車で6時間。
さすがに2時間の差は大きい。なので、今回はマウントスノーです。

北米ではやはりバンクーバーやコロラドがスキーの本場。
なのでマウント・スノーもこちらでは中規模かもしれませんが、日本にあれば大きなほうかも。
しかも東京から車で4時間であれば、かなりな人気スポットとなっているでしょう。


 
さすがに寒い!岩から染み出る水も氷柱となって・・・ 春ならきっと草原が・・・。



アメリカのスキー場は日本と比べると大きいし空いています。
でも1つ非常に残念なのが・・・・
食事です!!
お昼はスキー場でカレーが食べたい!!!
夜は民宿で温泉入って、鍋を食べたい!!!
それが非常に残念!

しかーし、
アメリカのスキー場には別な楽しみもあります。
スキー場近辺のホテルの多くは温水プールやジャクジー施設を完備しているところが多く、
まあ、温泉代わりではないのでしょうけど、冷えて、暖めては同じことかも。
あと、バケーションレンタルと呼ばれる別荘やコンドミニアムが沢山あります。
大きな一軒家を友達とレンタルしてワイワイなんてのも楽しいもんです。

ということで、今回は我々もバケーションハウスをレンタルすることに!
これだと、お家帰ってから鍋とかできるからねー。にゃほほほほ。


 
これが今回のレンタル・コンドだ!            2ベッドルームで6人まで泊まれます。
って外見はしょぼいけど中身はなかなかです。    フェイクですけど、暖炉もありますー。


間の悪い我々は1年で最もピークシーズンのプレジデントデーに来てしまったので
料金も普段の倍ほどしましたが、それでも4人で泊まって一人1泊7500円ほど。
普段ならその半分ぐらいですからね。しかも6人泊まれるところを4人でしたから。そう思えば悪くない。
あとね、アメリカのスキー場にはスロープサイドとか、トレイルサイド、と呼ばれるレンタルハウスもあって
そこはなんと、お家からスキーを履いたままでスキー場に行けてしまうのです。
なのでめっちゃ便利。
ややお値段は高くなるものの、利便性を考えるととってもお得です。
昨年はそういうレンタルハウスを借りたのでめっちゃ便利でした!
あと施設の敷地内に温水プールとジャグジーもあったしね。


 
レンタカーでスーパーへ!                 カートでお買い物。   


そして近所のスーパーに買出しに!
地方のスーパー、魚コーナーはなくてもお肉コーナーは充実しています。
しかし、薄切り肉はないので、そちらは前日にマンハッタンの韓国系スーパーで購入。
あとはチキンや野菜、そしてび、び、び、び、び、のビールです。


 
こちらは地ビールコーナー。               ブラックベリーウィート風味なんてのも。
迷った挙句地ビール詰め合わせセットに。      12本で12ドルですから小瓶1本1ドル見当ですね。



充実のビールコーナーへ。ここの品揃えはまあまあな感じ。
日本も発泡酒まで入れるとかなりの種類のビールがありますが、
どれもいまいち似た味わい。しかもあっさり、すっきり系が多いですね。
プレミアムモルツやエビスでさえ、こちらで言えばすっきり系のラガービール。
もちろん、アメリカでもそういうビールは多くあります。
でも、こちらでビールを飲むなら、もうちょっとどっしりコクのあるビールを飲んで欲しいです。
黒ビールは僕もそれほどではないので、もっぱらエール系を飲みます。
まあ、日本で言えばハーフ&ハーフといった感じですかね。

ビール党の僕は日本酒とか焼酎の味がいまいち良く分かりません。
ワインもドライ系であれば、あとはあんまり良く分かりません。
しかし、ビールだけはかなり好みがあります。
といってエール系しか飲まない訳ではありません。
基本エール系ですが、飲み始めはスタウト系を良く飲むし、後半はラガーを良く飲みます。
あと、夏場にはブルームーンのようなオレンジ味のビールも良く飲みます。
あとは地ビールですね。やはり郷に入れば郷に従え!
バーモントではマジックハットですかね!


 
おさんどん山本君は朝食作りに。 そしてにゃあどす君は今日も完全防備でスキーに。


なーんてことをしながら楽しいスキー合宿は過ぎて行きます。
到着した日は肩慣らしにスキーをやって、2日目は午後までスキーをやって最後にちょっとスノボに挑戦。
夜はうどんすきにちげ鍋と宴会で飽食三昧・・・。

にゃあ・・・・・
しかし、なにやら不穏な雲が・・・たら~ん・・・
にゃふ!思えば上の写真のにゃあどす君もちょっと暗い感じに!!
そう!厄年が明けたばかりのにゃあどす君に、厄年明け記念の不幸がひそかに迫っていたのだった・・・

にゃああああああ

にゃにゃにゃんとー
転びました。
転倒しました。
スノーボードは危ないです!!危険です!!
転ぶとかなり大怪我をします!
変にエッジが効いてしまった僕は後ろ向きに転倒。
後頭部を斜面に強打!!
う、くらくら~~~は、は、吐き気が~~
にゃふふうう~~
しかも両腕が・・・い、痛い・・・
起き上がろうと手を着くと激痛が!!!
みゃああああああ!!!!
しばらくしたら治まるかと思ったけど、手を着くとやっぱり痛い!!
自力で山を降りて救急室に行こうと思いヨロヨロと滑り始めたけど、両腕の痛みは増すばかり。
これで再度コケたらもっと状況が悪くなるかも・・・
そう思い同行していた友人に救助をお願いすることに。
雪の中でぽつんと座っていると、やがて真っ赤なスキーウェアにお兄さんが近づいて来て救助してくれることに。
まずは持参の布で両腕を胸のところに固定。
しばらくすると、ソリ状の担架が到着。
寝かされて運んでもらうことに!!

その写真がこれだ!!!





分かり難いけど、赤い布に包まれているのがにゃあどす君。
マタギのようなグレーの帽子が特徴です。
ソリ担架は搬入口のような入り口を持つ救急室へ。
ソリから降ろされると、そこは処置室。なんて手際の良い!!
そして親切でやさしいお兄さん・お姉さん、そしておばさんたち。
いいにゃあ、バーモント!
この救急室にもレントゲン室などはあるものの、費用は先払いで後ほど保険会社から払い戻しがあると説明を受ける。
さらにその先払いは$700程度とのこと。
骨折してるかもしれないのだから$700ぐらいいいけど、後々の手続きが面倒くさい。
ということで、車で30分ぐらいの街にある救急病院へ行くことに。
別の大きな街にはもっと大きな救急病院もあるだろうけど、そこだとNY同様待ち時間が長くなるだろうし。

あのね、アメリカの救急病院ではすぐには医者に診てもらえません。
拳銃で撃たれたとか、事故で血がだらだら意識もない、なんて状態ならすぐに見てもらえるけど、
骨折や食中毒ぐらいで緊急に命に関わらない場合は数時間、下手すると6,7時間、病院の待合室に放っておかれます。
前に胆石の痛みで七転八倒。とうとう救急病院に駆け込んだときも6時間ほど待ちました。
その間、痛み止めすらもらえない。自力で空いてるベッドを見つけて占拠することに。
待つこと6時間、ようやく医者が来たころには痛みもなくなり、歩いて帰れる状態に。
すると、「じゃあ、近所に掛かりつけ医に診てもらって」で終了。
なんのための救急病院じゃああああああああ!!!!
そんな医療制度を日本も目指すんだそうにゃ。

でまあ、小さな街の救急病院に行くことに。
待つこと2時間。(やっぱりNYなんかの3分の1ぐらいで会えますにゃ)
医者に会うと、まあ、折れてるでしょう、とのことでレントゲン撮影に。
レントゲンは見せてくれなかったけど、やっぱり折れてるとのこと。
その場で簡易ギプスを巻いてくれて、レントゲン写真の入ったCDをくれました。
あとは地元の病院でね、ってことです。
この話にはさらなる後日談があるのですが、それはまたの機会に。



そして、これが両手首を骨折したにゃんこにゃあああああ!!


救急病院の入口前で記念写真!にゃおー!!



さらに・・・・




鍵がー
ドアがー
開けられないにゃあああああ

そ、そ、そ、そ、それよりもーーーー
どうやってお尻拭けばいいんですかいにゃああああああ!!!


その後の生活はまた次の機会にー
にゃほほほほ