国際交流のススメ

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NYでおもちゃの拳銃を本物っぽく見せるのは法律違反って

2010年03月14日 | アメリカ徒然日記



当然のことですが、銃社会のアメリカでおもちゃの拳銃、
つまりモデルガンを抜き身で持ち歩く間抜けな人はいません。
もし僕が地下鉄構内(でなくて路上でも・・・)モデルガンを抜き身で腰に挿して歩いていたら
間違いなく警察に通報され、すぐに興奮しながら銃を構えた警官隊に取り囲まれ
「Put Your Gun Down」
とか唾を飛ばしながら叫ばれて、それで僕がちょっとでも怪しい動きを取ろうものなら即射殺です。
間違いなく、その場で即射殺です。
アメリカの警官は日本の警官と違って、常に臨戦態勢です。
拳銃もホルスターに収めているものの、グリップのはなんの安全装置も着けておらず、
なにかあればすぐに拳銃を抜ける体制になっています。
銃社会ですから、それだけ銃を撃つことへの抵抗感が少ないと言えますが
まあ、それだけ彼らもビビッているということでしょう。
撃たれる前に撃たないとね。
困った国です・・・・。





で、写真の広告です。
「Which One Is Real?」
ーどっちが本物?ー
「Not The One You Think」
ーあなたの思ったほうではないほう(が本物です)-
とあります。


 


そして、「NY市では、本物の拳銃をおもちゃのようにペイントするは違法です。
そして、本物に見えるおもちゃの拳銃を販売することも違法です。
そういった物を見かけたら通報してください。」
と書いてあります。
うーん、そんなの見かける人いるのかなあ。
で、通報する人もいるのかなあ。
なんか、空港の手荷物検査場にある禁輸品の中に「拳銃」とあるのと同じで
そんな注意書きってどのぐらい、これがあるから効果があるんでしょうねえ・・・。

まあ、しかし、銃社会ですわ。