【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

編集!編集!編集!

2007年10月30日 22時02分53秒 | 収集作業の覚書き

 現在、キャプチャーしたTV-CMのファイルを一本一本分離する編集作業をしています。ビデオテープにして55本中43本編集が終わりました。3,589本のCMの編集をしました。1日でテープ2,3本ぐらいしか進みません。(テープ1本あたりTV-CMが約25分です。)今日は編集の記事を書こうと思います。

 アナログテレビは毎秒のフレーム数は29.97フレームです。テレビやビデオをキャプチャーするとこのフレーム数が最高の値です。
それをPCで編集しやすいように毎秒30フレームに変換しています。
そうすると1,000フレームに1フレームずれてきます。これはドロップフレームといわれ画像と音声のずれの調節をアナログ地上波テレビはしています。
 しかしながら、実際にキャプチャーをしてみると30秒で1フレームぐらいが多かったり少なかったりまちまちです。毎秒30フレームの設定が出来ても実際は29.97フレームしかないですからどうしても音ズレが起こってしまいます。アナログとはそういうものなのでしょう。
 デジタルチューナー付のキャプチャーボードで取り込めばそんな悩みはないのでしょうが、デジタルチューナ付のキャプチャーボードはMPEG-1かMPEG-2でしかキャプチャーができなようです。そうするとAVIで編集するような1フレーム単位の編集が出来なくなるということでしょう。つまりMPEGデータを編集するということは約0.5秒単位のデータブロックごとの編集ということになります。
 YouTube等の画像でCMなどを見ているとよくCMの前後の映像がチラリと入ることがあります。全編15秒で0.5秒の誤差は大きいです。そんなわけでワタシは今でもアナログ派です。
 音ズレの修正方法ですが、いわゆる音ズレというものは映像に音声が合わなくなっていく現象ですがこれは音がズレていっていくのではなく実際は映像の方がずれていっているんです。もしも音の方がズレていっているのなら音声がひずんで聞こえるはずですしかしそのような事は起こってないようです。つまり音ズレを修正するには15秒や30秒のTV-CMですから音声の方を基準にしてフレームの過不足をCMの前後にフレームを調整していきます。そういう作業は「旧vmaid」では簡単なんです。ファイル全体のフレームの数を音声に合わせるというのも方法です。

 また機会がありましたら、TV-CMのファイル名の付け方について記事を書こうと思います。(実際、これが一番時間が掛かり、精神的、体力的にもこれがタイヘンです。)


コメントを投稿