【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

思い起こせば...

 たしか1998年の年末だっただろうか。部屋の整理をしている時だった。古いVHSのビデオテープを処分しようと思って、一応中身を確認しておこうとテープを再生したときの事だった。
 1989年頃の映像が飛び出してきて、思わず懐かしい衝撃を受けてしまった。特にTVCMの部分が私の心を動かした。そこで、何とかしてこの映像を保存しておかなくてはと思い、1999年の初めにビデオキャプチャボードを買い自宅にある数十本のVHSテープからキャプチャーを開始した。その当時のパソコンの性能(Pentium II 400MHz)からして、その作業はかなりキツかった。HDDも10GBそこそこ。キャプチャはコマが落ちたり。編集して保存するにも、圧縮するにも時間がかかり。夜な夜な砂時計と「にらめっこ」の日々は続いた。

地デジチューナー購入しました。

2008年01月04日 20時00分53秒 | 収集作業の覚書き

 キャプチャーするのにmpeg-1やmpeg-2でキャプチャーせずにAVIでキャプチャーして、アナログチューナー内臓のキャプチャーボードを利用している理由は以前のブログで書いたのでコチラを参照してください。

http://blog.goo.ne.jp/nuts_or_cm/d/20071030

http://blog.goo.ne.jp/nuts_or_cm/d/20070913

 お正月にTV-CMキャプチャー用PCの地デジチューナ(マスプロDT610)を購入しました。購入するまでは、次にあげるいくつか心配事がありました。

 まず、心配事のひとつは現在のアナログ放送が2011年7月24日までに終了してしまうということでした。たしかに、まだ先の話なんですが、アナログでは、チャンネルによってはゴーストノイズなどの画質のこともあるので購入することにしました。すでに地デジチューナー内臓のHDDレコーダーが有ったのですがコピーガード信号の関係でキャプチャー出来ないでしょう。画質安定化回路(デジタル編集機器)を使うという方法も考えたんですが、画質が著しく悪くなるとか、コピーガード信号除去はあくまでも隠し機能、など、ワタシにとってはアヤシイ代物のような気がしたので消去法でナシになりました。

 地デジチューナで受信した映像をVHSで録画できるだろうか?録画できたとしてもコピーガード信号も記録されてVHSテープからPCにキャプチャーできないのではないだろうか?既存のビデオデッキに取扱説明書に無い機能があるかもしれない。

(VHSテープで録画して興味の無い場所はジョグシャトルで早送りして、目的の部分だけキャプチャーするのが、自分にとって効率的です。)

 など、考えていましたが自分の部屋にもアナログTV(SONY-WEGA 21inc)があるので、もしPCキャプチャーで使えなければ、そっちで使う事にしようと思って実験的な思いも感じながら購入しました。

 コピーガード信号の関係でチューナーから直接テレビに繋がないと画面が乱れる場合もあるので、チューナーからVHSビデオデッキ、デッキからPCのキャプチャーカードに繋いで映るかどうか心配でした。ですが問題なくPCのモニタに画像が映りました。(中途半端に古い機器だったのが良かったのかもしれない。)

 次は、チューナーの画像をVHSビデオに録画で切る出来るか試してみました。心配に及ばず、問題なくうまくいきました。画質の方は確かにハイビジョンにはかないませんが、画質は現状維持といったところでしょうか。多分、DVD画質ぐらいでしょうから文句の出る品質ではないでしょう。

 そして、さらにVHSテープに録画された画像がPCでキャプチャーできるか試してみました、そうしたら問題なくキャプチャーすることが出来ました。録画しないで直接キャプチャーもやっていたらもちろん問題なくキャプチャーすることが出来ました。

 結果的には2011年以降もこのシステムでTV-CMのコレクションが出来そうだ、ということがわかりました。その他に音質も良くなっているようで、思いがけない収穫でした。

 ワタシ個人の予想ですが2011年以降はTV-CMの形態も変わっていくでしょう。実際、現時点でTV-CMの15秒で商品を見せて、URLや検索ワードでネットに呼び込んで詳しく商品の紹介や説明をするようになっていますものね。でも、ドラマや映画がデータ放送で、まるっきりテレビショッピングのようになってしまうのは、一視聴者として断固拒否します。