日本刺繍 nuinui のブログ

日本刺繍をつづります

能装束『腰帯』と金沢能楽美術館

2017-06-13 15:25:29 | 美術館&催事
『腰帯』四作品出来上がり
お教室のYさんの作品です
Yさんの事は、昨年、作品展の後記に『江戸筥迫・羽衣』と題してアップしています



笹龍胆子方紋
日本刺繍の腰帯です



















浅葱地南天文様
日本刺繍の腰帯です



地色が綺麗に写せません
















浅葱地菊文様
日本刺繍の腰帯です




















亀甲花文様
日本刺繍の腰帯です



四点の作品が揃いました
お見事















作品展で展示した作品
左・能楽師のご主人が打ったお面
  奥様(Yさんの事)が刺繍した
  七宝文様の腰帯と鬘帯です

右・七宝文様の腰帯を付けた姿
  (これから舞台でしょうか

家族で同じ方向を見て進んでいる姿を拝見するのは、とてもほほえましく、羨ましいです~ね





ズーット気になっていた『金沢能楽美術館』へ行って来ました

山科 理絵が描く能楽世界

左・『秘スル花ヲ 知ルコト』の
  ご案内

右・『永遠に(菊慈童)より』









上・『傍に(松風より)』

下・『逢いたい(桜川より)』

余り大きくない美術館ですが、見応えありでした

うっとりして見続けていました

この様な形で『能』を紹介して頂くと興味がわいてきます


金沢は小さな町!
能楽堂も近くにあります
折に触れ、お誘いも時々あるので、これからは・・・・と思っています




石川県立美術館へ

2017-01-30 13:43:39 | 美術館&催事
ズーット気になっていながら・・・  お尻の重いこと
今日になりました


東京国立近代美術館工芸館が、金沢市に移転することになり、それに先駆けての名品の、展示です

蒔絵漆の手箱や、硯箱など素晴らしい作品が沢山展示されていました


その他の展示場では、新春優品展

絵画や彫刻、書などの作品も沢山、沢山の展示でした







企画展
絵画に見る「江戸のくらし」

ついでに観た浮世絵版画展でしたが、美しく沢山の作品で見応えがあり、大満足
でした


藍の色の美しいこと

・第一章・第二章・第三章に分類されて、展示されていました

全部見て回ったら、帰りには足は痛いし、喉はカラカラ









第一章
遊楽の情景

・「大江戸めぐる春夏秋冬」
・「芸の広がり」の一部です
    








第二章
旅と信仰

・「各地へのお参り」の一部です











第三章
くらしのなかの喜び楽しみ

・「江戸っ子の身だしなみ」の一部です










おまけ
第三章の中の「文を読む女」ですが
タイトルにはこのように

「つれなき女におくる文
   あふてわかれしあとの文」

シーンとしている美術館の中
ここの作品の前の人だけが皆「ニコッ」と
笑っていました





成巽閣

少し前に「冬の衣裳」展に行ってきました

近くにある病院へ、「プラス13」の仲間のお一人が入院していらしたので、お見舞いの帰りにこの看板をみつけ

今度の展示も、とても参考になり、勉強させていただきました

懐中物も展示されています





紅葉の成巽閣へ

2016-11-21 22:13:10 | 美術館&催事

前田家伝来、古典文学の意匠展へ

源氏、平家の書物はよくわからないのですが、その意匠は工芸や衣裳に用いられています。御所解文様繍小袖が、何点か展示されていました

驚くほどきれいな保存状態です。
この小袖に手を通した奥方が、この場所に居住していたと思うと、格別な思いです











以前に何回か、お雛様と雛道具展を見学した時も、同じ想いだったことを思い出しました




謁見の間
この欄間は素晴らしいです


















正門は塀重門と、両袖に海鼠(ナマコ)壁が
続いています







成巽閣へは、一つ手前のバス停で降りて、紅葉に染まった街を歩きました(帰りも)

久しぶりに、ゆっくり歩き写真を撮りながら
癒されて帰ってきました








さくらさん
パソコンが未熟で、今もってゲストブックがどこにあるのか、どうしたらいいのか
解っていません
「筥迫先生」から連絡頂いて、成巽閣へ行ってきました
教えて下さり、ありがとうございました

〇 兎が漁をしている! 模様の懐中物
小さな面に緻密というか、細密というか・・・綺麗な仕事をみせて頂きました

〇 老松に白鷺! 模様の懐中物
「雪吊り」だから、兼六園でしょうか
雪吊りの刺繍、とても参考になりました

押絵、切り嵌め、刺繍、きれいなお仕事でしたね

帰りに、受付で「筥迫」の展示はありますか?と尋ねましたら、季節の衣裳展の時に
筥迫の展示もあると教えて下さいました

注意して、催しの案内をみようと思います




山代温泉 瑠璃光へ

2016-11-15 21:57:51 | 美術館&催事

全日本婚礼美容家協会の定期総会が、山代温泉、瑠璃光で催されました

飾り筥迫展の、作品の一部も展示されていましたので、14日(月)の午後から、教室の
Mさんと一緒に行ってきました

一時間チョットのドライブで、気晴らしにもなりました












九谷焼作家 四代徳田八十吉さんの講演も
同時に、聞かせて頂いたり、水引の実演にも参加したりして、楽しい半日でした


徳田八十吉さんは、人間国宝だった三代目のお父様の跡を継ぎ、今は海外でも広く活躍されています














絵柄ではなく、色の濃淡(グラデーション)
によって、作品を仕上げるのが、徳田八十吉さんの特徴です

上絵付けも、高温で焼成するのが、深い色味が出るそうです

お召しの着物も、徳田カラー
「私のユニホーム」と言っていらっしゃいました



お帰りに、筥迫と小袖にも足を止められ
「綺麗!写真撮ってもいいですか」と言われ
すこしお話させて頂きました



日本刺繍ではないけど、刺繍は好きで、前にはよく刺していた事あるんですよ~とも~

     








飾り筥展 その後

2016-10-25 20:35:31 | 美術館&催事
「全面開通」
思考停止がや~っと元に戻ってきました
明日から、正常運転で教室再開します

お願いしていた、展示会場の写真が、昨日届きましたので、遅れ馳せながら・・・・
    見飽きた~(笑)








作品展の会場設営は、いつも「ナカダ株」へ
お願いしています








前回のブログ
「守り巾着のお尻」で、お騒がせした
守り巾着と、香袋です

~沢山揃いました~















定家文庫

教室での会話
  「何入れる~」
  「ヘソクリ~
」