横浜ガンダム鎌倉ダイブツ ep2

（ep1の続き…）

「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」を後にして中華街へ。かの有名な「中華街」と書かれた門で友人と待ち合わせしていたが、中々、門が見つからなくてウロウロ…。これは、「朱雀門」？　この「天后宮」てのも違うか？　なんだよ、中華街って、あちこちに門があるんかい。後で知ったのだが、中華街には10基も門があり、俺が目指していた門は、「善隣門」というらしい。

あちこち歩いて、ようやく「中華街」と書かれた「善隣門」を発見。横須賀在住の友人は、とっくに「善隣門」に到着していたらしいが、俺が「朱雀門」の画像をLINEで送ったので、「朱雀門」まで迎えに行ってくれ、入れ違いになってしまったようだ。結局、土地勘のない俺が「善隣門」で待って、なんとか合流。4年ぶりぐらいだろうか。久々に再会した友人は、相変わらず美しかった。

本音を言えば、熱い抱擁で再会を盛り上げたかったが、友人は、人妻なので許されない。つーか、拒否られるだろう…。飽くまでも友人なのだ。同級生なので、彼女もアラフィフなんだけど、現役のイイオンナだ。ただの友人だけど、とにかく、美しき人妻と中華ランチでムフフである。中華街をブラブラしてランチの店を物色。迷いまくって、結局、四川料理の景徳鎮に入った。

友人は、麻婆麵ランチセット。俺は、麻婆飯ランチセット。うーん、ゲキカラでゲキウマ！　友人の麻婆麵もシェアさせてもらったが、麺もまたゲキカラでゲキウマ！　ランチの後は、焼小籠包を喰い歩きして、薬膳ちっくな甘味処で小休止。お互いの数年を報告し合い、話が尽きなかった。俺は、コロナや親父の入院でキツい数年だったが、友人の方も不妊治療や実家との不仲で辛かったらしい。

まだ時間に余裕があったので、近くにある「カップヌードルミュージアム」に寄ってみた。体験型アトラクションの「マイカップヌードルファクトリー」と「チキンラーメンファクトリー」は、時間の都合でスルー。展示を見るだけだったので、1時間もしないで出てしまった。まだまだ時間に余裕があったので、スタバでお喋りタイム。愚痴の言い合いだったが、本当に楽しかったなァ。

お別れの熱い抱擁をしたかったが、ビンタされそうなので、ディスタンスを取って、さようなら。美しき人妻とのデート（そう思いたいだけ…）を終え、地下鉄に乗って横浜駅へ。横浜駅から予約したホテルのある藤沢へ。19時過ぎにチェックインし、少し休んでから晩飯を求めて外出した。ホテルの地下にも数店の飲食店があるらしいが、折角なので、藤沢の街をブラブラ。

神奈川県のご当地ラーメン「サンマーメン」の店を探したが、結局、見つからなかった。他にも色々と飲食店があったが、どれもピンと来ない。結局、ホテルの近くまで戻ってしまった。裏道に入ると、「バーミヤン」の派手な電飾が目に入った。久しぶりに「バーミヤン」の炒飯でも喰うかと思ったが、いくらなんでも旅行先で「バーミヤン」はアホすぎる。

「バーミヤン」の真向かいに怪しいビルがあり、地下に入っている中華料理屋の看板が見えた。興味を惹かれ、階段を下りて奥にある中華料理屋に行ってみると、客ゼロの寂れた店だった。メニューを見ると「サンマーメン」がある。時間も遅かったので、この店に決定。「サンマーメン」と半炒飯のセットに単品で春巻きを追加して注文。中国系の女性が配膳してくれたが、なんか違和感が…。

「サンマーメン」って、こんなんだっけ？　そこそこ美味かったけど、トロみの弱い野菜タンメンて感じだった。半炒飯と春巻きは、正直、イマイチだ。微妙な晩飯を終え、ホテルに戻った。そして、ホテルの入口前で驚愕の事実を知ることに…！　ホテルの入口の横に地下のレストラン街に降りる階段があり、そこに先ほどの寂れた中華料理屋の看板があった。

なんてこったい！　「バーミヤン」の真向かいの怪しいビルは、俺が泊るホテルの裏口だったのだ。方向音痴と夜のせいで違う建物だと思っていた。藤沢の街をブラブラした挙句、ホテルの地下で晩飯を喰っていたなんて…。ボケまくりじゃんッ！　しかも、部屋にレストラン街の割引券があったからダブルでショックである。こうして、旅行の1日目が終わった…。

（ep3に続く…）

横浜ガンダム鎌倉ダイブツ ep1

横浜の動くガンダムが、2024年3月末に終了するらしい。ずっと行きたいと思いつつ、コロナ禍もあって行けなかったんだよねェ。アラフィフのオッサンになり、昔に比べると、ガンダム熱も冷めまくりだが、これで終わりとなると、やっぱり観ておきたい。過去ログを探ってみると、お台場のガンダムを観に行ったのは、2009年8月である。よしッ、15年ぶりに、実物大ガンダムを観に行こうッ！

平日2日間の休みが取れたので、どうせならと1泊旅行することにした。しかし、横浜だけで1泊旅行は、なんか勿体ない。そうだ、ついでに鎌倉まで足を延ばして大仏も観に行こう。横浜のガンダムと鎌倉のダイブツを拝むのだ。で、3月21日の朝に出発。地元駅から、2回、電車を乗り換え、元町・中華街駅に到着。電車に不慣れなので、朝のラッシュにビビリまくりだった。

昔、アメリカンプロレスWWEを観に、横浜アリーナまで行ったことがあったが、あの時は、友人のクルマだったので、横浜観光をしなかった。なので、今回が、ほぼ初めての横浜である。なんとなく聞き覚えのあるマリンタワーを通り抜け、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に到着。事前に購入していたwebチケットを提示して入場。おォ、ガンダムが立っているッ！

15年ぶりに見上げる実物大ガンダムは、圧倒的な迫力だった。が、しかしッ！　強風のため起動演出が中止とのこと…。噓でしょ、動くガンダムが動かないなんてッ！　起動演出は、毎時20分と45分に実行するらしい。果たして、次の時間までに風が収まるか…。お天気アプリを見ると、かなり厳しい。お台場のガンダムは無料だったけど、今回は、1650円も払ったのにッ！

次の起動演出の時間まで会場を見て回って時間を潰す。ショップは、高いばかりでロクなグッズが売っていない。レストランも、高いばかりで美味そうじゃない。展示エリアは、ロボット工学的な要素もあって興味深かったが、展示物が少なくて、直ぐに飽きた。最悪な気分で空を見上げると、依然として風が強い。もう駄目だろうと諦めかけていたが、なんと、実行するというアナウンスが響き渡った。

こいつ、動くぞッ！　11時20分から起動演出が始まった。iPhoneで動画を取りながら、動くガンダムを凝視。が、目の前にいるオッサンが、人形とガンダムのツーショットを必死に撮っている変人だったので、気が散りまくり…。人形は、50センチぐらいの女の子だが、デカくて、ちっとも可愛くない。ガンダムの起動演出よりも変人の方が強烈だったかも。ガンダムよ、変人を踏んでくれ…。

10分ちょいの起動演出が終わり、速攻で会場を出た。もう、寒くて寒くて…。そこそこ感動したが、やっぱり、ガンダム熱が冷めてしまったんだなァ。時間によって演出内容が違うらしいので、熱心なファンなら何時間も粘るのだろう。しかし、俺は、もう満足である。会場を後にして、友人とランチの約束をしている中華街に向かった。ムフフ、美しき人妻と中華ランチだ。

（ep2に続く…）

スターマグ296ml

スタバの会員プログラム「スターバックス® リワード」で、オリジナルグッズのマグカップをゲット！　非売品の景品と侮ることなかれ。下手な売り物よりも豪華な作りでカッコ良い。「スターバックス® リワード」で得られるポイントは、税込み54円の購入で1Stars。マグカップは、400Starsで交換したので、21600円分の成果である。うーん、豪華な景品だ。

Starsの有効期限は、たったの1年。なので、結構な出費だ。しかし、スタバでコーヒーやフラペを飲むのは、年に数回。飲食で得た分は、100Starsに満たないだろう。スタバは、常に混んでいるから落ち着かなくて…。やっぱり、福袋の分が大きい。8000円で148.1Starsも稼いだ。残りのStarsは、気まぐれで購入するコーヒー豆と、プレゼント用のギフトやグッズで得た分だ。

スタバのギフトやグッズは、女の子に受けるんだよねェ。下心満々のオッサンは、女の子の気を引くためにスタバに行くのだ。で、コーヒーは、別の店で飲む。我ながらアホだと思うが、女の子が喜んでくれるし、豪華な景品も貰えるし、ウィンウィンてやつだろう。コーヒーと女の子が大好きなオッサンは、あと数年で人生半世紀を迎えるが、相変わらず独身である…。

ホイール転じて福となす

2月某日、仕事に行くために自宅駐車場へ行くと、愛車「スペーシア」に異変が起きていた。左側後輪のホイールカバー（ホイールキャップとも呼ぶらしい）が、無くなっていたのだ。左側後輪だけ武骨なスチールホイールが丸見えで、なんとも間抜けである。まさか、盗まれた…？　いやいや、4枚あるホイールカバーの1枚だけを盗むアホがいるわけないか…。

とすると、走行中に外れたのか？　そういえば、ちょっと歪んで浮いている感じだったような…。運転が下手っぴなので、左側後輪を縁石に乗り上げたことが何度かあるし…。確か、先日の仕事帰りは、左側から回り込んで右側の運転席に乗ったのだ。俺は、かなり目ざとい人間なので、その時に外れていたら、きっと気付いたハズだ。つまり、先日の帰宅途中に落とした可能性が高い。

道路脇にホイールカバーらしき物が落ちているのを過去に何度か見かけたことがある。俺もアレをやってしまったらしい。取りあえず、そのまま仕事へ。仕事を終え、帰路は、先日と同じ道を走り、路肩や道路脇をそれとなくチェック。殆ど諦めていたので、チラチラと見る程度の捜索だったが、意外と簡単に発見。自宅まで500mぐらいの道路脇に転がっていた。まさか、本当に見つかるとは…。

自宅駐車場で回収したホイールカバーを付けてみたが、プラパーツが割れている上に、金属パーツが歪んでいて、上手くいかなかった。無理して付けず、新しいものと交換した方が良いだろう。でも、まァ、落とし物が見つかって良かったことに変わりない。変なところに落として事故の原因にでもなったら目覚めが悪いからねェ。なんにせよ、見つかって一安心だ。

で、ネットでホイールカバーを検索。最初は、スズキの純正パーツをオークションで安く買えないかと思っていたが、調べてみると、ホイールカバーの相場は、意外と安かった。4枚セットが3千円前後で買えてしまうのだ。1万円以上するものだと思っていたなァ。折り良くセール中で、折り良く2月末に失効するポイントがあったので、早速、amazonで注文。

数日後に届いて、直ぐに装着。つーか、ホイールカバーって、こんなに簡単に取り外し出来るものだったのか…。爪で引っ掛けてあるだけじゃん。てっきり、ボルトか何かで止めてあると思っていたのになァ。これでは、割れや歪みで落ちても仕方ないか…。シンプルなデザインを選んだが、これが、中々、カッコ良い。とても、送料込み3430円には、見えないぜッ！

愛車「スペーシア」が、ちょっとだけカッコ良くなって、返って得した気分になった。ついでに購入した愛車「スペーシア」の内装パーツも安くて良いものだったし、更に、ついでに購入したTシャツとジャケットも安くて良いものだったし、かなり当たりな買い物になった。正に、災い転じて福となす、である。これも、秩父三社の御利益だと思いたい。

秩父三社参り ep6

（ep5の続き…）

バスを途中で降り、約2.5kmの山道を30分ほど歩いて、ようやく三峯神社の駐車場に到着した。やっとこ着いたァ、と思ったが、三峯神社には、更に階段と坂道が続く…。ありふれた感想だけど、昔の人々は、よくもこんな山の中まで来たもんだ。電車とバスを使ってもヘロヘロなのに、足だけで、こんなところまで…。だからこそ、ここは、パワースポットなのだろう。

行列に並んで、ようやく参拝した。本当に長い道のりだった。多分、もう二度と来ることはないだろう。一生分の想いを込めて、必死に祈った。家内安全、家内安全、家内安全…。御神木にも参拝し、全国の神社の分社（正しくは、摂末社なのか？）にも、（数が多かったので、纏めてザックリと…）参拝した。日本武尊銅像をサラッと見上げ、大山倍達の記念碑はスルーした。

社務所で頂いた御朱印は、寳登山神社と同じく印刷の書置きだった。ちょっとガッカリだけど、とにかく、生涯7枚目の御朱印である。更に、キーホルダー型の御守も購入。目的を果たすと、さっさと帰りのバス停へ。バスの時間まで30分もあったが、行きの超満員バスを思えば、早い方が良いに決まっている。バス停に行くと、案の定、行列が出来ていた。

バスが遅れ、40分ぐらい並んだが、その甲斐があり、帰りのバスでは座ることが出来た。もしかしたら、三峯神社を見て回った時間よりも、バス停に並んでいた時間の方が長かったかも…。帰りもやはり超満員バスになった。しかし、座っているだけで、段違いに楽だ。行きは余裕がなかったが、帰りは景色を楽しむことさえできた。すんごい山道を走って来たんだなァ。

三峰口駅で降りるつもりだったが、座って乗ったバスが思いの外に快適だったので、終点の西武秩父駅まで乗ることにした。運賃950円なり。西武秩父駅から秩父駅まで、またまたバス移動である。時間に少し余裕があったので、西武秩父駅でお土産を購入。その後、秩父駅へ。運賃180円なり。秩父駅に着くと、折良く、羽生行の電車が来る数分前だったので、切符を買って速攻でホームへ。

帰りの電車に乗り、これにて1泊2日の秩父三社参り終了である。思い付きのノープラン旅行だったが、結果的に有益な休日になった。思えば、1日目に秩父駅で声を掛けてくれた親切なオッサンのお陰だ。あのオッサンの助言がなければ、散々な旅行になっていたかも知れない。これもまた、御利益なのだろう。どうか、御利益ましましで、良い一年になりますように…。

（完）