「クワイエット・プレイス:DAY 1」
2024年 アメリカ
監督 マイケル・サルノスキ
出演 ルピタ・ニョンゴ ジョセフ・クイン
映画館(字幕) T6H0
ふらふら度★★★☆☆
7月7日に観た映画を振り返る…。「クワイエット・プレイス」シリーズの3作目になるが、前日譚スピンオフなので、外伝的ストーリーである。うーん、正直、蛇足だったねェ。決して、つまらないわけではないんだけど、特に目新しい要素もなく、単純に、別アングルから描いてみただけ。前2作を希釈して、薄味のホラー映画を作ったような感じ…。あァ、勿体ない。
前2作は、エミリー・ブラント演じるド根性ママが強烈だったからなァ。今作のルピタ・ニョンゴ演じる末期ガン患者も個性的なんだけど、ちょっと弱いか…。しかも、なぜに猫を連れまわす? ニョンゴがニャンコを抱えてエイリアンから逃げまくるって…。前2作の赤ちゃん的な役回りなのか? 猫の演技が最高にキュートで良かったんだけど、存在意義が…。
「クワイエット・プレイス」の1作目を観た時は、あまりに怖すぎて、途中で逃げたくなるほどだった。2作目は、怖さこそ薄れたが、ドラマ性が増して感動した。で、3作目のスピンオフは、及第点ギリギリ。ホラー映画って、シリーズを重ねると、大抵、迷走するんだよなァ。そもそも、2作目で前日譚をやっているから、ネタが被っているし…。うーん、本当に勿体ない。
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