ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

映画覚書2024 #7

2024年09月08日 11時29分22秒 | 映画ふらふら

「デッドプール&ウルヴァリン」
2024年 アメリカ
監督 ショーン・レヴィ
出演 ライアン・レイノルズ ヒュー・ジャックマン
映画館(字幕) T7H0
ふらふら度★★★★☆

7月24日に観た映画を振り返る…。公開初日に仕事をサボって観に行って、気付けば、もう一ヶ月以上が経ってしまった。低迷していたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を再興させるべく、超豪華キャストが集った超話題作である。かなり面白かったので、吹替版でリピート鑑賞するつもりだったけど、あっと言う間に8月が終わってしまった。今年の夏は、早かったなァ。

冒頭に登場したジョン・ファヴローに驚いたが、まだまだ序の口だった。最早、カメオ出演ではなく、超豪華キャストのオンパレードだ。ヘンリー・カヴィル! クリス・エヴァンス! そして、まさかのウェズリー・スナイプス! 「ブレイド」の登場には、思わず声を上げてしまった。MCUに20世紀フォックス組が合流し、更に「ブレイド」まで! 正にマーベル映画の集大成だ。

ディズニーによる21世紀フォックスの買収を弄りまくり、第4の壁もR指定もブチ破る。詰め込み過ぎのネタ映画だけど、単純にアクションシーンが面白いし、不謹慎ギャグも面白いので、元ネタを知らなくても十分に楽しめるだろう。大不評だった前作のMCU作品「マーベルズ」を大きく超えるヒットになったが、ある意味、禁じ手なので、まだまだMCUの再興は不確定だ。

ロバート・ダウニー・ジュニアが「アイアンマン」ではなく、ヴィランとしてMCUに再登場するらしい。これまた禁じ手だよなァ。ウェズリー・スナイプスが新作の「ブレイド」に登場したら凄く嬉しいけど、やたらと過去のヒーローが復活するのは、ちょっと考え物だ。今後のMCUは、期待と不安が入り混じり。やっぱり、この「デッドプール&ウルヴァリン」が大きな分岐点になるだろう。

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映画覚書2024 #6

2024年08月13日 19時07分45秒 | 映画ふらふら

「クワイエット・プレイス:DAY 1」
2024年 アメリカ
監督 マイケル・サルノスキ
出演 ルピタ・ニョンゴ ジョセフ・クイン
映画館(字幕) T6H0
ふらふら度★★★☆☆

7月7日に観た映画を振り返る…。「クワイエット・プレイス」シリーズの3作目になるが、前日譚スピンオフなので、外伝的ストーリーである。うーん、正直、蛇足だったねェ。決して、つまらないわけではないんだけど、特に目新しい要素もなく、単純に、別アングルから描いてみただけ。前2作を希釈して、薄味のホラー映画を作ったような感じ…。あァ、勿体ない。

前2作は、エミリー・ブラント演じるド根性ママが強烈だったからなァ。今作のルピタ・ニョンゴ演じる末期ガン患者も個性的なんだけど、ちょっと弱いか…。しかも、なぜに猫を連れまわす? ニョンゴがニャンコを抱えてエイリアンから逃げまくるって…。前2作の赤ちゃん的な役回りなのか? 猫の演技が最高にキュートで良かったんだけど、存在意義が…。

「クワイエット・プレイス」の1作目を観た時は、あまりに怖すぎて、途中で逃げたくなるほどだった。2作目は、怖さこそ薄れたが、ドラマ性が増して感動した。で、3作目のスピンオフは、及第点ギリギリ。ホラー映画って、シリーズを重ねると、大抵、迷走するんだよなァ。そもそも、2作目で前日譚をやっているから、ネタが被っているし…。うーん、本当に勿体ない。

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読書覚書2024 #6

2024年07月31日 09時11分06秒 | 読書ふらふら

「愛犬ビンゴ シートン動物記」
著者 アーネスト・T・シートン
訳者 藤原英司
ふらふら度★★★☆☆
20240607金→20240704木

読書歴30余年、1026冊目の読破である。「狼王ロボ」「ぎざ耳ウサギの冒険」に続き、集英社文庫版の「シートン動物記」を読破。うーん、たまに読む動物小説って面白い。動物って感情がシンプルなので、人間ドラマのようなグダグダが無くて良い。いや、人間ドラマのグダグダも面白いんだけどねェ。それが、時々、嫌になるので、そんな時の息抜きに動物小説が打ってつけなのだ。

「愛犬ビンゴ」「銀ギツネの伝記」「ウェイ・アッチャ」の3編が収録。「愛犬ビンゴ」は、シートンが実際に飼っていた愛犬をモデルにした物語らしい。国と時代が違うので、人と犬の絆に多少の違和感があったが、まァ、そこそこの良作。「銀ギツネの伝記」は、銀ギツネ一家の物語で、「ウェイ・アッチャ」は、アライグマ一家の物語。この2編は、割と似たような物語。

「シートン動物記」って、時代が古いし、物語がシンプルなので、夢中になるほどでもないのだが、たまに読むと、そこはかとなく面白い。「シートン動物記」は、50編以上あるらしいが、大人向け翻訳の文庫版は、俺が調べた限り、集英社文庫版の3冊のみ。もっと読みたいけど、子供向け翻訳やハードカバーは、嫌いなんだよなァ。大人向け翻訳の全集を文庫版で出して欲しい。

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映画覚書2024 #5

2024年07月29日 17時10分01秒 | 映画ふらふら

「ザ・ウォッチャーズ」
2024年 アメリカ
監督 イシャナ・ナイト・シャマラン
出演 ダコタ・ファニング ジョージナ・キャンベル
映画館(字幕) T5H0
ふらふら度★★★☆☆

6月30日に観た映画を振り返る…。賛否両論のホラー映画を作り続けるM・ナイト・シャマラン監督の娘、イシャナ・ナイト・シャマランの監督デビュー作品をシネコン鑑賞して来た。モロに父親の作風を受け継いだ映画だったなァ。良くも悪くも…。舞台設定は、凄く面白そうなんだけど、ネタがバレると、途端に力が抜けてしまうような感じ。うーん、ホント、賛否あるんだよねェ。

シャマラン映画って、独創的なアイデアが素晴らしいんだけど、その独創的なアイデアを活かしきれないまま終わってしまう作品が多い。嫌いじゃないんだけど、鑑賞後にスッキリしないんだよなァ。「オールド」然り、「ノック 終末の訪問者」然り…。今作は、未開の森に作られた謎の覗き小屋が舞台。リアルなリアリティショー? 謎の存在に見張られた小屋の意味とは…?

ネットで調べてみたら、イシャナ・ナイト・シャマランは、25歳の美人さんだった。うーん、及第点ギリギリなデビュー作だったが、これからに期待したい。つーか、主演のダコタ・ファニングより、イシャナ・ナイト・シャマランの方が美人に見えてしまったことが、何よりのサプライズだ。ダコタ・ファニングって、子役の頃は、天使のように可愛らしかったのに…。

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映画覚書2024 #4

2024年07月22日 17時46分12秒 | 映画ふらふら

「マッドマックス:フュリオサ」
2024年 オーストラリア アメリカ
監督 ジョージ・ミラー
出演 アニャ・テイラー=ジョイ クリス・ヘムズワース
映画館(字幕) T4H0
ふらふら度★★★★☆

6月19日に観た映画を振り返る…。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の続編(つーか、前日譚スピンオフ)がようやく公開された。長かったねェ。前作が2015年だから、9年だよ。前作よりも製作費が上がっている割に、期待したほどヒットしていないらしい。うーん、9年も経って大ヒットの熱が冷めちゃったかなァ。キャストも変わったしねェ。

でも、個人的には、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」より面白かった。前作は、過激すぎて引く場面もあったし…。アニャ・テイラー=ジョイのフュリオサが思った以上に良かった。アニャのサカナ顔が、狂気の世界にマッチしているんだよねェ。アクションシーンも前作よりパワーアップ。連続的なアクションのカット割りが素晴らしかった。クリス・ヘムズワースのヒールも最高だ。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」も制作に10年以上かかっているし、シリーズ6作目は、また10年後か。いや、ジョージ・ミラー監督が79歳と高齢なので、シリーズ6作目はないかも…。ジョージ・ミラー以外に「マッドマックス 」の狂気の世界を作るのは不可能だ。最終作が前日譚スピンオフって、なんか勿体ない…。ジョージ・ミラーには、もうひと踏ん張りして欲しい。

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