つれ：「マイケル・ムーア先生一流の感覚で印象的なドキュメンタリーと辛辣なユーモアをマッチングさせた作風は相変わらずながら、全世界を巻き込む騒動となって未だに長く尾を引いてるテーマだけに日本で見てても一際身につまされる話になってるねぇ。
少なくとも第二次大戦以降はアメリカが総本山として資本主義を牽引してきたことは自他ともに認めるところだけに、過去のニュースフィルムを取り込んだ資本主義攻撃には歴史的な説得力もあり、さながらフランス革命を呼び掛けるアジテーションのような突撃映像からも切羽詰まった熱気が伝わってくるようだよ。
とはいえ経済的には共産主義や社会主義の失敗が明らかになって以降は資本主義にとって替われるシステムが登場していないのもまた事実な訳で、資本主義そのものを打倒しようとするより玉石混淆となってる自由主義と資本主義との関係の整理とか金融偏重の重金主義の見直しとかから手を着けてくしかなさそうだけどさ」
少なくとも第二次大戦以降はアメリカが総本山として資本主義を牽引してきたことは自他ともに認めるところだけに、過去のニュースフィルムを取り込んだ資本主義攻撃には歴史的な説得力もあり、さながらフランス革命を呼び掛けるアジテーションのような突撃映像からも切羽詰まった熱気が伝わってくるようだよ。
とはいえ経済的には共産主義や社会主義の失敗が明らかになって以降は資本主義にとって替われるシステムが登場していないのもまた事実な訳で、資本主義そのものを打倒しようとするより玉石混淆となってる自由主義と資本主義との関係の整理とか金融偏重の重金主義の見直しとかから手を着けてくしかなさそうだけどさ」
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