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のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

小説家ジュリアン・バーンズさん / 「最高の愛国心とは何か」

2016年08月16日 17時53分34秒 | 日本文化論
拙稿、「おぞましい、軽いジョークのような女の、

これまた軽いお笑い靖国セールストークがTVで放映されたようだ」で

高市早苗の靖国参拝で見せた

嬉々とした表情を伝えた。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/82b3e57051711fe81b198fac236a878b

その表情とは、

これだ。



なぜ、こんな風に

にこにこしていられるのか――。

まずは、

前掲ブログ記事でも伝えたように、

英霊の

苦闘を知らないってことがあるだろう。

知らないから、

「感謝」

などという歯の浮くセリフが平気で言える。

TVでも

「靖国に祀られている英霊のおかげで戦後の平和があることを忘れてはならない」

という謝辞で

慰霊をしたかのような

半ば儀式的な報道がなされているんではないか。

もし、本当に

慰霊する気があるならば、

徴兵された兵士の過半数を餓死させた軍指導部の不手際をこそ取り上げ、

責任追及すべきだ。

戦後の繁栄は、

そのような不手際ゆえに

非難されるべき軍指導部の価値観を

かなぐり投げ捨てたからこそ手に入れられたものだ。

すなわち、

平和主義、国民主権、基本的人権の尊重等によって

もたらされたものだ。

靖国神社は、

関係ない

(山崎 雅弘‏@mas__yamazakiさんのツイート〔13:42 - 2016年8月16日 〕参照 )。

次には、

支持者とのつながりがあるだろう。

その間の経緯をうまく描写しているツイートが

あったので紹介する。

O_sole_mio‏@O_sole_mio2818 さんの

発信だ。

――靖国を参拝しているセンセイ方は「保守層のみなさーん、テレビや新聞見てますか?私は参拝していますよお、どうかご支持を!」と心の中で叫んでいると思います。〔17:38 - 2016年8月16日 〕——

どんなに中韓が

「靖国」の参るのに反対しても、

聞く耳もたず、

我が道を行くという態度だ。

この気持ちは、、

小泉進次郎の次の言葉によく現れ出ている。



若いのに、

80歳だか、90歳の爺さんのような、

この頑固一徹ぶりはどうだ!!

君は、

一体どうして、

こんなになっちまったのか。

思うに、

靖国参拝が自分の問題ではないからだろうな。

「国家の名において死んでくれる人間が多ければ多いほど、

為政者として仕事をするのが楽」

という発想なのだ。

自分の問題じゃないから、

批判されるとむきになって弾圧しようとするのだろう。

これは、

彼らの愛国心が

いかに偽物であるかの問題だ。

これを理解するには、

英国のポストモダン派小説家のジュリアン・バーンズ氏

(1946年1月19日~)が

愛国心とは何かにつき的確な指摘をしているので、

考え合わせるといい。


転載元:平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役 ‏@NiST_HHさんのツイート〔18:47 - 2016年8月1日

所詮、

最近流行の嫌韓嫌中・国粋排外主義・皇室翼賛主義者の言い募るのは、

「愛国心」

に名を借りた、

自分の私益の要求であり、

とてもいじましい内容のものを主張しているに過ぎない。

彼ら似非右翼からすれば、

国民は、

騙すためのカモ。

折に触れ、

自分の私益の為に国民を騙そうと

魚の目、鷹の目だ

(matu(脱原発に一票、TPPに反対) @matu923 さんのツイート〔11:10 - 2016年8月16日 〕参照)。

いろいろ道具があり、

なかでも「愛国心」は秀逸だと

いうわけだな。

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