郡山市長の会見はこちらの新聞には出てなかったように思うのでここに掲載しました。
私も当然廃炉にすると思っていたので東電のやり方に怒りを覚えます。
**********************************
今回の災害にあたりましては、全国各地から温かいご支援をいただき、心から感謝と御礼を申し上げます。
郡山市民の避難状況につきましては、懸命な復旧活動の結果、当初の約1万人から約3千人に減少をしております。
しかし、原発の事故に伴い、県内各地からの本市への避難者数は、5,000人以上となっており、避難されてきた方々は、大変不便をしております。
特に、病気の方々に対しましても、本市の医療関係機関に懸命な対応をしていただいておりますが、医療品等に不足が生じつつある状況にあります。
大震災発生以来、私は、職員はじめ関係者の方々と市民の安全・安心の確保のため、全身全霊を持って対応してまいりました。
原発事故に関しましては、今日まで、国と東京電力の事故に対する対応のあり方について正確に情報を把握することができませんでしたが、本日の新聞報道を見て大変驚きました。
国と東京電力は、郡山市民、福島県民の命を第一とし、原発「廃炉」を前提に対応しているものと考えておりましたが、国・東京電力は、今後の産業・経済を優先し、「廃炉」を前提としたアメリカ合衆国からの支援を断ったことは言語道断であります。
私は、郡山市民を代表して、さらには、福島県民として、今回の原発事故には、「廃炉」を前提として対応することとし、スリーマイル島の原発事故を経験しているアメリカ合衆国からの支援を早急に受け入れ、一刻も早く原発事故の沈静化を図るよう国及び東京電力に対し、強く要望すると同時に、この件に関し、海江田経済産業大臣に直接電話で要請いたしました。
また、佐藤県知事、佐藤県議会議長及び渡辺いわき市長などと電話連絡をとり、市民あげて、さらには県民の方々と一緒に国と東京電力に強く訴えたいと思います。
お集まりの報道機関の皆さまにおかれましては、この趣旨をご理解いただき全国民の皆さまに、さらには、全世界の皆さまにこのメッセージを報道していただきますようよろしくお願いいたします。
...................................................................................................
記者の質問に答えて。
<原市長> 県民の安全安心、そしてこれからの日本を考えた場合、原発事故を完全に封じ込めることが大事。
現在、国、東京電力はいろいろな手立てをしているが、今現在の状況での手立てのため、今後万が一大きな余震が来た場合、これを継続できるか、という危険な状態にある。そのことを大臣に、政府の方針としてしっかり取り組んでいただきたいと訴えた。
具体的には、福島第一原子力発電所の廃炉を前提とした対応、そして、アメリカ合衆国の支援の受入れ。我々はこれまでの原子力事故を経験してこなかった。そもため、スリーマイル島原子力発電所事故を経験し、ノウハウのあるアメリカの協力を得ながら対処すべきと考える。
きっかけは、今日の新聞を見て、国と東京電力の対応が正しくはないと思い、私なりの判断で行動をとった。
*******************************
くわしくは郡山市のホームページを。
チェルノブイリの炉はコンクリートで覆われて石棺と呼ばれてますね。
廃炉にするというのはそういうことなんですね。
ブログの画像は姉と姪が東京から避難してきてにぎやかになった我家の玄関。
週末は娘婿も愛娘に会いに来て大人6人、4歳児1人、1歳児2人という大家族になってました。
娘婿が作ってくれた餃子。
これを3回も焼いてくれました。美味でした。
私も当然廃炉にすると思っていたので東電のやり方に怒りを覚えます。
**********************************
今回の災害にあたりましては、全国各地から温かいご支援をいただき、心から感謝と御礼を申し上げます。
郡山市民の避難状況につきましては、懸命な復旧活動の結果、当初の約1万人から約3千人に減少をしております。
しかし、原発の事故に伴い、県内各地からの本市への避難者数は、5,000人以上となっており、避難されてきた方々は、大変不便をしております。
特に、病気の方々に対しましても、本市の医療関係機関に懸命な対応をしていただいておりますが、医療品等に不足が生じつつある状況にあります。
大震災発生以来、私は、職員はじめ関係者の方々と市民の安全・安心の確保のため、全身全霊を持って対応してまいりました。
原発事故に関しましては、今日まで、国と東京電力の事故に対する対応のあり方について正確に情報を把握することができませんでしたが、本日の新聞報道を見て大変驚きました。
国と東京電力は、郡山市民、福島県民の命を第一とし、原発「廃炉」を前提に対応しているものと考えておりましたが、国・東京電力は、今後の産業・経済を優先し、「廃炉」を前提としたアメリカ合衆国からの支援を断ったことは言語道断であります。
私は、郡山市民を代表して、さらには、福島県民として、今回の原発事故には、「廃炉」を前提として対応することとし、スリーマイル島の原発事故を経験しているアメリカ合衆国からの支援を早急に受け入れ、一刻も早く原発事故の沈静化を図るよう国及び東京電力に対し、強く要望すると同時に、この件に関し、海江田経済産業大臣に直接電話で要請いたしました。
また、佐藤県知事、佐藤県議会議長及び渡辺いわき市長などと電話連絡をとり、市民あげて、さらには県民の方々と一緒に国と東京電力に強く訴えたいと思います。
お集まりの報道機関の皆さまにおかれましては、この趣旨をご理解いただき全国民の皆さまに、さらには、全世界の皆さまにこのメッセージを報道していただきますようよろしくお願いいたします。
...................................................................................................
記者の質問に答えて。
<原市長> 県民の安全安心、そしてこれからの日本を考えた場合、原発事故を完全に封じ込めることが大事。
現在、国、東京電力はいろいろな手立てをしているが、今現在の状況での手立てのため、今後万が一大きな余震が来た場合、これを継続できるか、という危険な状態にある。そのことを大臣に、政府の方針としてしっかり取り組んでいただきたいと訴えた。
具体的には、福島第一原子力発電所の廃炉を前提とした対応、そして、アメリカ合衆国の支援の受入れ。我々はこれまでの原子力事故を経験してこなかった。そもため、スリーマイル島原子力発電所事故を経験し、ノウハウのあるアメリカの協力を得ながら対処すべきと考える。
きっかけは、今日の新聞を見て、国と東京電力の対応が正しくはないと思い、私なりの判断で行動をとった。
*******************************
くわしくは郡山市のホームページを。
チェルノブイリの炉はコンクリートで覆われて石棺と呼ばれてますね。
廃炉にするというのはそういうことなんですね。
ブログの画像は姉と姪が東京から避難してきてにぎやかになった我家の玄関。
週末は娘婿も愛娘に会いに来て大人6人、4歳児1人、1歳児2人という大家族になってました。
娘婿が作ってくれた餃子。
これを3回も焼いてくれました。美味でした。
中国電力の上関原発の工事は一時中断になりました。
工事が再開することは、もうないのかもしれません。
日本で最も危険と言われる中部電力の浜岡原発ですが、一度は敗訴しましたが
もう一度訴訟を起こす気運になっています。
ドイツのように原発を無くする方向に向かうのでしょうね。
当然ながら地元の伊方原発を調べました。
570ガルの揺れに耐えるそうでありますが、今回の福島原発は507ガル、
4年前の柏崎原発では2058ガルだったそうです。
南海地震が来たら福島の二の舞でありましょう。
なんせ伊方発電所の傍にはA級活断層が眠っていますから。
将来の子どもたちのために、多少経済を犠牲にしてでも安全な国作りを
進めて欲しいところです。
それにしても、とうとう東京の水道水が汚染され、乳幼児は摂取するな、
とのおふれが出ました。
「ただちに健康には影響はなく・・・」とか「数回飲んでも大丈夫」とか、
おっしゃっていますが、おいおい健康に影響が出てくる可能性がありますよ、
という意味に聞こえますね。
関東東北では買い占めによってスーパーに水が売り切れのようでありますし
ミルクを作るのに困っている人も多いことでしょう。
乳幼児期間は1年2年と続くわけですから、今だけ我慢したらいい、
というものではないだけにお先真っ暗でしょうか。
東京にいる娘に、孫だけでも迎えに行こうか、とメールしたのですが
ジジババに甘やかされるのはもっと危険、という返事でありました。
その再開記事が凄いスクープですね。
これは酷い。
近隣諸国から非難が殺到しますよ。
せっかく世界からエールが届いているのに
善意を裏切る愚行です。
おそらく電力供給不足に不安を感じる産業界から押し切られたのでは?
あっ、霧の山さん復活ですね。
震災および原発事故について、霧の山さんがどんな論評を
しているのか楽しみでブログを開くと、しばらく更新していない
ので心配していました。
相変わらず鋭い論調、嬉しいです。
「日本の原発は安全制御システムが幾重にも施されているので、
絶対炉心溶融はありえない」
と明言してきた国と原子力安全委員会そして電力各社の
責任がこれから当然問われることになります。
大規模災害のたびに「想定外」では、結局科学の無力さを露呈するだけです。
毎日があわただしく過ぎていきます。
ほんとはもっと考えて発信しなくてはいけないことがありそうなのに。
津波の怖さを十分科学が立証しているのに産業界が従来の原発を使い続けさせたこと、忘れてはいけないと思います。(今日の朝日新聞)
そのためにこどもたちの未来が暗くなっていること、許しがたいです。