田んぼの準備 と 生きもの観察会(子どもゆめ基金事業)~親子で里山文化まるごと体験~
短い募集期間にもかかわらず、定員30組を上回る多くの申込みがありました。屋外の活動に、関心の高まりを実感しました。私達が活動している本埜地区の「子どもの田んぼ」でお米づくりから田楽・神楽まで里山文化を楽しんでもらい、コロナ禍でも子ども達の文化体験の機会を増やす取り組みを報告します。
始めに“米づくり”について教わりました。本埜地域の学校でも稲作体験の指導をされている方に、稲の種(もみ)や苗、田植えまでの田んぼの準備の話を聞きました。そして機械が無い時代に使用していた田植え定規の実物も見せていただきました。みな興味深くカメラを向けたり、もみの匂いを嗅いだりしていました。
次に森林インストラクターから、生き物探しの手がかりを教えてもらったら、田んぼやその周りにGO!水の中や泥の中、あちこちで生き物を捕まえました。みんなが捕まえた生き物は、説明してもらい観察をしました。観察を終えたら、生き物は元居た場所へ返します。
最後に田おこしを体験です。鍬や三本鍬、レーキなど農具を使い、湿地部分の土手を補修していきます。足元が悪い場所でバランスをとりながら重く慣れない農具を使うのは難しいです。しかし親子で交替しながら工夫を伝え合っている様子はとても楽しそうでした。
いんざい子ども劇場HPはこちら↓
http://npoinzaikodomo.wixsite.com/
ー★ー★―★ー★ー★ー★ー★ー