SA・TO・MI ~娘への想い~

2018/4/13に事件解決し、2020/4/2に刑が確定しました。これからは、娘の汚名を晴らすために頑張ります。

宮沢様の思い

2013-08-14 10:02:17 | ひとりごと
 宙の会から受信した内容の一部を紹介させて頂きます。
2000年12月、東京都世田谷区で宮沢さん一家4人が殺害された事件で
事件解決を見届けぬまま父良行さんは昨年9月、84歳で死去され初盆を迎えられます。

「事件を思い出すのは辛(つら)いが、私が話さなくては」。
妻節子さんは夫の無念を胸に、自分の言葉で事件を語り継ぐ思いを強くしている。
良行さんは09年2月に発足した
未解決殺人事件の遺族らでつくる「宙(そら)の会」前会長を務められました。

時効撤廃を訴え
殺人など重大事件の時効が廃止された10年4月の刑事訴訟法改正に結びつけた。
取材対応を一手に引き受けた良行さん。
節子さんは同行しても、報道陣に囲まれる夫を遠巻きに見るだけ。

人前で話すのは苦手で、自ら語ることはなかったですが
二年前に良行さんが入院し、一人で取材対応するようになった節子さん。
12年12月、夫の死去後の初めてとなる一家の命日の墓参りでは
伏し目がちに短く言葉を絞り出すのがやっと。
「事件について話そうとすると、頭の中にどーっと家族の思い出があふれてきて
しゃべれなくなるんです」

今年3月、名古屋市で開かれた宙の会の総会では
ほかの遺族が家族の思い出を語る中、涙で言葉に詰まり、一言もしゃべれなかった。
「夫もたぶん、同じように辛かったのでは」。
夫の生前、夫婦でいる時は事件の話題は避けてきた。

辛い思いをしても、やめるわけにはいかない。
発生から十三年を迎える中、夫の努力で十五年の時効はなくなったが
事件が世間から忘れられつつあると感じるからだ。

「何故あの事件が起きたのか分からない。あの人もそれが知りたかったと思うんです」
取材の前夜は、今でも眠れなくなるほど不安になる。
そんな時は、最後まで闘い抜いた夫の姿を思い出し、自らを奮い立たせる。
「大変だと思うことを、全部あの人に任せていたから。これからは私がやらないと」

私も宮沢様や奥様にお会いした事があります。
高齢で頑張るには、とても大変な事だと感じていますので
ご無理されないように願うばかりです。

事件解決するには、残された家族も頑張る必要もありますが
どんな思いをしているのか?少しでも理解して頂けますと助かります。
我家の事件に限らず
今でも、普通の暮らしをしている犯人を許す事は絶対に出来ません。
事件解決のご協力よろしくお願い致します。


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