ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

―― ツチノコとネズミ ――

2007-12-21 17:32:07 | Weblog
【画像の説明】
 
 来年の干支は「子」である。つまり、ネズミはツチノコの好物だ。あのプクプクとしたネズミたちは、ツチノコの栄養摂取には欠かせない淡白源なのであろう。当然、山野でネズミの多い地域はツチノコの棲息を念頭におくべきである。ところが、このネズミたるや日中はなかなか姿を見せない。夜ともなると雲霞の如く現われるくせに、お天道様の出ている間は穴の中に隠れている。そのため日中は、ネズミの巣穴の多寡で凡その数を推定するしかないのである。
 夜間、赤外線を使った暗視ビデオカメラを添えておくと、最も多く写し込まれるのはネズミ族である。群れをなしてカメラ前に出現する事もしばしばだ。勿論、カメラ前にはネズ公の好きな米やお菓子等をばら蒔いてある。これは、集まったネズミを狙ってツチノコが姿を現すであろうという目論見だが、未だ嘗てツチノコが写ったことはない。こんな作業を半年近く連日のようにくり返したその経費は、小粋な自家用車の一台分ではきかなかったはずだ。
 ある時、回収したビデオテープを見ていると、モニター画面の下を黒くズングリした生き物が通過した。固唾を飲んで見ていると、そいつは一旦フレームアウトした後、突然また姿を現した。なんと、肥満してツチノコ型になった野ネズミだった。その時に私は思った。こんなに肥満するというのは、ここらに天敵となる生物が存在していないからだ、と。
 以来、暗視カメラに大型のネズミの写り込みが確認されると、現場移動をするようになった。これからも夜間撮影は続けたいと思うが、ツチノコが常食とするネズミの発育状況の観察も作業に含まれてしまい、負担が増えた事を歎く今日この頃である。

【肥料小屋のツチノコ】

 夏の月夜の萱原では、カヤネズミを捕食しようとジャンプするツチノコを見かけるというが、まだお目にかかったことは無い。それもそのはずで、夜の萱原に分け入ってツチノコの登場を待ち受けたにしても、あの広大な原っぱの何処に姿を現すか分らないのだから見れなくて当たり前だ。
 
 土浦の田村町に探索へ行った或る日、ツチノコを目撃した直後の方にお願いして現場へ案内して貰って事が有る。その方は目撃現場のすぐ傍の土手を指差して「あの土手にツチノコの巣穴がある」という。確かに、直径7,8cmの穴が幾つか確認できた。ところが、二箇所の穴の中にはヒキガエルが鎮座していたのだ。ツチノコの好物の一つであるヒキガエルが穴の中に棲んでいるということは、ここらのツチノコはもっと美味い物を喰っているという事になる。では、その美味い物はなんだろう、そう思って辺りをうろつくと肥料小屋が目に止まった。
 中を覗くと人工肥料以外に天然肥料も置かれている。腐敗してはいたが、サツマイモや栗の実、蓮根や豆類の出来損ないが一堂に会していたのだ。植物といえども栄養価の高いものは多い。この肥料小屋はちょっとした食糧供給源である。これをネズミが見逃すはずはない。案の定、肥料袋は何物かによって食い千切られている。犯人は自ずと知れたネズ公である。土手のツチノコはヒキガエルなど目もくれず、肥料小屋のネズミを捕食していたのだ。
 ただ残念な事に、肥料小屋の裏手は湿気の多い藪になっていて蚊が多い。五分もすると薮蚊の大群に襲われボコボコにされる。それでも防虫ネットで顔を覆って張り込んではみたものの、蒸し風呂のような暑さと鼻をつく腐敗臭に根負けしてしまう。この厄介な代物の対処法さえあれば、この肥料小屋は最高の探索対象となるであろう。それともなければ5月初旬か9月下旬といった、期間限定の探索も面白そうだ。
 来春、土浦へ行った折は必ずこの肥料小屋を重爆しようと、今は策略を練りこんでいる。

【飛び出てきたツチノコ】

 詳細を失してしまったので粗筋ということになる。
 某県での出来事だ。Aさんご夫妻はハイキングに出かけた。小高い丘の上に手頃な草むらを見つけたご夫妻はそこにレジャーシートを広げ、持参したお弁当を食べ始めた。久々のハイキングに会話も弾み五分ほど経った時、シート端がガサガサ音を立てたかと思うと、突然小さなネズミが二匹も飛び出してきた。ネズミは芝生のような草の上を全速力で走って行った。すると、再びガサガサとシートノ端が音を立てると同時に膨らんだ。驚いて見詰めているとシートの下から異様な生き物が顔を覗かせ、程なく本体を現した。黒光りした太くて短い蛇で、削ぎ落としたような胴体の端からネズミのような尻尾が生えていた。
 「ツチノコだ!」と、二人同時に叫んでいた。そのツチノコは逃げ去ったネズミの行方を確かめると、猛烈なスピードで後を追って動き出した。その動きはまるでシャクトリムシのようで、あっという間に藪の中に姿を消したという。暫し呆然と見詰めていたご夫妻だったが、我に返ったご主人がシートを捲り上げたところ、直径4、5センチの穴が開いていたそうだ。ところが、出て来たツチノコはその穴の倍以上の太さが有ったというのである。お二人はツチノコの存在よりも、その方が不思議だと語っておられた。

 このような内容の体験談だったと思う。それにしても、腰を降ろしているシートの下からツチノコが這い出て来るというのは些かショッキングな話である。心臓の弱い方ならその場で発作を起こしてしまうだろう。ご夫妻の驚きは尋常では無かったと想像できる。
初めに飛び出してきたネズミの種類は特定困難であるが、ツチノコはネズミの利用するトンネル内に入り込んで捕食活動をしている事が伺える貴重な体験談でもある。これでツチノコとネズミは食物連鎖上、切っても切れない関係である事はお分かりいただけた事と思う。

 いやはや、今回の内容をもっと増量したいのでは有りますが、如何せん明日から舞台稽古の始まりです。しかしながら、まだ半分しか台本執筆作業が進んでおりません。今夜は徹夜で没頭いたしますため、本日は此処までと致します。
 尚、次回から暫くは「ツチノコ目撃談」を集中掲載いたそうと思います。引き続きアクセス下さりたくお願い致します。ではでは。

■ お知らせ ■
ツチノコのDVDが付録にセットされた「未知動物の特集本」が発売されます。発売は2月10日頃で、全国の「セブンイレブン」で4万部の限定販売です。その中で私の談話や山形で撮影された「死骸写真」も登場しますのでお楽しみに!

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