ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

◇ 検証・5/ころがる話◇

2008-02-25 13:13:58 | Weblog
★舞台公演が近いため、ブログが不規則になります!

【画像の説明】

以前(11月18日)、このブログでツチノコの転がりパターンは3種類あると書いた。上掲画像は、ツチノコの象徴とも言える「縦に転がる」、「丸くなって転がる」という、2パターンを絵にしたものだ。
この他に「横になって転がる」というパターンもあるが、これは目撃者が非常に少ない為その真偽のほどは定かでない。よって描き込むのを遠慮したという次第である。

「縦に転がる」パターンを目撃した人は、ドスンドスンという表現を用いることが大半だ。つまり、胴体に頭と尾部を引っ込めた状態で、一本の丸太ン棒を縦に転がすように斜面や坂を下るのだから、頭の部分が接地した際に「ドスン」という衝撃音がして、次に尻の部分が接地した「ドスン」という衝撃音が定期的に繰り返されるということで、そのため「ドスンドスン」と表現されるのだ。
一方、「丸くなって転がる」パターンで多いのは「コロコロ」や「ゴロゴロ」である。稀に「ガサガサ」とか「ザザザザザ」といった、草を薙ぎ倒すような音に例えることもある。

私は縦に転がってきた状況を「まるで飯綱落しさながらだ」と以前書いたが、山本素石氏の「逃げろツチノコ」を読み返していて、その間違いに気づいた。そこで改めて訂正させて頂くと、正しくは「木口落し」であった。キグチオトシと読むのだが、丸太などの両端をスパッと切り落とした状態を言うのだそうである。この丸太状態で支点を代えながら縦にバウンドして斜面を下るのだから、目撃者にしてみれば実に異様な姿を目にすることになるわけだ。
ただし、ツチノコが頭や尾部を体内に格納するという話を信じる事が大前提である。だが、「このカメのような行動だけは信じられない」と、疑問視されるツチノコマニアの方が大半なのだ。これは誠にもって当然至極だと思う。それでなくとも奇異な行動をとるツチノコのことだ、胴体に頭や尾部を引っ込めると聞けば、誰でも俄かには信じなくて当たり前である。この私ですら半信半疑なのだ。しかし、木口落しのように両端を切り落としたような状態のツチノコは、思った以上に多くの人によって目撃されているのだ。

リング状、またはボール状になって転がってくるツチノコの場合も、頭部や尾部を引っ込めているかと言えばそうではないらしい。「らしい」と表現するからには確定ではない。つまり、丸まって転がってくるツチノコを目撃者した人の多くが、斜面を下ってくるツチノコの速度が速すぎたり、草木が視界を遮ったり等と、好条件での目撃を果たしていないからである。そのため体を丸めた全体像は目撃されるが、頭を外に出していたか、それとも内側にしていたか、といった具体的な内容を質問されると、回答できる目撃者は殆ど存在しないのが現状である。

ツチノコが斜面を下る為に丸まっていく過程を目撃した人は、いないのではないだろうか。しかしながら、ツチノコの死骸をいじっていて、尻の方から勝手に丸まったという観察談は「逃げろツチノコ」に記載されている。このパターンで丸まるのが本当であれば、ツチノコは急所である頭部を保護する為に、丸まった胴体の尻の部分に頭を突っ込む事になる。そうやってリングもしくはボールといった形状を作るのではないだろうか? この形状をタイヤに例えるなら、内径の小さな極太のタイヤであろう。つまり、通常のタイヤではなく、センターホールが小さく身の厚いタイヤということだ。この歪なタイヤが斜面を転がってきたら、ボールのようにも見えるであろう。

ところで、この丸まった状態で果たして胴体内に頭部と尾部を格納する必要は生じるであろうか。これをイメージして考えると、衝撃から保護すべき頭部は、尻の部分が外側になってガードされるため、その必要は生じない事が分る。
私の知人の説によると、「胴体内に尾部を引っ込め更にその中に頭を突っ込んで転がるのではないか」というのだが、それでは視野が閉ざされ目的物への接近すら不可能であろう。やはり転がる際も、目は重要な役割を果たしているはずだ。

ことの序に、「横に転がる」状態について考えてみたい。
通常のビール瓶に似たツチノコが、横になって斜面を下っている姿を思い描いた時、何の障害物も無い草地ならクルクルと転がって行く姿は容易に想像できる。しかし、木の根や小藪、または倒木や凹凸等があれば、これらが障害となって進行を妨げる事は必至である。また、頭部を剥き出しにしていたら、障害物と激突した際には致命傷になり兼ねないであろう。それを防止する為に頭部を胴体内に引っ込めたとしたら、その視野は進行方向に向けられず、目的物への接近は意味をなさなくなるはずだ。
上述した理屈を踏まえて考えると、何等かの必要に迫られない限り通常のツチノコが、横に転がるといった不合理な行動はとらないと考えるのである。だが、もしかしたら…横に転がるのは「五八寸」タイプの肥満ツチノコに限られた特性なのかも知れない。棒状なったり丸まる事に適していないだけに、横に転がって当然だと思えるのである。

本日の「画像説明」が長くなってしまったので、そろそろ本題に移りたいと思う。


【ころがる話/概要】

「逃げろツチノコ」の74頁~80頁に「ころがる話」として載っている目撃談は、書いた本人である山本素石氏も、やや半信半疑のようである。と言うのは、ツチノコの転がる姿を目撃した方の話の内容が、些か奇抜であるからだ。まずは、その概要を記してみよう。

倉持久造さんは既に隠居して、高野山近くの橋本市郊外に住んでいる。年齢は80歳(昭和48年当時)ほどだが、健康そのものである。
この久造さんが60歳くらいの九月初旬、近くの山で畑仕事をしていると、背後の山からドスンドスンという音がして来た。仕事の手を休め音のする山の方を見詰めると、五十メートルほど先の松林の斜面をスクターのタイヤのような物が転がって来るではないか。「こんな山の上から転がってくるのは不思議だ」、そう思った久造さんが更にその物体を目で追っていると、ゴロンゴロンと転がり落ちてきた物体は、畑地の上を通っている灌漑用水路の中へスポッと消えたという。
その時になって、転がっているのにバウンドしなかったという不思議な現象に気づいた久造さんは、是が非でもその物体の正体を見極めようと、用水路に近づいた。この用水路は水を引いていなかったので、転がり落ちた物体が流される事は有り得ない。
用水路は幅も深さも50センチほどで、両側をコンクリートで固めてあった。ただし、畑から5メートルほど上に作られていたため、用水路へ行くには急斜面を上がらねばならなかった。それでも久造さんは、斜面に生えた草を掴んでよじ登った。そして久造さんは、その物体の落ちた10メートルほど離れた場所から恐る恐る用水路の中を覗こうとした。瞬間、その物体は一本の棒のようになって、垂直にピョーンと跳び上がったのだ。しかも久造さんの目と鼻の先の距離である。
驚いた久造さんは斜面を転げ落ちた弾みで気を失い、気づいた時は下の畑に這いつくばっていたそうだ。
その時のショックと転がり落ちた時に痛めた腰のために、久造さんは二週間も寝込んでしまったという。
因みに久造さんが間近に目撃した物体について原文では…

「その物体が跳び上がった高さは人間の背丈ほどで、まるで黒焦げの円柱を1メートル程に切ったような形に見えたと言う。それがいったい何物であったのか、その時は驚きのあまり判断もつかなかったが、後日、私の話を聞いて、あれはツチノコ以外の何物でもなかった、ということである。」

ここで久造さんの目撃体験談は締め括られていて、次の話はシマヘビが輪になってカエルを追いかけたという、実に不思議な話が綴られているのであるが、ツチノコとは関連性が薄いため割愛したい。


【検証】
この久造さんと仰る方の目撃体験談で気になる点がある。それは、「バウンドしないで転がって来た」とご本人が述べているにも関わらず、背後の山から「ドスンドスン」と音がしたと、冒頭で説明されている点である。素石氏はこの点について何も触れていないが、明らかにこの「ドスンドスン」と「バウンドしないで転がる」は、結び付かないはずだ。
ある程度の重量を持ったものがバウンドするから「ドスンドスン」と音を立てる訳で、バウンドせずに転がったら草木を薙ぎ倒して回転する「ザザザ」といった音になるはずである。

私は、久造さんが素石氏に語った話はウソや誇張などではなく、事実だと思っている。しかし、先述した私の知人は偏屈な男なので、この話は作り話だと決めつけている。確かに穿った見方をすればそうとも言えるだろうが、「ドスンドスン」という音を「ツチノコが縦に転がった」と解釈すると、容易に解けるのではないだろうか。
つまり、初めに久造さんが聞いた「ドスンドスン」という音は、ツチノコが棒状になって縦に転がっている時のもので、その後ツチノコは棒状からタイヤ状に変化したのではないか、という推論だ。このタイヤ状になって転がり始めた姿を見て、久造さんは「バウンドしないで転がった」と証言したのだろう。
この推論は当たっていると思うのだが、皆様はお考えは如何でしょうか?

そこで、更にこの推論を掘り下げると、ツチノコは縦から丸へと転換が出来るのではないか、という転換論に到達する。分りやすく言うなら、縦に転がっていたツチノコが、何かの理由で丸まって転がり始める、ということである。また、丸から縦への転換もあるかもしれないのだ。
いずれにせよ、ツチノコのようにある程度の重量が有って軟体動物のように弾力性のある身体なら、棒にもなれれば輪になっても当然であると思えるのだ。

という事で、ツチノコの「転がり」はミステリアスなのである。
次回は「ツチノコがとれた話」をお送りしたいと思うが、舞台公演が3日後に本番のため、またまた不規則になると思います。どうかご容赦願いたい。


★ 「UMA未確認生物衝撃映像」のニューバージョン予告も見て下さい。
http://jp.youtube.com/watch?v=V_utskexT1Y

■ お知らせ ■

2月12日に発売された「UMA未知生物衝撃映像」の詳細は以下の通りです。

Million Mook16
誌名:「UMA未知生物衝撃映像」   発行:ミリオン出版   価格:830円   発売日:2月12日 
  体裁:オールカラー64ページ(平綴じ/B5判)   全国のセブンイレブンで限定発売

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※予告動画 → http://jp.youtube.com/watch?v=QvQjZ5L3a_c

※ツチノコに関する御意見をお待ちしております。情報等やご質問で非公開を御希望の方は、下記のメルアドへお願い致します。   ※ zero1995zero@ybb.ne.jp

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―― ツチノコに酷似 --―

2008-02-19 03:59:14 | Weblog
★只今、舞台の稽古期間のため、またまた臨時ということで申し訳ありません!

【画像の説明】

他人様のブログで発見したこの怪奇生物の写真は、ちょっと見にはツチノコにも見える。ところがしかし、得体の知れた意外な生き物なのである。動物好きの方ならすぐにピンと来たはずである。
答えをお知らせする前に、まずはこのブログに書かれた日記をご覧頂こう。

『文字ばかりは寂しいので写真を一枚。年末の旅行で見つけたツチノコです。英語名はパンゴリンと言うらしいです。アフリカにもツチノコはいたんだね。なんでもガイドの人でも3年に1度しか拝めないシロモノ。いや、始めは3年に1回も見れるんだったらツチノコじゃねーなって思ったんだけどさ、あとで調べたらアジアにもいるんだってさ。
きっとアフリカとアジアでレア度が違うんだ。これは間違いない。小さな虫みたいな見た目ですが、硬い鱗を持った哺乳類です。1mくらいあります。敵を見つけると丸まって身を守るそうです。ありがたや。』

さてさて、文中に出てきた「パンゴリン」とは、いったいどのような生物なのでしょうか。私は画像を見て、直ぐに○○○○○○だと思いましたが、完璧を期すために「パンゴリン」を直接検索してみました。するとやはり私の思ったとおりの生物で安心しました。
そうです。正解は「センザンコウ」でした。漢字で「穿山甲」と書く、このお香のような名の生き物は、
『体毛が変化した松毬(マツボックリ)状の角質の鱗に覆われており、全体的な姿は、南米のアルマジロ類に似ているが、アルマジロの鱗が装甲としての機能しか持っていないのに対し、センザンコウの鱗は縁が刃物のように鋭く、尻尾を振り回して攻撃もでき、発達した前足の爪でアリやシロアリの巣を壊し、長い舌と歯のない口で捕食する』
といった、動物である。ただし、鱗に覆われはしていても爬虫類ではなく「哺乳類」であることをお忘れないように。とはいえ上掲画像で見る限りは、爬虫類的要素を多分に含んだ姿である。だが、顔はアリクイに似て可愛らしく憎めない容貌だ。
こんな奴が動物園から逃げ出し、何処かの草むらで昼寝でもしていたら大騒ぎになるだろう。そして、またもや「ツチノコはセンザンコウの見間違い」等といった、珍説が流布してしまうに違いない。
今までに「センザンコウ」という名はよく耳にしたが、それを英語では「パンゴリン」と言うとは知らなかった。呼び名が違うだけで、別の生き物のようなイメージを抱いたのは私だけだろうか?



【Yahoo恐るべし!】

2月13日から、Yahooトップページに未確認動物やUFOを扱った特集が載っている。たまたまその特集ページの一隅に、私の劇団に所属する「夏野まあや」という女優さんのブログが紹介された。彼女はブログの中に、先日発売された「UMA未知生物衝撃映像」の紹介文を書いてくれていた。
どういう理由でYahooが彼女のブログをピックアップしたのか知らないが、あれよあれよ言う間に5000を越えるアクセスが彼女のブログに殺到したのである。彼女にとっては青天の霹靂であった。
ところが、その恩恵に最も浴したのは皆様が現時点で読まれている私のブログなのだ。一挙にアクセス数が上昇し、これには私も驚いている最中なのだ。しかもその余波なのか、「UMA未知生物衝撃映像」も売れ行きが急上昇しているという。
兎に角、有りがたい話である。それにつけてもインターネット、いやYahooの影響力の凄さには脱帽最敬礼である。

【Yahoo の記事から】

上述したYahooトップページ内のコラムに寄せられたツチノコ体験談を転載してみたい。 

其一・・・
信じたい、です。理由はちゃんとあります。以前父から、「きねず」というヘビのことを聞きました。そのヘビは、昔から私の地元に伝わる、大変珍しいヘビだそうです。父は、過去に2回見たことがあると言っていました。1回目は、今から50年前、山道の途中でそのヘビに遭遇したそうです。そのヘビは、寸詰まりの太い体型に細い尾、そして大きなウロコで覆われていたそうです。この見た目より、「杵のようなヘビ」が転じて「きねず」となったそうです。名前は違いますが、話を聞く限りツチノコに近いものだと思います。竹の子掘りの途中だった父は、竹の子掘りをしていた他のおばちゃん達も呼んできて、そのヘビを見せた、と言っていました。つまり、父一人が見たわけではありません。また、その山には昔から「きねず」がいると言われていたそうです。2回目は、近所の家の使わなくなった水槽の中にいたそうです。私の地元の高齢の人は、皆、「きねず」のことを知っていたため、その家の人は、珍しいのでそのまま水槽の中で飼っていたそうです。その話を聞いた近所の人が、毎日のように「きねず」を見にきていたそうで、父がその時に「きねず」を見たのが2回目ということになります。私は、父からこの話を聞いて、日本スネークセンターの方に意見を求めました。その結果、ヤマカガシの可能性が高いというお答えを頂きました。いろいろと理由はあるのですが、①ヤマカガシは日本のヘビで最も多くの卵を産むヘビであり、最高で43個という記録があるそうです。よって、卵を持っているときは尾が極端に細く見えてしまうそうです。②ヤマカガシは色彩の異なるものが地方によって多く存在し、更にツチノコ目撃例が多い地域とヤマカガシ色彩変異型がいる地域を日本白地図で色を塗り重ねてみると、ぴったり一致するそうです。…と、いうことでした。このように、意外にはっきりした答えが返ってきたので、ツチノコ様のヤマカガシはいるとしても、新種のツチノコはいないのかもしれません。あしからず。


其二・・・小生は「つちのこ」を見た経験者です。当時名前を知らず、「つちのこ」は、昭和50年代の後半に奈良県で報道されたとき知ったわけです。胴体の短い蛇を見て同級生に話たが、「そんな形のへびはいない。見間違い」と一蹴され、そのままになっていた。奈良県での報道の時に描かれていたイラストが、小生の記憶と全く同じで、あれは「つちのこ」だったんだと知った次第です。
田舎育ちで蛇は見慣れ(アオダイショウ、シマヘビ、カラス蛇、マムシ)ているが、この時の強烈な記憶は今でも鮮明です。環境の変化で現在では、絶滅していると推察しています。


其三・・・うちのおばあちゃんの実家の前の石垣にツチノコらしき蛇がいるというのを聞いた事がある。おばあちゃんが実家に嫁いだ時に義父から、前の石垣にかわった形の蛇がいると聞かされてから50年後に初めてその蛇を目撃したらしい。イラストまで描いて見せてもらったが確かにツチノコみたいな形をしてました。興味深いのがその蛇の後に小さな子供の蛇を従えていたと言うのです。僕もその話を聞いて見てみたいと思ったが、何十年もその家に住んでるおばあちゃんが一回だけしか見た事が無いのだから無理ですね。ちなみにおばあちゃんの家がある村もツチノコの目撃例が多い村です。


※なかなか貴重な目撃談である。わざわざ藪塚の「蛇研」に問い合わせる方もいることが分った。そして
「きねず」という俗称があることも初めて知った。

Yahooさんに、今後も期待したいものだ。ボクはオークションをやっているので、出品物が落札されるたびにかなりの手数料を払ってきた。しかし、それらが肥しになったからこそ今回の一件があったような気がする。
本日の最後に、「ツチノコの存在を信じるか否か」という同じくYahooのアンケート結果をご覧頂きたい。

            あなたはツチノコの存在を信じますか?

2008年2月13日より 計7796票

■ 信じます・・・・・63% 4883票
■ 信じません・・・・29% 2253票
■ どちらでもない・・ 8%  660票

果たして、貴方は信じますか?



★本日は突然の臨時便でした。次回は「逃げろツチノコ」から「転がり」の特集です。

★「UMA未確認生物衝撃映像」をご購入された方で疑問や質問など御座いましたら、ご遠慮なさらずメールをお願い致します。

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臨時/UMA未確認生物衝撃映像

2008-02-16 03:40:53 | Weblog
【発売されました!】

12日に発売された「UMA未確認生物衝撃映像」は好調な売れ行きのようです。私は発売と同時に、なんだかんだで10冊ほど購入してお得意様に配ったのですが、そんな数ではまだ足らぬことが分り、更に購入しようと近所のセブンイレブンへ向いました。ところが、既に売り切れ。慌ててもう一軒のセブンへ急ぐと、ここには2冊しか残っておらず、あっちこっち歩き回り、更に10冊ほど購入。これを1冊ずつビニールに包み、宛名を書いたA4の封筒に入れ郵便局へ。あれやこれやで2万円近い出費と、郵送作業に約2時間を費やしました。
近所にセブンイレブンが数軒あるというのは、新宿区の住民だからこそなし得たことで、久し振りに都会の恩恵に浴した気分にさせられた。ところが、部屋に戻ってPCを見ると、なにやら質問調のメールがチラホラと…。殆どが私のブログにアクセスされているご常連さんらしい。
そこで、本日は、頂戴したメールとその回答を臨時に転載させて頂きます。

【DVDへの疑問】

槌ノ子太郎氏からは「DVDへの疑問」と件名に書かれた、以下のような内容のメールを頂戴した。

『貴殿の宣伝されている本を買い付録のDVD見ました。本の内容にケチをつける気はありませんが、貴殿がDVDでタレントさんに指導したハーモニカは不自然すぎるのではないでしょうか。ヘビは空気中を伝わる音を聴き取る能力などありません。しかしながら、貴殿はハーモニカの音でツチノコが寄ってくると進言していました。これは大きな誤りであり素人考えの最たるものです。その様な子供だましでツチノコ捕獲ができるのであれば、既に貴殿が捕獲されている筈ではないですか。どのような意図であの様な発言をされ実行されたのか、その真意をご説明して頂きたいと思います。』

と、槌ノ子太郎氏はメールされてきました。確かに誰もが思う疑問である事は否めません。そこで私は次のように返信しました。

『ハーモニカの件は、実際に私が経験した事です。今から三十年ほど前、多摩川の是政橋近くにある河原で、ハーモニカと草笛を吹く事で蛇が集まるか実験しました。夏の夕暮れ時の二時間ほどが実験時間でしたが、ヤマカガシ3匹とシマヘビが1匹、私のすぐそばまで来て動かずにおりました。
翌日、同じような気象条件でしたので、再び実験した現場へ行き、同時刻に何もせず座って観察しました。結果、蛇は現れませんでした。学説では、「蛇の耳は退化して体の内部で振動音を感じ取るだけだ」ということですが、果たしてそれを額面どおりに受け取ってよいのでしょうか? 
私と同じような経験をされた方は他にもいらっしゃいます。それ以来、私は何度かハーモニカで蛇を寄せようと試みました。やはり何もしないでいるより、蛇の寄ってくる確率は高いという結果に至りました。

ある本によれば、猟師が鹿の皮で作った鹿笛を吹くと、その音を聞きつけた鹿や熊の他に大蛇が寄ってくる場合があると書いてありました。また学術的に書かれた爬虫類の本では、耳のない蛇であっても空中を伝わる低音に反応する、とありました。また、蛇捕りを職業にする人の中には、ある特殊な笛を吹き、集まった蛇を一挙に捕獲するという話もあります。ですから私は、蛇が音を聞き取る能力を持たないなどと思いません。ましてや相手はツチノコです。ツチノコが蛇族に属するか、蜥蜴類に属するのか、それはまだ解明されていない謎です。もしツチノコが蜥蜴類であったとするなら、ハーモニカは有効なのではないでしょうか?

学説を信じる事も大切ですが、その説が本当か否か実験する事も必要だと思えます。その実験の結果、私は先述したように「蛇は特殊な音を聞き分ける能力がある」と判断し、今回のDVDで利用するように勧めたのであります』

という、返信を槌ノ子太郎氏にしました。
取るに足らない事かもしれませんが、疑問を抱きその回答を求めるのは当然の心理であると私は思う。あまり度が過ぎると偏屈だと思われてしまうであろうが、ツチノコの探求者に関して言うなら偏屈人間ばかりであり、皆さん大同小異なのだ。つまり、完璧な答えの出ない幻の生物に対し、誰がどのような推論を投げかけようと、それは自由だという事である。

今回、他にも幾つか質問メールがありました。それらは蛇の習性を知っていれば解決するであろう事なので割愛しますが、「UMA未確認生物衝撃映像」をご購入された方で疑問や質問など御座いましたら、ご遠慮なさらずメールをお願い致します。

★本日は突然の臨時便でした。次回は「逃げろツチノコ」から「転がり」の特集です。

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<検証・4/方言(俗称)の妙味>

2008-02-13 05:06:30 | Weblog
【本日のニュース】

予てから告知していた「未確認生物衝撃映像」と題した本が、全国のセブンイレブンの店頭で昨日から販売を始めた。思わず目を向けたくなるような物々しいデコレーションケースに入れられたこの本は、昨日の段階でかなり購入されているようだった。
付録のDVDに至っては90分というボリュームなので、これだけでも商品価値はまずまずである。
限定販売なのでお早めのご購入をお願い致します。


【無題】

画像の説明をする前に、以前から書かなければいけないと思っていた事があったので、まずはそれについて触れてみたい。

ツチノコを語る上で避けて通れない部分がある。それは、過去に記述された文献や地方に於ける俗称などであり、その解説の必要性である。
私は己の脳味噌の構造が緻密作業に適していないと、自信を持って断言できる。だから文献等に対する説明といった、細かい構成を必要とした作業は苦手である。それ故、このブログでも苦手部分はパスしてきたと言えるであろう。
余談だが、私の書く舞台台本も然りだ。常にテーマから逸脱し、あらぬ方向へと走って終る。よくぞこれで出演者からクレームがこないものだと、常に戦々恐々状態なのである。
こうして何かを書いていても、ちゃんとした構成ができていないからいつも支離滅裂で、読み返してみて何を言おうとしているかさっぱり分らない事が多い。これでは、折角アクセス頂いた皆様に大変申し訳ないと思うと同時に、何とか構成力を身につけようと努力はしているのだが…未だに……。

私が以前から書こうとしていたのは、私の苦手部分は他のHPや書籍で賄って欲しいという懇請なのだ。
そこで皆様にお勧めしたいのは、http://www.d1.dion.ne.jp/~k_nozaki/ ツチノコ共和国のホームページである。ここのは凄い! 凄いのである。
ツチノコ追っかけ35年目の私がお勧めするのだから間違い有りません。既にアクセスされた方も多いと思うが、このホームページの内容の濃さは、無料で拝見するには気が引けるほどのものである。

ツチノコ共和国のホームページを隅から隅まで一読することで、ツチノコの全体像をガッチリ把握できる事は言うに及ばず、且つ又、一層ツチノコにのめりこむ事は請け合いである。
特に、中に挿入されているツチノコのカラーイラストは秀逸である。初めて見た時、思わず「う~ん…」と唸ったほどだ。そして何より敬服するのが、その順序だった構成のうまさである。それが為に読み易さを誘い、理解力を高めてくれるのである。私もこういう頭脳が欲しかったとつくづく思う。

ホームページを管理されているのは「野崎和生さん」といって、ツチノコ愛好家と連携を取りつつ、真摯な態度でツチノコに取り組んでおられる方である。
しかも文章能力や構成能力に抜群のセンスをお持ちなので、これから先の「ツチノコ共和国」の発展が大いに期待出来るのではないだろうか。貴方も共和国へ参加し、ツチノコロマンに浸っては如何でしょうか? 兎に角、私の書き足りていない部分はツチノコ共和国のホームページをご参照くださりたく思うのである。


【検証・4/方言(俗称)の妙味】

妙なもので、「逃げろツチノコ」のページを追っていくと、本日の課題は「方言(俗称)の妙味」となってしまった。上述した苦手部分の検証になるのだ。
因みに山本素石は本文68頁~73頁に、ツチノコに関する全国の俗称を書かれ、その解説をされているが、以下に概略を纏めたので、これを持って検証としたい。
尚、後述するツチノコの俗称に形状を当てはめたものがある。それを分りやすくする為に、上掲の画像をご参照いただきたい。

① 徳利・・・その形はいろいろあるが、この2点は代表的なもの。
② 笄 ・・・コウガイと読む。髪を整える小型の道具で、武士が持ち歩いていた。 
③ 尺八・・・虚無僧の常備品。種類はあるが、形は大差ない。 
④ 俵 ・・・米俵。大小様々な俵が存在する。形状はほぼ同じである。
⑤ 小槌・・・農具。シンプルな形。
⑥ 横槌・・・農具。特殊な形状。
⑦ 藁槌・・・農具。
⑧ 苞 ・・・納豆を入れるツト。

ツチノコは全国で四十数種の呼び名が存在すると、山本素石は「逃げろツチノコ」の本文中で述べている。
しかし、この本が出版されたのは35年も前であり、いくら素石氏でも日本国内を隅々まで歩き回って調査した訳ではないであろうから、まだまだツチノコには呼び名があるように思えてならないのである。
この様々な呼び名(俗称)だが、ツチノコの形状を表したものと、その特殊な動きを表現したものの二つに大別される。そして、形状から付けられた呼び名に接して気づかされる事は、ほとんどが日常の生活に用いられる品々だということだ。
②と③のような形状は、未確認生物研究会の手嶋会長が仕分けに用いているA型のツチノコである。そして①、④、⑤、⑥、⑧は、紛れも無い真正ツチノコであり、⑦に至ってはゴハッスンと解釈しておかしくないであろう。

このように、ツチノコの形状を例えた呼び名は全国各地で自然発生したものだが、その発生年代がいつの時代なのか定かではない。ただし、江戸時代以前の文献に登場するツチノコの多くは、「野槌」とか「野槌蛇」と記されたものが大半である事から考え、形状による俗称は農耕と大きな関わりをもっているものと思えるのである。そうなると、既に弥生時代にはツチノコの形状を「槌」に例えていたかも知れないという疑問にぶつかってしまう。果たして、弥生時代に農具として用いられる「槌」が存在していたかどうか、その点が曖昧なので機会があったら調べたいと思う。

では、ツチノコの動きを例えて俗称にしたというケースはどうであろう? これには不思議な統一性があって、その最大特徴である「転がる」という動作に準え、コロ、タンコロ、コロゲ、コロリ、コロリン、コロガリ、コロヘビ、トッテンコロガシ、ツチコロビ、テンコロ、テンコロコロバシ、ゴロヘビ等と「転がる」という意味がベースになっているのである。これは福井県から西方の地域(四国を除く)に用いられている俗称である。

何故、「コロ」という形容がその地域で多く発生したかは全くもって不可解である。しかも、ツチノコ独自の動きを俗称としたものは、この限られた地域にのみ存在することも不可思議であり、先述した一連の「コロ」という言葉の統一性は更に不思議である。

福井県から東の地域で動きを例えた俗称は、私の知る限りでは福島県で「ゴロ」と呼んでいる狭い地域があるだけで、形状による俗称が殆どである。
他にも関西方面だったと思うが、「スバシリ」という俗称を用いている地域がある。その言葉の意味を「すばしっこい」と解釈するなら、将に敏捷なツチノコの動きである。

ところで、ツチノコの最大特徴と言える「跳ぶ」といった動作を、どうして誰も俗称にしなかったのであろうか? 例えば「跳び蛇」「跳蛇(ちょうじゃ)」と言ったような俗称だ。語呂が悪い訳ではないと思うのだが、どういう訳か「跳ぶ」事に関しては、俗称から除外されているようだ。

それでは、形状から付けられた俗称にはどのようなものがあるのだあろうか。

ノヅチ、ノヅチヘビ、バチヘビ、ツチノコ、ヨコヅツヘンビ、ツツマムシ、カメノコ、ツチンド、ズイゴー、ノウチ、ツチヘビ、ヨコヅチ、ワラヅチ、ツチノコ、ツトヘビ、ツトッコ、ゴハッスン、トックリヘビ、三寸ヘビ、シャクハチヘビ、ツチンコ、トッタリ、ヨコンボクチナワ、スキノトコ、キネノコ、ツチコロ、ツチコロビ、コウガイヒラクチ、タワラヘビ等々である。

殆どが農具の「槌」を例えに用いている様が、手に取るように分るのである。

取り敢えずツチノコの俗称に関しては、形状を俗称としたものは太くて短い格好の道具に例えられたものが多く、動きを例えたものは「コロ」系に統一されていて数は少ない、という事をご理解願いたい。


★ 台本の手渡しは15日ですが、まだ半分しか書けておりません。その所為でブログに歪みが生じますことをお許しください。


■ お知らせ ■

2月12日から発売された「UMA未知生物衝撃映像」の詳細は以下の通りです。

Million Mook16
誌名:「UMA未知生物衝撃映像」
発行:ミリオン出版
価格:830円
発売日:2月12日
体裁:オールカラー64ページ(平綴じ/B5判)
全国のセブンイレブンで限定発売

※既にyoutube上に予告が流れております。興味をお持ちの方は是非どうぞ。

http://jp.youtube.com/watch?v=QvQjZ5L3a_c

※ツチノコに関する御意見をお待ちしております。情報等やご質問で非公開を御希望の方は、下記のメルアドへお願い致します。

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※ツチノコ関連の画像は下記のYAHOOフォトからお願い致します。

http://photos.yahoo.co.jp/yrbyg995





【検証・3/修験者とツチノコ】

2008-02-07 17:59:16 | Weblog
【イメージ画像の説明】

その昔、サッポロジャイアンツという巨大なビールが販売されていた。兎に角デカイので、コップに注ぐときはかなり難渋した記憶がる。
このサッポロジャイアンツを「五八寸」として考えた場合、一升瓶は大型(全長60cm以上)ツチノコ、ビールの大瓶がやや大き目のツチノコ、中瓶は普通サイズのツチノコという具合になる。
ただでさえ太短い体形のツチノコであるが、サッポロジャイアンツのような五八寸となれば桁外れの太さである。見映え的には格好悪い事この上も無しであり、活動面では何かと不自由だろうと推測できる。

つい先日、知人と酒を飲んでいる席で五八寸について語ったところ、生態学的に有り得ないと馬鹿にされた。更にその知人は、ツチノコが何かを呑み込んで膨らんだ姿の見間違いだろうと、否定的な意見を述べていた。しかし、目撃証言を考察していると、どう考えても見誤りではなく個体として存在しているのである。その目撃の典型例が「逃げろツチノコ」の251頁に『修験者とツチノコ』と題して載っているので、本日は五八寸を語る序に頁を飛ばして検証してみたい。

突然、CMソングを思い出した。サッポロビールがその昔、「ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー、旨いビールの合言葉…」というCMソングを流していた。ツチノコには無縁だが、妙に耳に残っていたので思わず書いてしまった次第である。

【検証・3/修験者とツチノコ】

■ 概 要 ■
昭和47年6月、京都郊外の清滝付近の山中に建立されている、梅津山不動院での出来事である。異様に太く短い怪蛇を目撃したのは、梅津院の院主で当時59歳の浅野青龍師であった。

青龍師が奉仕の人たちと一緒に庫裏の下へ続いている山肌の下草を刈っていると、五、六メートルある斜面からドスドスガサガサと音をたてて何かが転がり落ちてきて、下草の中に落下した。何が落ちてきたのだろうかと目を凝らしていると、だしぬけにサッポロジャイアンツの瓶ほども太さがあって、長さが50cmくらいの怪蛇が姿を現したのだ。青龍師がその怪蛇の太さをサッポロジャイアンツに例えたのは、日ごろからこのビールを愛飲していたからである。
青龍氏は初めて見る怪蛇の太さに圧倒されたてしまった。しかも、斜面を転がって加速がついているはずなのに、怪蛇がピタリと止まった事も不思議に思えたという。縦に転がってきたか横に転がってきたかは不明だが、実に美しい体色に感心したそうだ。
その怪蛇はヤマドリの襟や背中と同じような美しさで、タマムシのような光沢が有り、イモリのようなシッポが生えていたという。そして驚き見詰めていると、怪蛇はデパートのエスカレーターが動くように、真っ直ぐ滑るような状態のまま3メートルほど進み、傍の石穴へツーと消えていくまで観察していたのである。

その後、この体験を知人の猟師に語ると、「院主さん、それはゴハッスンを見やはりましたんやで。この清滝から愛宕山裏の田尻にかけて、数は少ないが、昔からおりますのや」と教えられたという。しかも目撃したのは青龍師以外にもいて、その一昨年前の五月には74歳の老婦人が庫裏のすぐ下でワラビ採りをしている最中に、これまたヤマドリの羽に似た光沢を持つ怪蛇と出くわし、ほうほうの態で逃げ出している。更にそれを遡る十数年前、鉄砲撃ちの徳蔵という人が愛宕山裏の芦見谷で、やはりヤマドリのような怪蛇と遭遇し、あまりの太さに妖気と凄味を感じ、それ以来、鉄砲の猟をやめてしまったというような数々の目撃談も伝わっているのだ。

高雄から亀岡市の周辺にかけて、ツチノコはゴハッスンと呼ばれており、老ノ坂の王子では、夫婦がゴハッスンに追いかけられたり、木村君という中学生が犬を散歩中に追いかけられたという話もある。


【 検 証 】

敢えて検証の余地がないような体験談である。青龍師がサッポロジャイアンツに例えたのは実にユニークであり、五八寸の全体像が具体的に伝わってくる。

山本素石氏は京都に在住していただけに、関西方面の情報収集は迅速だったようだ。それに加え、機敏に対応する行動力も半端ではない。だから膨大な目撃談を収集できたのであろう。その反面で、机に向かいモノを書いている時間や趣味の渓流釣りに費やす時間もちゃんと割いているのだから、自身のスケジュールを組み立てる術も常人より上手のようだ。

この素石氏にしても、ゴハッスンとは如何なるツチノコかという、はっきりした見解を述べてはいない。きっと自分なりの答えは持っていたのだろうが、学術的分野にまで鉾先を向けたくない、といった思いが強かったのではないだろうか。
理屈より実践と考え、フィールドに全精力を傾けていた感がある。そのためには活動資金の捻出も必要なはずだが、本業の染色工芸家としてもそれなりの名を残したほどの人だから、資金は本業で調達できたのかも知れない。いずれにしても神出鬼没、電光石火の人である。

私は過去、ゴハッスンを求めて京都へ行き、酷い目にあっている。だから京都は鬼門と考え、関西方面への探索を行っていないのが実状である。その時に経験した「京都おいてきぼり事件」のあらましを綴ってみたい。

■ 苦い思い出 ■

私は「逃げろツチノコ」を初めて読んだ昭和48年当初、異常なほどに「ゴハッスン」に惹かれたものだ。そして翌年の初夏、悪友を誘って京都方面へ探索に行った。目的地は梅津山不動院であった。ここならゴハッスンと出遭えるような気がしたからに他ならない。

友人の車のトランクにはツチノコ捕獲に必要と思える装備を詰め込み、万全の対策で京都を目指した。ところが、肝心の精密地図を途中のサービスエリアに置き忘れて来た為、京都に着いてから酷い目にあってしまった。それというのも、その地図の余白に梅津不動院の所在や連絡先、京都市内からのおおまかなルートが記されていたからだ。
東京を夕食後に出て、京都に着いたのは深夜であった。お陰で深夜の京都をグルグル走り回る結果となってしまった。
地図を置き忘れたのは友人だったので、道に迷った私は亀岡辺りまで来た時、その友人をなじってしまった。普段は大人しい友人だったが、私の言葉がよほど腹に据えかねたのか、激怒した彼は私に向って「車を降りろ!」と言い出した。何とか詫びを言って宥めてはみたものの、友人は一切口をきかなくなってしまったのである。
深夜のことなので本屋は閉まっていて当然であり、やっと見つけたガソリンスタンドも既に閉店していた。
仕方なく車中で仮眠し、気づけば午前七時を回っていた。あたりを見回せば近くには山が連なっている。たまたま通りかかった登校中の中学生に「梅津山不動院は何処か」と尋ねると、ここらはお寺が多くて分らないと答える。ものは試しに「ゴハッスンって知ってるか?」と訊くと、「聞いた事が有るような…」という。これに気を良くした私は、持参のイラストを見せた。するとゾロゾロ集まって来た他の中学生たちの中に「見た事がある」と言う者が現われたのだ。すぐ近くの竹薮だと言う。
中学生が指し示した竹薮はすぐそばだった。私はお礼もそこそこに竹薮へと向った。だが、友人は車内で寝腐っていて、声を掛けても起きる気配が無い。仕方なく、私だけで竹薮に分け入った。

心を弾ませ2時間近くも探したが、何の気配も痕跡も無い。中学生のデマに乗ってしまったか、などと考えながら諦めて車に戻ることにした。すると、無いのである。止まっていた友人の車が消えているではないか。「奴は俺を置き去りにしたな!」という、何とも切ない衝撃が走った。だが、幾らなんでもそれは有り得ないと考え直し、その場を動かず待つ事にした。
しかし、一時間経っても二時間経っても戻って来る気配が無い。その当時は今と違って携帯電話という文明の利器など無い。だから、連絡を取りたくてもその手立てが皆無だった。心細さがひしひしと迫ってくる。少し離れた場所に雑貨店が在って、その店先に赤電話が置かれていた。
私は試みに友人宅へ電話をしてみたが誰も出ない。次に自宅へかけて友人から連絡が無かったかと訊いたが、連絡などないという。心底困り果てた私は「電車で帰ろう」と決断した。財布の中には2万円近く所持金がある。それだけが勇気づけてくれる材料だった。
こうして私は山陰線の並河とかいう駅から京都まで出て、そこからケチって東海道線に乗って8時間かけて帰還したのである。
後日分った事は、友人は私が怒って帰ったと思い、そのまま東京に戻ったそうだ。しかし、今となってみれば良き思い出である。その友人とはこの件が確執となって暫くは絶交していたが、新宿の路上でバッタリ鉢合わせになり、以来、腐れ縁が繋がっている状態である。
あの日、地図を置き忘れなかったらゴハッスンと出会えていたかも知れない。そんな夢のようなことを最近になってまた思い返すようになった。
もう一度、京都への探索に行くべきか否か、思い悩む今日この頃である。


■ お知らせ ■
2月12日発売の「UMA未知生物衝撃映像」を一足早く読み終えました。結構いい感じの仕上がりです。付録のDVDは全編で90分もあってなかなか見せますよ。

Million Mook16
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--― 逃げろツチノコ/検証・2の続編――

2008-02-04 01:37:01 | Weblog
【イメージ画像の説明】

上掲の画像は1月4日に「五八寸型のツチノコ」でご紹介した浜松の伊東俊介氏から送られてきたイラストに色付けを施したもので、この平べったいツチノコを目撃した女性は、「五平餅」のような格好だったと証言している。

私は、「五八寸型のツチノコは、通常のツチノコがジャンプ時に扁平となった姿を目撃したものだ」と、かなり偏った見解を以前このブログに書いた。そして、「ビヤ樽のように肥えたツチノコに襲われたという人や、俵のような格好をしたツチノコを目撃した人もある」という、三次元的立体感を伴ったツチノコの存在にも触れた。ただし、前者となる私の説は、自分の目撃を根拠としているに過ぎず、確固たる信念があるわけではない。反面、後者のビヤ樽型、俵型、酒樽型のように幅も高さも充分に有したツチノコに関しては、古来から多くの人たちに目撃されているのである。
この二者を「五八寸」としてその目撃度数を考えた場合、10割中20%ほどが前者にあたる「扁平幅広タイプ」で、80%が「幅も高さも備えた樽型や俵型」である。即ち、目撃度数を基準に考えるなら後者のタイプは扁平になったツチノコを見間違えたのではなく、純然たる個体だということになる訳だ。

通常のツチノコですら太短く特異な体形なのに、長さを変えらず更にその何倍かの太さを持った樽型ツチノコとなると、絵に描くにしても相当のイメージ力を必要とされるだろう。それだけ奇異な体形といえるのではないだろうか。
俵や樽に頭と尻尾を付けた姿を思い描いて頂きたい。まるでカバから四足を取り除いたようなおぞましい姿である。しかもこのおぞましい奴も扁平に成り得るとしたらどうだろうか? それはそれは巨大な五平餅と見紛うばかりであろう。
しかしながら、樽型や俵型が扁平になったという話は聞いた事が無い。つまり視点の角度を変えて考えるなら、樽型のように肥満したツチノコは滑空能力が劣っているという事になる訳で、これぞ将にメタボの弊害というべきでではないだろうか。これは冗談ではなく、もしかしたら運動不足で肥満してしまったツチノコが「五八寸」の正体かも知れないからだ。肥満した体で巣穴に入るにも苦労するであろうし、斜面は転がり下りるしか方法は無く、敢えて獲物が近づくのを待ち構えるだけしか食を得られないとするなら、真正の五八寸は哀れである。
果たして「五八寸」は純然個体なのであろうか? この疑問もツチノコに纏わるミステリーと言えるのではないだろうか。


【検証/2…続編】
 
「逃げろツチノコ」本文の49頁から60頁まで、ゴハッスンに関する目撃談などが書かれている。解説写真等は無く、一枚の地図と一枚のイラストが載っているだけだが中味は濃い。二つの話に跨って登場するゴハッスンは、このブログのイメージ画像のような超扁平なものではない。どちらかというと、普通のツチノコのような姿である。ただし、園養寺の住職をしている藤森実徹師が目撃したツチノコは、孟宗竹のタケノコのように太く短いものだったという。違えて言えば「砲弾型」である。
では、その概要を記してみよう。

■ 概 要 ■

―― ゴハッスン登場 ――

昭和40年頃の夏、京都市内の保健所で係長をしているFさんは、魚釣りの為に滋賀県栗太郡にある太神山の谷間へ、大津方面から富川谷に沿って分け入った。暫く歩くうち、六十年配の畑仕事をしている人から「この奥へ行くとゴハッスンという太く短いマムシのような蛇がおるから行かんほうがいい」と、声をかけられた。そこでFさんは――これは川を荒らされないための作り話だ――と決め込み、気にも止めず奥へと向って歩き出した。
ちょうど昼になった頃、歩いていたFさんは人の鼾を聞いて立ち止まった。まさかこんな場所で昼寝する人がいるはずはない。不思議に思ったFさんは辺りを見回して驚いた。すぐ近くの岸辺にある岩の上で、見たことも無い太くて短い蛇が寝ていたのだ。鼾の主はこの蛇であった。その太短い怪蛇は、岩の上で「の」の字を描き、尻尾の上に頭を乗せていて寝ていたのだ。
「こいつがゴハッスンか…」とFさんは納得したものの、素通りするのも気味が悪い。そこで足元の小石を拾って追っ払おうと投げつけた。小石は怪蛇に当たらず岩角に「カチン」と硬い音をたてた。その瞬間、怪蛇は瞬時に体を棒のように伸ばすと、目にも止まらぬ速さでキュッと体を縮め、尾部を支点にして跳びかかってきたのだ。用心していたFさんは飛び退いて事無きを得たが、そのまま後も振り返らず脱兎の勢いで逃げ出したという。
この話を素石氏から聞いたツチノコ探索グループ(ノータリンクラブ)のメンバーが、ある資料を見つけてきて素石氏に提示した。それは「近畿の山と谷」という昭和16年に住友山岳会が編纂した雑誌だった。
それには『数は少ないが、槌ノ子蛇なる怪物が生息している。色は真っ黒で身長一尺五、六寸、胴回り一尺五寸から二尺、頭は胴に相応して大きく、耳が生じ、尾は鼠のように細いというから、聞いただけでも不気味な代物。(中略)眠る時はまるで子供のような鼾をかく。山に仕事をしに来ている人達がよくこの鼾を聞きつけて蛇の所在を知り、村へ早速知らせて大勢狩を催して見に来ることがある』という内容だ。
この一文を読んだ素石氏は自分が目撃したものも、F氏目撃のものも、これほど太くは無かったと書いた後、耳の有無や尻尾について触れている。


―― 飯道山のゴハッスン ――

昭和34年8月、滋賀県甲賀郡の華蔵山園養寺で住職の藤森実徹師と、屋根の修理に来ていた大工の山中勇蔵さんが本堂の縁側に腰掛け昔話をしていた。その時、二人の腰かけている縁の下から黒いものが現われた。それは未だ嘗て見た事の無い奇妙なもので、滑るようにツーと庭先へ出てきたのだ。
のっぺりした三角形の頭、胴体は太くて極端に短く、くっつけたように細い尻尾。漆を塗ったように真っ黒い光沢のあるウロコは日光を反射させていた。
その奇妙な生き物は体を少しも左右に動かさず、ゆっくりと真っ直ぐ直線を描くように進んで行く。二人は言葉を交わすのも忘れ、庭先に姿が隠れるまで見詰めていたという。藤森住職は、後日その奇妙な生き物はゴハッスンと呼ばれ恐ろしがれている事を知るのだが、この体験を素石氏に語ったところ、素石氏は少年時代に父親から聞かされた、「飯道山のゴハッスン」を思い出すに至るのである。

素石氏の生家は、滋賀県甲賀郡の池田という在所であった。或る日、山登りの好きだった素石少年を呼び「飯道山へだけは登ったら駄目だ」と、父親が厳しい口調で戒めた。素石少年は理由を問うと、父親は真顔で「あの山にはゴハッスンという太くて短い毒蛇がいて、木の上から飛び掛って人の肩や首に咬みつくから登っては駄目だ」と諭したそうだ。そして父親は土間に転がっていた孟宗のタケノコを指差して「ちょうどあんな格好のものだ」と説明したという。それが非現実的に思えた素石少年は父親の言葉を右から左に流したまま数十年の時を経ていたが、藤森住職の目撃談を聞くうち衝撃的に甦ったのである。

更に本文ではツチノコが木に登れることについて触れており、奈良県吉野郡の三之公谷での目撃談を微細に解説している。


【検 証】
太神山の河原で目撃された「五八寸」は素石氏が出遭って襲われたツチノコとほぼ同型ではないだろうか。たまたまこの地域で「ゴハッスン」仇名されているだけで、目撃されたものは通常のツチノコのようだ。
けれど、ゴハッスンという呼び名が使われているという事は、数は少ないが肥満型のツチノコが出没した時期があったからであろう。その言い伝えが時代を経た現在でも綿々と伝承されているではないだろうか。
ずいぶん前になるが、道楽で山歩きを趣味にしている京都出身の方から興味ある話を伺った。この方はやたらとツチノコに詳しいのだが、そのツチノコ話の薀蓄の中で、ゴハッスンについて「あれはツチノコが威嚇する時に空気を吸い込んで胴体を膨らませただけだ」と、尤もらしい説明をしてくれたのである。もしこれが本当であるなら、東北や信越、そして関東や東海地区でも肥満型のツチノコが目撃されていなくてはならないはずである。嘘をついて人を楽しませるような御仁で無いだけに、空気による膨張説は未だに半信半疑である。

園養寺の藤森住職の目撃談は、同時に二人で目撃しているだけに信憑性は高い。この方はその目撃事件から三十年以上経ってから、またもや目撃体験をされているらしい。いや、目撃というより捕獲と言ったほうが相応しい体験なのだ。しかも同時に二匹のツチノコを捕獲したという逸話である。この話は後日改めて書きたいのでこの度は割愛する。
いずれにせよ、藤森氏の観察によれば「体を少しも左右に動かさず、ゆっくりと真っ直ぐ直線を描くように進んで行く」ということだが、これぞツチノコのお家芸の一つである。私が茨城で目撃者の方から聞いた時も、藤森住職と同じような表現であった。逆に考えれば、寸足らずで胴の太いツチノコが蛇行していたらそれこそ妙だ。体形的に考えて直進は当然なのである。
モスラの幼虫が直進する姿とよく似ていると、私の友人は見たような事を言っていたが、おそらくもっと静かに直進するのだろう。それこそスーッという感じである。

体色は黒光りしていたという事だが、私はこの黒光りしたツチノコを二度も茨城県下で目撃している。それこそ漆をぬったような高級感があった。しかも、その光沢はクワガタムシのそれと同じで、高貴な気品さえ感じられたほどである。

そもそも「ゴハッスン」という呼称は、京都、滋賀、兵庫の辺りで使われており、九州方面で言うなら「俵蛇」が最も似た形状を言い表しているようだ。また、中国地方でも「樽型」や「俵型」のツチノコが目撃されるが、超肥満したその形状を言い表す名称は使っていないようだ。
不思議なのは東海地方や北陸地方から東へ行くと、この「樽型」や「俵型」の目撃者が途絶える事だ。まさか地域限定の特産品ではあるまいが、不思議でならないのである。ただし、先述した「五平餅」のように扁平のツチノコは、上信越、関東、東北などでも目撃されている。

ツチノコの体形を全国規模で考えた場合、北陸・東海以西は太めのようであり、東日本に至るにしたがってスリムになるようだ。多分、気候や食物の関係、または巣穴となる土壌の質や地温などの影響であろう。それ故、極端に太く短いツチノコの目撃談が殆ど皆無といえるのだと思う。
関東圏内の群馬では「カメノコ」と呼ぶ地域もあるが、カメを真横から見ればお分かりのように、それほど体高のある生き物ではない。それこそ、上掲のイメージ画像とそっくりである。ただし、輸入された陸ガメなら体高はあるが、ツチノコを陸ガメに準えたとは考えられない。


※本日中にというお断りを入れておきながら、翌日に1時間30分以上も食い込んでしまいました。実は、折からの雪上を歩いていて滑ってしまい、股関節を痛めたのが原因です。座ることがなかなか出来ず、半立ち状態でPCと向き合いました。事情をお察し頂きたく願います。

※舞台の稽古が近づき、更にはいつものように台本作業が手間取っております為、ブログが不規則となると思いますが、どうかお許し下さい。

■ お知らせ ■
私も顔を出しているツチノコのDVDが付録にセットされた「未知動物の特集本」が発売されます。

Million Mook16
誌名:「UMA未知生物衝撃映像」
発行:ミリオン出版
価格:830円
発売日:2月12日
体裁:オールカラー64ページ(平綴じ/B5判)
全国のセブンイレブンで限定発売

※既にyoutube上に予告が流れております。興味をお持ちの方は是非どうぞ。

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※ツチノコに関する御意見をお待ちしております。情報等やご質問で非公開を御希望の方は、下記のメルアドへお願い致します。遠慮なさらずジャンジャンご質問して下さい。情報の出し惜しみは致しません!

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※ツチノコ関連の画像は下記のYAHOOフォトからお願い致します。

http://photos.yahoo.co.jp/yrbyg995





新種の大型ヒル?

2008-02-03 12:17:03 | Weblog
奈良県竜王山にて中井昭行氏によりビデオ撮影された「怪生物」のビデオ画像を見ていて、もしやヒルのような環形動物門に属す一種ではないかと疑問を抱き、ネットで検索を続けた。その結果、上掲の写真を見つけ、ますます「ヒル」ではないかという疑問が強まった。
写真のものはシマイシビルといって、あまり水質の綺麗な場所には棲息しないヒルだそうだが、その伸縮状態が怪生物と著しく酷似しているのである。ただし、大きさは5センチほどなので怪生物の30センチに比べる由も無いが、同種同目の生物であってもその大小は当たり前である。つまり、オオクワガタとコクワガタは同じクワガタでも、平均体長の大小は歴然としている、ということだ。
今回の怪生物は、国内ではまだ知られていない大型のヒルではないかという意見が大半である。私もそう思っている。そこで、日本の環形動物門を専門に研究している機関に映像資料を提供して、その回答を得ようと準備中である。
間もなくその結果を発表できるはずなのでご期待願いたい。

※「逃げろツチノコ」の検証-2続編は本日中に更新いたします。