ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

【田圃とツチノコ】

2008-08-31 11:59:50 | Weblog
【毒蛇飼育男】

前回冒頭で書いた、毒蛇51匹を飼育していた男の危険性を考えていたら、私にも該当しそうなある事件を思い出してしまった。その事件というのは今から10年ほど前の事だが、一匹のマムシに纏わる不可解な出来事である。これからも起こり得る事なので、経緯を書いてみる。

10年ほど前の10月10日、天候も良かったので利根川河川敷にツチノコ探索へ赴いた。普段は車で行くのだが、この日は電車で行った。取手駅から徒歩1時間余で探索現場に到着。過去にツチノコが目撃された現場近くの農道で、草の中に身を潜めていたマムシを踏みそうになった。そいつは実に綺麗な赤マムシで、その色艶の美しさに感心した私は、持っていたサバイバルナイフの峰で首を押さえつけ捕獲を試みた。だが、その時になって入れ物が無い事に気づいた。そこで私は、急場しのぎの策としてコンビニの袋に入れて持ち帰る事にした。
この日は歩き過ぎた所為か、私は帰りの電車内でマムシの入った袋を握りしめたまま居眠りをしてしまった。やがて乗り換えの日暮里近くで目を覚ました時、左手で握り締めていた袋の縛り口の隙間から、マムシが10センチばかり体を出している光景が目に飛び込んできた。これには眠気もすっ飛んでしまったが、電車内の乗客は気づいていなかったのは不幸中の幸いだった。
私は慎重にマムシの首根っ子を押さえると袋の中へ仕舞い込んだ。これでひとまず安堵したものの、万一マムシが逃走していたら電車内はパニックだったろうと、冷や汗が滲み出た。

さて、このマムシだが、後日談がある。
当時、新宿歌舞伎町で演技養成所を営んでいた私は、マムシを自宅に持ち帰らずその養成所で飼う事にした。訪れるタレントたちはマムシを見て気味悪がったり、中には大喜びする者もいた。ところが、ニ、三日するうちに飼育するのが面倒くさくなってきた。しかも、マムシを入れているのは昆虫用の小さな透明ケースで、マムシもその狭さに辟易しているようだった。
そこで、何処かへ逃がす事に決断し場所を選択し始めた。すると、たまたま来合わせたI.Sという俳優が、「自分の住んでいる千葉県の茂原なら最適ではないか」と言い出した。私は言下に「じゃ、茂原に棄ててきてくれ」と頼んだ。
彼は手提げの紙袋に透明ケースを仕舞いこみながら「マムシっていくらぐらいで売れますか?」と訊いてきた。「三、四千円じゃないのかな」と答えた私に、彼は畳み込むように「何処で買い取ってくれますかね?」と訊ねる。そこで私は、「御徒町のヘビ屋なら買ってくれるはずだ」と答え、その場所の詳細を彼に説明した。

その翌々日、いつものように朝刊を読んでいた私は躍り上がって驚いた。それもそのはずで、朝刊には「上野公園で白昼サラーリマンがマムシに咬まれた」と書いてあったからだ。
上野公園がいくら自然に満ちているとは言え、マムシが生息しているとは考えにくい。御徒町のヘビ屋から上野公園までは至近である。マムシを買い取ってもらえなかったI.Sが、近くの上野公園へ放したのではないか、そう思った私が真っ先にI.Sを疑った事は言うまでも無い。
私は即座にI.Sに電話をして、「あのマムシを上野公園に逃がしただろう?」と訊ねた。彼は茂原の田圃に放してやったと言う。納得できない私は、何度も彼に真実を言えと迫ったが、彼は田圃に逃がしたと突っ撥ねる。このイタチごっこは数日続いたが、本人を信じるしかないという結論に到達した。
果たして「真実は如何に」であるが、今となっては究明しようもない。
咬まれたサラリーマンは命に別状は無かったにせよ、マムシの毒でかなり苦しんだはずである。その被害者がお年寄りや幼児であったら深刻な問題になっていたであろう。

現在、I.Sは三十代の中堅俳優でブラウン管にちょくちょく顔を出している。人品骨柄、誰からも信頼される真面目な青年である。そんな彼を疑った私は非常識極まりない人かも知れない、そう思う反面で未だに彼を疑っている部分もある。それだけ私にとっては重大事件であったのだ。
この事件を切っ掛けに、私はマムシやヤマカガシの捕獲は一切しない事にした。当然と言ってしまえばそれまでだが、触らぬ神に祟り無し、毒蛇は見るだけに留めたいものである。


【田圃とツチノコ】

私が初めてツチノコと遭遇したのは、田圃の畦道だった。何の変哲もない何処にでも在るような田圃であったが、ツチノコはその畦道いっぱいに鎮座していた。だからという訳ではないが、「何処を探せばツチノコにお目にかかる可能性が高いか」と問われれば、私は真っ先に田圃を挙げるであろう。
先ずは以下の囲み枠内の体験談をお読みいただこう。
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小学生の頃ツチノコらしい死骸を見ました。
親が田圃を耕耘機で掘り返していた時に土中から肉の塊が出て来たんです。引き裂かれてグチャグチャでしたが黒光りした皮膚があったのは印象的でした。また、通学路の途中にも田圃が沢山あり田植えの時期になると土中から死骸が浮き上がっていたのもよく見ましたよ。九州ですが探すなら田圃は有力だと思うなぁ。(2008/04/04(金) 12:30:51 ID:7+qVCZiuO)
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この体験談は「UMAサイト」のトビに書き込まれていたものだが、私はこの書き込みを読んで首を捻ってしまった。というのは、ツチノコが田圃で多く目撃されると言っても、それは畦道や農道であって、田圃の中の土中ではないからだ。おそらく、この書き込みをした方は、水田に生息する「ライギョ」か「ナマズ」の死骸を見間違えたのではないだろうか、そう思って首を捻ったわけである。
ところが、過去の目撃データーを頭の中で整理していた時、忘れかけていた体験談を思い出した。そして「もしかすると…」、そう考えを新たにし始めたのである。

その体験談の概略は………田圃でザリガニ捕りをしていた少年が、畦道と田圃の境目に出来た穴を掘り返していたら大きな穴に行き当たり、中を覗くと太くて短い蛇が現れた。そのヘビは少年に驚いたのか、猛烈な勢いで穴から飛び出すと、田圃の中をピョンピョン跳んで逃げて行った………という話である。

畦道は田圃から30センチほど高くなっているのが普通である。この畦道の下に穴を掘って日中は姿を隠しているツチノコが、夜になると穴から這い出して獲物を追うと考えるなら、耕運機や耕転機の犠牲になっても無理な解釈ではないと思い始めたのである。
上掲写真の左は月並みな田園風景であるが、白い☆印をつけた斜面の裾は田圃と直に接しているため、いろいろな生物の棲家となっている。当然、これらの生き物はその裾に当たる部分に穴を開けて棲んでいて、穴からは田圃が一望できる好環境となっている。その好環境をツチノコが利用して当たり前ではないだろうか。
ご存知のように、田圃の泥は柔らかくて粘土質である。穴を掘ることは容易で、作られた穴はそう簡単に崩れたりしないのが特徴だ。こうやって畦道の脇に出来た穴の中には、ザリガニやカエル、そしてヘビ等が巣食っている。
仮にであるが、誤って耕運機が畦道脇を耕してしまったら、そこを棲家とする生き物たちはズタズタにされその骸を曝す事になるはずだ。ツチノコとて同じで、無残な肉塊となり果てるのは想像に難くはない。この仮定が許されるなら、前掲の囲み枠で紹介した話も、あながち有りそうな話となってくる。

以前、茨城県下妻市付近の小貝川そばの田圃で、連日してツチノコの目撃が相次ぎ、私が籍を置く未確認生物研究会が調査に乗り出した。目撃現場に着いて驚いたのは、そこが変哲もない田圃だった事である。
先ずは巣穴探しと思っても、見渡す限り一面の田圃で、ツチノコが好んで巣を作る斜面など在りはしない。仕方なく、盛り上がった畦道の脇を丹念に見て回ったが、せいぜい目にするのはザリガニの穴だけで、これはと思うような大きさをした穴など存在しなかった。
しかし、この現場に何度か足を運ぶうちに意外なポイントを見過ごしている事に気がついた。そのポイントというのは、広大な水田の四辺であった。簡単に説明すると、この田圃は地上1メートル程の高さに土を盛って作られていて、その四辺がなだらかな斜面を形成していたのである。我々が車を停めた場所が田圃の一角にできた平地だったため、気づくのに時間がかかってしまったのだ。
早速、田圃の四辺を探索すると、それらしき穴がいくつか発見できた。僅かな斜面に作られた穴ではあったが、ツチノコの巣穴である可能性はかなり高かった。しかも田圃の土と同じなので掘り返すのはいともたやすかった。ところが、田圃の所有者との間でトラブルが発生し、我々は泣く泣くそのポイントを破棄する結果に陥ってしまったのである。

上記の経験を再考してみて、ツチノコは地面にちょっとした起伏や盛り上がりがあれば営巣可能なのではないか、という考えに行き当たった。
そこで、私が初めてツチノコに遭遇した49年前の中野区鷺宮4丁目の田圃を網膜に蘇らせてみた。毎日ザリガニ捕りに明け暮れていた田圃なので、記憶は鮮明である。
ツチノコ目撃地点は隣接する草叢と30センチ幅の用水路を隔てた畦道で、この草叢は水田地帯より5、60センチ高かった事を思い出したのだ。つまり、平地を掘り下げて出来た田圃だという事になる。この段差がツチノコに生活の場を与えたのであろう。そうでなければ、あんな田圃に体を隠す場所など在りはしない。今になって、私が幼児期に目撃したツチノコの隠れ家を見つけた次第である。

我々が足繁く通った茨城県土浦市の田村町も、ツチノコ目撃多発地帯は水田の傍らであった。ご当地へ行ってみると分かる事だが、霞ヶ浦と接するように広大なレンコン畑が在り、道幅5メートルほどの県道が集落との境界線を形成している。そして県道と平行するように小さな山が連っているのだが、この山の斜面の裾は小さなレンコン畑や水田と接しているのだ。地元で目撃される多くは、このレンコン畑や水田の付近で起きている。特に田村町一帯は他の地域では見られないほど起伏が在り、その段差がツチノコの環境に適しているようだ。
この田村町へは最近ご無沙汰しているが、過去の目撃者数や環境から推して関東圏内ではツチノコ生息の最有力候補に挙げられるであろう。また、狭い範囲での生息数を考えた場合、おそらく日本で一番ツチノコ密度の濃い地域であると断言できる。
探索ポイントは上述の「山の斜面の裾は小さなレンコン畑や水田と接している」という部分であり、実に足場の良い場所なので、女性でも気軽に探索活動のできる点が好ましい。しかしながら、総て私有地だということを忘れてはいけない。勝手に入り込むとトラブルになるので要注意である。

私は声を大にして「ツチノコは田圃を探せ!」と言いたい。今まで数多くの目撃証言を得てきたが、水田地帯で目撃されるケースが非常に多いからである。どうせ山中に分け入ってツチノコ探索を試みたところで、何処を探せばよいか途方にくれるのが関の山である。そうであるなら、過去に目撃例のあった水田地帯であればポイントの絞込みが容易で、目撃の確率も一層高まると言うものだ。だから「田圃を探せ」ということになる。

ここで田圃での目撃例を挙げていたら枚挙に暇がないほどで、それこそ何万文字も費やさねばならぬであろう。その目撃談の数々は折を見て触れる事にしたい。
ところで、「田圃を探せ!」とは言うものの、闇雲に探して歩いても無駄骨である。一に情報、二に情報なのだ。先ずは田圃で目撃したという情報を得る事が先決だ。それが多少古い情報であっても探索を試みるべきである。

毎度言うように、ツチノコの生息条件は「水・太陽・餌」である。田圃はこれらの条件を満たすに足る要素を多分に含んでいる。更に田圃は山などと違い、天敵の数も圧倒的に少ないのである。ただし、田圃に棲んでいるツチノコは猫や犬、上空を旋回する猛禽類などから発見されやすいというデメリットを抱えている事を忘れてはならない。それだけにかなり注意深くなっているはずだ。だから明るいうちは滅多に姿を現さず、穴から這い出たとしても近くの草叢に身を潜めてしまうのである。
農作業のために田圃に来た農家の人がほとんどツチノコと遭遇しないのは、その場所にツチノコがいないのではなく、ツチノコが人間を警戒して姿を見せないからだ。そう考えると、ツチノコが生息するであろう田圃は無限に在る事になってしまうが、全国の田圃に於けるツチノコ目撃例を考えてみれば、それ相当の数のツチノコが、田圃を生活の場としている事が推測できるのである。
田圃で生活するツチノコは、全国規模で考えて百や二百ではあるまい。おそらく千の数を越えるのではないだろうか。そして生息地の条件を問わないのであれば、それこそ万の数に達するツチノコが、国内には生息していると思えるのである。
普段はほとんど見かけないモグラが、国内にどれだけ生息しているか? ツチノコもモグラと同じ環境で生活しているのであれば、その生息数は未知数なのである。

先ずは「田圃を探せ!」、こんなことを言っている私は…脳を病んでいるのだろうか?


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