ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

★ 臨発/不思議な這い跡 & 奇妙な音 ★

2008-05-23 03:54:45 | Weblog
【臨発/不思議な這い跡 & 奇妙な音】

この処、天候が悪かったり仕事の都合で探索に行けずイラ立っている。今が一番ベストな時期であるにも関わらず、室内で燻っているのだから情け無い。新たに購入した夜間探索用の機器も満を持している状態である。
何とか暇を見つけ探索へ繰り出そうともがき苦しんでいる今日この頃ですが、来週になれば夜間探索の速報をお知らせできるかと思いますので、暫時お待ち頂きたいと思います。


■不思議な這い跡

雨上がりの後で探索に行くと、上掲写真のような水溜りに出くわす事がある。
今から10年前の真夏の或る日、茨城県取手市の利根川河川敷に探索へ行った折、雨上がりに出来た水溜りの中に不思議な這い跡を発見した。
この時、手持ちの一眼レフでその這い跡を撮ったのだが、これまた管理が悪く行方不明である。

その這い跡は明らかに蛇のもので、太さは7~8cmほど。河川敷の小道に出来た水溜りを横断するように跡を残していた。顔を近づけて確認すると、泥土の上を直線的に這ったものである事が分かった。更に調べてみると、腹板(蛇腹)を立てた時に出来たような跡(写真内の左図)と、その両側に深く食い込むような跡(赤い破線)が確認できた。
通常の蛇であるなら太さから考え3.5m以上の大物であろうが、この河川敷周辺でそんな大きな蛇を見たという噂は聞かない為、大きな蛇とは考えにくい。
現場の近辺では数件のツチノコ目撃情報が報告されていることから推して、この這い跡はツチノコの残したものではないかと考えた。
もしこれがツチノコの這い跡だとするなら、ツチノコの腹板の両脇は丸まっておらず、やや角張って数ミリほど突き出ているのではないだろうか。泥土に点々とついた数ミリの穴は、腹板の両脇を立てて移動する際に出来た穴のような気がするのだ。
ツチノコが直進的に前進後退することは既存の事実である。その際、ただ腹板を立てたり寝せたりする運動を繰り返すだけで、スムーズに前進後退が出来ることが不思議だ。やはり腹板の両端に小さな突起があって、これが大きな作用をしているように思えてならない。いずれにせよ、捕獲しなければ解答は得られないであろうが、ボクは腹板の両端に秘密が隠されているように思うのである。
探索に行かれる方は水溜りを覗いて見るのも一興ではないだろうか?

■奇妙な音・その一

平成12年の初秋、茨城県土浦市の田村町で探索していて奇妙な音を聞いた。その日、手嶋会長と二人で目撃多発ポイント近くの山林に分け入り囮箱の設置場所を物色していた。私は山裾から10メートルほど上がった地点を探し、手嶋会長は山裾の草むらを物色していた。二人の距離は精々十数メートルほどしか離れておらず、声をかければ鮮明に聴き取れる距離である。
私が斜面に生えた老木の根本に出来た洞の中を覗いている時、2メートルと離れていないであろう背後で、ドスッという音がした。それは何かの着地音に間違いなく、ある程度の重さを持ったモノが着地したように感じられた。瞬間的に音のした背後を振り返った私は、すぐそばに跳んで来たツチノコがいるのではないかと目を皿にすると、十秒ほど息を殺して周囲を見回した。しかし、辺りは何事も無かったかのように静まり返っている。動くものなど全く無い。
かなり大きな音だったので、「今の音は何でしょう?」と会長に声をかけた。ところが会長は「何も聞こえなかった」との返答である。多分、低音だったので会長の元には伝わらなかったのであろう。それにしても気になる音なので、私は音のした近辺を徹底的に調べてみた。しかし、山の斜面は変わった様子はなく、
私の足が堆積した落ち葉を踏む音しか聞こえてこなかった。
「小豆洗い」という妖怪をご存知だと思う。闇の中から小豆を洗う音だけが聞こえてくるという妖怪だ。私の体験したドスツという音も妖怪の類なのであろうか。はたまたタヌキの放った擬音なのか。あれから十年を経過した今でも、あの音の主が何であったのか不思議でならない。

■奇妙な音・そのニ

前記したドスッという音を聞いた数週間後、同じ場所へ出向くことになった。この時も手嶋会長と二人だけで、新規に製作した金属製の囮箱を旧式のものと交換するのが目的だった。
設置交換を終え汗を拭っていると、何処からともなく「ブー」という、金属音とも電子音とも分からぬ妙な音が聞こえてきた。耳をすますと、音は斜面の土の中から聞こえてくるようだ。マナーモードの着信時に発する振動音を、区切りの無い長音にしたような音である。
手嶋会長の指示で音の根源を探す事になった。ところが、斜面に耳を近づけ音の発生元を探っていると、この音は我々が踏み入っている山の全体で響いている事が分かったのだ。かなり広範囲で同じ音量の振動音が響いている訳なので、根源を突き止めるなど不可能であると悟って諦めた。
結局、音の正体が分からぬまま現在に至ってしまったが、この山の周辺では怪奇現象が数多く報告されていて、ちょっとしたミステリースポットと言った場所である。特に幽霊とUFOの目撃が多く報告されている。勿論、ツチノコ目撃情報もこの山の周辺に多いのだ。私も探索中の黎明時に、白衣を纏った男性の幽霊と御対面している。

ツチノコをUFOの運んできた宇宙生物だと唱える人や、神様の使いだと信じる人もいる。そういう考えを頭ごなしに否定はしないが、私はツチノコがただのトカゲとヘビの中間に位置する生き物だと思っているから突飛な考えや妄想を抱くことはない。だが、ツチノコの探索活動を続けていると、常識では割り切れない出来事に多々直面する。そういう場合、ツチノコミステリーという上手い表現があるので、その言葉を方便として活用しているに過ぎない。ただ、稀にではあるが、私自身もツチノコが宇宙生物もしくは神の使いではないかと当惑する事がある。それほどツチノコは神秘性を秘めた生き物だということである。
だから過去に幾度も捕らえられたり、死体を確保されたり、写真に撮られたりしても、アカデミックな場所まで届かないのではあるまいか。


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■ 徳山村のツチノコ/三人の観察者 ■

2008-05-16 16:40:49 | Weblog
【画像の説明】

昭和45年8月、岐阜県揖斐郡徳山村の門入地区で、道路脇に潜んでいたツチノコを三人の男性が30分にわたって観察した。その際、ツチノコは「まばたき」をしたとという。この目撃談を山本素石氏が「逃げろツチノコ」に掲載し、ツチノコはヘビではなくトカゲに近い生き物ではないかと、全国のツチノコファンの間で話題になったのである。
先述した三人の観察者による「まばたき」が見間違いでなければ、ツチノコには瞼があるということになる。そう考えると、ツチノコに似た紛らわしいヘビを捕獲した場合、瞼の有無を確認する事でツチノコか否か判別できる事になる訳だ。故に徳山村での目撃談は、重要な要素を含んだものだったのである。
ツチノコを「トカゲの一種」と初めて唱えた方は、「山がたり」「オオカミ追跡十八年」などの著作で知られる斐太猪之介先生(故)であった。斐太先生は古くからツチノコの「まばたき」について知っておられたようで、その動きや習性なども加味して「トカゲ説」を打ち立てたようだ。
私が幼児期に間近で観察したツチノコは、目玉を動かしはしたが「まばたき」はしなかった。他の多くの目撃者の中で「まばたき」を確認した人は殆ど皆無である。だからと言って、ツチノコが「まばたき」をしないという結論には結びつかないであろう。何故なら、信頼できる三人の男性が至近距離から30分も観察していたという、厳然たる事実があるからだ。
尚、上掲画像の左上にインサートされているマンガのような可愛らしい絵は、徳山村がダムのため水没すると知って村史を編纂するに当たり、稀有の生き物として紹介されたツチノコのイラストである。

【徳山村のツチノコ/三人の観察者】

「逃げろツチノコ」の本文231頁~250頁まで、二章にわたって徳山村に於けるツチノコ騒動が記されている。いつものようにその概要を御説明したい。
ただし今回は概要の紹介のみに終始したい。

昭和46年晩秋、山本素石氏はノータリンクラブの松岡枕流、木野漫渓の両氏と共に揖斐川上流の徳山村を訪れた。目的は岐阜市に新設される県立博物館の展示に用いるシラメ(天然カワマスの仔)の標本を採捕するのが目的であった。ところが徳山村へ来てみると、時ならぬ大雪に見舞われてしまった。
三人が宿の茶の間でくすぶっていると、たまたま顔見知りの嵐さんがやって来ていつしか雑談の花を咲かせるに至った。そんな話の中で、当然ながらツチノコの話題が持ち上がったのである。
嵐さんは徳山村の山手という在所に住んでいて、道路の監視などの仕事をしている年配の方だった。この嵐さんが、ツチノコなら自分の住んでいる山手の奥にもいるから、雪が解けてゼンマイが綿毛を被った頃がいちばん見つけやすいので捕りに来いと言い出した。そして「あいつは毒を吹っかけるから、それにかかると体が腐るという言い伝えがある」と、徳山村で言い習わされてきたツチノコ像を説明してくれた。

当時の徳山村は西美濃の最奥に位置する寒村で、揖斐川の源流を支配する広大な山地の谷合に九つの集落が点在していて、過疎地と呼ぶに相応しい所であった。この地域では昔から、ツチノコを「ヨコヅチ」「ツチヘビ」等と呼んで恐れていたという。
山本素石氏は道路監視員の嵐さんから聴いた山手のツチノコに興味を抱き、翌年メンバーを総動員して山手一帯の探索に出向いた。当然、現地入りした一行は聞き込みに着手した。
嵐さんの住む山手という在所は、役場のある本郷から揖斐川の東谷を少しのぼった右岸にある。この山手には嵐という姓が何軒もあり、ツチノコを目撃した人は何人かいる。その中で一番有名なのが嵐弥助さんという御老体であった。そこで弥助さんから体験談を聴取することになった。

昭和35年の夏、嵐弥助さんは山手の北面にある鬼生谷の奥で、切り出された丸太の大木を平板にする作業に汗をかいていた。やがて持参した昼の弁当を食べ終え一服して再び作業に取り掛かった時、すぐ目の前に黒いモノがコロコロと出てきたのが目に入った。瞬間、弥助さんはその黒いモノがヨコヅチだとすぐに分かったそうだ。弥助さんが驚いて観察していると、その太く短いヨコヅチは、あっちへコロコロこっちへコロコロと転がってばかりいて、何処へも行く気配がない。気になったが手出しをすると毒を吹きかけられるので放置する事にしたという。ところが、そのヨコヅチは弥助さんが仕事を終えるまでその周辺をコロコロと転がっていたというのである。

この弥助さんの体験談を聴き終えた素石氏は、以前に岐阜県白鳥町で金子国兵衛さんから聴いた話を思い出したという。弥助さんも国兵衛さんも共通した体験を語ったからである。
素石氏の一行が弥助さんの目撃現場一帯を探索したどうかは詳らかにされていないが、この時の徳山村に於ける探索は空振りだったようだ。しかし、目撃者の聞き込み調査の中に超特級に値する「三人の観察者」の情報を得たのである。

そして翌年の昭和48年5月11日から4日にわたり、マスコミを交えた大探検隊が組織され徳山村で探索が行われたのである。将にツチノコブームの最盛期であった。その火付け役の一人でもある作家の田辺聖子氏を初め、永六輔氏、朝日新聞東西両本社、学習研究社、釣の友社、NHKスポットライトの取材陣などがこぞって詰めかけたのである。
素石氏が徳山村に的を絞ってマスコミを同道させた裏には、三人の観察者による目撃体験談を公開したいという目論見が有ったようだ。
いつもは長閑な山間の寒村である徳山村は、突如としてやって来たマスコミの大群にさぞ面食らった事であろう。そんな住民感情を計算に入れ、関係者一同は徳山村戸入の品川旅館に集められた。この旅館で取材陣を前に三人の観察者がインタビューを受ける事になったのである。
この三人の観察者というのは、村山欣也、根尾茂太、細野政信の三氏で、ツチノコを30分にわたり観察した当時、徳山本郷で建設業に携わっている面々だった。村山氏が社長で根尾氏と細野氏は従業員という関係である。この御三方が居並ぶマスコミ関係者や著名人を前に語ったツチノコ目撃談は、以下のようなものであった。

昭和45年8月中旬、揖斐川西谷の長者平の奥で作業を済ませた三氏は、根尾さんの運転するトラックで山道を下っていた。途中の山裾を過ぎた時、道端に丸太をブツ切りにしたような奇妙な生き物らしきモノが横たわっている姿が窓越しに見えた。
「社長、今のはなんでしょう?」「車を停めろ!」という短い会話の後、停車した車から降りた三人は、歩いて奇妙な生き物に近づいた。「これはツチノコじゃないか!」と村山さんは思わずつぶやいたそうだ。その昔、お婆さんから聞かされたツチノコにそっくりだったのだ。
ツチノコは蹲るようにしているだけで、襲い掛かってくる気配が感じられない。そこで三人は及び腰でジリジリと間合いを詰めて1mの近さまで接近して観察を始めた。三人の観察を纏めると、胴はやや扁平でビール瓶ぐらいの太さ。体長は40cmほどで頭部は普通の蛇よりもずっと大きく胴の太さと変わらない。
尻は削ぎ落としたような寸胴で、ネズミのような細い尾がチョロリと出ていたという。それも小指ほどの長さだったそうだ。一通りの経緯を話し終えた三人に対し、素石氏らによる質疑が始まった。

「肢は生えていましたか?」 → 「いいやそんなモノは無かった。あれは完全なヘビやった」
「どうしてヘビだと分かったのか?」 → 「どこから見てもヘビと同じで、ウロコもあった」
「ウロコの大きさは?」 → 「普通のヘビのウロコよりだいぶ大きくこれ位だった」
「ここが首だとという事が分かりましたか?」 → 「首のくびれは無く頭からずっと胴だった」
「何か獲物を呑んでいたのでは?」 → 「ウロコが全体に締まっていたので何も食っていなかった」
「目玉の大きさは?」 → 「大きくなかった。小豆ぐらいの大きさだった」

次々と出された質問に、三人は時間をかけて答えたという。この際、ウロコの大きさを根尾さんは小指を立ててその爪と比較したそうだ。ただ、目の大きさを小さいと答え、小豆ほどと答えた事には矛盾が生じる。小豆大の目玉といえば、ヘビにしてはかなり大きめである。
私の推論だが、胴体と同じ幅の頭部であるなら、かなり大きな頭である。そこに小豆ほどの目であれば小さく感じるはずだ。頭の大きさに比較して考えたら小さいということではないだろうか。
この三人の観察者に対し当のツチノコは攻撃態勢は取らず、赤い舌をピラピラ出しながら後退りしたという。それも蛇行や体を伸縮などさせず、直線的にズルズルと小刻みに後退したというのである。そしてこの後退中にショボーショボーと、ツチノコが眠そうに「まばたき」をしたというのだ。しかもツチノコは一定のリズムで「まばたき」を繰り返したという。
居合わせた人々の間にざわめきが生じたのは当然である。ヘビは水に潜った時も冬眠中も「まばたき」をしないことは誰でも知っているからだ。
やがてこのツチノコは、後退りしながら道端の崖を登っては転がり落ちるといった、単純な動作を何度も繰り返したそうだ。その都度、黄色い腹部と幅の広い蛇腹(腹板)が見えたという。村山たち三人は、30分も飽きずに観察していたが日が傾いて辺りが薄暗くなってきた。根尾さんと細野さんは棒切れで叩き殺そうと言い出したが、毒を吹きかけられては大変だと思った村山さんが二人を止めたという。そしてツチノコ目撃史上最も長時間にわたった観察は幕を閉じたのである。

その前年、三人がツチノコと遭遇した地点から50mほど離れた杉林で、下草刈りをしていた親子が全く同形のモノと出遭ったという。そして昨年には小学生が近くの河原で遭遇したと、席上で情報が公開されたともいう。そのことから推して、徳山村周辺はかなりの数のツチノコがいたのではないだろうか。
現在、徳山村はダムの底に水没してしまい当時を知る方々も四散しているようだ。しかし、三十数年前の出来事なので三人の目撃者の方は高齢ではあっても御存命のはずである。直にお会いして目撃当時のお話を訊いてみたい気持でいっぱいである。
徳山村の水没は悲しい事実であるが、揖斐川上流付近の総てが没したわけではない。まだまだツチノコの生息域は残っているはずである。
昭和48年当時、地図を広げてこの地の探索を断念した想い出がある。東京からは余りにも遠く感じられたからだ。だからという訳では無いが、再チャレンジもいいだろう。
手近な多摩川の探索に飽きた頃、物見遊山で行ってみようかと思う。ツチノコとの遭遇が果たせないにしても、西美濃の最奥には興味が尽きない。何かが待っているような気がしてならないのだ。そして運がよければツチノコの「まばたき」を目にする幸運にも巡り合えるかも知れない。
この夏は夢と期待だけですごせそうな塩梅である。

次回は…予定が立っておりません。多分、臨時だと思いますので悪しからず。
またしても台本書きやらなんやらで不規則になりそうな雲行きです。



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☆本日、ツチノコのネタではありません☆

2008-05-11 12:29:38 | Weblog
【高尾山とUFO】

2008年3月25日の内外タイムスに、「高尾山でUFO目撃情報急増の謎」と題された写真入の記事が載っていた。そして最近では、上掲の「東京スポーツ」が一面大見出しで扱っている。
私は当初、この高尾山周辺で目撃されるUFO騒動にあまり興味を抱かなかったのだが、ふと或る事を思い出した途端、のめりにのめり込んでしまったのだ。その或る事というのは、昨年10月24日に多摩川と浅川の合流点付近を探索中、どう見てもUFOとしか思えない物体をカメラに収めてしまった事実である。

その日、私は浅川縁で探索中に姿無き何者かに尻を押されて怖気づいていた。その直後に撮った風景写真の一枚にUFOが写り込んでいたのである。(詳細は昨年10月25日のブログをご参照戴きたい)
この時点で高尾山のUFO騒動など知る由もなかったが、今になって思えば浅川の支流は数ヶ所在って、八王子市内で合流して浅川は一本化される。その支流の一つが高尾山を源としているのだ。
私がレンズを向けた先は浅川上流の八王子方面であった。撮影地点から八王子の高尾まで直線で17kmほどだ。しかも昨年の10月と言えば、既に高尾山近辺でUFO騒動が盛り上がっている最中である。このタイミングと地理を考えてみると、私の撮ったものはUFOと考えてほぼ正解ではないだろうか。
ツチノコとUFOは無縁であろうが、浅川界隈を探索する際は同時にUFO探しも加わって楽しさ倍増である。ますます探索意欲が湧いて来ようというものだ。
以下に内外タイムスの記事を紹介する。(破線内)
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【昨年来から多数寄せられているUFO目撃情報。その中でも特に多く未確認飛行物体が目撃されているのが高尾山を含む東京多摩地区だ。もともとこのあたりは数多くの超常現象が確認されているミステリースポットではあるが、研究者の間では、UFO目撃情報とトンネル建設工事との関連性も指摘されているようだ。
 東京多摩地区で頻繁に目撃される未確認飛行物体。未確認飛行物体がどのような目的で東京多摩地区に飛来するのか?目撃情報を分析するとそれら未確認飛行物体は高尾山に何かしらの目的があるような動きをしているようだ。
 われわれは高尾山の歴史に詳しい郷土研究家のK氏に話を聞いた。
 「実は高尾山を中心とした山林は中世から戦前の長きにかけて時の権力者に庇護されてきました。まったく手付かずの土地だったのです。そういった意味からも土地を伝来とした逸話が多く残され、ミステリースポットとして多くの超常現象が語り継がれているようです」
 確かにこの地域は夏になると若者が車で押し寄せ肝試しを楽しむ恐怖スポットとして有名な場所が多数存在する。果たしてそれは手付かずの土地が醸し出す幻想に過ぎないのだろうか。われわれは最近になり特に多く寄せられているUFO目撃情報をK氏に話してみた。すると、K氏は驚きを隠さずわれわれに衝撃の事実を語る。
 「高尾山は開山こそ744年の奈良時代ですが、この地に特別な霊験が宿ると庇護が厚くなったのは中世以降です。特にこの地を崇拝した権力者の名を上げるとするならば武田信玄、上杉謙信、北条氏、徳川家康ならびに徳川将軍家、そして、明治政府。また、高尾山薬王院は真言宗智山派という宗派に属するのですが、この宗派の始祖が興教大師という真言宗中興の祖と言われる人。弘法大師が唱えた真言宗の哲学で『宇宙』というのは非常に重要なキーワードですが、現代人が考える『宇宙』に思想的に近い『宇宙』を教義に取り入れたのが、この興教大師。この人自身が宇宙人と接触があったという仮説を唱える研究者もいるほどです。この土地が庇護されてきた要因を考えるとき、宇宙からの使者を結びつけるのは決しておかしくはないのです」
 徳川家康が宇宙人と接触を持っていたという説は有名だが、その徳川家康が特に重要に庇護した土地となればこの地が宇宙となんらかの縁がある土地だという推測は容易だ。しかし、なぜ平成のこの時期にUFO目撃情報が激増したのだろう?
 「一つ考えられることは首都圏中央連絡自動車道の建設に伴い八王子城跡トンネルが開通しこの地に大きな空洞が出来たことです。このトンネルは自然を破壊するだけでなく、結界を壊すものだとして多くの反対がありましたが、結局はすべての反対を押し切り開通してしまいました」
 K氏は明言は避けたもののトンネル建設がある聖域に触れてしまったことをほのめかした。高尾山を中心に目撃されるUFOは、中世以降守られてきた宇宙人と人間との密約が破られた結果なのだろうか…。】
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と、ミステリアスに締め括られているが、八王子周辺は確かにそういった環境なのである。この環境の何を好んでUFOが姿を現すのか分からないが、もしかしたら遠い昔、高尾山近辺に宇宙人の手によって重要な何かが埋められたのかもしれない。その重要な何かを、トンネル建設工事で発見されては困るので阻止しようとしているのではないだろうか。
いろいろ推理するのも楽しいが、まずは高尾山に登ってみることが先決だ。探索の折を見て、高尾山へ足を伸ばしてみようと思うこの頃である。

次回は「逃げろツチノコ」の検証に戻ります。

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【ツチノコの骨格 PART 3】

2008-05-09 17:10:47 | Weblog
【ツチノコの骨格 PART 3】

■ 溺死したツチノコ ■

驚くべき事に、ツチノコの脊椎が二本に分離しているという説がある。これは机上の空論ではなく、実際にツチノコの死骸を検分した人の証言が元になっていて、あの山本素石氏もこの脊椎二本説に深く興味を示されていたそうである。
では、この脊椎二本説に纏わる経緯を簡単に説明しよう。

昭和48年8月上旬、北九州一帯は大雨に見舞われた。
福岡県直方市で農業を営むAさんは、日頃から川で漁をすることが好きだったこともあって、雨後の濁りをもった遠賀川へ網を張った。その日は網を張ったまま帰宅し、翌日に子供を連れてその網の収穫を確認に行った。親子で網を上げると予想外の大漁だったのだが、その獲物の中に数匹のヘビが絡まるように溺死していた。おそらく上流から流されてきて網に掛かったのであろうが、その数匹のヘビ中に一匹だけ異様に太くて短いのがいた。この奇妙なヘビは網の目に頭を突っ込んだまま息絶えていたのだが、太い胴体の尻からチョロリと細い尻尾が出ていた。
Aさん親子はヘビなんぞに興味が無く、網にかかった獲物を持参のバケツに詰め込むと、そばの草むらに溺死した数匹のヘビと奇妙な太いヘビを放置して帰宅した。数日後、一家で食事している際にAさんが捨ててきた奇妙な太く短いヘビの話題にふれた。それを聞いたAさんの父親の顔色が俄かに変わり、すぐに捨てた場所に案内しろと言い出した。Aさんが理由を問うと、父親は「それは伝説のコウガイヒラクチかも知れないからこの目で検分したい」とい言うのである。
Aさんは父親を案内して件のヘビを捨てた現場へと赴いた。求めている太く短いヘビの死骸はすぐに見つかったのだが、幾日か夏の直射を受けた所為か、全体が破れたボロ雑巾のようになって骨と皮といった状態であった。けれども異様に太く短いヘビであることは誰の目にも明らかだった。
翌日、毎日新聞社が取材に現われた。担当した記者は、Aさんから珍蛇入手の経緯を聞くと、その場で何枚かの写真を撮って帰社したという。そして翌日の夕刊に写真入でこの事件が報道されたのである。
報道された写真はおぼろげではあるが、ツチノコと思しき全体像とその輪郭が写っていて、更には首元から二股に分かれた脊椎も確認できたのである。
この事件には更なる後日談がある。
新聞記事を読んだ山本素石氏が人を介してAさんに連絡を取り、ツチノコと思しき死骸を引き取りたいと申し出た。ところが、死体は既に他人に譲ったというのだ。しかも譲った人物がどこの誰か分からないという。よくよく訊ねてみると、新聞を読んで東京から訪ねて来た学生に進呈したということであった。Aさんにしてみれば、ツチノコの価値観なんぞ考えた事もないから無償で渡したのであろう。

以上が北九州で起きた事件とその経緯である。
その後、東京から来たという学生がツチノコの死骸を世に知らしめた事実はない。本人も名乗り出ないばかりか死骸も行方不明のままである。思うにその学生は、腐敗の進んだ死骸に閉口し東京へ帰る途中で破棄したのではないだろうか。兎に角ミステリアスな事件であり、ツチノコの脊椎が二股に分かれているか否か、その結論さえも空中分解してしまったという、誠に残念な話であった。
この脊椎が二股というのは、ツチノコの特性を考えた場合に合理的な気がしてならない。と言うのも、普段はカマボコを裏返したような形態のツチノコが、空中を飛んでいる際や威嚇行動の際も扁平に近い状態になる。これは二股の脊椎が大きく開く事によって、そのような形態変化を起こすのではないかと考えるからである。もしそうであるとするなら、二股の脊椎は太く短い寸胴のツチノコにとって合理的だと思えるからだ。
この脊椎二股説に対し反対を唱える人は、徳竹則重氏の検分した「一本の脊椎、九対の肋骨」を引き合いに出してくる。
徳竹氏のことは当ブログで既に紹介しているので割愛するが、私はツチノコの肋骨が九対という説には半信半疑である。何故かといえば、強靭な九対の肋骨が有っては狭い穴に潜り込む時や体を扁平にする際に甚だ不便だと考えるからである。やはり肋骨に関しては通常のヘビのように細くて軟骨に近い状態ではないだろうか。

ここで、上掲の脊椎二股画像を、長く伸びた際のツチノコだと考えて頂きたい。そうすることで、普段はもっと脊椎同士の幅が大きく開きズングリした体をご想像できるはずだ。更に脊椎間が開くと、扁平となって「俵蛇」とか「ゴハッスン」と呼ばれる体形に近づくのではないだろうか。

徳竹氏が捕獲して食したツチノコは30cm程で比較的スリムだったという。そのことから推して、信越地方特有の「ツツマムシ」だった可能性が近いと思えるのだ。つまり、高山地帯で稀に出遭う極端に太くて短いマムシのことである。当然、マムシの脊椎は一本であるが、肋骨は通常の蛇と同じで無数に存在する。しかし、何等かの原因で幾本かの肋骨だけが以上に太く強靭に発達してしまい、その影響で長く伸びるはずの体が発育停止したとするなら、ツチノコ型のマムシが誕生するというのは考えすぎだろうか。

正直な話、私はツチノコの脊椎が一本でも二本でもどうでもいいと思っている。それよりなによりも生体を捕獲することが急務である。
先日(4/30)、多摩川の河川敷を探索した際、時ならぬ気温の高さに体が変調をきたしてしまった。もう若くはないのだから別な探索方法に切り替えようと知恵を絞り、ある決断に到達した。それは、夜間観察に重点を置く、である。そう決意してからというもの、赤外線暗視スコープ、赤外線投光機、強力なライト等、夜間探索アイテムの入手に奔走しているのだ。
既に準備は整ったも同然ではあるが、いざ決行となるとまだ時期が早いように思えてくる。それでも今月の中頃からはその模様をお伝えできるはずである。私はツチノコに関する限り執念の二文字でことに臨んでいるが、私の当面の目標はまだ誰にもなされていないビデオカメラによるツチノコの動画を撮影する事だ。そして運がよければ生体捕獲ということになる。そうなればツチノコの背骨が一本か二本か、レントゲンで瞬時分かることだ。

夜間用機材購入費のために貧乏に追い討ちをかける結果になってはいるが、妙にこの夜間作戦が功を奏する気がしてならないのだ。成就するまで努力を続けたいと思う。


次回は「逃げろツチノコ」の検証に戻ります。

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【ツチノコの骨格 PART 2】

2008-05-06 01:46:48 | Weblog
■秘蔵されている骨■

左の古びた骨は、昭和40年代中頃に斐太猪之介氏の著作「山がたり」で紹介され、おりからのツチノコブームに乗って脚光浴びた代物だ。この骨も目を凝らして見てみると、前出のPART1で登場した、広島県府中市のモノと脊椎部分が酷似している事に気づかれるはずだ。これもテンやネコの足無しバージョンと考えてほぼ間違いないだろう。
このような骨をツチノコのものだと騒いだことで、動物学者は噴飯したに違いない。上掲した写真には骨盤部分は写っていないが、昔の画像ではちゃんと骨盤がついていた。
手足の無いツチノコに「どうして骨盤が有るのか?」という単純な疑問を、所有者の方はなぜ抱かなかったのであろうか。人間と比べても分かる思うが、人骨から腕の部分と足の部分を外せば骨盤が残る。更に肋骨を取り除けば将にこの写真の骨と同様の形になるではないか。やはりツチノコ=爬虫類という概念が乏しかったのであろう。

右の写真は見辛くて恐縮するが、山形県三川町の高禅寺というお寺に秘蔵されているデコヅチ(山形方面のツチノコの呼び名)の写真である。クワガタムシの出来損ないのような不恰好な骨だが、これにしても前出の三例と肩を並べる類のものだ。
上部のクワガタ部分は骨盤と見るのが妥当であろう。脊柱に添った突起部分の先端が骨盤の方と逆に向いて配列されているのは、広島県府中市や新潟県小千谷のモノと同様である。本来なら、天地を逆にして飾るべきではないだろうか。
これでは、全国各地に祭られているカッパのミイラや人魚のミイラと同等である。門外不出のため科学的鑑定には無縁の代物だということだ。もしも本物のツチノコが生け捕りにされ、レントゲン撮影された暁にどう対処するのであろうか。やはりロマンとして深く追求してはいけないのだろうか…。


本日はツチノコの骨と称される新旧四体をPART1・2でご紹介したが、次回PART3では、想像を遥かに越えたツチノコの骨格像を提示してみたい。どうかお楽しみに。


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【ツチノコの骨格 PART 1】

2008-05-06 01:29:49 | Weblog
【ツチノコの骨格 PART 1】

■新聞に載った形骸■

まずは上の画像をとくとご覧いただきたい。左右ともに頭骨が似てませんか?

左は、鳥取県頓原町で発見されツチノコのものではないかと話題になった骨で、新聞報道されたそうだが、生憎その新聞記事の詳細は不明である。だが、状況から考えて昭和48、9年ではないかと思う。この骨は後に写真鑑定されイタチ科の「ホンドテン」という結果に終ったそうだが、写真の鑑定だけで答えが出るのであれば「ホンドテン」に違いないであろう。
右は、広島県府中市の農家の納屋から発見された骨で、これもツチノコの骨ではないかと新聞のニュース記事で取り扱われたのである。この骨に関しては当時の新聞記事がそのまま手元に有るので概略を綴る。
『昭和49年5月1日、同県御調町の片山ミサエさんは友人と連れ立ってワラビ採りにでかけた。片山さんがそろそろ昼食の時間だと手を休めて山道を見ると、そこにビールの大瓶ほどの太さで長さが40cmほどのカマボコを裏返したようなヘビがいた。頭と尾は小さく、茶褐色の背中に無数の斑紋があって腹は乳白色だった。この寸胴のヘビは現地の中国地方では「テンコロ」「ツチコロ」と呼んでいるが、「コロゲ」「コロリ」「コロリン」等とも呼ばれることもある。やがてこのヘビはゆっくり動いて石の間に消えたと言う。この目撃談はたちまち近隣に伝わり、府中市父石町の農業、松岡治郎さん(59)の耳にも達し、今回のツチノコの亡骸が世にでる事となった。松岡さん宅には、3年ほど前から使わなくなった納屋がある。一ヶ月ほど前に久し振りに納屋の戸を開けたところ、奇妙な骨が転がっていた。あまりにも気味が悪いのでそのまま戸を締めて放っておいたのだが、片山さんの目撃談を耳にして「もしやツチノコの骨ではないか」と、府中市の教育委員会へ持ち込んだのである』
といった概略だが、この骨も写真鑑定に回されたのである。鑑定したのは広島大学の水岡繁登助教授で、以下の鑑定結果を発表している。
①…ヘビにしては脳の容積が大き過ぎる。   ②…ヘビの歯はすべて同じ大きさなのに牙がある。
③…ヘビの脊椎全体にある細い肋骨が無い。  ④…顎の骨や骨盤は哺乳類の特徴である。
といった、実に分かり易い解説である。写真でも充分すぎるほど分かるが、頭骨が大き過ぎる。これに肉付けしたら丸みを帯びた顔立ちになる事は素人でも分かるであろう。ツチノコはガマガエルに似た平べったい頭をしているし、目はもっと下方についている。牙に関してはこの写真でその有無は不明だが、未だ嘗てツチノコに牙があったという話は聞いたことが無い。脊椎(脊柱)と繋がって出ている細い骨は、既に四足が欠落しているのであるから折れて無くなったと考えられなくもない。そして顎の部分や尻の部分が哺乳類の特徴を備えていることは、猫やイタチやウサギの骨格標本を見ると一目瞭然である。
http://www.avice.co.jp/cat/neko_sam_a.html 左記のURLで猫の骨格標本を見ることが出来るので確認して頂きたい。哺乳類の特徴を携えていることがお分かりいただけるはずだ。

この骨を「ツチノコの亡骸」だと騒いだ人たちは、四足が無く短胴なるが故にツチノコとしただけで、深い根拠など無かったはずだ。だが、どういう経緯で前後の脚の部分が外れてしまったのかは分からない。また、簡単に外れるものなのか否か、それも見当がつかないのだが、上掲2枚の写真が哺乳類であることは歴然とした事実である。
それにしても人騒がせな骨である。ちゃんと四足がついていれば新聞ダネになる事もなかったろうに。



続けてPART2を更新します。

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■ 4月30日の探索/後編 ■

2008-05-04 11:26:12 | Weblog
【画像説明】

左は今回(4月30日)発見した巣穴。草を押し曲げ捻るように作られた鳥の巣状の穴。
中は前回(4月23日)に、重要ポイントの斜面に出来ていた何モノかの休息跡。
右は常備しているソニーのHC88というビデオカメラ。夜間撮影が可能で、ビデオから静止画への切り替えもワンタッチでOK。かなり長時間の撮影に対応できる優れモノ。中古で3万円ほどだ。


■ 4月30日の探索/後編 ■

だが、もしかしたら…ツチノコだったかもしれない。

何でもツチノコに結び付けて考えるのは良くないが、ツチノコを前提にしなければ探索意欲が無くなってしまう。だから如何なる場合もツチノコの可能性を念頭に置く事にしているのである。

私はしゃがみ込んでフェンスの下を注意深く調べ始めた。まず目についたのは幾つかの足跡であった。ルーペを使って拡大してみたが足跡の主を特定するには至らなかった。だが、同じ形の足跡が大小入り混じっているようである。そしてフェンス底部に小動物のものと思える毛も付着していたことから、タヌキの親子とも考えられた。当然、イタチもここを通り道に使うことがあるだろう。
このフェンスは7年ほど前、いきなり張り巡らされた。30m×100mほどの範囲をぐるりと四角に囲ったのであるが、その目的は河川敷で廃棄された大型のテトラポットの置き場であり、河川工事に用いる大型車輌の駐車が目的のようだ。
このフェンスをよじ登るのは簡単である。だが、何処で誰が見ているかわからない。以前からこの廃棄テトラは気になる存在であっただけに、今回の通り道の発見によってフェンス内への侵入は重要課題になった。やはりフェンス内に入り、放置されたテトラの間に出来た隙間の中を、懐中電灯で念入りに観察すべきである。
過去、ツチノコが目撃された地点からこのフェンスまで、50mの至近距離である。しかも最重要ポイントとなっているツチノコの巣穴らしき穴の在る斜面からも至近なのだ。
これまでは、ツチノコと言えどもフェンスを潜って内部に侵入するのは不可能だと思って見過ごしていたが、ことココに至っては話が別となってしまった。実際に現場へ行ってみるとお分かり頂けると思うが、
このフェンス内のテトラは爬虫類が最も好みそうな場であり、ヘビ捕り職人なら真っ先に足を向けるであろう場所である。

今後の不法侵入を考えると気が重くなってしまうが、リスク以上にその魅力は大きいのである。新たな発見に伴いこの日の探索はフェンスの周囲を徹底的に調べることが主題となってしまった。
約3時間にわたりフェンスの周囲を調べてみた。その結果、フェンス下に作られた幾つかの怪しい通り道
を見つけることが出来た。もっと早くから着眼して行動していればとっくに結果が得られていたのではないかと残念に思ったほどだ。

17時から新宿で私用のため、他のポイントは回りきれぬまま家路についた。帰宅後、本日の発見を未確認生物研究会の手嶋会長に報告したところ、会長は5月3日に再調査にどうかと言う。その日なら私も都合が良いので同意した。

5月3日は午前6時に起床し、真っ先に天気を確認した。曇っている。そこでYahooのトップページで天気を調べると、曇りで夕方から雨となっていた。この時期、曇っていたのでは気温が上がらず爬虫類は穴から出て来ない。こういう日は見合わせた方が得策である。
早速、手嶋会長に電話を入れその旨を告げると、会長も私と同意見で連休明けの再調査に変更が決定した。よって多摩川河川敷の再調査に関する更新は来週末になりそうである。

書き忘れたが、30日の探索中、明らかにツチノコ探しと思えるグループを見かけた。このブログで以前に紹介した探索ポイントを熱心に見て回っているようだった。よっぽど声をかけようかと思ったが、私はフェンスの周辺を調べている最中だったので手が放せず諦めた。遠目に見た限りでは和気藹々でとても楽しそうに見え、微笑ましい限りであった。このように多くの人達が多摩川河川敷に目を向けてくれれば、そのうちツチノコ捕獲者も現われるであろう。正直な話、ツチノコとの遭遇は偶然でしか有り得ない。もしもを期待するには、確率を高めることが最良の方法である。今後、より多くの方々の探索を期待したい。


■次回は臨時でツチノコの骨格について薀蓄を垂れ流したい。



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■ 4月30日の探索/前編 ■

2008-05-02 03:17:25 | Weblog
■ 4月30日の探索/前編 ■

徹夜で読書していたので起床は9:30になってしまった。外は好天である。慌てて準備にとりかかり家を出たのが10:00であった。運良く京王新宿駅発10:20の準特急に駆け込み乗車。35分後には目的の百草園駅に到着。駅前の99円ショップで濃い味とオニギリを購入、歩きながら食った。23日の探索も暑かったけれど、30日は半端じゃなかった。

駅からノンビリ歩いて10分ほどで浅川河川敷に着いたが、着ていた薄手のジャンバーを脱がずにはいられないほど暑い。早速ポイントとなる浅川縁を調査。気になる巣穴に立てておいた枝をチェックしたが、これといった変化は見られなかった。この日の目的は、対岸の多摩川河川敷の歩行路脇に出来ていた這い跡チェックと巣穴探しである。

ズボンを捲り上げ、サンダルに履き替えて浅川を渡った。先週より水量が減っていて簡単に渡河できた。岸辺の護岸コンクリート上で靴に履き替え、藪の中に隠してある竹の棒を探し出してポイントへ向う。川縁の歩行路脇に茂る篠竹の藪へ近づいた時、草むらの中にとんでもなく大きな穴があるのを発見した。こんな穴は先週の探索時に無かったので驚いた。ただし、穴と言っても土を掘って作った穴ではない。草を押し分けて作られた鳥の巣のようなもので、奥行きは40cmほどもある。しかも道端と藪の境界線上に群生している丈の低い雑草の繁みの中だ。当然、注意して歩いていれば誰でも見つけられる場所である。
こんな人目につく所に身を潜める生き物はどんな奴なのか、暫し立ち尽くしたまま考え込んでしまった。
警戒心の強いタヌキやイタチではないはずだ。キジでは在り得ない。考えられるのは、野ウサギが一時的に作った隠れ家である。疑問を抱いた私は、穴の中を隅々まで観察した。今回はルーペを持参したので毛や羽などが落ちていないか、足跡はないか、入念にチェックをいれた。だが、それらしき物は見当たらなかったのである。出入り口は道に面した一ヶ所のみで他に無い。分かる事と言えば、この一週間以内に作られたものだという事実だけである。

答えの出ない不思議な巣穴の詮索に時間を費やしていられないので、先に進んだ。
23日の探索で見つけた不思議な這い跡はそのまま残っていた。しかも、更に強い力で雑草を圧迫したようになっている。まるで、人間が足で踏み固めたようにである。またしてもルーペを取り出して細かなチェックを行なった。だが、ここでも毛や羽や足跡などは見つけられなかった。この這い跡の幅は10cmほどで、篠竹の藪から道端の雑草まで1.5mほど直線的に続いている。そして道の反対側の草むらにも同様の這い跡が在ることから考え、這い跡の主は篠竹の藪から道を横断して川縁の草むらへ行く事が分かる。帰りは同じルートを通るらしい。川縁の草むらは幅1mほどの帯となって、川と並行して延々と続いている。この草むらに何か用事が有るのであろう。これだけ雑草を圧迫するということは、かなり頻繁に通っているからだ。
では、この這い跡の主は1日のうちのどの時間帯に道を横断するのだろうか? この横断時間が分かりさえすればその姿を見ることは可能である。
河川敷上空には鳶のような大型の鳥が飛び回っている。10cm幅の這い跡を作る生き物の大きさを想像すると精々30cmほどの生き物であろう。当然、日中は鳶を警戒して竹薮の何処かに隠れているであろう。そうなると暗くなってから姿を現すと考えて正解ではないだろうか。これからの時期だと、20:00~05:00までの9時間が勝負どころである。その為には夜間暗視スコープ、強力LEDライト、赤外線投光機とナイトモードカメラがあれば、この這い跡の主と渡り合えるはずだ。現場は砂地の歩行路で100m先まで見通せる。何物かが道を横断すれば一目瞭然である。
仮にこの這い跡を作ったモノがツチノコだった場合、夜間の赤外線撮影は出来ても捕獲は不可能である。ウサギやイタチだったとしても同じだ。少なくとも這い跡から20mは離れて待ち受けなければならないからだ。この20mの条件を満たす暗視スコープや赤外線投光機は、安価で入手可能のようだ。この装備さえ有れば、かなりの成果が期待出来るであろう。

多摩川河川敷でのツチノコ存在説を広めた張本人は私である。だが、この地でのツチノコ目撃は果たしていない。だから見るだけで良い。その序に撮影が出来れば願ったり叶ったりである。狭い範囲で既に6度の目撃がなされている。それなのに、いちばん熱心に探索している私がご対面できないというのは納得できない。それ故、この地でのツチノコ目撃は私の執念である。今後、夜間探索に切り替え、これまで以上の頻度で探索を実施することにした。対岸の浅川縁も気になるが、川を跨いで指呼の距離である。夜間と言えども行き来できない距離ではない。

この這い跡で一時間ほど時間を費やした後、過去の目撃現場を一巡することにして歩き出した。ちょうど根川という河川敷内を流れる川の手前へ来た時、視野の中に何物かが走り去る姿が飛び込んできた。道の脇に立てられているフェンス越しであったが、それは黒っぽい小さな生き物であった。かなりの速さで山積みされた護岸用の廃棄テトラの中へ逃げ込んだのだ。
私は走ってその黒っぽい生き物が逃げこんだテトラの傍へ行った。高さ2mほどのフェンスの網目から覗くと、置いてあるテトラのあっちこっちに大きな隙間が出来ている。中は暗くて見えないが、奥行きはありそうだ。フェンス越しに暫く観察したが何も動く気配が無い。ふと足元を見て驚いた。黒っぽい生き物が逃げ出した地点のフェンスの下に、猫かタヌキなら通れそうな大きさで土がえぐられているのだ。どうやら逃げ去った黒っぽい生き物は、フェンスのこちら側から潜り込んだようである。
逃げた黒っぽい奴の特定は出来ないが、動き方からしてイタチのようであり、ネコのようでもあった。私が近づいたので慌てて身を隠したのであれば、ネコとは考えにくい。とにかくあまり大きな生き物ではなかった気がする。だが、もしかしたら…。  (次回へ続く)


思わせぶりな終り方で申し訳ありません。本日もまた早起きして河川敷へ行く予定ですので、その報告もまじえて次回の更新とさせて頂きます。


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