ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

【ツチノコとヤマカガシ】

2008-09-07 14:49:12 | Weblog

【ツチノコとヤマカガシ】

またしても忙しさのためにブログ更新が疎かになってしまった。この状況はまだ続きそうなので今後どうしたものかと頭を痛めている。

ちょうど一週間ほど前、私が籍を置く未確認生物研究会の女性会員で、ご本人もツチノコと遭遇体験のある「A・S」さんからメールが届き、兵庫県美方町へツチノコ探検に行ってきたと連絡があった。
このA・Sさんは大阪在住なので関西方面で催されるツチノコのイベントには、まめに顔を出しているようだ。私は「忙中閑無し」であってとても行ける状況ではなかったため、A・Sさんの探索を羨んだほどだった。その探検の内容は http://ameblo.jp/atsu0429/entry-10133237997.html A・Sさんのブログに写真入で紹介されているのでご覧になって頂きたい。

美方町と言えば、2001年6月に新聞紙上を賑わした「ツチノコ捕獲騒動」のあった町である。結果は、日本蛇属研究所の鑑定によって「ヤマカガシ」と判定されてしまったのだが、この美方町は棚田で有名な地であり、水が豊富である。だからであろうか、真正ツチノコの目撃者も多いと聞いている。
私の師である手嶋蜻蛉会長は、この事件がニュースになって流れる前に岡山の滝沢博会員から連絡を受け、すわ一大事とばかり電光石火の早業で美方町へ駆けつけたという逸話がある。そして現地に着いて問題のヘビを一見した会長は落胆してしまったそうだ。そして会長が私に電話をしてきて、「何処から見てもヤマカガシだった」、そう力なく発した言葉が妙に印象に残っている。
当時のニュース記事を載せてみた。
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兵庫県美方郡美方町で、幻のヘビ「ツチノコ」に似た動物が発見され、七日、町が報道陣に公開した。頭が小さく、細いしっぽが付いて、普通のヘビとはちょっと違う。一帯では昭和二十年代以降、数々の発見談があるが、今度こそ本物? 町民らでつくる「美方つちのこ探検隊実行委員会」は近く、専門家に鑑定を依頼する。
 六日午前、同町貫田の工事資材置き場前で、男性が捕獲し、近くの田尻智恵子さん(55)が同探検隊の事務局に届けた。体長一・一メートル、太さ五センチ。尾と思われる部分は十四センチ。全体に黒っぽい。古事記などに登場し、太めの胴とされるツチノコにしては長くて細いが、「発見時は全体に肉厚で丸みを帯びていた」と田尻さん。
 同町は戦後、数十件の情報が町役場などに寄せられ、一九九〇年、地域おこしを兼ね、町を中心にツチノコ探しの実行委員会を結成。生け捕りすれば、土地三百三十平方メートル(百坪)のプレゼントを企画してきた。 突然の“ツチノコ”発見に沸く同町。八日午前十時半から同町大谷の町役場隣接の基幹集落センターで一般公開する。
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美方町のツチノコ事件の1年前には、岡山県吉井町で「ツチノコの死骸事件」が大きく取り沙汰されたばかりであった。こちらも死骸の主はヤマカガシだと鑑定結果が出されている。そしてこの美方町も同じであった。そのためツチノコはヤマカガシの変種ではないか、そう勝手に想像する人が増えてしまったのである。
ツチノコはヤマカガシだという先入観は未だに尾を引いているようだ。これはツチノコがアオジタトカゲだと唱えるのと同じで、ツチノコ否定論者に恰好の材料を提供しただけである。

そもそもヤマカガシは、普通の体型をしたヘビであってツチノコのように太く短くはない。それをツチノコと勘違いするのには幾つか理由があるようだ。
まず、ヤマカガシの体色変異が大きな問題であろう。普通のヘビは棲んでいる地域に関係なく、似たような色であり模様を成している。中にはアルビノやその反対に黒化したものはいても、その種は確定しているのでさほど問題ではない。だが、ヤマカガシは全国的に体色変化が多いのだ。
普通に我々が見る赤色混じりのヤマカガシとは違い、紫がかっているものや濃灰色、またはくすんだ赤色のものなど、その変色は様々である。これらを地域別や環境別にして図鑑に載せたら膨大なパターンになることだろう。標準外のヤマカガシを見て、それを新種のヘビと勘違いする事は起こりうることなのだ。
そしてコブラのように胴体上部を扁平にする確立が高いのも、ヤマカガシの最大特色だ。この威嚇行動によって幅が増幅するため異常に太く短く見えるのである。たまに真っ平になったヤマカガシと出遭うこともある。上半身はほぼ板状だ。
次に、太さの問題がある。ヤマカガシの中には他のヘビと比べ、異様にズングリしたものが存在する。私が手嶋会長と八王子市で見たヤマカガシは、80センチほどの体長なのに2メートルの青大将に匹敵するだけの太さを有していた。これは卵を孕んでいたり獲物を呑んで部分的に膨張しているのではなく、ただ単に太いのだ。しかも、頭部もそれなりに大きいのが特徴である。
こんな極太のヤマカガシならツチノコと間違えて当たり前ではないだろうか。この類の変色種が太さの割りに長さのある「A型ツチノコ」のバージョンだと思える。
ネットで……「特に巨大なヤマカガシを土地の人がツチコと騒いでいた個体を確認した。」……という一文を発見した。しかし、そこから先の詳細が書かれてはおらず惜しまれる。ツチコはツチノコのノが抜けているだけで漢字で書くなら「槌子」か「槌小」であろう。どうやら奥越方面の一部地域では巨大ヤマカガシをツチコと呼ぶらしい。

それにしても紛らわしい話である。長くスリムであるならヤマカガシをツチノコと見紛う者はいないはずなのに…。皆さんも探索にお出かけの際は、是非ヤマカガシの生態観察もお試し下さい。ただし後牙類の毒蛇ですからくれぐれも慎重にお願いいたします。


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