ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

衝撃! シンセンのツチノコ/後編

2008-07-07 17:57:26 | Weblog
【衝撃・深圳のツチノコ/後編】

深圳の場末に在る蛇料理の店でツチノコ型のヘビを唐揚にして食べてしまった石橋修社長は、その怪蛇の入れられていたバケツの中に少なく見積もっても4~5匹は居たと、当時の状況を思い出すように話しておられた。そしてバケツの底には何故か水が浸されていたという。
中国の蛇料理で一般的に用いられる食材としての蛇は、コブラなど陸棲のモノ以外に「水蛇」と呼ばれる水棲の蛇も使われ人気があるようだ。この水蛇属は川や沼、或いは水田などに生活しており東南アジア広範に生息している。「オオミズヘビ」や「シナミズヘビ」はペットとしても人気が有って、日本のペットショップでも売られている。
私は当初、石橋社長はシナミズヘビをツチノコと見間違ったのではないかと疑問を抱いた。というのは、上述した「水の入ったバケツ」の中にツチノコ型のヘビが入れられていたという理由からである。しかし、「水蛇」を調べてみると普通の蛇と変わらない体型だと分かった。そこで、もしかしたら中国で食される「ミズヘビ」属の中に、ツチノコ型をしたモノが存在するのではないかと徹底的に調べることにした。するとその作業中、上掲写真を発見して些か驚いてしまったのである。
「シナミズヘビ」は元来それほど太くないのであるが、この写真のものはコーヒー缶に近い太さがあり、長さは概ね80センチ位であろう。こういう体型は沖縄のヒメハブやアダー属によく似ていると言えるが、決して平べったくはない。
そして「オオミズヘビ」に至っては極端に尻尾が細まっていて、過去に兵庫や徳島で騒がれた「ツチノコモドキ」の尻尾と同形である。だが、平べったくはないし長すぎる。しかも頭部は三角形を成していない。
そこで私は、広東省や香港で食される蛇を片っ端から調べてみた。
元来、広東方面で食用にする蛇は、三蛇「サンスオ」と五蛇「ウースオ」という組み合わせが普通であるという。この五種は共に既知の蛇で、マルオアマガサヘビ(金環蛇)、アジアコブラ(眼鏡蛇)、ニシキヘビ(錦蛇)、ホーシャナメラ(三索錦蛇)、タイワンアマガサ(銀環蛇)である。この五種の陸棲蛇の他に「水蛇」と呼ばれる水棲の蛇が数種類も食用に供されている。

石橋社長の見たようにバケツの中で4~5匹が水に浸されていたのであれば、これは水棲の蛇だと考えるべきである。案外、「三角頭で平べったくチョロッと尻尾の生えた蛇」というのは、中国国内でもまだ知られていない新種の水棲蛇で、数は少ないが、たまに入荷されるといった状況なのではないかと、そんな疑問も生じたのである。
いずれにしても、2003年に大騒動となったSARSによって、食用野生動物への取締りが強化されたことにより、深圳で食べたあの怪蛇が果たして同じ店で扱われているか否か甚だ疑問であると、石橋社長は語っておられた。と言うのも、広東省の省都である広州市では、蛇の売買すら禁じられているのである。
以下のニュースでその詳細にお目を通していただきたい。
『2007年11月5日、広州市林業局は、食用目的の蛇の売買をより厳重に取り締まると発表した。 林業局によると、中国南部で蛇肉は食用として一般的に用いられており、広州市でも多くの人がスープなどに調理して食べていた。 しかし、SARS(新型肺炎)流行を受け、中国政府が営業用として許可された54種類の食用肉のリストを作成した中に蛇肉は含まれていなかった。以後、食用目的の蛇の売買は禁止となっているがなかなか徹底しなかった。今回取締りがさらに強化され、違反した場合には罰金として1万~10万元(約15万円~150万円)が課される。もちろん、“商品”の蛇は没収される。ちなみに、没収された後の蛇は、野生動物保護センターに送られ、傷の手当てなど適切な処置を受けたあと、野性に 帰されることになっている。林業局の郭(グオ)局長は、「蛇を野生に帰すのは生き物に対する慈愛に満ちた行為だ」と話している。』
と言うように、今や厳しい現実に曝されている中国野生動物事情である。当然、食用に供される側のヘビにとってはラッキーであろう。だが、たまたま深圳での一件を知ってしまった私には大迷惑な話である。
仮に深圳まで行ったにしても、現物を拝めなくては意味をなさい。しかしながら行けば行ったで何らかの収穫はあるはずだ。今、行くべきか行かざるべきか悩んでいる。
深圳で石橋社長が怪蛇を食した店は容易に探し出せるであろう。その店でツチノコのイラストを見せ、「こんな蛇をご存知ですか」と、従業員に訊くことも簡単そうだ。親切な従業員なら仕入先を教えてくれるだろう。そうなれば仕入先へ行き、捕獲場所を教えてもらう……。頭の中で簡単な図式が出来上がってはいるけれど、いざ行くとなると勇気が必要だ。
私は以前、福建省から来日した中国人に騙され、かなりの金額を搾取された経験があって、今回この苦い経験が私を躊躇させる一因となっている。そんなことは関係ないと思えばそれでよいのだろうが、私は珍しく慎重になっているようだ。しかし、結局は行くことになるだろうと漠然と思ってもいる。

昨年、うちの劇団員から聞いた話だが、その子のお爺さんは戦時中に中国戦線で戦い、あちこちを転戦して最後は仏印方面で武装解除されたという。このお爺さんが中国の長沙(湖南省)方面に駐留している時、近くの川で魚を捕るのが日課だったそうだ。
ある日、いつものように手製の網を川に仕掛けようと準備していると、すぐそばの草むらから大きなサンショウウオのような生き物が這い出してきた。よく見ると手も足も無い奇妙な生き物だった。色は青みがかった光沢のある黒色で、頭が大きな三角形をしていてとても太くて短かったと言うのである。その怪生物はおじいさんの姿を確認すると暫く動かずにいたが、やがて後ずさりするように元の草むらに姿を隠したそうである。この時点でお爺さんは「支那には変な生き物がいるんだな」と、さほど不思議には思わなかったそうだ。ところが、戦後も何十年か経て、ツチノコ騒動が日本国内を席巻した。たまたま新聞に載っていたツチノコのイラストを見たお爺さんは、「戦時中に自分が見たモノとよく似ている」と周囲に語り、その話が近所で話題になったそうである。
お爺さんが怪生物を見た湖南省と言えば、広東省のお隣である。しかも水辺での目撃という点で石橋社長の食べた深圳のツチノコ型と共通性が考えられる。やはり中国産のツチノコは水に縁を持つ水棲タイプなのであろうか?

私は今、過去に目撃された様々なツチノコのイラストと、ツチノコに誤認されやすい生物の写真を集め石橋社長宛てに郵送しようと準備にとりかかった。そして社長が見たとおりの生き物を絵に描いてもらおうとも思っている。その結果によって深圳行きを決定しようと考えたからだ。
遅かれ早かれ深圳のツチノコ型生物の正体は確定するであろう。心の奥で「ツチノコであって欲しい」と念じつつ、今はただただ石橋社長との新たなコンタクトに望みを託す毎日である。

★この深圳の件に関しては情報が入り次第、逐次更新いたします。

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※ツチノコに関する情報等やご質問で非公開を御希望の方は zero1995zero@ybb.ne.jp へ!

※超おすすめ!「ツチノコ共和国」のホームページです。 http://www.d1.dion.ne.jp/~k_nozaki/ 内容の濃さは、見て驚き目から鱗です。

※ツチノコ関連の画像は http://photos.yahoo.co.jp/yrbyg995 Yahooフォトからお願い致します。

※mixiに登録されている方は、コミュの「☆ツチノコ・将来再確認生物☆」へも是非お立ち寄り下さい。
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1 コメント

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オオミズヘビの可能性 (ふなむし)
2015-03-24 15:59:47
こんにちは、食べられてしまったツチノコの正体ですが
個人的にはオオミズヘビの成長、妊娠した個体の可能性も大いにあると思っています
掲載されている写真の個体はなぜかそうでもないのですが
個体によってはヘビとしては非常に太くて頭が巨大になり
1m前後の個体でも成人男性の腕より太くなるようです
また、多くのミズヘビは胎生で、妊娠時にはさらに胴回りが倍ほど太くなります
妊娠していると思しき個体の写真は見つかりませんでしたが、平均的な個体でもある程度大きくなればこんな感じです
http://img.cdn2.vietnamnet.vn/Images/english/2013/09/13/14/20130913145409-4.jpg
一定のサイズ以上になると頭の大きさと太さが急激にアップするのでますますツチノコっぽくなり、
水ツチノコなんて呼び方をするマニアもいますね
なぜか大型個体は輸入されず、昔は飼育難易度の高い種類で有名でしたが
最近入ってくる個体は状態が良く、飼育しやすいです

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