ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

―― 捕獲されたツチノコ PART Ⅲ ――

2007-11-14 10:42:35 | Weblog
【画像の説明】
 ツチノコの肋骨は9対だという説がある。その根拠となっているのは、先般このブログでも触れた長野の徳竹則重氏の発言に起因している。徳竹氏は捕獲したツチノコを食べようと思い皮を剥いて肉と骨を分離させた際、ちゃんと肋骨の数を数えていたからだ。他にも、山形の某寺に保管されているツチノコの骨や新潟のY氏が所蔵する骨なども、その肋骨の数は9対ほどだ。しかし、その骨の主の生前がツチノコだとは断定されていないため、現況では徳竹氏の言葉を信じる以外に手立てが無いのである。
 

▲▼ 捕獲されたツチノコ PART Ⅲ ▼▲

● 大友康二氏の例 (未確認生物研究会/会報27号より)
 
 今から40年程前の元日の新聞に、蟹場(ガニバ)温泉裏の沢で大胆にもツチノコを手掴みにしたという人の記事が載っている。話題の主は当時秋田県の保健体育課指導主事であった大友康二さんである。のちに保健体育課長などを勤められ、当町の人々にとってもお馴染みの名前である。
 昭和42年6月中旬、大友さんは保健体育課の同僚と土、日を利用して乳頭温泉郷の蟹場温泉にタケノコ採りに来ていた。温泉の経営者は鬼川正さんで、昭和37年から田沢湖町の教育長をしていた関係もあって、親しい県の関係者などがよく遊びに来ていたものであった。
 2日目の午後2時ごろ、風倒木のそばに、蛇の概念とは全く違った、頭と尾が小さく、ズングリしたカツオブシのような、長さ約70cm、胴回り15cmから20cm、下腹が赤みがかったヤマカガシの変形のようなヘビを発見した。
 いざ、強敵ござんなれ、と、子供の頃から鍛えた大友流「ヘビ獲りの術」で難なくこの怪物を手取りにた大友さんは、異常な腹部に何かを呑みこんでいるものと思い、吐き出させようと試みたものの筋肉が堅く、これまで見た蛇とは全く異質な生き物だと気がついた。
 とにかく秋田市まで持って帰ろうと帽子に包んでバスに乗ろうとしたが、バスを待つ行列の中には子供や婦人も多く、そこは教師の良識でバス停近くの沢に釈放して帰ったということである。
 それがツチノコという大変な代物で賞金までかかっていると知ったのは、その後1年ばかり経ってからであった。問題は、その子孫が健在か否か、である。

※この大友さんの体験談を斐太猪之介氏が著書に於いて書かれていたが、それほど詳しい内容のものではなかった。そのため読んでいてフラストレーションを感じたものである。
今になって捕獲のあらましが詳らかになり、今さながらに残念な気持ちにさせられる。何故、バスではなくタクシーとか、もしくは知人を車で迎えに来させなかったのかと、我が事のように悔やむ事しきりである。これが未確認生物の未確認たる所以だと分かっていても、ツチノコの事となると知らぬ間に童心に返ってしまうものだ。


●福島県会津若松市○○氏の例 (未確認生物研究会/会報27号より)
 
 現在自分は43歳です。福島県会津若松市で飲食店に勤務しております。趣味はカメラですので、暇を見ては近くの山や川へ出かけて行っては野鳥や植物などを撮影しております。
 一昨年(平成12年)の5月下旬のことですが、自分は当時12歳の長男を連れて東山温泉の近くへ写真を撮りに行きました。天気は上々でポカポカと暖かでした。あまりにも天気が良かったので車を止め川原で遊ぶことにしました。自分はトランクに仕舞っておいた釣竿を取り出してセットして、まだ冷たい川の中に入って餌の川虫を捜し始めました。でも季節が早いのか川虫が取れません。それでも意地になって捜していると長男の和明の叫び声がしました。見ると和明は棒で何かを叩いています。その姿が普段とはとっても違って見えたので自分は走って和明の所へ行って驚きました。
 なんと和明は黒ずんで口の大きな太い蛇を叩いていたのです。黒い化け物は逃げようとしないで向ってくるそぶりを見せるので、自分は和明の危険を感じ足元にあった石を両手で持ち上げ、化け物に叩きつけました。そうしたら運良く化け物の頭に石が当りました。頭は潰れた様ですが体が物凄い勢いで左右に動いています。自分は和明の棒を取って化け物の背中を押えました。
 そのうち力が弱くなって化け物は動かなくなりました。でも息を吹き返しそうなので、慎重に化け物を調べてみましたところ、体は50センチあるかないかの長さなのに太さは茶筒ぐらいあります。顔は潰れたのでどんな顔か良く分かりませんが、皮膚が鱗のようで亀の甲羅のように見えます。手や足は無いので蛇だと思いました。色は黒と茶色を混ぜた様な色です。背中は死んで腐った魚の様な鱗がびっしりです。でも所々に色のうすい模様になっているのでニシキヘビの様に見えます。全然動かなくなったので顔を近づけて見ましたところ、とても生臭いにおいがしました。
 自分が不思議に思ったのは化け物の尻尾がとても細いことです。太いお尻からミミズのような尻尾が出ているのです。だから初めのうちは内臓の一部が飛び出したのかと思いました。でもそれは尻尾です。そしてもっと不思議に思ったのは腹です。普通のヘビは蛇腹なのにそうではありません。筋の無いツルツルした皮でした。自分は10分以上もその化け物の死体を見ていたのですが和明が気持ち悪がるのでそこから去りました。でも化け物が何だったのか不思議でなりませんのでいろいろな人に聞いてみました。そうしたら何人もの人がツチノコだと言うのです。それで自分もそう思う様になりました。自分の母はゴロタだと言います。年寄りの間ではそういう風に言う様です。
 この前、市内の本屋さんで偶然手嶋先生の本を見つけました。買って帰って読んだら自分の殺したのがツチノコだとよくわかりました。そうして自分のとった行動が残念になったのです。どうして死体を川原に置いてきてしまったのだろうと残念なのです。あの時のツチノコの絵を思い出しながら書きましたから同封しますから何かに役立ててください。もしよかったら電話をお願いします。
 番号は○○○です。  手嶋蜻蛉 様    ○○○○  (原文のまま記載)

※上記の手紙は、手嶋会長の著作「ツチノコの正体」を読んで本部に送られてきたものです。ご本にとは電話でお話しましたが、朴訥とした典型的な東北人という感じの方で、手紙に登場する和明さんという息子さんとも会話をもてました。ツチノコとの遭遇体験から二年以上経た時点でも、親子共々いまだ興奮冷め遣らずといった状態でした。ツチノコを河原の石で殴殺した○○さんはとても珍しい苗字の為、ご迷惑を考えた揚句に敢えて○○さんとしております。
 この○○さんは帰宅後、カメラを持っていたにもかかわらず肝心なツチノコを写し損ねた事に気づき、再び車を飛ばして河原へ戻ったそうです。しかし、河原にはツチノコの血痕と殴殺に用いた石はあったものの、いくら探してもツチノコの死体は見当たらなかったという、余りにも残念な後日談もあります。多分、大型の猛禽類に持ち去られたのだろうと、口惜しそうに語っておられた○○さんの声が印象的でした。
<イラストはYahooフォトにてご覧下さい>


● その他の捕獲例について
 
 PARTⅠ~PARTⅢで綴った捕獲例以外にも、まだまだ捕獲例は数多く在する。過去に発刊された「逃げろツチノコ」や「山がたり」等にもその種の話は多いのだが、ローカル新聞や週刊誌のトピックス等にもツチノコ捕獲談は登場する事がある。過去、これらのトピックスを全国規模で網羅する媒体が無かった為、人の目に触れる機会も少なく世に埋もれている話はかなりの数に上るはずだ。
 しかしながら、インターネットの普及に比例してツチノコの目撃談や写真等がポツポツ登場し始めている事実は、今後に大いなる期待を抱かせるに足るものであり希望とも言えるのではないだろうか。こう考えると近い将来、思いがけないニュースが全国を駆け巡る可能性もあるのだ。
 もし、何処かでツチノコの死体をみつけたら、何も考えず(財)日本蛇族学術研究所
へ持ち込んで欲しいと熱望する。そして万が一にも生体を捕獲した場合も同様である。これは捕獲したツチノコの生死に関わらず、学術的見地からの証明を第一と考えた場合、絶対に必要なことであるからだ。

 尚、ツチノコ捕獲例に関しては当ブログの10月18日の記載分を参照して戴きたい。これまで3回に分けて「捕獲例」を列挙してきたが、これが総べてではありません。まだまだ多く存在しますので、また折を見てお知らせしたいと思います。

 またもやお時間がきてしまいました。16日から舞台の本番を迎えるためブログが不規則となりますので、ご容赦願いたく思います。では、またのご笑読をお待ち申しております。


■ お知らせ ■

ツチノコのDVDが付録にセットされた「未知動物の特集本」が発売されます。発売は2月10日頃で、全国の「セブンイレブン」で4万部の限定販売です。その中で私の談話や山形で撮影された「死骸写真」も登場しますのでお楽しみに!

※ツチノコに関する御意見をお待ちしております。できればブログへのコメントでなく、下記のメルアドへお願い致します。

※ zero1995zero@ybb.co.jp

※ ツチノコ関連の画像は下記のYAHOOフォトからお願い致します。
 http://photos.yahoo.co.jp/yrbyg995


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