古熊神社(山口県山口市)を掲載しました。
古熊神社(ふるくまじんじゃ)〔通称 てんじんさま〕
【鎮座地】〒753-0031 山口県山口市古熊1丁目10-3 旧周防国 吉敷郡
【御祭神】菅原道眞 (配祀)菅原福部
【例祭】 11月25日 例祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
略記
応安六年(一三七三)癸丑十月大内弘世卿平安城ノ神社ヲ山口ニ遷シ祀ラレシ日当社モ北野神社ヨリ勤請山口北小路ニ鎮座シ給ヒシヲ後元和四年(一六一八)十二月廿五日毛利秀就公今ノ地ニ遷座セラル
本社ハ大内弘世卿帰依ノ勧請ニ係ハルモノニシテ大内家滅亡後ハ毛利秀就公ノ帰依浅カラズ社殿ヲ移転再造セラレ其後御維新以前ハ社領米三石三斗(八ヶ国分限帳ニハ七石三斗一升七合)ヲ賜リ尚又別ニ御正祭ノ節ハ大拝司小拝司ノ従例アリテ御代々御連歌ノ奉納御代参等アリ
祭神由緒に就て按するに神社創立の淵源は実に延喜年間に属するものゝ如く乃ち拝祀祭神福部童子は祭神菅原道真公の御子にして延喜の昔菅公御左遷の時当地山口に於て薨去今市甘露院に葬り奉る神霊なり或は又往古より口々に伝ふる所によれば菅公御左遷の後御追念の情難止未だ童幼十一歳の御身を以て遥々太宰府に御下向の途次山口に立寄らせられ不幸病の為めに薨去せられたりといへり、時人の崇敬不浅山口北野小路の辺に祠堂を設けて之を祀りしが応安六念大内弘世卿今日と北野神社より菅公の神霊を都道者に奉斎し同御子の神霊をば配祀として北野天神又は“山口天神宮”と崇め爾来社地転変して或は長者山の麓に或は御石森に鎮座ありしが後元和四年毛利秀就公同入道宗瑞公の尊崇厚く今の地に社殿を再造せられ今天神と称し 更に明治六年古熊神社と改称
(平成祭データ)
山口県庁から東南に直線でおよそ2Km弱に位置する古熊にあります。JR山口駅と上山口駅の中間点、椹野川に架かる天神橋を渡り東に500mです。
参道から拝殿境内へは石段の参道を上ります。
参道の狛犬
あまり見かけない青銅造です、戦争末期に供出したものを平成元年に再造されました。
拝殿
山口市に特有の重層楼門造です、楼門と拝殿を兼ねた構造で、参拝はここで行います。本殿とともに国指定文化財です。
拝殿から本殿
拝殿、渡廊、幣殿、本殿と続きます。本殿右に神楽殿、左は神饌所が翼廊で接続されています。
本殿
本殿としては珍しい入母屋造、室町時代の建築様式が伝えられています。
平成八年、屋根の葺き替えが行われ、銅板葺きから檜皮葺に復元されました。神紋は幼剣梅鉢です。
放生池
境内左にあります、太鼓橋、燈篭など日本庭園の趣きがあります。
境内社大歳社(三森社)
放生池左奥にあります。鳥居には寛政十二年(1800)四月吉日の日付が見られます。手前左に松尾芭蕉の句碑があります。
境内全景
藤森稲荷神社
境内右の鳥居をくぐってさらに高い位置にあります。社前には稲荷神社特有の赤い鳥居があります。
藤森稲荷神社から山口市内正面に山口市内が一望できます。
古熊神社(ふるくまじんじゃ)〔通称 てんじんさま〕
【鎮座地】〒753-0031 山口県山口市古熊1丁目10-3 旧周防国 吉敷郡
【御祭神】菅原道眞 (配祀)菅原福部
【例祭】 11月25日 例祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
略記
応安六年(一三七三)癸丑十月大内弘世卿平安城ノ神社ヲ山口ニ遷シ祀ラレシ日当社モ北野神社ヨリ勤請山口北小路ニ鎮座シ給ヒシヲ後元和四年(一六一八)十二月廿五日毛利秀就公今ノ地ニ遷座セラル
本社ハ大内弘世卿帰依ノ勧請ニ係ハルモノニシテ大内家滅亡後ハ毛利秀就公ノ帰依浅カラズ社殿ヲ移転再造セラレ其後御維新以前ハ社領米三石三斗(八ヶ国分限帳ニハ七石三斗一升七合)ヲ賜リ尚又別ニ御正祭ノ節ハ大拝司小拝司ノ従例アリテ御代々御連歌ノ奉納御代参等アリ
祭神由緒に就て按するに神社創立の淵源は実に延喜年間に属するものゝ如く乃ち拝祀祭神福部童子は祭神菅原道真公の御子にして延喜の昔菅公御左遷の時当地山口に於て薨去今市甘露院に葬り奉る神霊なり或は又往古より口々に伝ふる所によれば菅公御左遷の後御追念の情難止未だ童幼十一歳の御身を以て遥々太宰府に御下向の途次山口に立寄らせられ不幸病の為めに薨去せられたりといへり、時人の崇敬不浅山口北野小路の辺に祠堂を設けて之を祀りしが応安六念大内弘世卿今日と北野神社より菅公の神霊を都道者に奉斎し同御子の神霊をば配祀として北野天神又は“山口天神宮”と崇め爾来社地転変して或は長者山の麓に或は御石森に鎮座ありしが後元和四年毛利秀就公同入道宗瑞公の尊崇厚く今の地に社殿を再造せられ今天神と称し 更に明治六年古熊神社と改称
(平成祭データ)
山口県庁から東南に直線でおよそ2Km弱に位置する古熊にあります。JR山口駅と上山口駅の中間点、椹野川に架かる天神橋を渡り東に500mです。
参道から拝殿境内へは石段の参道を上ります。
参道の狛犬
あまり見かけない青銅造です、戦争末期に供出したものを平成元年に再造されました。
拝殿
山口市に特有の重層楼門造です、楼門と拝殿を兼ねた構造で、参拝はここで行います。本殿とともに国指定文化財です。
拝殿から本殿
拝殿、渡廊、幣殿、本殿と続きます。本殿右に神楽殿、左は神饌所が翼廊で接続されています。
本殿
本殿としては珍しい入母屋造、室町時代の建築様式が伝えられています。
平成八年、屋根の葺き替えが行われ、銅板葺きから檜皮葺に復元されました。神紋は幼剣梅鉢です。
放生池
境内左にあります、太鼓橋、燈篭など日本庭園の趣きがあります。
境内社大歳社(三森社)
放生池左奥にあります。鳥居には寛政十二年(1800)四月吉日の日付が見られます。手前左に松尾芭蕉の句碑があります。
境内全景
藤森稲荷神社
境内右の鳥居をくぐってさらに高い位置にあります。社前には稲荷神社特有の赤い鳥居があります。
藤森稲荷神社から山口市内正面に山口市内が一望できます。
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