2/11(水)道東探鳥ツアーの続きです。
厚岸水鳥観察館でオオワシ、オジロワシの飛翔を堪能し、道東探鳥ツアー初日の最後、厚岸湖と厚岸湾の境に架かる厚岸大橋(全長457m)に向かいました。
バスで橋を渡り切り、徒歩で引き返すかたちで探鳥です。此処では、オオセグロカモメなどカモメ類、カモ類ではホオジロガモ、スズガモ、シノリガモ、クロガモなど、その他ヒメウ、ウミアイサなどが観察されました。
今まで、福岡の志賀島ではるか遠くの定置網に居たのが見られただけのシノリガモと、初見・初撮りのクロガモを掲載します。
シノリガモ
橋の上から厚岸湖側にオス1羽、メス1羽、幼鳥?1羽の一家が居ましたが、近くに来てくれました。
シノリガモ(晨鴨、学名:Histrionicus histrionicus、英名:Harlequin duck、科属:カモ科シノリガモ属、体長:43cm、時期:留鳥)
「晨」は星の名前。夜空のような濃い紺色の地色に、いくつもの白斑を星座にたとえたのであろう。
羽衣がきらびやかなので、英名は「道化師」。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 184頁)
クロガモ
こちらもオス、メスの番が見られました。
クロガモ(黒鴨、学名:Melanitta nigra、英名:Common scoter、科属:カモ科クロガモ属、体長:48cm、時期:冬鳥、)
黒いから「黒鴨」。沖合の群れは黒い点々のよう。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 138頁)
北海道では日が暮れるのが早く、午後4時を過ぎると暗くなり、5時にはすっかり暮れて真っ暗になりました。
この日は天気にも恵まれて、目的のタンチョウ、オオワシ、オジロワシも見られ、予想外の順調な出足となりました。
宿泊地の風連湖畔の民宿風連での夕餉は地元の海産物をおいしくいただき、イギリス、スイスの方たちとも同席となり大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2015年02月11日15:54~
撮影場所:北海道厚岸郡厚岸町
おまけ(オオセグロカモメ)
此処では多くのカモメが群れて飛び交っていました。ほとんどオオセグロカモメのようでした。
九州で普通に見られるセグロカモメはこの時期、北海道では見られないとのこと。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
シノリガモとクロガモ(北海道厚岸町)
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