「 福島県白河市 白河の関 」 2010.4.24

小峰城を観た後・・・「白河の関」にむかいました。

白河の関に行くのも初めてのこと・・・いったいどんな感じのところなのだろうと

ちょっと胸躍らせてむかってみました。

イメージでは、関東と東北の境の関なので、白河市の中心部より南に向かい栃木県との

県境あたりにあるものと思っていましたが、ナビによると何故か中心部より東にむかいます。

どんどん山の多い山間部にむかっていき、本当にこっちでいいのだろうか・・・

なんて不安に思っていたものですが、なんとか白河の関に到着しました。

広い駐車場のある「白河関の森公園」に車を止めて、白河の関跡まで歩いて10分程度

途中カタクリの群生地がありだいぶ終わりかけでしたが綺麗なものでした。

では、写真にて掲載いたします。




カタクリの花です。群生していました。




ちょっと行った時期が遅くかなりお花が終わっていましたが、そんな中でも頑張っているカタクリを撮りました。かわいいものですね。




竹林を抜けて・・・・まもなく白河の関跡です。




到着！　　今は神社になっているのですね。




立派なお顔の狛犬様です。




迫力ありますね。




「古関蹟」
1800年（寛政12年）、白河藩主松平定信は文献による考証を行い、その結果、白河神社の建つ場所をもって、白河の関跡であると論じた。　その時に建てられた石碑です。









神社の階段を登ると・・・社殿前にもっと古い感じの　狛犬様がいらっしゃいました。




古杉もあり




朽ち果てた杉もあり・・・よく見ると小さい杉の苗が真ん中に植えられています。




頂上にある「白河神社」　




朽ちた老木ですが、なんか私には大きなイノシシに見えます。
「もののけ姫」に出ていたイノシシが思い浮かびました。




ちょっと怖いこちらの古木。目が二つ・・・・木が叫んでいます。




白河の関を離れ「白河関の森公園」に来ました。
昔の関の役所をイメージした建物です。





なかにはこんなものも・・・




水仙が咲いており




桜も綺麗









松尾芭蕉も訪れたという「白河の関」


芭蕉と白河の関


行ってみてわかったのですが・・・

「白河の関」って奈良時代にはすでにあったくらいに古いものだったのですね。

なんだか勝手に江戸時代の関のイメージでいました。

よく東北地方のことを白河の関を越えてとかいうものですから・・・

勉強不足でした。


今は神社となっており関らしい建物とかは残っておりませんでしたが

一度は行ってみたいと思っていた場所なので、来て見てよかったなぁと思いました。

昔はここから北が東北・・・南が関東だったのですね。

東北に生まれ住んでいる者として感慨深いものがありました。


ありがとう「白河の関」


白河の関のあとに「白河ラーメン」を食べに行きました。

とてもおいしかったですよ。

白河ラーメン

また、白河は戊辰戦争の「白河口の戦い」のあった地

戊辰の役　白河口の戦い明治を迎える直前の慶應四年閏四月から七月にかけて白河を戦場とする大戦争「戊辰の役・白河口の戦い」が行われました。会津藩・仙台藩などを中心とする東軍の諸藩が、藩主不在の白河小峰城に集結し、奥州街道を北上する西軍と激突したのです。約一〇〇日間にわたる戦いでは千名を超える戦死者があり、戊辰の役の中でも激戦地の一つとなっています。戦後白河の人々は、東西軍を問わず戦没兵士を葬り、碑を建てて、今も香華を手向けています。

白河と新撰組



この後、郡山市の「開成山公園」にむかいました。



NowFieldy　

Canon EOS 20D　SIGMA　17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

明日は5/15　仙台青葉祭りの宵祭り・・・
写真撮りに行くぞー