みかん

能登町の方から自家栽培の"温州みかん"をいただきました



みかんの経済栽培の北限は最寒月の平均気温が5℃以上とされていて、能登半島の輪島では例年1月2月の平均気温が5度を下回ることも多く栽培が難しいとされていましたが、地球温暖化の影響なのか2007年12月には新潟県佐渡島の農家が早生種のみかんを出荷し話題となったこともありました。
経済栽培としては神奈川県や千葉県、日本海側では福井県敦賀市付近が北限とされていましたが、調べてみると茨城県や富山県氷見市にもみかんの観光農園があり、北限が北上しているようです。
※福井県敦賀市には地域ブランド化を目指す特産品「東浦みかん」があります。

みかんの栽培適地は年々北上し、茨城県ではミカンが一般的な果樹になりつつある反面、かつては茨城県が南限とされていたリンゴの栽培が近年難しくなってきているとの情報もあります

いただいたみかんは能登町の富山湾に沿いに広がるさんなみ地域の南に面した日当たりのよい斜面で自家消費用に栽培されたもの
少々おすそわけをしても家族が一冬食べるのに十分な量が収穫できるそうです