紅ズワイガニ

紅ズワイガニはズワイガニの近縁種で良く似ていますが、ズワイガニに比べると甲羅が丸みを帯びていて脚が平たいなどの特徴があります。また茹でる前から色が橙赤色なのが大きな特徴です。ズワイガニよりも深いところに生息していて、水深500～2700mあたりに分布しています(漁獲されるのは800～1200ｍあたり)。主な漁場は島根県隠岐や大和堆でかご漁で漁獲されています。※漁期は9月1日から翌年の5月30日まで。

紅ズワイガニの身は獲れたてならば甘くておいしいのですが、水分が多く管理が難しいようです。ズワイガニに比べてかなり安価で主に加工用として利用されています。紅ズワイガニはズワイガニ以上に鮮度管理が難しく、なかなかおいしい物と出会えません。紅ズワイガニは産地(日本海側秋田～島根)で獲れたてをいただくのが一番です。