のんびり乗り鉄紀行

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などの記事を投稿している。

【乗車記】まるでジェットコースター 特急しおかぜに乗車。

2024-04-14 00:11:02 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年3月下旬の乗車記。
そして乗車したのはJR四国の特急列車「しおかぜ」です。

停車駅と発車時刻
特急しおかぜ5号松山行
  岡山 9:25
  児島 9:47
 宇多津 10:06
  丸亀 10:10
 多度津 10:15
 観音寺 10:31
 川之江 10:41
伊予三島 10:46
 新居浜 11:03
伊予西条 11:12
 壬生川 11:22
  今治 11:36
  松山 12:10

乗車記
ここは岡山駅、これより特急しおかぜで松山を目指します。
今回の運用は8000系(未リニューアル車)でした。
8000系の指定席は自由席との差別化を図るため(?)改良された快適な座席がついています。それらの車両はS-seatと呼ばれています。
ここで一つ豆知識ですが8000系は座席階級を外装だけで判断することができます。



グリーン車指定席…赤色のドア
     指定席…オレンジ色のドア
     自由席…青色のドア


となっています。

スーパーはくとの一部の座席とどことなく似ています。
内装はウッド基調が多めな気がしました。
フットレストバーがついています。
バータイプのものは靴を脱がなくても利用できます(というより靴を履いてなければ固くて逆に疲れが貯まる気がします😅)。



リクライニングはボタン式。
ヘッドレストこそありませんが座席自体長年使われ続けて柔らかくなっていたので固さは感じませんでした。


コンセント、Free Wi-Fiともにあります。
岡山駅を発車すると順調な滑り出し…といいたいところですがしばらくはゆっくりと運転します。
タイトルにも書きましたが特急しおかぜはジェットコースターのような走りをします。
宇野線と分かれるまではそこまでスピードを出しません。

そして宇野線が分かれていくのが見えるとジェットコースターが急降下していくかのようにスピードを上げ始めます。
最初の途中停車駅は児島です。
当駅からJR四国を走行します。


児島名物のジーンズのような模様をあしらった自動販売機。
乗車した朝はかなり雨が強く降っていたためせっかくの眺望が残念なことになっていました。



帰りは晴れていたため瀬戸内海の島々を眺めることができました。
四国がみえてきた。


宇多津デルタ線。

宇多津で連結するいしづち号が見えます。

ここで宇多津デルタ線の仕組みについて解説します。

宇多津デルタ線を上から見るとこの様になっています。
を通る主な優等列車…特急しおかぜ、特急南風、アンパンマントロッコ(1号&4号)など

を通る主な優等列車…特急いしづち、特急しまんと、サンライズ瀬戸(琴平延長)など

を通る主な優等列車…快速マリンライナー、特急うずしお、サンライズ瀬戸など

ここでの➂は宇多津短絡線と呼ばれ岡山から高松方面へ行く列車が宇多津駅をスキップして無駄な時間を使うこと無く高松方面へ行くことができる設備です。
僕の乗っている特急しおかぜは①を通り連結相手の特急いしづちは②を通り
ます。


貫通扉を開けて待機。
いしづちが到着すると素早く連結します。



連結するとこのようになります。
丸亀城。

多度津からは土讃線が分岐します。
南風・しまんとはこの路線で高知を目指します。


当駅発着の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」カラーの自販機。
雨で見えにくいですが海が見えました。



観音寺(かんおんじ)駅に停車。
やはり景色が残念。

これは帰りの列車で撮影したものですが晴れてると瀬戸内海の島々がよくみえます。
当駅始発の特急もある新居浜に到着。
新居浜と書いてにいはまと読みます。

この山の向こうに四国山地があります。

伊予西条駅到着直前に見つけたのですがこれってSLの給水塔ですかね?
おそらく給水塔で合ってると思います。かなり貴重なものを見れました。
しかし僕の興味は次の瞬間にはこの構造物から消えていました。
なぜなら…

フリゲージトレインが展示されていたからです!


ということで伊予西条駅に到着です。
少々の乗降がありました。

伊予小松で反対の特急と離合、いしづち号側はリニューアル編成でした。
その後も順調に進み、壬生川に停車。
岡山出発時3分遅れていましたが当駅みつく頃には完全に回復してました。流石は予讃のジェットスター名だけありますね。

タオルが名産の今治駅。

今治城?

今治⇄松山は途中停車駅がない上に距離もそこそこ離れているため終点がすぐそこのようなまだまだのような不思議な気分になります。
薄々勘づいてましたがやっぱりこの車両振り子式車両ですね。

伊予鉄道が見えれば終点はすぐそこです。


終点松山に到着。
今年の秋ぐらいまではこの駅で非常に面白い光景を見ることができます。




松山名物、「縦列停車」です。
何と同じホームに特急が2本並んでいます。
種別で考えると「しおかぜ」「いしづち」「宇和海」の3種類が並んでいることになります。

先ほどこの光景が見れるのは今年の秋までと言いましたが予定では松山駅は近々高架駅に移されるようです。そして高架駅に移されるとこの縦列停車はもう見ることができなくなってしまうそうです。今回僕が松山に来た理由の90%はこの光景を見るためだと言っても過言ではありません。そして今、この光景を見終わってしまったため実質松山での用事は終わったに等しいわけですがこのまますぐに帰ってしまうのはもったいないな、と思ったため伊予鉄道で周辺の観光をしました。




今の駅舎を見て今回は終わりです。

まとメモ
列車種別:特急しおかぜ5号
使用車両:8000系5両編成(宇多津から8両編成)
使用座席:普通車指定席(2号車1番A席)
使用路線:宇野線、本四備讃線、予讃線
運行区間:岡山→松山
乗車区間:全区間
乗車時間:2時間45分



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【乗車記】名阪甲特急 ひのとり乗車記

2024-04-12 16:34:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年3月下旬の乗車記です。
そして乗車するのは近鉄のフラッグシップ特急のひのとりです。

停車駅と発車時刻
ひのとり15列車
 大阪難波 13:00
大阪上本町 13:03
   鶴橋 13:06
    津 14:23
近鉄名古屋 15:05

乗車記
ここは大阪難波です。


まずひのとりの正式名称(?)である「名阪甲特急」というものについて説明します。
近鉄特急は大きくわけて12種類に分かれます。
その中の一つ名阪特急の中で特に早いものを甲特急と言います。ひのとりは名古屋を出ると津に止まりその次はもう大阪です。今でこそ名阪甲特急は津に止まりますがかつては名古屋を出ると鶴橋、上本町、難波に止まる「ノンストップ特急」というものでした。
近鉄12特急(←今僕が勝手に名付けた仮名称)についてはまた後日すべての種類に乗車した後、詳しく説明します。

ちなみに名阪甲特急の対義語名阪乙特急というものもあるのですが名阪乙特急にはアーバンライナーが該当します。ちなみにアーバンライナーはひのとり登場までは名阪甲特急で津をも通過する名阪ノンストップ特急時代の生証人です。


それはさておきひのとりが入線してきました。
やっぱりかっこいいですね。


それと今更ですがひのとりの入線放送中一つとても感動したことがあります。それはひのとりのプレミアムシートの乗車口付近の証明が暖色系の暖かい色に変わったことです。

今回乗車するのはレギュラーシート。

シートピッチはかなり広め。

背面テーブルとインアームテーブルがあります。


ヘッドレストはありませんがちょうど頭が当たる部分の生地は柔らかめになっているので快適でした。
リクライニングはレバー式。
コンセント、Free Wi-Fiもあります。


普通車でありながら靴を脱いで使用するタイプのフットレストがありました。

そして、レギュラーシートの最大の特徴が座席の後ろについてるカバーのようなものもあります。
このカバーのようなものはバックシェルと呼ばれるものでこの場合いくら座席をリクライニングさせても後ろの座席の人には一切干渉しないというすぐれもの。
ひのとり以外でバックシェルが採用されているのはJR東日本のグランクラスやJR東日本サフィール踊り子のプレミアムグリーンなどのグリーン車の更に上の階級に採用されている構造です。ですがこのひのとりは更に上の階級のプレミアムシートがあるにも関わらずレギュラーシートにもこの構造が採用されていてバックシェル以外の構造を見てもレギュラーシートはグリーン車以上の階級であることがわかります。
ですが、このひのとりはレギュラーシートに乗車券+特急券+ひのとり特別車両券(200円)と普通の特急料金に200円追加するだけでこの座席に乗ることができてしまいます。
この200円を高いか安いか判断するのはあなた自身ですが僕は安いと思います。


ここまでひのとりの座席素晴らしさを熱弁しましたがここまでのはほんの一部に過ぎません。
ひのとりにはこの様なフリースペースがあります。
この写真だけでは伝わりにくいですがこの窓がとてつもなく大きいです。
僕も途中このフリースペースで流れ行く田園風景を楽しみました。

※この画像は長時間露光を使用したため実際はここまで景色が流れていません。


更にプレミアムシートへの入口にはこのようなやや広い空間があります。
無料ロッカー

カフェスポット


コーヒーは「煎」「すっきりブレンド」の2種類。今回は「煎」を購入しました。

カップにもひのとりが羽ばたいています。

近鉄特急名物「紙おしぼり」は洗面所にストックされています。


車内探訪を終え座席に戻ると列車はすでに近鉄奈良線と分岐していました。


ちょうどお昼時のためお昼ご飯を食べます。
難波のデパ地下で購入した柿の葉寿司。

鮭と鯖の7個入りを購入。
文字通り柿の葉に包まれているのが特徴です。



生駒山地(?)が見えてきた。
前面展望がディスプレイに映し出されていました。


一部時間帯のひのとりを含めて数多くの特急が停車する大和八木を通過。


近鉄屈指の秘境駅「西青山駅」を通過。
当駅と東青山駅の間にある「新青山トンネル」は近鉄最長のトンネルで布引山地を貫いています。


近鉄名物の中川デルタ線です。
このスポットの詳しい解説は後日投稿する近鉄汎用特急の記事で書きます。
大阪方面へ伊勢志摩ライナーが行くのが見えます。
ここでは特急から特急を見ることもできます。


唯一の途中停車駅、津に到着です。
当駅でも大勢の人が乗車してきて乗車率は60%を超えました。観光客よりも仕事で乗ってる人のほうが多かったです。



当駅で賢島行きの名伊特急とすれ違いましたがなんと使用されていたアーバンライナーがたった2編成しかないアーバンライナーNEXTという珍しい車両でした。
遥かに見える伊勢鉄道線
いきなりだったため写真がありませんが塩浜駅に近鉄の軌道検測車「はかるくん」がいました。


JR線と立体交差。(近鉄四日市付近)

赤熊ことRED BEAR


近鉄名古屋到着前専用の車内チャイム「久しき昔(ロングロングアゴー)」を鳴らして地下に入ると終点、近鉄名古屋です。
快適な時間はあっという間に過ぎてしまいました。名残惜しいですが帰りの新幹線の時間が迫っていたため足早に近鉄名古屋駅を退散しました。

〜まとメモ〜
列車種別:ひのとり13列車
使用車両:近鉄80000系(ひのとり)
使用座席:レギュラーシート(2号車8番D席)
使用路線:近鉄大阪線、近鉄名古屋線
運行区間:大阪難波→近鉄名古屋
乗車区間:全区間
乗車時間:2時間5分

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【撮影記】E217系Y24編成廃車回送を見物。

2024-04-12 16:19:00 | 撮影記
こんにちは✋
はくたかです。


新ジャンル「撮影記」始動です。
今のところこのジャンルは列車に乗車することではなく撮影することが目的の旅行をしたときに使用するつもりです。


撮影の対象は2024年4月10日、横須賀、総武快速線での役目を終え長野総合車両センターに廃車回送されるE217系Y24編成です。
撮影地は中央本線の八王子駅を選びました。

本命の列車が来るまでは適当に写真を取ったり僕と同じく廃車回送の写真を撮りに来た本格的な撮り鉄の方と談笑したりして待っていました。



目的の列車は予定より10分程早く八王子駅に到着しました。当駅で10分程停車します。
予定より早く入線してきたのは悪質な撮り鉄対策でしょうか?

牽引機関車はEF64 1030編成です。

長期休暇明けの平日の午後だったためか学校帰りと思われる学生が大勢いました。

しかし停車時間はあっという間に過ぎ去りいよいよ出発の時が訪れました。
汽笛一聲、八王子の駅を離れました。
パンタグラフが完全に降りていたのが役目を終えた列車感があって良かったです。


グリーン車も頭部のカバーがすべて剥がされていました。

写真はここまでです。
え?後追いの写真は?と思った人もいるかも知れません。
実は出発の様子を動画に収めていて後追いを移そうとした瞬間、小学生高学年か中学生あたりの子供が動画を回していた僕の前に立ち、スマホとE217系の一直線上に立たれてしまったためそしてホーム先端付近では撮り鉄の集団によってすでに万里の長城が築かれていたため残念ながら撮ることができませんでした。
まぁ…起きてしまったことは仕方ありませんし
こんな大したことないことを引きずっていたって仕方ないことですが、やっぱり悔しさは拭えません。

第一回撮影記はこれにて終了です。


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【乗車記】グリーンにタダ乗り 500系ハローキティ新幹線に乗車。

2024-04-01 16:34:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。


今回は2024年3月下旬の乗車記。
そして乗車するのは500系こだま号、別名ハローキティ新幹線です。
タイトルが非常に物騒ですが今回乗車した座席はグリーン席でありながらグリーン席でない座席です。
言ってる意味がごっちゃになってしまいましたがどういうことかといいますと500系の一部は東海道新幹線から撤退する際改造工事を受けグリーン車のうちの1両が普通車向けに改造され普通車指定席として販売されています。
今回はその特性を利用して元グリーン車の座席に乗車したということです。ちなみに元グリーン車の座席は6号車です。

停車駅と発車時刻
こだま842号
 博多 7:04
 小倉 7:22
新下関 7:31
 厚狭 7:44
新山口 7:53
 徳山 8:10
新岩国 8:23
 広島 8:38
東広島 8:52
 三原 9:12
新尾道 9:18
 福山 9:31
新倉敷 9:45
 岡山 10:09
 相生 10:35
 姫路 10:48
西明石 11:02
新神戸 11:12
新大阪 11:25

ハローキティ新幹線ではない500系運行される日があります。予め運行日をご確認ください。

乗車記



出発の10分程前にホーム上に上がるとすでに僕の乗車するこだま842号は入線してました。
そして先頭車付近には人だかりができていました。
やはりすごい人気、先頭車の写真を撮ったら足早に車内へ退散しました。


車両全体にハローキティがあしらわれている。



よく見ると行き先方向幕がフルカラーLED化されていました。
この編成は2026年以降も残るのかもしれませんね

元グリーン車の座席なだけあって分厚く柔らかく足回りも広い。
ヘッドレストはないが座席自体が柔らかかったためさほど気にならなかった。

E2系のグリーン車のように背面テーブルがないタイプの座席だった。


リクライニングはボタン式
コンセントは見当たらなかったがFree Wi-Fiがあった。




インアームテーブルは折りたたみ式だった。
広げれば背面テーブルと同じ様な広さになった。

ブラインドは特に手がつけられた形跡はない。
一部号車はブラインドもハローキティ仕様になっているらしい。
しかしこのブラインド、上に上げるときとても滑らかに上がったので驚いた。
おそらく500系という車両自体が全体的に丸みを帯びていることが関係しているのでしょう。
営業(?)終了した喫煙室。




2号車はヘッドレストカバーまでハローキティ仕様になっていた。
そして1号車はフリースペースなのですが2号車の前よりにもキティちゃんのモニュメントのようなものがありそれと記念撮影をしようと大量の親子と外国人観光客が集まったらことによって万里の長城が形成されていたためとても近づけるような状況ではありませんでした。ですので写真はありません。


また、4、5号車は700系レールスターにもある2列+2列の少々豪華な指定席がありました。

ちなみに普通の座席はこの様な3+2列のリクライニングシートです。



車内探訪をしているうちにようやく岡山を発車、のぞみ号など2本の新幹線に道を譲っていたようです。

岡山を発車して最初の見どころは進行方向左側のタラコ(色のキハ40&47)の大群です。
今回はキハ120と津山線の観光列車『SAKU美SAKU楽』がいました。

向かい側にはレールスター。
姫路到着前に見れる播但線の103系

姫路城



姫路に到着です。
確かこの駅でもう一本のぞみに抜かされた気がします。



次の西明石では後ろから迫るさくらとのぞみに道を譲るため再び少し長めに停車します。

再びレールスター。



次の新神戸は通過線がないためこだまでは珍しい1本も抜かされずすぐに発車する光景が見えます。



その後新大阪についたらホームで待っていた人がかの列車にカメラを向け写真を撮りとても先頭車には近づけたもんじゃないのでさっさと新大阪をあとにし御堂筋線で難波へ行きました。

次の行き先は近鉄名古屋。
そしてひのとりに乗車しました。

〜まとメモ〜
列車種別:こだま842号
使用車両:500系8両編成(ハローキティ新幹線)
使用座席:普通車指定席(6号車4番D席)
使用路線:山陽新幹線
運行区間:博多→新大阪
乗車区間:岡山→新大阪
乗車時間:1時間16分







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