はしもと紀子の風だより

はしもと紀子の今日の出来事をお伝えします

11月19日(日)

2006年11月19日 | Weblog
 朝、焼きたてのパンの香りで目覚め、フレッシュ野菜のサラダ。バリアフリーの真の意味を体験しました。難しいことではなく、ただ心が落ち着くということですね。

 帰途そのまま、生涯学習センター多目的ホールで開催の「川づくりサミットin高槻」~めざそう清流~。主催:芥川クラブ・高槻市 共催:大阪府 後援:国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所。
特別講演会では「長良川鵜匠の縁側談義」ぎふ長良川鵜飼:宮内庁式部職鵜匠代表 山下純司氏と鵜からのお話でした。北大阪・こども水辺サミット表彰式、高槻少年少女合唱団によるモルダウ、美しき青きドナウなどの美しい歌声のあと、川づくりフォーラムが開催されました。日常のたゆみない活動で川や周辺の環境が、そして人々の心がネットワークで紡がれていく・・・そんなとりくみが報告され、わたしたちも今、何かをしなければと思いました。おわりに、芥川倶楽部の田口圭介さんから、「川づくりサミットin高槻 目指そう清流 宣言文」が読み上げられました。・・・とてもいいサミットでした。


11月18日(土)

2006年11月18日 | Weblog
 18日(午後)、第19回 自治セミナー 公開シンポジューム
「どうなる?子育て支援!」 崩壊する地域の中で 子育て支援のあり方を考える に参加しました。基調報告は、社団法人子ども情報研究センター所長の田中文子さんから、「就学前の子どもの状況と幼保一元化の動向」と題してお話いただきました。心に残ったのは、「各自治体の保育ニーズやその変動の予測に立って、すべての子どもに開かれた保育教育の継続的供給の保障―次世代育成支援行動計画の点検―として、の提言でした。
*子育ち条件の格差→平等な0歳からの成長・発達権の保障
*子どもへの虐待の増加→子育ち・子育て支援の充実
*女性の労働権の保障、保育所不足、認可外保育施設の増加→就労と育児の両立支援の充実
*地域関係の希薄化→地域の多様な子どもたちが出会い、育ち合える場の保障
*多様なニーズ、多様な働き方→柔軟な保育制度
*子どもの育ちの段差→縦割り行政から教育、保健、医療、福祉との連携
などすべては、これからの政策提言の根底として考えていくべき課題です。

 第2部では
石井智子さん(NPO法人高槻子育て支援ネットワークテイピー代表理事)
中嶋久矩さん(在宅ケアを支える診療所全国ネットワーク事務局長)
森 泰子さん(NPO法人三島子ども文化ステーション副理事長)
田中文子さん(社団法人子ども情報研究センター所長)によるパネルデスカッションでした。
それぞれの方々の豊富な経験からの報告・提言はとても勉強になりました。

 その後、高槻市教組女性執行委員有志で滋賀県近江今津函館山の~みんなが自分らしく過ごせるペンション~バリアフリーペンション「ととファミリー」ヘ。オーナー夫妻のひとり中村敏子さんは一昨年まで高槻市の中学校の美術教育、障害児教育に関わってこられた、特別支援教育士スーパーアドバイザーでもあります。夫の徹さんはサラリーマンから福祉の世界へ。社会福祉士・調理師です。
 からだに優しい安心のお料理の材料、無農薬野菜を提供してくれる栽培農家「まんぷく農場」は埼玉県で3女夫婦が営んでおられます。環境バリアフリーはもとより、心のバリアフリーに努めてユニバーサル・デザインを追及して作られた「家」はゆったりとした空間で、障害のあるなしにかかわらず、誰もが自分らしく生き生きと・・・。と暖かい心づかいがたくさんの空間です。車椅子のお嬢さんと一緒の家族と夕食はご一緒でした。先日は視覚障害のグループもこられたとか。みんなありのままでくつろげる、そんな当たり前の「家」なのです。手作りのお料理。心からリフレッシュしました。

11月17日(金)

2006年11月17日 | Weblog
 午後万博内のホテル阪急エキスポパークで開催された「大阪府市議会議員研修会」に参加しました。講師は東京大学名誉教授・大森 彌氏による「これからの地方自治」。冒頭から、日本の地方自治を良くするには、地方議会を良くしなければならないが今の地方議会はひどい状態である、と刺激的?な切り口。しかし、地方分権を進めるには地方議会の改革が不可欠で、それは議員自らの意識改革が求めれれるしかないと、地方議会を充実強化するための期待でもあると思いました。
 臨時国会で地方分権推進法が提案されるが、この時期総務省が公金の不適切な扱いや、休暇、飲酒運転・・・など言ってきたがこれでは分権はとまったと認識されても仕方がない。しかし、明治以降の集権体制は機能しなくなっている。地方の自己決定権を拡充しどう行動するか、北海道栗山町の議会基本条例や長野県の自治基本条例などをあげて説明されました。また、たとえば、市長が当選後すぐの議場で宣誓書に署名捺印をする、議員の事前質問通告はやめる、議場は議員と行政が向かい合って議論できる配置に変える、住民参画を拡大するため、公聴会や参考人を呼ぶなどもあるべきと具体的な提案も興味深いものでした。
 高槻市が今年、議長会会長市で この研修会でも幹事を務めることになっていたため、同じ会派の副議長から出席を奨められての参加でしたが、勉強になりました。ですが、予定していたスクールフェスタ・小学生の音楽交流会に行けず残念でした。
 

11月16日(木)

2006年11月16日 | Weblog
 教育基本法改正(改悪)案は、今日午後、衆議院を通過しました。1つのメッセージを私の気持ちに代えて添付します。

       
 ◇議会制民主主義を踏みにじる暴挙は断じて許せません
 
 11月15日、自民、公明の与党は衆議院教育基本法特別委員会の審議を、民主、社民、共産、国民新党の4野党の合意がないまま、野党議員が欠席するなかで一方的に委員会を開催して、教育基本法の政府案を強行採決しました。そして16日の衆議院本会議でも、与党のみで採決に踏みきりました。
 議会制民主主義を踏みにじるこのような暴挙は、断じて許すわけにはいきません。
 そもそも、この教育基本法「改正」案は、与党のみの密室協議で議論されたものを先の通常国会の後半になってから大急ぎで政府案として国会に提出し、連日審議できる「特別委員会」をつくってスピード成立させようとしてきたものです。
 会期延長してまでも無理矢理成立させようとしましたが、「幅広い国民の意見を聞いて慎重審議すべき」との世論や、小泉首相(当時)の「延長なし」の意向で継続審議となりました。その「改正」案を9月に発足した安倍内閣は、臨時国会の最優先課題と位置づけ、面子にかけても今国会で成立させる、と躍起になっています。
 10月、11月に行われたNHKの世論調査では、「慎重に審議すべきで、今国会成立にこだわるべきではない」の声が66%に達しています。野党も一致して、「審議を尽くすべし」と要求してきました。このような世論無視、野党無視の「今国会成立ありき」の国会運営は断じて許せません。
 与党は「改正」案の強行採決について、
(1)「通常国会の審議も入れて100時間、郵政民営化法案の110時間に匹敵する時 間を費やした」としていますが、そもそも教育基本法は、憲法の理念を実現する ために「教育の力にまつべきものである」(現行教育基本法前文)とあるように 憲法と不可分の法律であり、憲法論議の結論が出てから、それに匹敵する時間を 確保すべきです。郵政民営化法案と比較する意味はありません。
(2)「野党が要求する公聴会や、いじめ問題など全部やった」としていますが、 今なおいじめによる子どもの自死が相次いでいます。“連鎖”ともみえるこ の 異常事態にどう緊急対応するのか、自死をくいとめる策を打ち出せていません。 高校必修科目の履修漏れについても、救済策を打ち出しましたが、学校長の自殺 が相次ぐ事態となっています。なぜこのようなことになったのか、原因究明もで きていない今、こうした問題について集中審議をし、きちんと今国会中に対応策 を打ち出すべきです。
(3)「野党が円満な採決に応じない」と強行採決を野党のせいにしていますが、 私たちは審議拒否が目的ではありません。(1)、(2)で述べたように、教育基 本法は「改正案成立ありきではなく、世論のように慎重かつ十分な審議をすべき であり、今は審議を一旦棚上げにして、「今やるべきことをやるべき」と求めて いるのです。
  さらに、何よりも許せないのは、「やらせタウンミーティング」です。各地の タウンミーティングで、教育基本法「改正」に「賛成」の意見を言ってくれる人 に原稿とお金まで用意して、事前に発言を依頼するという、「世論操作」とも言 うべきことが行われていたことが明らかになりました。まさに国民を愚弄するも のです。しかも、この間の国会審議で、文科大臣や政府側はこれまで、国民の  「改正賛成」の声として、タウンミーティングでの発言を引用して答弁している のです。自作自演も甚だしい審議を信じるわけにはいきません。ゼロからやり直 す必要があると思います。
  国民の声をごまかし、世論の慎重審議を求める声を踏みにじって強行採決され た法案をみとめるわけにはいきません。引き続き、教育基本法「改悪」に断固反 対し、皆さんと共に闘いぬきたいと思います。
                          
                          参議院議員 神本みえ子



11月15日(水)

2006年11月15日 | Weblog
 今日は、声もでないことでもあり1日休養日と決めました。なんと気持ちが軽いことかと実感しました。
 お昼前、相談されていたことなどで電話数本。その後 友人からのメールで、今日Nさん宅でお茶の会兼英語の勉強会との事。久しぶりに出むいて楽しいおしゃべりに参加しました。自家製レモングラステイー、手作りクッキーやプリン、季節の果物など持ち寄りで、尽きることなく話題山積でしたがイロイロ勉強させていただきました。   
 その時、携帯メールで、同じ町内で今年初春に奥様が急病で亡くなられ、お一人暮らしをされていたI氏が明日、娘さんの近くへ引っ越されるので急遽、夜に集まって送別会をしましょうというお誘いがありました。向こう3軒ということで送る側4人でしたが、ここに住んでからの奥様との思い出などしみじみ聞かせていただき、寂しくなるとは言えほのぼのとした時間を共有させていただきました。
 「新しい家に遊びに来てな」といってくださいました・・・いつかお尋ねすることができればと思います。周りにはこのような事例が多くなりました。空き家も多くなっています。あらためて、これからの街のあり方を考えさせられることでもありました。

11月14日(火)

2006年11月14日 | Weblog
 公開されているブログでローカルなお話ですが、二木議員が9日から止まっているので病気では?と心配していましたが今日復活されていて安心しました。
 昨日夜から急に喉が痛くなり声もかすれてきたので耳鼻咽喉科へ行きました。喉がはれているので今日はしゃべらないようにとドクターに言われたのですが、職業柄ちょっとムリでした。原稿依頼の宿題を終え、テレビをつけるとやるせない事件ばかり・・・。

11月13日(月)

2006年11月13日 | Weblog
 朝は、阪急高槻駅北側で街宣活動。
 
 秋田県でまた、幼い命が消されました。母親が暴行の末、用水路に放置したという容疑で逮捕されました。
 
 富田林市、埼玉県でいじめが原因と見られる子どもたちの自殺が相次ぎました。いったいどうなってしまったのでしょうか・・・。
 必修科目未履修問題で校長先生が、また、パワハラや外圧からの要因で教師の自死が(実はひそかに)絶えません。
 
 今こそ、国会では、このような喫緊の課題についての議論と支援策についての対応が必要なのではないでしょうか。どのように子ども、学校を支援するのかが問われています。
 
 ですが国会では、なんとしても「愛国心」を!と、強行採決にむけてのスケジュールが進められています。なんとも納得がいきません。

11月12日(日)

2006年11月12日 | Weblog
 今日は、第22回日吉台地区コミュニテイ文化際が日吉台公民館、北日吉台小学校を会場に開催されました。毎年、市長など他の来賓の方々とともにご挨拶をさせていただいていましたが、今年は義母の49日で帰省しなければならず、作品展示を見せていただき、また筝曲を聞かせていただいて会場を後にしました。
 それぞれに関わられて、文化祭を実行された皆様のご苦労と、22回という息の長い継続に敬意を表します。
 

11月11日(土)

2006年11月11日 | Weblog
 朝、8時から民主党大阪10区幹事会。10時から桃園小学校前庭と体育館で「動物愛護フェスタ2006~いのち・愛・こども~」が開催されました。犬や猫、小動物の譲渡会で12歳や15歳などの飼い主に捨てられたり、飼い主が病気で飼えなくなったりした子たちが、新しい飼い主と出会う場もありました。あらかじめ、目が合うとつらいなあという予想のとおり「連れて帰りたいけれど・・・。」生活実態から無理だとあきらめました。
 職場の学校の桜の木の下に捨てられていた子を連れて帰り、目も開いてない子にストーブで暖をとり3時間授乳をしながら・・・彼女は我が家の一員となりました。名前は「さくら」(チェリー)。18年間、ともに暮らしました。前回の選挙の最中に老衰で病気になり、選挙活動をしながらも途中に家に帰り、排泄後のからだを洗って乾かし、清潔なシートに寝かせてスポイトで水を飲ませてという6ヶ月を過ごしました。高齢者の介護とまったく遜色ありません。いのちの重みを忘れた悲しい扱いが後を絶たないことが残念です。

 総合センター1階の展示ホールでは「第2回たかつきNPO協働フェスタ」が開催されました。配食サービス、子育て支援などなど、さまざまな活動が紹介されていました。同僚の岡本茂議員が関わる福祉のブースでは、高齢者体験が行われていました。ぜひとお誘いを受け、高齢者の目線で何がバリアかを体験しました。おもり・めがねなどなど不自由さを身につけて、2階まで上がって降りるのはほんとに大変でした。この体験からハード・ソフトの改善視点を再認識することができ、大変勉強になりました。

 午後、大阪城公園野外音楽堂で開かれた「教育基本法改悪反対11・11大阪府民集会」へ。3000人の教育関係・市民・労働組合などが結集。来週にも強行採決されそうな緊迫した状況の中、府民・市民の方々に(現行)教育基本法を今こそ活かし、教育について十分な議論をしましょうと訴えました。午後1時30分から開催され、弁護士・大学教員・解放同盟・障害者自立生活協会・参議院議員などのリレートークの後、大阪城から難波までデモ行進しました。デモ終了は5時30分ごろで足が棒でしたが、横断幕を持つ私たちデモ最前列の前にチンドン屋さんが入るなど、街行く人々の関心を引きました。
 国家主義を盛り込む教育基本法の改悪で「安部政権」が狙うのは、戦争のできる国にするための国家主義・・・。でなければ、やらせまでして世論操作を行う意味は??

11月10日(金)

2006年11月10日 | Weblog
 午前中は家事。午後、2006年度 高槻市協働活性化モデル事業として委託された、NPO法人SEAN・高槻市立男女共同参画センターの協働開催で行われている「子育て」「私育て」情報ライブラリーを覗きました。展示コーナーの「モット知りたい!子育て情報」ジェンダー・しょうがい・食育などのコーナーでは、いろんなジャンルでご活躍の方々が、部屋の真ん中にしつらえられた大きなテーブルを囲んで(ゆったりと)情報交換されていました。わたしも部屋に入ってそのまま、テーブルに沿って、さまざまなテーマでお話ができ、まるで大人のための「つどいの広場」みたいに、癒されたのでした。今日は、―ノルウエーからの贈り物 子どもたちに・そしてあなたにーノルウエー「男女平等の本」を出版する会代表の荒川ユリ子さんが東京からこられていました。彼女が長年かかって翻訳された本を紹介していただきました。久しぶりに、楽しい情報交換のひと時でした。
 そのご、人生相談。12時を随分過ぎて受話器を置きましたが・・・。