はしもと紀子の風だより

はしもと紀子の今日の出来事をお伝えします

12月7日(木)

2006年12月07日 | Weblog
 10時から市民相談1件。その後福祉企業委員会を傍聴。気がかりだったのは「後期高齢者医療広域連合」について。
民主党ネクスト厚生労働大臣:仙谷由人談話では、
 今回、政府・与党は、これまで10年にわたり先送りをしてきた医療制度の抜本改革の柱である新たな75歳以上を対象とする高齢者医療制度の創設、医療情報提供の部分的推進という形で体裁を整えてきた。しかし、この新たな高齢者医療制度はその設計自体が曖昧かつ持続可能性が疑わしく、さらに今般全国的問題となっている医療現場の空洞化等「医療崩壊」を放置しこれを増進させること、患者の視点に立った医療制度改革を進める意欲のかけらもないことが明らかとなった。その半面で、根拠薄弱かつ誇大な医療費の将来見込みを示して国民に新たな負担を押し付けたのである。政府・与党には「医療」に対する根本理念、国民の健康と命を守ることについての信念が欠如していると言わざるを得ない。
 参議院厚生労働委員会では両法案に21項目の附帯決議が付された。列挙された項目は、今回の法改正ではなし得なかった医療制度改革の重要課題ばかりであり、この附帯決議項目が与野党で合意されたこと自体が、まさに政府案の内容が小手先・先送りでしかなかったこと、与党としても改革案に疑念と不安を覚えながら成立に走ったことを明らかにしている。
 民主党は、今後も今国会に提出した「医療の安心・納得・安全法案」「小児医療緊急推進法案」「がん対策基本法案」のように国民の目線に立った医療制度改革をはかる制度づくりを進め、効率的で公平公正な医療保険制度を再構築すべく、抜本改革の実現に取組む。

今日の、委員会で市民連合から岡本茂委員は、20年4月からの老人保健制度失効後の市民の混乱を避けるためには、苦渋の選択で賛成せざるを得ないが、今後法改正を求めていくと意見表明。また自民・真政会からは賛成後、動議で付帯決議が提案され賛成多数で可決されました。

今日は午後から雨で寒さが強くなりました。明日は、文教市民委員会です。