すべて歩いてまわると２ヶ月、その全行程は１０００キロにも及ぶという。。。今でも様々な方が、遍路道を歩いていますね。
私も、数年前に１週間ほど歩いたことがあります。
小倉からフェリーで松山に上陸して、瀬戸内海側を西条まで歩きました。
１００キロくらいの行程でしょうか。。。
テントや寝袋が入った大きなザックを背負い、足にマメを作りながらの苦しい旅でした。
でも、みかんを頂いたり、銭湯に無料で入れてもらったり、人の情けが心に染みる旅でもありました。
その日のテントを張る場所も、あらかじめ用意されていたかのように、快適な場所が一日の終わりに見つかりました。
不思議なことでしたね～。
お接待を受けながら、遍路道を何度もグルグルまわって、一生を終えるという人もいました。
生きているというのではなく、生かされているということに気づかされるそうです。
でも本来、人というのはそういうものではないでしょうか。
生かされていることに気が付けば、感謝の心が芽生え、今の何気ないことが幸せなんだと思えるようになるかも。。。
