福岡de三線@てーげー日記。。。

福岡の沖縄三線を楽しむ会「かりゆし会」です。三線仲間募集中です~♪

ラストソング。。。

2021-05-30 | ボランティア。。。
2年前まで、ホスピスで三線弾いてました!

人生最後に聞く音楽が三線になる方もいるのかも。
だったら、もっと選曲に気を配らなければ~
もっと、いい音色を届けなければ~
などと、考えたりしましたね。

この本は、ホスピスで音楽療法をおこなってる方の体験談です。。。




聴覚は最後まで残る感覚らしい。。。

初めてホスピスを訪れたときは、個室に案内されました!
そこでは若い女性がマッサージを受けていました。

三線で弾く音を彼女が気に入るのか不安でしたが、話をしているうちにビギンが好きだということがわかりました。
「島人ぬ宝」を演奏すると大喜びで感動してくれましたね!

翌月もロビーでの演奏を聴きに来てくれましたが、3ヶ月くらいで姿が見えなくなりました。。。

ところが、その数か月後に奇跡の再会!
母親と一緒にいた彼女は、もう意識がありませんでした。
一時は社会復帰できるまで回復したけど、また悪化して入院されたそうです。

意識はないけど、きっと聴こえてるはずと促されて、
島人ぬ宝」を演奏しました。

それが彼女のラストソングになったのかな?
本を読みながら、そんなことを思ってましたね。。。




この本の三章では、重度のアルツハイマー型認知症の方が音楽で、亡くなる直前に自分を取り戻す感動的な話。。。

老人ホームやデイサービスで三線を演奏すると、それまで無表情、無感動の方が、急に元気に歌いだしたり、踊りだしたりということはよくあります。
普段の様子を知らないので、あ~そうなのかと思うくらいですが、職員の皆さんにとっては感動的なことのようです。

笑顔で歌ったり踊ったりしてくれてる姿を見ると、こちらの方が元気もらえますね!

コロナ騒動のせいで、昨年からそんな感動も消えてしまいました。。。

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