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鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

夜のお花見

2008年04月13日 | 【鈴木の部屋】
桜の終わり。
今年は6日だったかな。

お花見は、大学卒業した頃からいやに好きになった。

お花見は桜を見る以外の事が楽しかったり、思い出になったりするからかね。

お花見の思い出には、数はないけどこんなのがある。

もともと一介の社会人だった(アンチ社会人だったけど)鈴木にとって、初めて入った会社でのお花見だ。

入社直後に直属の上司がほとんど予告なしに2人辞め、いきなりトップに据えられちまったあわれで過酷な鈴木。←もはやいい思い出だが…

その後入社してきたナイスな面々には心底恵まれ、仕事が心からエンジョイできるようになったのである。

仕事してもよし、バカ騒ぎをするも相手に不足なし。

そんな個性派かつ頼もしい後輩陣のひとりに、Mちゃんという子がいたのだが、あくまでも
会社の花見
というスタンスの鈴木を
話あるんですよ
と代々木公園の歩道橋に連れて行き、柄にもなく(←注:わたしが)メンズにふられた話を始めたのだ。

はっきり言ってびびったが、嬉しかったものです。

職場はかなり自由で、鈴木も圧底に金髪、さらには気晴らしにフロアでバレーボールはやるし移動はスキップだし…と、何の拘束なくやったりしてたのだが…

チームは皆仕事に対しては真剣で、
どげんかせんといかん!
精神で結束していた感じだった。

だから朝から夜までふざけちゃいるけど余計なふざけはナッシングー、帰りも遅いもんだから飲みに行くことも殆どなかったのだ。

んなもんで、ここまで心開かれてたのが嬉しかったのだよ。

ライトアップされた桜を見ながらなんて答えたのかまでは覚えて無いけどね。



その後入った会社も自由だった。
マイナーが好きな鈴木にはマイナーの看板的なそこではやりがいもあったし、なんつってもメンバーに恵まれた。

いまだに繋がっている友人が多いが、お花見の記憶は

靖国神社の場所取り

である。

年下だが、鈴木の1ヶ月後に入ったOは心の支えでありまじまぶだち(古)だ。

そんな二人して
「リーマンぽく昼休み、場所取りとかしてみちゃう?!」

…と、あくまでも斜め45度みたいなきっかけで、やる気まんまんで靖国に向かったのだ。

が…

そんな我らの計算は甘く、もはや地面の殆どがブルーシートに占拠完了されていたのだ!

ふと地面が見えたエリアに

あそこだーっ!

っと走り込みセーフ。
ブルーシートひいて、わりばしの杭を打ち込みなんとか場所確保できたと思ったら…

強面のヤンキー兄ちゃんに

そこあだめだ!予約はいってんだから!オラオラ!
オラオラ!

と撤退を余儀なくされ、昼休みをかるーくオーバーしたにもかかわらず、現場靖国をトボトボと背にしたのだ。
(とは言え情けなくて笑いが止まりやしない)

桜のまばらなお堀エリアにシートをおき、無難に開催したのであるが。

失笑である。


そんな鈴木は今年、
桜の下で誰かとホルモン
というささやかな企画を実行するまでもなく…

歩きながらの桜鑑賞しかできなかったから残念だ。

そんなもんで散りゆく桜にはいままさに敏感!

写真はモモだけど、いつまでもガンガン咲いててくれて嬉しい。

深夜帰宅する家路にて、なんとなく撮ってみました。
変出者に注意しながらカシャー!


もはや次の楽しみは夏のバーベキューだ。
仲間今から募集中ですよ!